『ジェンダー法学』 の体系的知識を習得し、 実務上の課題を追究するために編まれた 4 巻組講座。 ジェンダー法学会創立10周年記念出版 講 座 ジェンダーと法 ジェンダー法学会 編 2012 年 11月刊 A5 判上製 定価各巻 3,990 円 第 1 巻 ジェンダー法学のインパクト 第 2 巻 固定された性役割からの解放 編集委員 三成美保・広渡清吾・阿部浩己・小島妙子 編集委員 榊原富士子・浅倉むつ子・林弘子・二宮周平 「家族」 「福祉・税・政治改革」 における課題を追及し、 法学がこれまで前提にしてきた近代法の枠組みを歴史的に問い直し、 「労働」 性差の無い社会を展望。 実践的課題を展望。 日本的雇用慣行と性差別禁止法理 ( 浅倉むつ子 ) 男女同一賃金とジェンダー ( 林 弘子 ) ● 非正規雇用と女性の貧困 ( 中野 麻美 ) ● 立法の現場にたって ( 大脇雅子 ) ● 労働契約と家族生活 ( 斎藤周 ) ● ジェンダーとケア ( マーサ・A・ファインマン ) ● 家族法における婚姻の位置 ( 犬伏由子 ) ● 選択的夫婦別姓について ( 吉岡睦子 ) ● 親子関係とジェンダー ( 二宮周平 ) ● 親権・監護権の決定と性役割 ( 榊原富士子 ) ● 共同親権とジェンダー ( 大谷美紀子 ) ● 相続とジェンダー ( 床谷文雄 ) ● ジェンダー視点からみた調停委員 ( 満田康子 ) ● 介護の法政策とジェンダー ( 神尾真知子 ) ● 年金とジェンダー ( 本澤巳代子 ) ● 母子世帯と養育費 ( 下夷美幸 ) ●「少女支援」を考える ( 若尾典子 ) ● 税法とジェンダー ( 遠藤みち ) ●「日本における政治参加」 をジェンダーの視点で考える ( 道あゆみ ) ● 日本におけるジェンダー平等の受容と展開 ( 金城清子 ) 女性差別撤廃条約の日本へのインパクト ( 山下泰子 ) ●『ジェンダーと法』に見るジェンダー法学会の動向 ( 神長百合子 ) ● ジェンダー・進化・法 ( 加藤秀一 ) ● 法制度としての性別 ( 広渡清吾 ) ● 21 世紀型(現代型)非対称関係における法の役割 ( 井上匡子 ) ● 家族法システムの改革とジェンダー秩序の変容 ( 三成美保 ) ● ケアの倫理と法 ( 岡野八代 ) ● 脆い経済・社会は政策的に作られた ( 大沢真理 ) ● 国際法/暴力/ジェンダー ( 阿部浩己 ) ● 女性差別撤廃条約 ( 林陽子 ) ● 平和・安全保障とジェンダーの主流化 ( 川眞田嘉壽子 ) ● 国連女性差別撤廃条約と日本の 27 年間 ( 軽部恵子 ) ● 東日本大震災とジェンダー ( 小島妙子 ) ● ジェンダー視座による残業規制の分析 ( 笹沼朋子 ) ● 「法の支配」と男女共同参画 ( 小川恭子 ) ● 平等論から人権論へ ( 横田耕一 ) ● 政治における女性の力 ( 福島みずほ ) ● ● ● 第 3 巻 暴力からの解放 第 4 巻 ジェンダー法学が切り拓く展望 編集委員 戒能民江・棚村政行・後藤弘子・角田由紀子 編集委員 辻村みよ子・吉田克己・安藤ヨイ子・松本克美 「女性に対する暴力」 を中心に、 現代社会に生起する暴力への 法的対応の現状と課題について、 多角的に検討。 既存の学問領域の枠を越えた発展のための課題を検討。 ● DV 防止法 ( 戒能民江 ) ストーカー行為規制法 ( 長谷川京子 ) ● 児童虐待防止法制 ( 棚村政行 ) ● セクシュアル・ハラスメント法制 ( 武田万里子 ) ● 被害者支援の現場からみた暴力と法 ( 近藤恵子 ) ● 女性と犯罪 ( 後藤弘子 ) ● 犯罪被害者支援 ( 番敦子 ) ● ジェンダーと裁判員制度 ( 平山真理 ) ● DV加害者の実像と求められる対策 ( 沼崎一郎 ) ● 国際法における暴力防止の展開 ( 米田眞澄 ) ● 21 世紀の「対テロ」戦争と女性に対する暴力 ( 清末愛砂 ) ● 人身取引(Trafficking in Persons)( 吉田容子 ) ● 北欧における「女性に対する暴力」への対策 ( 矢野恵美 ) ● 性暴力と刑法 ( 谷田川知恵 ) ● ポルノグラフィと性被害 ( 森田成也 ) ● 貧困の連鎖が生み出す女性の地位 ( 角田由紀子 ) ● 暴力防止教育の可能性 ( 立石直子 ) ● ● ● 人権主体と性差 ( 辻村みよ子 ) リプロダクティブ・ヘルス/ライツ ( 谷口真由美 ) ● 性差別と私人間効力 ( 君塚正臣 ) ● なぜポジティヴ・アクションなのか ( 糠塚康江 ) ● 雇用分野での間接差別・複合差別 ( 和田肇 ) ● 性的マイノリティと法制度 ( 谷口洋幸 ) ● 親密圏と「権利」の可能性 ( 齊藤笑美子 ) ● 親密圏における暴力 ( 岩井宜子 ) ● ドメスティック・バイオレンスの被害者と正当防衛の成否 ( 安藤ヨイ子 ) ●「セクハラ」を考える視点 ( 水谷英夫 ) ● 逸失利益論 ( 吉田克己 ) ● 国際人権の展開とジェンダー平等政策の展望 ( 伊藤和子 ) ● 大災害と女性の人権 ( 堀口悦子 ) ● ジェンダー平等の担い手論 ( 三浦まり ) ● 自治体の男女共同参画条例 ( 大西祥世 ) ● ジェンダー法学教育研究の課題と主体形成 ( 松本克美 ) 法学セミナー 2 月号広告 (2013) 220×140
© Copyright 2024 Paperzz