☆出産 最終月経からおよそ 40 週ごろ,子宮筋が周期的に収縮を繰り返し始めます(産気づく) 。その収縮が 10 分間欠,または 1 時間に 6 回となった時点で妊娠発来。 胎児の頭が子宮口をだんだん押し上げて広げていく。 ↓ 担当2年1・4組保健委員 収縮を繰り返すうちに細胞の卵膜が破れて羊水がでる。 (破水) 10月 27 日(月)の LHR で2年生対象に助産師の桑原真由先生を講師に迎えて『いのちの大切さ』に ついて講演していただきました。講演では「妊娠から出産までの流れ」, 「高校生で大切なこと」, 「性感染症を 予防するために」など,普段聞くことのできないお話を聞くことができました。 ~アンケート結果~ 聞いたり,出産のときの写真を実 際にみせていただきました。 ↓ 陣痛と同時に妊婦に「いきみ」が起こり(息を止めて腹に力を入れる状態) ,胎児はゆっくり回りながら産 道を通り,ついには母体から出る。 ここまでが,妊娠から出産までの一通りの流れです。講演を聞いて,妊娠・出産・子育ては大変だと思いま 最も興味があった内容 したが,両親が私たちをここまで育ててくれたことに感謝したいと感じた講演会でした。 もっと知りたい内容 45% 40% 35% 講演会では,出産時の陣痛の声を 34.4% 42.8% ~ 母 子 手 帳 に つ い て ~ 40% 30.9% 35% 30% 30% 25% みなさんは,自分の母子手帳を見たことがありますか。ここでは母子手帳について少し 23.2% 25% 20% 20% 15% 紹介します。 15% 9.4% 10% 8.4% 6.7% 5.3% 5% 4.5% 0% 妊娠・出産 男女の違い 性感染症の予防 避妊 性の悩み 相談窓口 7.6% 6.5% 6.5% 5% 0.4% 子育て 7.9% 10% 通常妊娠していることが分かった時点で住所地の市区町村長に「妊娠届」は提出するこ 5.0% 0.6% 0% 子育て その他 妊娠・出産 男女の違い 性感染症の予防 性の悩み 「実際の映像や写真がリアルで分かりやすかった」,「親に感謝 したい」,「命の大切さが分かった」,「初めて聞くことが多く,将 来のために役に立った」などの感想が多くありました。 相談窓口 避妊 とで母子手帳が交付されます。この手帳には,出産までの妊婦の健康状態やアドバイスが その他 赤ちゃん人形で,生まれたての赤ちゃんの重さ を実際に体験させていただきました!! 書かれています。また,出産日や時間・出生した施設・病院の名称・出産後の予防接種や 成長状況等も記入されています。このように,自分たちの知らない出産時の状況を知るこ とができます。 World AIDS Day ~助産師~ まず,助産師とは,女性の妊娠・出産に必要な監督・ケア・助言を行い分娩介助をし,新生児・ WHO(世界保健機関)が世界レベルでのエイズの蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目 乳児のケアを行う人です。日本では助産師という仕事は女性に限られています。また,助産行為が 的に 1988 年制定。毎年 12 月 1 日を中心に,世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。 行えるのは,医師と助産師のみです。 レッドリボン もともとヨーロッパに古くから伝承される風習で病気や事故で人生をまっとう出来なかった 今回のアンケート結果で興味・関心の多かった“妊娠から出産への流れ”についてまとめました。 人々への追悼の気持ちを表すものでした。エイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すため, “赤いリボン”をシンボルにした運動が始まりました。 ☆妊娠 女性は排出された卵子に精子が到達して受精が起こり,受精卵は細胞分裂を繰り返し子宮ま でたどり着きます(着床)。排卵から7~11日後に着床状態が完了し,これをもって妊娠成 今年のテーマは 2013 年1年間における新規 HIV 感染者報告数 1,106 件(過去 2 位)。感染に気付かずにエイズを発症し て報告された新規エイズ患者報告数 484 件(過去最多) 。合計 1,590 件(過去最多)。全体に占める新規エイ 立とみなします。妊娠周期は最終月経初日を1日目として,満日数・満週数で表します。 ズ患者の割合が 3 割を超えました。新規 HIV 感染者及び新規エイズ患者の累計報告者数は 23,000 件を超え ◎妊娠初期(~満 15 週);母体の外観はほとんどかわらないが,つわりや眠気,頻尿,便秘などの症状がでる。 精神的に不安定になったり,落ち込んだり,周りに当たり散らすこともある。 ◎妊娠中期(満 16~27 週);胎動が感じられるようになる。つわりもほぼ治まり安定期に入る。この時期胎児 はどんどん発育し,それにつれて子宮が大きくなり,妊婦の腹部は膨らんでいく。 ◎妊娠後期(満 28 週~);胎児がどんどん大きくなるにつれて母体への負担が増えていく。胎児のからだの全 るとともに,最近では地域的,年齢的にも広がりを見せ,依然として予断を許さない状況です。 HIV とは(ヒト免疫不全ウイルス) 免疫力を低下させるウイルスで潜伏期間は数年~10 年以上 AIDS とは(後天性免疫不全症候群) 代表的な 23 の疾患が決められており,これらを発症した時点でエイズと診断される。 ての器官が完全な形になり,胸をときどき動かし呼吸の準備をし始める。 感染ルート:HIV は感染者の血液・精液・膣分泌液・母乳で感染するため,感染経路は「セックスによる感染」 妊娠 妊娠 妊娠 妊娠 36~39 週 28~31 週 20~23 週 12~15 週 (10 か月) (8 か月) (6 か月) (4 か月) 「血液感染」 「母子感染」の 3 つに限られます。 *HIV に限らず,性感染症も増えています。悩んだり,不安に思っていることがあったら,ひとりで抱え込 まないで,専門機関の相談窓口を利用してみましょう。全国の保健所でも相談・HIV 検査を受け付けています。
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