(別紙7:実習生用) 平成 27 年度県庁インターンシップ実習報告書

(別紙7:実習生用)
平成 27 年度県庁インターンシップ実習報告書
実
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習
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先
期
間
地域政策局 国際交流課
平成 27 年 8 月 17 日~ 9 月 4 日
インターンシップを通して
3 週間のインターンシップを経験して,①県庁職員の実際の業務に関して,②自分の適性診
断,の主として 2 つのことを学ぶことができた。インターンシップを希望した理由は,以前
から国際交流の分野の仕事に興味があったからで,公務員という職業自体にはそこまで強い志
望はなかった。実際に国際交流を仕事に行う現場でインターンをすることで,自分が県庁や市
役所での,公務員の業務に向いているかどうかを知りたいと感じ応募した。
インターン中,国際交流課だけではなく,同じ局内の平和推進プロジェクト・チーム(以下
平和推進 PT と表記)でも業務を経験させてもらう機会があり,結果的により広く業務にかか
わることができた。
国際交流課での業務は,もともと関心のあるもので,
意欲的に取り組めた。
県の進める国際化に関係する事業,留学,受け入れなど,広島県が国際化に向けどのような取
り組みを企画し,進めているのか,そして実施するために他機関とどのように関わっているの
か,という部分に実際に触れ,さらに実践の場としてひろしま国際プラザでの業務を見ること
もできた。行政という立場に立ってものごとを考えたことがなかったため,事業を実際に行っ
ていく立場の人々との認識や思いのずれなども感じ,県職員としてどこまで関わっていくべき
かを考えることもあった。
平和推進 PT の業務では,インターン中,国連軍縮会議が開催期であったので,関連した業
務をいくつか行った。それまで核問題や平和について,私は確かな知識や強い関心を持ってい
なかった。自分は平和活動をするほど善良な人間ではないと感じ,出身が広島ではなかったの
で,平和問題には以前からとっつきにくさを持っていた。今回のインターンで,世界的な政治
指導者や,平和問題に取り組む専門家の話を直接聞く機会を得て,刺激を受けた。平和や核問
題について自分の意見をしっかり言えるようになりたい,そのために自分から積極的に広く社
会問題について情報を知り,考える必要性を感じた。課の職員の方とお話するなかで,国際課
も平和推進 PT での業務も,責任の伴うやりがいのある仕事であると知ることができた。
それらの経験を通して,自分の職業選択について,将来どのような仕事に就きたいかを考え
ることができた。もともと強い志望はなかったが,公務員として社会のために働くことは,社
会のつくりを知ることができる,さらにいろいろな社会問題に対し近い距離で物事を考えるこ
とができるので,広く関心を持って地域や世界に貢献したいという自分の将来像に重なる部分
もあり,公務員になる道も将来の職業選択の一つとなった。そして,自分は日本と外国をつな
げるような仕事に,継続して関わりたいという思いが強いことも確認でき,それを実現できる
道をこれから目指していきたいと感じた。
インターンシップでは,就業以外でも貴重な経験をたくさん得ることができた。県職員の方
以外にも多くの社会人の方とお会いしお話しすることができ,自分の職業観を考えるうえでい
い刺激を頂けた。この経験を活かして,自分の道を選び進んでいきたい。