病理組織標本作製・病理評価サービス 速やかな対応で、ご要望に沿った高品質な 組織標本を作製いたします ●種々の病理染色が受託可能 ●切り出しから、各種ブロッ ク作製、薄切切片作製およ び染色を、個別工程より依 頼可能 病理標本作製 ● パラフィンブロック、凍結ブロック、 セルブロック作製 ● 各種特殊染色標本 ● 免疫染色標本作製 ● 樹脂包埋研磨・薄切標本作製 ●各種染色スライドの評価・ 解析・判定のみも可能 【対象検体】 ヒト・ラット・マウス・モルモット・ウサギ・イヌ・ネコ・鳥類・ 魚類・甲殻類・両生類・昆虫類・培養細胞・植物・食物・人工 物を含む検体(アパタイト・人工関節・ステント)等の研究材料 株式会社 新組織科学研究所 http://www.hslabo.co.jp/ 2016 年 10 月 病理組織標本作製 病理組織(細胞診)標本作製 パラフィン / 凍結ブロック作製、薄切切片作製および染色の個別工程でも引き受けいたします。連続(亜連続)切片 作製から HE 等の一般染色を含めて種々の特殊染色に対応します。 ● パラフィンブロック標本作製 ● 凍結標本作製 ● セルブロック標本作製 ● LBC(液状化細胞診標本)作製 ● 各種染色標本作製 ● 樹脂包埋薄切・研磨標本作製 大動脈 脂肪染色(オイルレッドO染色) 大動脈 エラスティカ・マッソン染色 関節 モバット五重染色 特殊染色一覧 【膠原線維】 アザン染色(AZAN) マッソン・トリクローム染色(MT) ワンギーソン単染色 ピクロシリウスレッド染色 【弾性線維】 エラスティカ・ワンギーソン染色(EVG) エラスティカ・マッソン染色(E-MT) レゾルシン・フクシン染色 ビクトリア青染色 オルセイン染色 【アミロイド】 コンゴー赤染色 ダイレクト・ファースト・スカーレット染色(DFS) 【内分泌細胞】 グリメリウス染色 アルデヒド゙・フクシン染色 【軟骨】 サフラニン O 染色 【組織内白血球】 ルナ好酸球染色 トルイジン青 アルシアン青 【中枢神経組織】 ギムザ染色 【線維素】 リンタングステン酸ヘマトキシリン染色(PTAH) クリューバー・バレラ染色(KB) ルクソールファストブルー染色(LFB) ニッスル染色 【病原体】 メチレン青染色 グラム染色 アルデヒド・フクシン染色 【細網線維】 鍍銀染色(Ag) ボディアン染色 【核酸】 メチルグリーンピロニン染色 チール・ネルゼン染色 ギムザ染色 ワルチンスターリー染色 過ヨウ素酸メセナミン銀染色(PAM) 【多糖類】 【脂質】 ズダン染色 グロコット染色 ムチカルミン染色 過ヨウ素酸・シッフ反応染色(PAS) アルシアン青染色 ムチカルミン染色 【酸性ムコ多糖類】 オイルレッド O 染色 【生体内色素】 シュモール反応染色(リポフスチン) ホール法染色(胆汁色素) コロイド鉄染色 トルイジン青染色 フォンタナ・マッソン染色(メラニン) 【無機物】 アルシアン青染色 アルシアン青- PAS 重染色 アリザリン赤染色(ダール法) コッサ反応染色 オルセイン染色 ビクトリア青染色 【その他】 モバット五重染色 NADH-TR 染色 TRAP 染色 Cole's HE 染色 ビラネバ・ゴールドナー染色 ルベアン酸染色 ベルリン青染色 ★上記に記載のない、その他の特殊染色を希望の場合はご相談ください。 動物試験受託サービス 薬効薬理試験の業務に精通している株式会社浜松ファーマリサーチとの協業により動物試験受託サービスを実施して おります。中小動物を対象動物とした薬効薬理・薬物動態試験の他に、浜松ファーマリサーチの得意とする非ヒト霊 長類での創薬支援等も提案できます。 この協業により、動物試験から病理組織学的検査までの一貫したサービスがご提案できます。 受託サービス一覧:動物種詳細は個別お問合せください。 中枢神経 脳梗塞急性期モデル 疼痛 急性痛モデル 循環器 血栓モデル 脳梗塞慢性期モデル パーキンソン病モデル 神経因性疼痛モデル 炎症性疼痛モデル 動脈硬化モデル 変形性膝関節症モデル その他疼痛モデル 泌尿器 過活動膀胱モデル 消化器 クローン病モデル 眼科領域 ドライアイモデル その他 炎症疾患モデル 潰瘍性大腸炎病モデル 結膜炎モデル 滲出型加齢黄斑変性症 唾液分泌量の測定 モデル 免疫染色標本作製サービス 免疫組織染色は、研究者の皆様にとって大変有効な手法です。当社は皆様のご要望、期待に沿った病理標本作製に関 わる受託サービスを揃えており、皆様の研究に役立つ結果を提供したいと考えております。 染色条件が確定しているもの、またはご提示いただけるものは勿論、条件の不明な抗体については当社の多くの経験 と技術から適切な染色条件を「条件探索サービス※ 1」としてご提案受託しています。多重染色や蛍光染色の対応も可 能です。 免疫染色は対象抗原、抗体性能と、研究目的、材料(動物種・細胞)、賦活化条件、抗体濃度等検討条件数等は変わります。 特にお客様から指定頂いた抗体を用い、お客様に代わって免疫組織化 学染色で利用可能と思われる染色条件の検討 を検討するサービスが多くのお客様からご評価をいただいています。 ただ経験的に染色して結果をお返しするだけではありません。パラフィンブロック材料からでは最大 24 条件、凍結 材料からは最大 16 条件をご提案するサービスもあります。 条件探索サービス内容例 内容 サンプル種類 24 条件 8 条件※3 16 条件 パラフィンブロック材料 8 条件※3 固定 1 賦活化 6 検討条件 抗体濃度 4 計 24 陰性 cont. 6 1 2 2 2 4 4 8 16 2 4 10 枚 20 枚 生凍結材料 納品物※2 30 枚 (Fresh Frozen) 固定済み凍結材料 2 1 4 8 2 10 枚 8 条件 - 2 4 8 2 10 枚 4 条件※3 (Fixed Frozen) - なし 4 4 1 5枚 神経鞘細胞 CD79acy ご注意事項:詳細は免責事項は当社ホームページの記載またはお問合せください。 ※1:発注に際しては、計画書内容、及び免責事項に了承頂けたものとして作業を実施します。 ※2:納品物には、陰性コントロールを用いた染色スライドを含みます。陰性コントロールは、Normal IgG を使用します。 ※3:染色条件確立の成功率は、多条件検討プランに比べ下がる可能性があります。 Cytokeratin 角質を含む上皮細胞 Glucagon+ Insuli 二重染色 vWF 血管内皮細胞 S-100 CD3 + CD20 + Iba1 三重染色 B-Cell HER2 +DAPI 二重染色 GFAP + NF 二重染色 免疫染色経験リスト(例) 下記リストは 限定的な条件下での経験抗体の一例です。 動物種・臓器種・抗体種(クローン)の違いにより、染色性の検討作業を実施しなければならないケースがございます。具体的 なお問い合わせにより回答させていただきます。リストにな い染色と合わせましてお気軽にお問い合わせください。 5HT CD18 CytokeratinAE1/AE3 HSP70 MCP1 phospho-IGF1R Tri-Methyl-Histone H3 5 Lipoxygenase CD20 Desmin Iba1 MeCP2 Podocalyxin Tyrosine Hydroxylase 8-OHdG CD31 E-Cadherin ICAM-1 Melan-A Podoplanin(D2-40) VAChT Aggrecan CD34 EGFR I gG Mesothelial Cell proSP-C Vimentin AR CD68 ENaC IKB α MOMA2 PTEN Von Willebrand Factor APAF1 CD79 Endothelin-1 IL-6 MUC2 PYY XIAP AQP-1 CD138 eNOS IL-21R MUC 16 Rhodopsin(Opsin) α SMA BrdU CD206 EpCAM iNOS Myosin Heavy ChainType1B Sirt6 β Garactosidase C-kit CGRP Epimorphin Insulin Myosin Heavy ChainType2B RUNX2 β -catenin c-MET Chromogranin A ER α Keratin AE1/AE3 Neuro f ilament S100 β -Amyloid(6E10) Caspase-3 ChAT F4/80 Keratin K3/K76 NF-L SCF Caspase-9 Claudin1 FGF-2 Keratin7 NGF Serotonin Calprotectin Claudin2 Fibrillin-1 Keratin12 NPY SMemb Cathepsin B Claudin4 Fibrinogen Keratin19 Nucleobindin2 SQSTM1/p62 Cathepsin K Collagen type I GFAP Keratins 8/18 p-1MYPT1 SSEA-1 多重染色例 Cathepsin L Collagen type II GGT1 Ki-67 p16 Survivin CD3/CD20/Iba1 Cathepsin S Collagen type Ⅳ Glucagon Klotho P2X3 Tenomodulin GFP/NF CD3 Connexin43 Glut2 LAMP-2 p62 TGF-beta Glucagon/ Insulin CD4 COX2 GST-P Luciferase p63 TH HSP70/HIF1 α CD8 Cykeratin wide GST- π(GSTp) Mitochondria PCNA Thrombospondin1 PCNA/proSP-C CD9 Cytokeratin7 HER2/neu Macrophage(MOMA2) PD-L1 TLR4 Iba1 / RELM- β CD11b Cytokeratin18 HIF1 alpha MCM4 PGP9.5 TNF α Glucagon/PYY 樹脂包埋薄切・研磨標本 樹脂包埋とは、ヒトや動物の骨などの非脱灰組織や、歯牙等の生体材料を対象とし、病理標本を作製する技法です。 近年は、医療機器の研究対象の金属製インプラントおよびアパタイト埋植組織、人工関節、人工血管、微細で複雑な ステント、コイル埋植組織などの組織学的評価の需要が増加しております。当社ではこれら組織を樹脂に包埋し、研 磨や薄切による標本作製および組織学的評価をおこないます。 また、パラフィン包埋では成し得なかった樹脂包埋の連続切片を用いた 3D 画像解析のためのご依頼や、新型の生体 吸収型ステントでの樹脂標本作製といった高品質の硬組織標本がますます必要とされてきています。 本サービスでは、樹脂包埋後、特殊技術による研磨 ( 通常のミクロトームでは薄切不可能な非脱灰組織や金属を含む サンプル ) 、あるいはタングステンカーバイト製の刃を用いたミクロ卜ームによる薄切 ( 細い微小な金属を含む組織 ) により切片を作製し、染色・封入します。 当社は、独自の技術開発を追求し、高品質な硬組織標本作製業務を受注することが可能です。作製困難と思われるサ ンプルなどがあればお気軽にお問い合わせください。 研磨標本 トルイジンブルー染色 ステント留置血管 ビラネバゴールドナー染色 一般的なコール HE 染色 コール HE 染色 薄切標本 コッサ染色 (非脱灰でないと染められない) TB+ サフラニン染色(神経) EVG 染色(血管) 樹脂ブロック インプラント ステント留置血管 樹脂ブロック作製に要す納期の目安は以下のとおりです。 お預かりする材料の大きさにより前後する場合があります。 項目 ブロック作製のみ 固定組織から樹脂研磨標本作製 固定組織から樹脂薄切標本作製 標準納期 研磨:約8週間 薄切:約4週間 約10週 約7週 樹脂包埋薄切・研磨標本に関わる研究 受託・サポートが可能です。多くの経 験から、研究開発の目的に応じて、最 適な標本作製方法を提案します。 PID による標本作製サービス 「ナノ病理」による次世代病理染色 詳細は別パンフレットを御覧ください PID(Phosphor Integrated Dot nanoparticles)技術は、コニカミノルタ株式会社のナノテクノロジーにより新規開発 された技術・材料であり、従来に無い全く新しい免疫組織染色の病理検査の世界が展開できる可能性が報告され始め た新しい技術です。当社はコニカミノルタ株式会社からの技術提供を受けて実施しております。 ● 対象マーカー:HER2、Ki-67、c-MET、PD-L1 (ヒト組織対象のみです。今後、順次追加予定) ● PID 技術の構成と特徴 ① ナノ粒子蛍光体形成技術(高輝度、高耐久性) ② 抗原抗体反応制御技術(非特異的吸着・反応抑制) ③ 高感度・定量性の確保(1 粒子レベルの検出) ④ ソフトウェア解析技術(粒子数解析、細胞計測) Fluorescent intensity (Relative Value) Fluorescent intensity (Relative Value) 103 102 101 10 0 10 -1 10 -2 10 -3 細胞あたりの粒子数:162 高耐光性 高輝度 蛍光色素 量子ドット 100 PID PID 80 60 40 蛍光色素 20 0 (Fluorescence Nanoparticle) 細胞あたりの粒子数:434 DAB強 度 13 51 露光時間 (min) 0 16 14 12 10 8 6 4 2 0 PID: 粒子数 ON 120000 100000 80000 60000 OFF 01 0-5 40000 20000 10-4 10-3 10-2 0 ビオチン濃度 (mM) 01 0-5 10-4 10-3 10-2 ビオチン濃度 (mM) 有機系蛍光色素に比べ 10,000 倍以上の PID は蛍光色素に比べて 10 倍以上の 市場で最も利用されている DAB との比較においては、DAB は低濃度で発色さ 高蛍光輝度を有します。 耐光性があり、顕微鏡励起照射 5 分で れず、高濃度で急激に飽和するのに対して、PID は低濃度から高濃度まで幅広 80% の輝度を維持しています。 いレンジで蛋白濃度を組織上で表現可能でした。 病理標本の撮影・評価・解析 ● 医薬品や医療機器関連 医薬品・医薬部外品・農薬・動物用医薬品・化学品・化粧品・医療機器関連の病理学的検査において、安全性試験、 探索毒性、薬効薬理試験等に伴う病理標本の評価・解析を行います。 ● 学術分野 医薬品や医療機器関連だけでなく、その他の実験病理学的分野(医学・歯学関係の学術研究用・学会発表用など) における病理標本の評価・解析を行います。 ● 遺伝子改変動物に対する病理組織学的スクリーニングの実施 遺伝子改変動物(トランスジェニック(Tg)マウス、ノックアウト(KO)マウス、ノックイン(KI)マウス等) の表現型解析における病理組織学的スクリーニングを行います。 ● 写真撮影 病理診断等に伴う最高級の顕微鏡写真撮影が可能です。 世界唯一の対物 80 倍撮影※4が可能なスライドスキャナ (明視野、蛍光)やオールインワン顕微鏡等最新の設備 を準備しております。 ● 画像解析 特殊染色や免疫染色された標本の病理画像から、特定の要素を抽出し、特徴量を計測します。(例:長さ、面積、個数) 実験病理学的分野における病理組織学的評価・解析を行います。 スコア判定例 • H-score • 肺線維化 Ashcroft-score • 軟骨 Mankin-score • 脂肪肝 (David E et al. 2005) • 糖尿病性腎 (Yoshio U et al. 1992) • 腸管炎症 (Burich A et al. 2001) ※4:浜松ホトニクス社製の装置です。本機材は当社だけの特注品であり 1 画素の分解能が最大 0.115 μ m と高画質のの撮影が可能です。 (2016 年 9 月当社調査結果より、 受託開始予定(2016 年 12 月) 当社の特色 【登録衛生検査所】 平成 26 年 7 月登録衛生検査所(福保医安登第 241 号) ご依頼については、当社ホームページの「ヒト検体の病理検査ご依頼の際の注意事項」を御覧ください。 【GLP 施設】 私たちは GLP における安全性試験の一部委託として、病理組織標本の作製を行っています。 ● 医薬品医療機器総合機構による「医薬品 GLP」適合(平成 26 年 11 月、薬機発第 1126079 号) < 7 回目> ● 厚生労働省医薬食品局による「化学物質 GLP」適合状況についての評価(平成 27 年 1 月、 薬食発 0130 第 8 号)< 4 回目> ● 農林水産省消費・安全局による「農薬 GLP」の毒性及び残留性に関する試験の適正実施に係る基 準適合確認(平成 27 年 4 月、26 消安第 3725 号 -1)< 4 回目> □ 複数場所試験における試験場所として、試験の一部受託(病理組織標本作製)を実施します。 □ 病理組織標本作製に特化した施設として、標本作製に最適な作業場所(GLP 区域)を保有してい ます。 □ 標本作製の作業過程を詳細に記録し、試験の再現性を確保します。 □ QAU による調査を実施し、試験の信頼性を保証します。 □ 非 GLP 試験の標本も作製します。 【専門家数(重複含む) 】 各種サービスをお受けできる経験を有する専門家が在籍しております。 資格 医学博士 医師 臨床検査技師 細胞検査士 獣医学博士 獣医師 米国獣医病理専門家 人数 4名 2名 5名 1名 2名 6名 1名 資格 日本獣医病理学専門家協会(JCVP)会員 JSTP 認定毒性病理専門家 安研協認定技術者 実験動物1級技術者 実験動物2級技術者 二級臨床検査士(病理学) 人数 1名 3名 3名 1名 1名 2名 主要取引先 お問合せ • 農林水産省・厚生労働省・経済産業省の関連独立行 政法人および関連研究機関 • 国公立・私立理科系教育機関(主に医学系・歯学系・ 薬学系・獣医学系) • 公営医療機関、民間病院、臨床検査センター、動物 病院 • 製薬・医療機器・食品・化学品・農薬等メーカー • 安全性試験受託機関 • 理化学機器・検査薬・医薬品販売代理店各位他多数 MBL ネットワーク 病理標本作製サービス、病理評価サービスの問い合わせは、 当社ウエッブサイトの「お問い合わせ」または下記の電話・ メールアドレスからお気軽にお問合せください。 株式会社新組織科学研究所 〒 198-0005 東京都青梅市黒沢二丁目 979 番地の2 TEL :(0428)74–4741 FAX :(0428)74–4505 E-mail : info @ hslabo.co.jp http://www.hslabo.co.jp/
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