『流通研究』編集方針

『流通研究』編集方針
日本商業学会『流通研究』編集委員会
目
的
『流通研究』は日本商業学会の発行する学術雑誌
審査プロセス
です。独創的で優れた業績を論文もしくは研究ノー
投稿論文の審査は、編集委員会と、編集委員会が依
トとして刊行することにより、流通およびマーケテ
頼するアリアエディターおよびレビューアーにより
ィング分野における研究の成果を広く公開するとと
行われます。編集委員会は編集長、副編集長、および
もに、研究交流を活性化することを目的としていま
編集委員によって構成され、研究分野ごとの複数のア
す。
リアエディター、レビューアーは原則として会員から
選ばれます。
掲載分野
Ⅰ.論文及び研究ノート
本誌は以下のような研究分野での理論的、経験的
論文掲載の可否は、複数レビューアーによる匿名評
価の結果にもとづき、アリアエディターの手を経て、
編集委員会が決定します。ただし、編集委員会の依頼
な投稿論文を募集しています。
により寄稿された論文については審査を簡略化しま
●流通(マクロ)構造、組織、活動
す。審査プロセスには約 3 ヶ月間を予定しています。
●商業全般(小売業、卸売業、貿易業など)
●市場戦略と競争戦略
●マーケティング・マネジメントの諸分野(製品・
審査基準
レビューアーは投稿論文を次のような諸点につい
ブランド、価格、チャネル、広告、営業、販売
て評価した上、総合評価を行います。
促進)
●研究の独創性
●消費行動と購買行動
●研究の位置づけの明確さ
●研究方法論(学説史を含む)
●文献レビューの十分さ
●マーケティング・リサーチ
●研究分野への貢献度
●その他流通・マーケティングにかかわる諸分野
●学会会員の関心度
(環境・法律など)
●(理論的研究の場合)内部的整合性
理論的・経験的な研究に加えて、上記それぞれの
分野における歴史的研究や計量的研究、また一つの
研究分野における研究の動向を詳細に回顧した、い
わゆる「サーベイ」論文の投稿を歓迎します。投稿
●(経験的研究の場合)検証方法の妥当性
・(定性的なデータを用いた研究の場合)
立脚点、命題に対する経験的証拠、研究から導か
論文は未発表であることを前提としますが、印刷物
れた知見の一般化可能性
であってもワーキング・ペーパーとみなされる論
●論旨の明確さ
文・研究ノートとして発表されたものは審査の対象
●構成の明瞭さ
にします。
●文章の平易さ
以 上
Ⅱ.全国大会における基調講演・報告および流通
セッション論文、新企画
全国大会における基調講演・報告や「統一論題」
、
『流通研究』編集委員会
編集委員会が企画、実施した「流通研究セッション」
の成果を論文化、もしくは記録したもの、日本のリー
南
ディング・ジャーナルとしてふさわしい新しい企画等
高橋
郁 夫(副編集長)
を掲載します。
新倉
貴 士(副編集長)
川端
基 夫(編集委員)
澁谷
覚(編集委員)
Ⅲ.書評
学会賞審査委員会等のアドバイスを参考として編
崔
知惠子(編集長)
相 鐵(編集委員)
集委員会が選定した優れた書籍の書評を編集委員会
西 尾 チヅル(編集委員)
が人選して執筆依頼し、掲載します。
若林
靖 永(編集委員)
(50 音順)
募
集
原稿の公募
『流通研究』への投稿論文原稿は随時受け付けて
います。学会ホームページ上(http://jsmd.jp/)の
Web 投稿システム(Editorial Manager)よりご投
稿下さい。
投稿いただいた原稿は、前掲「編集方針」に従っ
要
項
注釈は必要最小限にとどめてください。
●節、小見出し等は、1, 1.1, 1.1.1, のように統一し
てください。
●参考文献は、以下の様式で記載してください。
例:
田村正紀(1996)
、
『マーケティング力』
、千倉書房。
て審査の上、掲載の可否が決定されます。
Kotler,Philip(1996)
,Marketing Management:
『流通研究』は年間4号の発行を予定しております。
Analysis,Planning, Implementatio,and Control,
なお、他ジャーナルの審査に提出または提出しよ
うとするものと同じ内容の論文の投稿はできません。
49th ed., Prentice-Hall Inc.
Keller, Kevin Lane and David A. Aaker (1992),
“The Effects of Sequential Introduction of Brand
投稿原稿の様式
論文は、MS ワード形式(Version 2003 以上)の
ファイルで、投稿してください。
Extensions,” Journal of Marketing Research, 29
(February), 35-50.
本文中では田村(1996)
、Kotler(1996, p.216)
というように引用して下さい。
原稿は、2万字程度の長さとして下さい(注、参
考文献を除く)
。なお、図表は別ファイルに分けて
Web 入稿システム上にアップロードしてください
著作権の取扱い
(PDF 可)
。
1.学会誌『流通研究』に掲載された論文について
文字数確認は、ワード作成画面の、
「文字カウント
~文字数(スペースを含めない)
」をご参照ください。
編集委員会にて文字数確認後、規定に達しており
ましたら、
審査対象として受理の旨、
ご連絡
(E-mail)
いたします。
※上記以外の、別形式で論文を作成~提出をされ
る場合は事務局へご相談下さい。
は、学会誌や学会員の研究成果を社会に広く知ら
しめる一助とするため、著作者の同意にもとづき、
印刷物として公刊後1年を経過したものから順
次、電子アーカイブ化を進めます。
2.著作権法に定められた著作権のうちの複製権と
公衆送信権について、著作者個人が学会に対して
利用許諾を行う場合にのみ、電子アーカイブ化を
行います。ただし、この利用許諾は、電子アーカ
【原稿執筆にあたっての留意事項】
イブ化の目的に限定されるものであり、著作権は
●Web 入稿システムの手順にしたがって、
「執筆者
著作者に帰属し、学会は著作者の権利を侵すこと
名/所属名/執筆者連作先」の登録をしていただ
き、
「論文題目」および「要約(アブストラクト)
」
、
がないように留意いたします。
以 上
「キーワード」をそれぞれ登録、アップロードを
してください。
※1.
「論文題名/執筆者名/所属」につきまして
は、英文表記も必ずお願いします。
※2.
「執筆者連絡先(住所/E-mail アドレス)
」
を、必ず登録して下さい。
●審査に際しては、ブラインドレビューを行います
ので、本文には、投稿者氏名・所属先が分からな
いよう表記に注意して下さい。
●図表は本文とは別に掲載し、係る番号と標題をつ
けて下さい。
●注と参考文献は総文字数に含みません。図表は 1
つに付き 700 文字、数式は 1 つに付き 60 文字と換
算します。
●注を必要とする場合は、脚注ではなく必ず「後注」
としてまとめて表記して下さい。なお、注には連
続番号(1)
、
(2)
、
・・・をつけて下さい。また、
2014 年 11 月 17 日改正