事業計画①

平成28年度
社会福祉法人苫前町社会福祉協議会
〈
基本目標
事業計画
〉
「ともに支え合う
福祉のまちづくりをめざして」
∼すべての住民が住み慣れた地域で自分らしく生き生きと豊かに暮らせる、ふれあい・たすけ
あい・ささえあいのある住民主体のまちづくりを推進することを目指します。∼
(1)平成28年度
事業方針
苫前町社会福祉協議会では、基本目標「ともに支え合う 福祉のまちづくりをめざし
て」を実現するために、平成29年度施行に向け「地域福祉実践計画」の策定に取りか
かり、関係機関をはじめ地域のみなさんとともに福祉のまちづくりに取り組んでいきま
す。
社協が実施する事業等は、利益を追求することではなく、支援を必要とする人に信頼
されるサービスを広く提供するとともに、住民が必要とする新たな取り組みを先駆的に
実践していくことですが、近年の社会環境の変化に伴い財政経営状況は継続して極めて
厳しい環境にあり、介護保険事業をはじめ法人全ての事業の抜本的調整整備に取り組ん
でいきますが、来るべき医療と介護の新たな一体的中心にさらなる課題に直面すること
が見込まれ、社会福祉法人改革の潮流にも対応し、引き続き強力に事業を推し進めなけ
ればなりません。
昨年からは、介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)への対応も、全道
的に苫前町もいち早く取り組み、社協も急務として取りかかりました。
今年度は、介護保険事業経営の見直しと事務局運営体制の強化をはかり将来に渡って
持続できる安定的な事業運営体制の構築を目指していきます。
また、多岐にわたる外部環境変化の動向を確実に受け止め、今後の「社協」としての
事業運営のあり方等について検討を進めます。
住民参加による「地域の福祉力」を高めることが、苫前町の地域福祉の充実に繋がるこ
とをしっかりと認識し、積極的に社協事業を展開します。
本年度も、計画に基づく評価や見直しを行い、会員拡充等により基盤の安定を図り地
域福祉活動を推進するとともに、委託・補助事業及び介護保険事業等に取り組み、安定
した事業経営と苫前町の地域福祉の充実に努めます。
社会福祉協議会事業の実施にあたっては、住民をはじめ苫前町、各町内会・町内会連
合会、民生児童委員協議会などの関係機関・団体、ボランティアの方々のご協力の賜物
と感謝申し上げ、本年度も住民から信頼され必要とされる社会福祉協議会を目指し、各
種事業に取り組んでまいります。
1
「地域福祉実践計画」の推進
(1)平成29年度施行に向けて「地域福祉実践計画」の策定を実践する。
(2)生活資金による家計支援をし、生活困窮者への総合相談・生活支援体制を強化
し、関係機関とのネットワーク充実を図る。
(3)救急医療情報キッド設置推進事業の全町展開を関係機関・団体と共に協力に推
し進め、小地域ネットワークづくり事業を発展させ、住民福祉活動の組織化と
事業参加の促進をする。
(4)地域支援事業(介護予防啓発普及事業)「ふれあい倶楽部」の継続開催をし、心
身の健康の維持と要支援、要介護の予防に資する。
(5)幅広いボランティアネットワークの構築と若年層、シニア層の新たなボランテ
ィアの発掘・育成に努める。
2
介護保険制度等に対応する経営改善と質の高いサービス提供
(1)介護保険制度・障害者総合支援法体制に対応し各種改善のもと経営基盤を確立
する。
(2)介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)への具体的対応を図る。
(3)ケアマネジメント体制を強化し、要支援・介護の予防及び認知症・対応、困難ケ
ースへの支援や虐待対応の資質を高める。
3
組織運営の強化促進
(1)財政経営改革を更に推し進め、組織の改革を行い中長期的な法人運営の安定化を
目指す。
(2)役員等の活動を充実し、社協実践活動の成果を蓄積した法人運営体制の強化と活
性化に努める。
(3)事務局体制の整備、職員の処遇改善と専門性向上により運営体制強化を図り、安
定した人材確保のもと、町民に信頼されいきいきとした明るい職場をつくる。
(4)行政、関係機関・団体の協働のもと、各種事業の連携強化を図る。
(2)平成28年度重点項目
1
法人運営部門
(1)法人全体の運営
・主要会議の実施(三役会議、理事会、評議員会、一般職員会議)
・監査の実施
(2)役員等体制の強化(役職員研修(視察研修)の充実と実践活動への参画)
(3)事務局体制の強化
・地区担当職員性の充実、職員研修、能力開発・職員処遇の改善
(4)法人経営体制の強化、適正な財政・経営改革の推進
(5)社協会員の増強
(6)社協活動資金の増強と基金・積立金の安定運用
(7)地域福祉実践計画の策定
(8)災害対応マニュアルの整備と研修・訓練を中核とした法人全体の災害対応体制の
推進
(9)共同募金運動への協力
2
地域福祉活動推進・地域福祉サービス利用支援部門
(1)調査活動の推進
(2)広報活動の推進
(3)高齢者・障がい者福祉等の推進
(4)生活福祉資金貸付事業の受託実施と機能充実【北海道社会福祉協議会】
・窓口業務と相談・償還指導業務
・小口資金貸付制度事業の促進
(5)地域福祉事業の推進
・小地域ネットワーク推進事業
・救急医療情報キット設置推進事業
・町内会活動支援
・サロン事業の実施
・地域支援事業(介護予防啓発普及事業)「ふれあい倶楽部の開催」
・第34回苫前町高齢者ゲートボール大会の開催
・苫前町敬老会の開催
・第11回ふれあいスポーツ大会
・ふれあいチャリティー麻雀大会の開催【新規】
(6)福祉のまちづくり意見交換会の開催【苫前町と共催】
(7)除雪サービス事業の実施【補助事業】
(8)排雪サービス事業の実施【補助事業】
(9)配食サービス事業の実施【補助事業】
(10)お元気声かけ事業の実施【補助、自主財源事業】
(11)愛情銀行運営事業の推進
(12)備品の貸出
(13)共同募金活動の推進
(14)ボランティアセンター事業
・ボランティア活動の啓発・新光
・相談、登録、斡旋、情報収集・提供業務、人材育成支援・研修事業
・活動支援・ネットワーク化促進、福祉教育関連事業
(15)福祉団体事務の実施
・福祉団体の組織化と指導助言、自主性の尊重
(16)その他社会福祉事業の実施
3
在宅福祉サービス部門
(1)介護保険サービス・障害福祉サービス経営運営マネジメントの実施
・介護給付費、障害者総合支援給付費集計の統括と在宅福祉サービス事業の統括
・介護職の人材確保と総合研修の充実、良質、信頼性のあるサービス提供
・効率的な軽々体制の強化
(2)在宅福祉・介護サービス事業の実施
・ホームヘルプサービス事業(訪問介護、介護予防・日常生活総合支援事業、障害
福祉サービス事業)の機能充実と改革の促進
・介護職の研修充実と質の高いサービス提供
(3)居宅介護支援事業の実施
・介護支援事業所の機能充実と改革の促進
・介護支援専門員の資質向上と質の高いサービス(ケアマネジメント)の提供
(4)福祉有償運送事業の事業実施