IllustratorCSからのPSファイル作成簡易マニュアル RolandCOLORIP2.0B (SJ-740/540(EX)、SC-540(EX)、FJ-540、CJ-540、SP-300) *出力ができるように事前に機器とパソコンを接続してRolandCOLORIP、PostScriptドライバをお使いのパソコンにインストールする必要があります。 接続方法、RolandCOLORIP、PostScriptドライバのインストール方法についてはご使用の機器のマニュアルをご参照願います。 *本書はWindowsXP HomeEditionを使用した場合で作成しております。WindowsXP Pro及びWindows2000の場合は読み替えてください *本書は該当プリンタのPPDを組み込んだPostScriptドライバ経由でPSファイルを作成する方法です。 *本書はSP-300を例にとっております。他機種の場合は読み替えて下さい。 1 「スタート」メニュー>「設定」>「プリンタとFAX」をクリックします。 2 「VersaCAMM SP-300 for RIP」のアイコンを選択し、右クリックします。 「印刷設定」を選択します。 3 「VersaCAMM SP-300 for RIP 印刷設定」画面が表示されます。 印刷の向き:縦に設定します。 「詳細設定」ボタンをクリックします。 「VersaCAMM SP-300 for RIP 詳細オプション」画面が表示されます。 用紙サイズ等必要な項目を設定します。 終わりましたら、「OK」をクリックします。 再度「VersaCAMM SP-300 for RIP 印刷設定」画面が表示されます。 「OK」をクリックします。 4 「プリンタとFAX」の画面に戻ります。 VersaCAMM SP-300 for RIPのアイコンが選択された状態で右クリックします。 「通常使うプリンタに設定」を選択します。 「プリンタとFAX」の画面を閉じます。 5 スタート>プログラムから「Adobe Illustrator CS」を起動します。 右図のような画面が表示されます。 新規にデータを作る場合は、「新規書類」をクリックします。 6 「新規書類」画面が表示されます。 「アートボード設定」欄に、3.で設定した用紙サイズを入力します。 用紙の方向が数値にあわせて自動的に設定されます。 *もし横長のサイズの場合、3.で印刷の向きが縦に設定されていても 横向きに設定されます。実際の印刷方向は印刷時に調整/設定します。 カラーモード欄にて「CMYKカラー」または「RGBカラー」を選択します。 *基本的には、CMYKカラーを生かすために「CMYKカラー」を選択します。 *画像も配置されたデータの場合は「RGBカラー」モードの方がいい場合があります。 「OK」をクリックします。 7 データを作成します。 文字は、文字列を選択した状態で 「文字」>「アウトラインを作成」をクリックし、文字をアウトライン化します。 カットする線の設定を行います。(カット可能な機器はSC-540、CJ-540、SP-300です。) *カット線の設定は従来と同じです。 「ウィンドウ」>「スウォッチ」をクリックし、スウォッチパレット を表示させます。 スウォッチパレットが表示されました。 パレット右上の をクリックし、「新規スウォッチ」を選択します。 「新規スウォッチ」画面が表示されます。 ○名前:CutPath(またはCutContour) *半角文字で大文字、小文字を正確に入力して下さい。 ○カラータイプ:特色 ○カラーモード及び値:任意 を設定し「OK」をクリックします。 カットする線をこの色に設定します。 8 データが完成しましたら印刷を行います。 「ファイル」>「プリント」をクリックします。 9 「プリント」画面が表示されます。以下のように設定します。 設定パターン : 一般 プリント設定 : カスタム プリンタ : VersaCAMM SP-300 for RIP PPD : VersaCAMM SP-300 for RIP 用紙 サイズ カスタムを選択 一般を選択 Roland ColorCAMM VersaCAMM PC-12を選択 SP-300 for RIP を選択 : カスタム カスタムを選択 *備考1及び備考2を参照してください。 印刷の方向 : 縦向きを選ぶ(右図参照) オプション *プリントするレイヤー:表示中でプリント可能なレイヤー *拡大・縮小しない。 プレビューで、正常位置にオブジェクトが配置されている ことを確認します。 *備考1及び備考2を参照してください。 「プリント」をクリックしてPSファイルを保存します。 *保存先は任意のところを指定して下さい。 *後のRCRでの出力操作方法は同じです。 プレビューで 印刷位置を 確認 選択 拡大・縮小しない。 表示中でプリント 可能なレイヤー 備考1) 9.において、用紙欄にてサイズ:カスタムに設定したとき、 AdobePSドライバー(VersaCAMM SP-300 for RIP)では設定した カスタムページサイズより大きい数値が表示される場合があります。 *今回は400mm*200mmのカスタムページに設定したのに 右図のように406mm*205.99998mmと表示されています。 また、プレビューにも天地左右にマージンが表示されています。 これは、トンボ・裁ち落とし設定のマージンが反映されている為です。 これを解除するためには、以下の設定を行います。 1. 設定パターンで、「トンボ・裁ち落とし」を選択します。 天地左右が 3mmに 設定されている。 2. 裁ち落とし欄の天地左右の数値を0にします。 3. 設定パターンを再度「一般」に戻します。 4. 用紙欄のサイズをカスタムに選択し直します。 5. 用紙欄の「幅」・「高さ」が、ほぼカスタムページ通りの数値で 表示され、プレビューも正常になっていることが確認できます。 再度「カスタム」 を選択する。 幅・高さ共に ほぼ正常に 表示される。 備考2) もしも、プレビューでオブジェクトの配置位置が正しく 表示されていない場合、以下の項目の確認と設定を行ってください。 1. アートボードのサイズとプリンタドライバでの用紙 サイズが正しく設定されているかを確認します。 もし正しく設定されていない場合は 「プリンタ」ボタンをクリックすると、WindowsDriverでの 設定を確認/再設定が可能です。 「プリンタ」ボタンをクリックすると右のような警告が 表示されますが、「続行」をクリックします。 「印刷」画面が表示されます。 該当プリンタを選択し、「詳細設定」ボタンをクリックします。 WindowsDriver(PSDriver)側の設定画面が表示されます。 設定が完了しましたら、「OK」をクリックします。 「印刷」画面に戻ります。「印刷」ボタンをクリックします。 *この「印刷」ボタンをクリックしても実際には印刷されません。 「プリント」画面に戻ります。 正常にプレビューが表示されているか確認します。 2. 1.で正しい設定がされているのに、プレビュー上の配置 位置が正しくない場合、位置だけならば以下の方法で調整できます。 A) プレビュー内のオブジェクトをマウスでドラッグし、 移動させることで大まかな調整が可能です。 B) 正確な(原点)位置に設定する場合には 設定パターンで「セットアップ」を選択します。 右図のように、オプション欄の「配置」にて 「原点 X」及び「原点 Y」をともに0に設定します。 11-Mar-04
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