環 境 Information (略称:建築物衛生法、ビル管理法)により、床面積が3000㎡以上 (学校は8000㎡以上)の大規模な建築物は空気環境測定が ※対象となる特定建築物 … 事務所、店舗、遊技場、美術館、博物館、図書館、 集会場、百貨店、旅館、興業場等 … 床面積の合計が8000㎡以上の学校 (学校教育法第1条の学校) 空気環境に係る維持管理基準 1 浮遊粉じんの量 空気1㎥ につき0.15㎎以下 2 一酸化炭素の含有率 100万分の10以下(10ppm以下) 3 二酸化炭素の含有率 100万分の1000以下(1000ppm以下) ⅰ.17度以上28度以下 4 温度 5 相対湿度 40%以上70%以下 6 気流 1秒間につき0.5m以下 7 ホルムアルデヒドの量 空気1㎥ につき0.1㎎以下 (注) ⅱ.居室における温度を外気より低く する場合は、その差を著しくしないこと イ. 機械換気設備については、4・5の基準は適用されない。 ロ. 1~6については、2ヶ月以内ごとに1回、定期に測定すること。 ハ. 7の測定について、測定時期は、新築・増築、大規模の修繕、 大規模の模様替えを完了し、当該建築物の使用を開始した時点 から直近の6月1日~9月30日までの間 株式会社 環境技研 本社:東京都板橋区板橋4-12-17 Tel 03-3962-1771 / 戸田テクニカルセンター:埼玉県戸田市笹目2-5-12 Tel 048-422-4857 環 境 Information 空気環境の管理基準値 項目 管理基準値 測定器 備 考 0.5℃目盛の温度計 機械換気の場合は適用しない。 機械換気の場合は適用しない。 17℃以上28℃以下 温度 瞬 間 値 平 均 値 冷房時には外気との差 を著しくしない 相対湿度 40%以上70%以下 0.5℃目盛の乾湿球温度計 気流 0.5m/秒以下 0.2m/秒以上を測定でき る風速計 浮遊粉じん 量 0.15㎎/㎥ 以下 規則第3条の2に規定す る粉じん計 二酸化炭素 1000ppm以下 検知管方式 一酸化炭素 10ppm以下 光散乱法などの測定器を使用 特例として外気がすでに10ppm以上ある 場合には20ppm以下とする。 ホルム 0.1㎎/㎥ (0.08ppm)以 法令によって定められた 新築・大規模修繕後等の6月1日~9 アルデヒド もの 月30日の期間内 下 (注) 1. 瞬間値とは、1日2回または3回の個々の測定値について適否を判断 2. 平均値とは、1日2回または3回の測定値を平均したもので適否を判断 3. 粉じん計以外の測定器については、表中の測定器か同等以上の性能を持つ ものを使用 4. 粉じん計は厚生労働大臣の指定する機関の校正を1年以内に受けたものを使用 測定点は原則として各階ごとに1ヶ所以上ですが、ビルの規模に応じて測定点数を 調整する必要があります。空調系統や居室の間仕切りなどにも配慮し、実態が正確に とらえられるように努めましょう。また、外気を事前に測定します。 株式会社 環境技研 本社:東京都板橋区板橋4-12-17 Tel 03-3962-1771 / 戸田テクニカルセンター:埼玉県戸田市笹目2-5-12 Tel 048-422-4857
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