かみす社協ニュース平成18年2月号 - 神栖市社会福祉協議会ウェブサイト

∼わたしたちでつくる やさしいまち∼
平成18年2月号 No.165
■かみす社協ニュースは再生紙を使用しています
シリーズ
発 行 社会福祉
法 人 神栖市社会福祉協議会事務局(神栖市溝口1746-1) TEL 0299-93-0294(代表) FAX 0299-92-8750(代表)
∼
メールアドレス [email protected]
ホームページ http://www.bokuden.or.jp/ kamishakyo/
№3 今回は介護保険を利用されているCさん(62才男性)と奥様にお話を伺いまし
た。Cさんは50才の時に脳出血で倒れ右半身マヒとなりました。本人は利き手が
動かない等、自信をなくし絶望感に満ちていましたが、勤め先から復帰を望まれ
「必ず復帰して定年まで仕事をする」ことを目標に、家族に支えられ定年まで勤
める事ができました。
人と社協
−Cさんの定年後の生活についてお聞かせください
平成9年11月4日に産声を上げた地域ネットワーク勉強会が今回で100回の節目を迎えます。
この勉強会はその時々の注目を集めている話題についてみんなで考え、意見交換や情報交換のできる場です。
住民の皆さんをはじめ、保健・医療・福祉・教育分野の専門家の方たちの協力のもと、毎月1回の定期開催を休
むことなく続け、これまで延べ2,903名の方が参加されました。
今後もタイムリーでホットな情報を熱いうちにみなさんに伝えられる勉強会として、参加者と講師、参加者同士
がつながりあえる場づくりをしていきます。どなたでも自由に参加できますので、皆さんも是非ご参加下さい。
第100回 地域ネットワーク勉強会
講師:寺田一郎 氏(全国精神障害者社会復帰施設協会 副理事長)
平成18年4月に施行される「障害者自立支援法」により身体障害者、知的障害者、精神障害者、それぞれ別の福祉施
策で提供されてきたものが、「障害者」というひとつのくくりとなってサービスが提供されるようになります。
またこれまで年金収入だけの障害者は無料であった福祉サービス利用料が一律1割負担となることが原則となる
ことが決定しています。これだけの大きな障害者施策の転換期であるのに、未だ法案の具体的な内容について決定
的な情報が明らかになっていません。
今回の勉強会では寺田一郎氏を招いて障害者自立支援法について、実際に利用する障害を抱える方の視点と福祉
サービスを提供する事業所の視点で解説をしていただきます。
日 時 平成18年2月22日(水)午後7時より
(定例の開催日は第2火曜日)
場 所 神栖市保健・福祉会館 2階 研修室
参加費 無料です
精神
保健
地域ネットワーク勉強会では、勉強会のテーマを事前にお知らせする「地
域ネットワークニュース」を発行し、勉強会に参加された方にFAXにてお届
けしています。また、神栖社協ホームページでも「地域ネットワークニュース」
をご覧になれます。
○お問い合わせ 勉強会幹事 三浦・名雪まで(神栖支所 0299-93-0294)
クラブ活動 に来てみませんか?
参加したい時だけ参加できる
自由なスタイルの集まりです
精神障害のある方が地域で気軽に集まることができる場所づくりを目的とした、第1回「クラブ活動」が開催され、参加した
3名のメンバーが自己紹介と、これからの活動についての話し合いをしました。
「クラブ活動」では引き続き一緒に活動するメンバーを募集しています。仲間と楽しい時間を過ごしま
せんか? 日 時 平成18年2月23日(木)
午後1:30∼午後3:30
場 所 矢田部公民館
内 容 ミ−ティング、ゲ−ム
協力者
参加費
申込先
鹿島病院作業療法士
無料(内容によって実費負担あり)
波崎支所 和田・大川
0479−48−0294
○神栖社協では、4月から神栖地区に加え、波崎地区でも精神保健ピアサポートグループ(同一の問題や障害の
ある人が、対等な関係の中で支え合うグループ)支援や精神保健デイサービスを行う予定です。
○グループ活動に不安がある方には、神栖社協の職員が「クラブ活動」の説明にうかがう訪問活動を行ってい
ます。精神障害を抱えているご本人やご家族の方はお気軽にご相談下さい。(プライバシーは守られます)
本人 「定年まで仕事をするという目標を達成してからは、元々座椅子に座った状態から立ち上がるのが大変なこともあっ
て、自宅に居ても自分から何かしようとは全然思えなくて、妻によく怒られましたね‥。」
妻 「もう一度、何か(夫に)目標ができれば良かったんだけどきっかけが無くて。ホント些細なことでケンカになる
ことも多くなったんです。今まではケンカなんかしたこと無かったのに‥。家族介護は24時間365日なので、出
掛けている時でも本人の事が気になりどんどんストレスが溜まって本人にも辛くあたってしまったんです。そんな時
社協の方が、今私が抱えている悩み等を聞いてくれて、いろいろな福祉サ−ビスを紹介してもらい、介護保険利用の
申請をすることにしました。」
−Cさんの介護保険利用後の生活についてお聞かせ下さい
電動座椅子 ツイスト
(介護保険レンタル対象)
本人 「介護保険で使えるサ−ビスはたくさんあるんですね。特に福祉用具レンタ リモコンは肘掛
ルは、専門の方と相談しながら自分に一番合ったものを借りられ、状態が変わ
って必要なくなれば返却できるので安心です。」
妻 「今まで立ち上がりの介助が大変でしたが、この電動座椅子(ツイスト)は立
ち上がりの補助をしてくれ、トイレ等への移動もスムーズになって助かってい
ます。今では家でリハビリを始め、電動座椅子なしでも自分で立ち上がれるよ
う頑張っています。『近くのコンビニまで買い物に行きたい』と前向きな気持
ちも出てきて嬉しいです。また、ケアマネジャ−や訪問リハビリの方達が頻繁
に訪問してくれて、困った時なんかは気軽に相談が出来るし、以前の様に不安
やストレスを抱え込まなくなりました。今はゆったりと生活しています。」
−Cさん、貴重なご意見ありがとうございました。人の関わりや福祉用具を利用する事 に
より、本人の自信回復や奥さんの介護負担軽減につながる事を実感しました。
け下にあり、左
右どちらへも移
動可能なので、片マヒがある方
もご利用になれます。座板の高
さは160∼570㎜まで調整可能で、
座椅子も70度回転しますので、
目的に合わせて利用できます。
お問い合わせ先
神栖支所 0299-93-0294 (鴨川)
波崎支所 0479-48-0294 (和田)
社協カレンダー 2月
※毎週火曜∼金曜日は配食サービスの日です(神栖地区)
毎週火・水・金・土は健康体操の日です(波崎地区)
日 曜
日 曜
行 事
場 所
精神保健デイサービス 青空
ボランティアキャラバン
保健・福祉会館
波崎一中
精神保健PSG 青空
3 金 軽度発達障害療育者研修会(2回目)
ことばと発達の相談室
保健・福祉会館
〃
〃
4 土 高次脳機能障害を考える会
保健・福祉会館
精神保健デイサービス 青空
8 水 子育てサロン「ダンボ」
<身>神栖地区役員研修(∼9日)
ボランティアキャラバン
高次脳機能障害を考える会
9 木
第141回地域ケアシステム専門ケアチーム会議
(精神障害者地域生活支援ネットワーク会議)
精神保健PSG青空
10 金 軽度発達障害療育者研修会(3回目)
弁護士相談
保健・福祉会館
〃
旭市
横瀬小学校
保健・福祉会館
〃
11 土 わくわくサロン泉
泉町公民館
1 水
13 月
ボランティアキャラバン
わくわくサロン知手団地
保健・福祉会館
〃
はさき福祉センター
横瀬小学校
東町区民館
行 事
場 所
14 火 精神障害者 家族のつどい
保健・福祉会館
15 水 精神保健デイサービス 青空
保健・福祉会館
16 木 介護者の会わかば
保健・福祉会館
精神保健PSG 青空
17 金 軽度発達障害療育者研修会(4回目)
ことばと発達の相談室
保健・福祉会館
〃
〃
18 土 ひとり暮らし高齢者会食会
保健・福祉会館
21 火 <身>料理教室(神栖地区)
保健・福祉会館
精神保健デイサービス 青空
22 水 第100回地域ネットワーク勉強会
<遺>神栖地区役員日帰り研修
精神保健クラブ活動
保育サポーターひよこ 子育てふれあい広場
23 木
弁護士相談
<身>鹿行ふれあいカラオケ発表会
保健・福祉会館
〃
水戸∼北茨城
矢田部公民館
保健・福祉会館
はさき福祉センター
鹿嶋市
24 金
精神保健PSG青空
軽度発達障害療育者研修会(5回目)
保健・福祉会館
〃
<身>神栖市身体障害者福祉協議会 <遺>神栖市遺族会
PSG…ピアサポートグループ
ボ ラ ン テ ィ ア
‥ 神栖市内のボランティア団体 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
神栖市はさき劇団ふれあい文化協議会
∼私たちは、輝く笑顔に魅せられて今日も明日も演じます∼
愛と夢と感動を....!ということで結成され
た私たちのサークルは、略称を「劇団ふれあい」と
いいます。主な活動は、お話会・人形劇・演劇・朗
読指導・ボランティアキャラバンへの協力などです。
会員手作りの人形と会長の脚本、演出による人形
劇は「天狗ちゃんとだるまちゃん」「童女の松原」
「天狗ちゃんとだるまちゃん」上演風景
などレパートリーも多彩となり、各施設や幼稚園・
小学校などへの出前講演を行っています。子ども達の驚き顔や手をたたいて大喜びする
様子に、演じる方も俄然力がわいてきます。また、郷土民話を掘り起こし、「親子ふれ
あい劇場」と称して親・子・孫の三世代による演劇も行っています。
活動に興味をお持ちの方、私たちの仲間に加わりませんか。見学だけでも大歓迎で
す。みんなとても生き生きとして、和気あいあいと活動しています。
定例会の時間などはみんなで話し合い随時行っています。ご連絡ください。
問合せ⇒社協波崎支所 ボランティアグループ 電話0479−48−0294
「あきら医院」のスタッフが高齢者体験
「医療施設は誰にでも利用しやすい造りになってい
ると考えがちですが、意外と高齢者には不便な所もあ
り、患者さんが利用しづらい部分を検証したい…」
今回はあきら医院(大野原5丁目)からの依頼を受け、
院長を含む病院スタッフ11名が高齢の患者さんと同
受付で診察券を出します
じ視点になって不便さをを見つける高齢者体験をしま
した。
体験は「問診票記入」「診察を受ける」「会計をす
る」「薬局で薬をもらう」という受診時の流れに沿っ
て体験できるコースを設定しました。
中島院長も体験
実際に体験したスタッフのみなさんからは「体温計
のアラーム音が聞こえづらい」「診察台が高く、上がるのが大変」「問診票に
記入する時、文字が見えにくかった」などの感想が寄せられました。
あきら医院ではよりよい医療を患者さんに提供する目的で毎年1月に院内研
究会を開催しており、今回の高齢者体験はその一環として行われました。この
体験を通して患者さんの不便さを解消する対応を心がけることができれば、高
齢者だけにとどまらず、今まで以上に「患者さんにやさしい診療所」に変わっ
ていけることと思います。
※「高齢者体験」とは、白内障と視野狭窄を実感できるゴーグル、音を聞こえにくくする耳
栓、関節の動きを制限するサポーター、おもりを体に装着することで、加齢に伴う「ひと」の心
と体の変化を体験することができます。グループはもちろん、1人での体験も可能です。今回
の体験のように出前講座(市内)も致しますので、お問い合わせ下さい。
※社協 まちづくりグループ 電話 93−0294(神栖) 48−0294(波崎)
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
∼いっしょにあそぼ たのしくあそぼ お友達をつくろう∼
子育て中の親と子どもの交流の場、親同士・子ども同士の交流の場として、
それぞれ月に一度開催しています。子育てに関する色々な情報交換が出来ます。
育児サポーター
子育てサロン
子育てふれあい広場
★日 時:2月23日(木)
10時30分∼11時30分
★会 場:市保健・福祉会館2階
会議室A
★対象者:子育て中の親子(2才未満)
先着20組、参加費無料です
★連絡先:代表 平島 幸子
電話 0299−92−8800
親子ストレッチに挑戦!!
★日 時:2月8日(水)、3月8日(水)
10時30分∼11時30分
★会 場:市保健・福祉会館1階
趣味余暇活用室
★対象者:子育て中の親子
(参加費無料です)
★連絡先:代表 小野寺いち子
電話 0299−92−1883
★市保健・福祉会館内交流サロンは年中無休です
(8:30∼21:00オープン)
☆サロンへの絵画や写真等展示者・グループ募集中
★ボランティア活動に関する相談・お問合せは
市ボランティアセンターまで
神栖支所 ℡ 0299-93-0294 保健・福祉会館
波崎支所 ℡ 0479-48-0294 はさき福祉センター
つもる善意
12/14∼1/10 受付 順不同・敬称略
使用済切手 合計 26,990 枚
使用済カード 合計 389 枚
三菱化学㈱鹿島営業所
藤ヶ崎君子
㈱カネカ 鹿島工場
息栖小学校
若松出張所
匿名2件
カインズホーム神栖店
神栖市健康増進課
宇賀神国夫
鹿島石油㈱鹿島製油所
池田日出子
※使用済切手は茨城県社協を通じ、県内のボラン ティア活動振興に、使用済カードは発展途上国
の医療費や食料支援にあてられます
寄付金預託 計 968,723円
はじめよう 気軽にできるちょっとしたボランティア
ちょボラ情報
∼「子どもを守ろう 地域 ちょボラ 」∼
朝や夕方、自宅の前を掃き掃除したり、犬を連れて近所を散歩
されている方って結構多いですよね。最近はウォーキングなどで
健康増進を図っている方もいらっしゃいます。
この、日常生活の中で普通に行っている「自宅の外へ出ること」
を、小中学生の登下校時間帯に合わせたり、散歩・ウォーキング
のコースを通学ルートに合わせるだけで、「周囲の目」は増え、
子ども達は孤立せず、犯罪の抑止力にも繋がります。これも立派な「見守りボランテ
ィア」ですよね。
子ども達ともふれあえるのはもちろん、朝夕の同じ時間に家の外へ出ることで、新
しい知り合いが増えたり、「ご近所関係」がさらに豊かになるかもしれません。自分
も「ちょっといい気持ち」になれる、気軽な活動です。
現在、地域の安全は自分たちで守ろうと、地域ぐるみで防犯に取り組む気
運の高まりとともに、神栖市でも行政区を中心に自警団や安全パトロール隊
などが発足、または発足準備が進んでいるそうです。
そういう地域ぐるみの活動に、今回紹介した「ちょボラ」のような、住民
の皆さんの「ちょっとした気配り」が加われば、私たちの住むまちはも
っと安心できる、やさしいまちになりますよね。朝夕家にいることの多い方
や、時間にゆとりのある方、あなたも地域を見回ってみませんか?
多大な寄付をありがとうございました
12月から1月にかけて化学総連茨城県地方連絡会議様より419,000円を、水戸ヤクルト販売㈱様より
130,000円を、手話サークル虹の会様より車イス1台等の善意が寄せられました。皆様
からお寄せいただいたお気持ちを趣旨にそって活用させていただきます。皆様のご芳志
に深く感謝致します。
●車椅子購入費へ
伊藤
●社協福祉活動基金へ
波崎町農業者年金受給者協議会
神栖第三中学校
神栖市服飾連盟
化学総連 茨城県地方連絡会議
匿名
伊藤
鹿島ポリマー㈱久保谷グループ
知手中央東町行政区
波崎年金友の会
しおさいクラブ
㈱エヌエスサービス ふくふく介護
根本修治
伊東ストアー
株式会社 エイアンドティー
波崎キリスト教会
25,000円
72,566円
11,303円
12,954円
419,000円
8,295円
25,000円
27,000円
15,538円
26,406円
5,000円
50,000円
50,000円
6,730円
22,000円
15,000円
物品預託
日東バイオン
息栖小学校
鹿島石油㈱鹿島製油所
大槻昌弘
椎名秀子
匿名2件
プルタブ 4.0kg
プルタブ 62.0kg、書損じ葉書3枚
ベルマーク
プルタブ
毛糸 多数
プルタブ 0.85kg
※これらの預託物品は、ユネスコ、福祉施設、朝日
生命のプルタブ収集活動への協力、社会福祉協議
会で活用されます。