「るもい認知度調査と観光客 誘致促進事業」の概要 平成22年2月 株式会社 地域創造研究所 「るもい認知度・満足度調査」および 「るもいの魅力再発見調査」 調査分析のフロー図 ◆るもい認知度・満足度調査 回答者の属性 調査地点 設問構成 分析の方向性 性 男 別 女 性 年 青 年 層 齢 壮 年 層 留萌管内観光地の認知度 留萌管内に関する 認 知 度・認 知 手 段 性 認 留 萌 管 内 観光スポット 知 手 段 留 萌 管 内 に 関 す る 満 足 度 ・ 満 足 度 評 価 留萌管内に関する 満足度・満足度評価 宿泊施設・飲食・サービス・交通手段 に対する満足度・満足度評価 札幌圏・道外在住者と管内観光スポットに対する認知度、属性と認知 手段とのクロス分析により課題を抽出 回答者の属性&調査地点(今回訪問・過去の訪問)と管内市町村に 対する満足度とのクロス分析により訪問時期の違いによる課題を 抽出し、満足度評価により観光客のニーズを把握 高 齢 層 札 幌 圏 住 数 回答者の属性&調査地点(今回訪問)と訪問経験・回数とのクロス 分析により課題を抽出し、属性&調査地点(札幌圏)と訪問予定と のクロス分析により課題を抽出 観 光 目 的 観 光 形 態 消 費 行 動 ル 回答者の属性と観光目的・観光形態・消費行動・ルートとのクロス 分析により課題を抽出し、消費行動と観光形態との設問クロスに より課題を抽出 留萌管内への訪問 経験・回数・訪問予定 訪 問 留 萌 管 内 へ の 訪 問 者 の 動 態 観光への期待傾向と 留萌観光への要望 留萌管内観光地の認知度 訪 経 験 問 と 予 回 定 札幌市・石狩支庁、空知支庁、 後志支庁、胆振支庁 ま 留萌支庁 い 上川支庁 札 幌 圏 観 光 拠 点 北海道外 そ の 他 認 ◆るもいの魅力再発見調査 観光資源となり得る素材 ニューツーリズムの可能性を秘めた素材 体験観光メニュー 食と観光(重要なテーマ) 札幌圏に対する観光戦略 紙媒体調査 道内市町村 段 回答者の属性と調査地点(全体・札幌圏)とのクロス分析により課 題を抽出 メニュー化の検討 商品化&プロモーション化方策の検討 見 る 食べる 遊 ぶ 学 ぶ ニューツーリズムの可能性を秘めた素材 観光資源化&観光対象化の提案 泊まる 観光施策の具体的進め方 観光計画の具体的内容 体験する 分類 整理 ※ 特に【体験型観光項目】… 農林漁業体験として酪農体験、 食品加工体験、 収穫体験、田舎暮らし体験、花体験、自然体験、 創作・文化体験に注目 調査 抽出 体験施設 手 ト 素 材 留萌支庁管内 観光資源 知 ー ・観光資源マップ ・対象施設一覧表 市町村の現状課題の中から 重要視する施策の抽出 留萌管内との対比分析 留萌の観 光振興 の ための提 言 るもい認知度・満足度調査結果概要 調査の方法 − 調査の目的・調査項目・調査方法・調査票回収結果 − ■ 調査目的 留萌観光への認知度・満足度・要望などを把握するために、留萌管内観光拠点を訪れる観光客、管内宿泊施設に宿泊する観光客、札幌圏の交 通拠点やイベント会場、観光拠点を訪れる観光客に対して、面接ヒアリング調査および留置調査を実施した。 ■ 調査項目 ■ 調査方法 調 査 地 点 調 査 方 法 留萌管内観光拠点 面接ヒアリング調査 各地点でのサンプル数 調 査 時 留置調査(管内宿泊施設) 面接ヒアリング調査 228サンプル 358サンプル 241サンプル サンプルの抽出方法 札幌圏観光拠点 調査員による任意抽出 管内宿泊施設による 調査員による任意抽出 任意抽出 期 海 水 浴 場 2009.8.15∼8.19 ― ― 2009.8.17∼10.20 ― 2009.9.5∼10.26 公園・キャンプ場、交通拠点 観光施設、イベント会場 宿 泊 施 ― 設 ― 2009.8.15∼10.20 ※ 留置調査では、管内宿泊施設に調査票の留置を協力依頼し、宿泊施設側の任意抽出により調査対象者に 調査票を手交、記入後、宿泊施設側で回収。 問1 市町村 観光目的で訪れた ことがある市町村に ○をつけてください 4 ゴールデンビーチるもい 1 黄金岬海浜公園 5 礼受牧場 2 黄金岬キャンプ場 3 神居岩グリーンスポーツキャンプ場 6 千望台 B 増毛町 1 雄冬展望台 2 雄冬海岸 3 雄冬キャンプ場 4 暑寒キャンプ場 5 リバーサイドパーク C 小平町 D 苫前町 E 羽幌町 F 初山別村 G 遠別町 H 天塩町 I 幌延町 ■ 調査票回収結果 問2 名所・観光スポット 以下の名所・観光スポットのうち、あなたが訪れたことがあるものを○で、 訪れたことはないが知っているものを△で、それぞれ数字の部分を囲んでください。 その他を選んだ場合、カッコ内に名称をご記入ください。 A 留萌市 6 リバーサイドパークオートキャンプ場 7 岩尾温泉「あったまーる」 8 暑寒別岳 9 増毛駅と周辺の歴史的建物 10 重要文化財「旧商家丸一本間家」 7 その他 ( ___________ ) 11 國稀酒造 12 増毛厳島神社 13 その他 ( ___________ ) 1 望洋台キャンプ場 2 重要文化財「旧花田家番屋」 3 道の駅「おびら鰊番屋」 4 臼谷海水浴場 5 おにしかツインビーチ 6 その他 ( ___________ ) 1 上平グリーンヒルウィンドファーム 2 夕陽ヶ丘ホワイトビーチ 3 夕陽ケ丘オートキャンプ場 4 道の駅Wとままえ 5 とままえ温泉「ふわっと」 6 夫婦愛の鐘 7 香取慎吾の壁画 8 三毛別羆事件跡地 9 その他 ( ___________ ) 1 はぼろ公園 2 道の駅「ほっと・はぼろ」 3 海鳥センター 4 はぼろバラ園 5 はぼろ温泉「サンセットプラザ」 6 しょうぶ園 7 はぼろサンセットビーチ 8 天売島・焼尻島 9 その他 ( ___________ ) 1 道の駅「☆ロマン街道しょさんべつ」 5 東山樹園キャンプ場 9 金比羅岬キャンプ場 6 みさき台公園 10 その他 2 しょさんべつ天文台 3 豊岬海水浴場 7 みさき台公園キャンプ場 ( ___________ ) 4 東山樹園 8 みさき台公園オートキャンプ場 1 道の駅「富士見」 2 旭温泉 3 富士見ヶ丘公園 4 富士見ヶ丘公園キャンプ場 5 河川公園 6 河川公園キャンプ場 7 金浦原生花園 8 富士見海水浴場「みなくるび∼ち」 9 その他 ( ____________ ) 1 道の駅「てしお」 2 てしお温泉「夕映」 3 鏡沼海浜公園 4 鏡沼海浜公園キャンプ場 5 川口遺跡 6 天塩川歴史資料館 7 その他 ( ___________ ) 1 ふるさとの森 森林公園キャンプ場 2 パンケ沼園地 3 ゆめ地創館 4 金田心象書道美術館 5 オトンルイ風力発電所 6 トナカイ観光牧場 問3 訪問回数と満足度評価 問4 評価の理由・要望等 問1で○をつけた市町村について、これまでに観光目的で訪れた回 数と、観光地としての満足度を①∼⑤からお選びください。 問3でお答えいただいた満足度について、評価の理由 や要望等をお聞かせ下さい。(食や宿泊施設、交通等 への要望・ご感想も含みます) 満足度: ① 満足 ② ほぼ満足 ③ ふつう ④ やや不満 ⑤ 不満 訪問回数: ① 1回 ② 2回 ③ 3∼4回 ④ 5∼9回 ⑤ 10回以上 満足度: ① 満足 ② ほぼ満足 ③ ふつう ④ やや不満 ⑤ 不満 調査実施主体 北海道留萌支庁 調査実施機関 ㈱地域創造研究所 訪問回数: ① 1回 ② 2回 ③ 3∼4回 ④ 5∼9回 ⑤ 10回以上 満足度: ① 満足 ② ほぼ満足 ③ ふつう ④ やや不満 ⑤ 不満 訪問回数: ① 1回 ② 2回 ③ 3∼4回 ④ 5∼9回 ⑤ 10回以上 満足度: ① 満足 ② ほぼ満足 ③ ふつう ④ やや不満 ⑤ 不満 =ご記入にあたってのお願いと廃棄について= 訪問回数: ① 1回 ② 2回 ③ 3∼4回 ④ 5∼9回 ⑤ 10回以上 ◆この調査では、 お答えいただく方の氏名、 住所などは、 記入する必要はありません。 ◆回答で 「その他」 に○印をつけた方は、 ( ) 内に具体的な内容を記入してください。 ◆この調査票に記入された内容については、 今回の調査の目的以外に使用することはありません。 集計後の調査票は、 責任をもって廃棄処分いたします。 満足度: ① 満足 ② ほぼ満足 ③ ふつう ④ やや不満 ⑤ 不満 訪問回数: ① 1回 ② 2回 ③ 3∼4回 ④ 5∼9回 ⑤ 10回以上 訪問回数: ① 1回 ② 2回 ③ 3∼4回 ④ 5∼9回 ⑤ 10回以上 満足度: ① 満足 ② ほぼ満足 ③ ふつう ④ やや不満 ⑤ 不満 問6 訪問地にいたる周遊ルート 問2で選んだ「訪れたことがある名所・観光スポット」「訪れたことはないが知っている名所・観光ス ポット」について、主にどのようなきっかけで知りましたか。次の中からいくつでもお選びください。 問1で、いずれかに○をつけた方にお聞きします。 訪問地にいたる周遊ルートについて主なものをお書きください。 7 ポスター・車内広告 8 家族・友人・知人などからの口コミ 9 お土産品 10 物産展・イベント 11 旅行代理店窓口 12 学校の授業・課外活動(宿泊学習など) この調査に関して、ご不明の点がございましたら、下記あてにお問い合わせください。 【お問い合わせ先】 北海道留萌支庁産業振興部商工労働観光課観光振興係(担当:重岡・渡辺) 〒077−8585 留萌市住之江町2丁目1−2 留萌合同庁舎2階 TEL:0164−42−8443 FAX:0164−42−1937 訪問回数: ① 1回 ② 2回 ③ 3∼4回 ④ 5∼9回 ⑤ 10回以上 満足度: ① 満足 ② ほぼ満足 ③ ふつう ④ やや不満 ⑤ 不満 問5 るもいの名所・観光スポット認知手段 1 テレビ 2 ラジオ 3 新聞 4 インターネット 5 本・雑誌 6 パンフレット・チラシ このたびは、 北海道留萌管内にお越しいただきありがとうございます。 このアンケートは、留萌管内にお越しの方に、当管内への認知度や訪問頻度、観光面でのご要望等をお 聞きして、 今後の観光振興策の資料とするためのものです。 お答えいただいた内容は、全て統計的に処理し、個々の内容や個人情報が公表されることはございませ んので、 安心してお答えください。 訪問回数: ① 1回 ② 2回 ③ 3∼4回 ④ 5∼9回 ⑤ 10回以上 満足度: ① 満足 ② ほぼ満足 ③ ふつう ④ やや不満 ⑤ 不満 満足度: ① 満足 ② ほぼ満足 ③ ふつう ④ やや不満 ⑤ 不満 7 知駒岳ルート 8 北緯45度モニュメント 9 その他 ( ___________ ) 平成21年度 るもい認知度・満足度調査 訪問回数: ① 1回 ② 2回 ③ 3∼4回 ④ 5∼9回 ⑤ 10回以上 ① 発地あるいは居住地 ( _____________ ) あなた自身について 最初に、回答を統計資料としてまとめる上で必要となる、あなたご自身のことについてお聞きします。 当てはまるものに○をつけてください。 1 国道231号線 5 国道40号線 ② 往路 ※右の1∼6からお選びください ( _____________ ) 2 国道275号線 6 国道232号線 ③ 帰路 ※右の1∼6からお選びください ( _____________ ) 3 高規格道路 7 国道233号線 ④ 着地 ( _____________ ) 4 高速道路 ① 性別 1 男性 ② 年齢 1 20歳未満 2 20∼29歳 ③ ご訪問の目的 ※あてはまるものをいくつ 2 3 回収した調査票の合計 827票 うち面接ヒアリング調査 599票 うち留置調査 有効回収数 228票(一次・二次配付数327サンプル 回収率 69.7%) でもお選びください。 ④ 形態 ※観光目的でご訪問された 方のみお答えください。 ⑤ お住まい 2 女性 3 30∼39歳 4 40∼49歳 1 親戚・知人の家に遊びに 2 海水浴 3 おいしいものを食べに 4 釣り 1 家族での旅行 ( __ 人) 2 夫婦での旅行 3 1人旅 4 カップルでの旅行 5 50∼59歳 6 60∼69歳 5 温泉 6 自然美と癒し 7 文化・歴史の見学 8 何かを体験に 7 70歳以上 9 買い物 10 観光以外の目的 11 具体的な場所への訪問 ( ___________ ) 5 グループでの旅行 ( __ 人) 今回はパックツアーをご利用ですか? はい ・ いいえ 1 留萌管内 2 北海道内(留萌管内を除く) 1、2をお選びの方は市町村名を、 3をお選びの方は都府県名をご記入ください。 3 北海道外 ( _______________ ) 1 回答者の属性 − 調査地点・性別・年代別・住まい − ■ 留萌管内来訪観光客の属性 ■ 調査地点・性別・年代別・住まい アンケート回答者の調査地点・性別・年代別・住まい別の構成は、次 のとおりとなっている。 区 【総 分 数】 【調査地点】 留萌管内 不 100.0 総 56.7 数 比率(%) 827 【住まい別】 留萌支庁 827 469 分 札幌市 (注) 79 9.6 339 41.0 32 3.9 358 43.3 石狩支庁 0 0.0 空知支庁 54 6.5 後志支庁 9 1.1 男 性 449 54.6 胆振支庁 17 2.1 女 性 373 44.8 日高支庁 3 0.4 【年 代 高齢層 827 区 827 不 壮年層 比率(%) 別】 【性 青年層 明 数 明 別】 5 0.6 827 渡島支庁 10 1.2 檜山支庁 0 0.0 20 歳未満 15 1.8 上川支庁 82 9.9 20 歳代 96 11.6 宗谷支庁 17 2.1 30 歳代 139 16.8 十勝支庁 5 0.6 40 歳代 154 18.6 釧路支庁 1 0.1 0 0.0 50 歳代 173 20.9 根室支庁 60 歳代 164 19.8 網走支庁 11 1.3 85 10.3 北海道外 166 20.1 1 0.1 2 0.2 70 歳以上 不 明 不 明 ※ 石狩支庁の区分では、札幌市を除く市町村での総数を計上している。 地方区分 東北地方 関東地方 中部地方 近畿地方 中国地方 四国地方 九州地方 総数 7 98 23 27 2 4 5 比率(%) 4.2 59.0 13.9 16.3 1.2 2.4 3.0 年齢別に見てみると、壮年層の割合が最も高く、全体の59.3%を占めている。次いで、 高齢層が30.6%となっており、30歳以上が9割を占めている。 住まい別に見てみると、札幌圏在住者の割合が最も高く、全体の55.0%を占めている。 また、留萌管外在住者の割合は、87.4%にも及んでいる。 上段:実数 下段:% 訪問者数に対する割合(%)と実数 ア 回 ン 答 ケ 総 数 ト 訪 問 者 数 留萌管内を今回訪れた観光客 (調査地点:留萌管内) 469 ※ 469 (465) 留萌管内を過去に訪れた観光客 (調査地点:札幌圏) 358 162 留萌管内の訪問経験がある 観光客 827 627 ー 札 幌 圏 総 アンケート回答者のうち、留萌管内観光地を訪れた観光客の性別を見ると、男性の割 合が62.7%、女性の割合が36.5%であり、男性の割合が高くなっている。 性 別 男 性 年 齢 女 性 青 年 層 壮 年 層 住まい(一部) 高 齢 層 在札 住幌 者圏 北 在 海 住 道 者 外 留 在 萌 住 支 者 庁 332 132 58 293 117 203 77 78 70.8 28.1 12.4 62.5 24.9 43.3 16.4 16.6 61 97 4 79 75 142 9 1 37.7 59.9 2.5 48.8 46.3 87.7 5.6 0.6 393 229 62 372 192 345 86 79 62.7 36.5 9.9 59.3 30.6 55.0 13.7 12.6 ※「※469」の中には、観光目的以外の来訪者数(4)が含まれている。 ※ 属性別の訪問者数実数の合計は、不明や一部のみの掲載のため、訪問者数と一致しない。 ※ 訪問者数に対する割合の合計は、不明や一部のみの掲載のため、100%にならない場合がある。 ■ 札幌圏・北海道外在住者の属性 アンケート回答者のうち、札幌圏在住者の性別を見ると、男性の割合が 48.6%、女性 の割合が51.0%であり、女性の割合が高くなっている。一方、北海道外在住者の性別は、 男性の割合が55.4%、女性の割合が41.0%であり、男性の割合が高くなっている。 年齢別に見てみると、札幌圏・北海道外在住者の何れも、壮年層の割合が最も高くなっ ている。 単位:% 性 別 年 齢 男 性 女 性 青年層 壮年層 高齢層 n=451 48.6 51.0 12.9 55.2 31.9 北海道外在住者 n=166 55.4 41.0 18.7 53.6 27.7 札幌圏在住者 ※ 属性区分毎の回答率の百分率の合計が100.0%にならないのは、 不明が含まれていないため。 2 留萌管内に関する認知度と認知手段 ■ 留萌管内観光地の認知度 ■ 認知手段 札幌圏在住者の管内名所・観光スポットに対する認知度は、増毛町の 「国稀酒造」が最も高く38.4%、次いで、留萌市の「黄金岬海浜公園」 (37.9%)、小平町の「道の駅“鰊番屋”」(37.7%)、 「重要文化財“旧花田 家番屋”」(29.5%)となっている。 札幌圏在住者が「管内名所・観光スポット」を認知する手段につ いては、 「家族・友人・知人などからの口コミ」の割合が51.3%と 最も高く、次いで、 「本・雑誌」(36.2%)、 「パンフレット・チラシ」 (31.2%)、 「インターネット」(25.7%)の四要素が際だって高い。 年齢別に見てみると、他の年齢層と比べて、青年層が「インター ネット」と「新聞」の割合が際立って高くなっている。 留萌管内名所・観光スポットの認知度 (札幌圏在住者) 0 (単位:%) n=451 5 10 15 20 25 30 35 18.0 千望台 8.0 38.4 国稀酒造 22.4 重要文化財「旧商家丸一本間家 増 毛 町 23.3 岩尾温泉「あったまーる」 雄冬展望台 19.5 雄冬海岸 19.3 16.9 増毛駅と周辺の歴史的建物 37.7 道の駅「おびら鰊番屋」 小 平 町 13.3 臼谷海水浴場 苫 前 町 7.1 おにしかツインビーチ 24.4 とままえ温泉「ふわっと」 20.0 道の駅「風Wとままえ」 4.4 夕陽ヶ丘ホワイトビーチ 14.2 はぼろサンセットビーチ 21.7 道の駅「☆ロマン街道しょさんべつ」 初 山 別 村 16.2 しょさんべつ天文台 6.9 みさき台公園 みさき台公園オートキャンプ場 天 塩 町 4.0 21.3 道の駅「富士見」 遠 別 町 7.5 旭温泉 富士見ヶ丘公園 富士見ヶ丘公園キャンプ場 幌 延 町 3.5 2.4 20.6 道の駅「てしお」 天 塩 町 12.2 てしお温泉「夕映」 7.5 鏡沼海浜公園 天塩川歴史資料館 3.5 10.6 トナカイ観光牧場 幌 延 町 パンケ沼園地 ゆめ地創館 金田心象書道美術館 遠 別 町 3.1 2.2 1.6 ※ 留萌管内名所・観光スポットへ「訪れたことが ある」及び「訪れたことがないが、知っている」と回 答したものを『知っている=認知』とし、その回答割 合を 「認知度」 として定義した。 ラ ジ オ 新 聞 ネ 本 ・ 雑 誌 ト ト 札 幌 圏 在 住 者 北 海 道 外 在 住 者 パ ン チ フ ラ レ シ ・ 車 内 広 告 家 ど族 か・ ら友 の人 口・ コ知 ミ人 な ポ ス タ お 土 産 品 物 産 展 ・ イ ベ ン ト 旅 行 代 理 店 窓 口 動学 校 宿の 泊授 学業 習・ な課 ど外 活 不 明 ︶ 16.0 テ レ ビ イ ン タ ッ 25.7 天売島・焼尻島 はぼろバラ公園 初 山 別 村 単位:% 複数回答 ッ 羽 幌 町 24.2 留萌管内名所・観光スポットの認知手段 (留萌管外在住者) ー 30.2 道の駅「ほっと・はぼろ」 はぼろ温泉「サンセットプラザ」 北海道外在住者については、 「インターネット」の割合が47.6% と最も高く、次いで、 「本・雑誌」(35.7%)、 「家族・友人・知人など からの口コミ」(28.6%)、 「パンフレット・チラシ」(25.0%)の順 となっており、 「 インターネット」を情報入手手段として重要視 していることが分かる。 ー 羽 幌 町 5.1 夕陽ヶ丘オートキャンプ場 n=451 知っている 認知度(%) (人) 4 37.9 2 18.0 3 15.5 5 8.0 5 38.4 3 22.4 7 23.3 10 19.5 2 19.3 4 16.9 6 37.7 5 29.5 4 13.3 6 7.1 5 24.4 1 20.0 4 5.1 2 4.4 2 30.2 6 24.2 15 25.7 4 16.0 6 14.2 4 21.7 10 16.2 1 6.9 4 4.0 2 21.3 6 7.5 1 3.5 4 2.4 1 20.6 1 12.2 0 7.5 3 3.5 8 10.6 3 3.1 1 2.2 0 1.6 ︵ 苫 前 町 小 平 町 29.5 重要文化財「旧花田家番屋」 訪れたこと がある(人) 黄金岬海浜公園 167 千望台 79 ゴールデンビーチるもい 67 黄金岬キャンプ場 31 国稀酒造 168 重要文化財「旧商家丸一本間家 98 岩尾温泉「あったまーる」 98 雄冬展望台 78 雄冬海岸 85 増毛駅と周辺の歴史的建物 72 道の駅「おびら鰊番屋」 164 重要文化財「旧花田家番屋」 128 臼谷海水浴場 56 おにしかツインビーチ 26 とままえ温泉「ふわっと」 105 道の駅「風Wとままえ」 89 夕陽ヶ丘オートキャンプ場 19 夕陽ヶ丘ホワイトビーチ 18 道の駅「ほっと・はぼろ」 134 はぼろ温泉「サンセットプラザ」 103 天売島・焼尻島 101 はぼろバラ公園 68 はぼろサンセットビーチ 58 道の駅「☆ロマン街道しょさんべつ」 94 しょさんべつ天文台 63 みさき台公園 30 みさき台公園オートキャンプ場 14 道の駅「富士見」 94 旭温泉 28 富士見ヶ丘公園 15 富士見ヶ丘公園キャンプ場 7 道の駅「てしお」 92 てしお温泉「夕映」 54 鏡沼海浜公園 34 天塩川歴史資料館 13 トナカイ観光牧場 40 パンケ沼園地 11 ゆめ地創館 9 金田心象書道美術館 7 名所・観光スポット 留 萌 市 15.5 ゴールデンビーチるもい 黄金岬キャンプ場 増 毛 町 45 37.9 黄金岬海浜公園 留 萌 市 40 全 体 n=343 12.0 5.0 8.7 25.7 36.2 31.2 1.7 51.3 2.6 1.7 0.9 0.6 青年層 n=30 16.7 6.7 0.0 63.3 53.3 30.0 0.0 43.3 0.0 6.7 0.0 3.3 0.0 壮年層 n=196 10.2 5.6 7.7 31.6 38.8 28.1 2.6 50.0 2.6 2.0 0.5 0.5 11.2 13.7 3.4 12.8 6.0 27.4 36.8 0.9 55.6 3.4 0.0 1.7 0.0 12.8 高齢層 n=117 全 体 n=84 10.8 11.9 2.4 4.8 47.6 35.7 25.0 0.0 28.6 1.2 0.0 1.2 0.0 13.1 青年層 n=10 10.0 0.0 20.0 70.0 50.0 0.0 0.0 30.0 0.0 0.0 10.0 0.0 20.0 壮年層 n=52 11.5 0.0 1.9 44.2 26.9 26.9 0.0 32.7 1.9 0.0 0.0 0.0 13.5 高齢層 n=22 13.6 9.1 4.5 45.5 50.0 31.8 0.0 18.2 0.0 0.0 0.0 0.0 9.1 ※回答率 (各回答の百分率) は少数第2位を四捨五入したため、 個々の比率の合計が100.0%にならない場合がある。 3 留萌管内の観光に関する満足度 ① − 観光地に対する満足度 − ■ 観光地に対する満足度と満足度評価 留萌管内市町村の名所・観光スポットにて、観光目的で訪問中の方に、満足度評価(5段階)とその評価理由を伺った。併せて、札幌圏の観光拠点においても、過去に留萌管内 市町村の名所・観光スポットを訪問したことがある方について、同様の調査を行なった。 結果は、両者を合わせて「観光地に対する満足度」として整理すると共に、両者の傾向について把握した。 ① 観光地に対する満足度 名所・観光スポットに対する5段階による満足度評価について、 「満 足」及び「ほぼ満足」と回答した人の割合の合計を『満足度』と定義 した。 『満足度』の割合が最も高かったのは、増毛町で65.9%、次い で、羽幌町の52.9%、小平町の51.8%の順となっている。 増毛町は、市町村の評価に対する※平均得点において、性別、年齢 別、住まい別に関わらず、平均値を大きく上回っており、 「満足」の 割合が他の市町村と比べて高くなっている。 また、札幌圏在住者及び北海道外在住者の評価における※平均得 満 足 ほぼ満足 0% 留萌市 n=440 ふつう 20% やや不満 40% 12.3 不 満 60% 100% 41.1 32.5 性 別 全 体 7.7 4.5 1.8 増毛町 n=451 22.0 26.6 43.9 4.9 年 齢 住まい(一部) 女 性 男 性 青 年 層 壮 年 層 高 齢 層 在札 住幌 者圏 北 在 海 住 道 者 外 1.6 1.1 小平町 n=425 17.2 36.2 34.6 留萌市 0.489 0.512 0.479 0.707 0.414 0.559 0.540 0.389 増毛町 0.840 0.672 0.955 0.930 0.847 0.809 0.844 1.077 小平町 0.640 0.455 0.746 0.744 0.552 0.776 0.590 0.800 苫前町 0.541 0.522 0.558 0.250 0.456 0.286 0.577 0.407 羽幌町 0.677 0.605 0.725 0.824 0.689 0.619 0.681 0.531 初山別村 0.585 0.427 0.688 1.000 0.618 0.429 0.538 0.500 遠別町 0.496 0.458 0.521 0.773 0.454 0.500 0.420 0.333 天塩町 0.545 0.562 0.534 0.800 0.521 0.537 0.496 0.359 幌延町 0.452 0.295 0.544 0.929 0.389 0.439 0.377 0.423 平 均 0.585 0.501 0.639 0.773 0.549 0.550 0.563 0.535 8.0 3.1 0.9 苫前町 n=333 30.0 15.0 11.1 39.0 3.6 1.2 羽幌町 n=412 19.4 10.4 33.0 33.5 2.7 1.0 初山別村 n=275 15.3 遠別町 n=250 14.0 10.2 40.7 31.3 1.8 0.7 31.2 40.0 点が高いのは、増毛町、羽幌町、小平町となっている。 8.0 4.0 2.8 天塩町 n=268 ※ 観光客の満足度を 「満足」 (+2)、 「ほぼ満足」 (+1)、 「ふつう」 (±0)、 「やや不満」 (−1)、 「不満」 (−2)の5 段階で評価することで数値化し、 それぞれの回答構成比を乗ずることで算出した各市 町村の平均点。 管内市町村の評価に対する平均得点 不明 80% 30.6 15.7 11.9 36.9 2.2 2.6 幌延町 n=166 15.1 24.7 12.7 40.4 4.8 2.4 ② 今回の訪問と過去の訪問で感じた満足度の違い 今回の訪問で感じた 満足度 (A ) n % 過去の訪問で感じた 満足度 (B ) n % A−B 留萌管内を今回観光で訪れている方の満足度を「今回の訪問で感じた満足度」とし、札幌圏に訪れている観光客 留萌市 327 44.6 113 45.1 の過去に留萌管内を訪れた時の満足度を「過去の訪問で感じた満足度」と定義した。 増毛町 321 68.5 130 59.3 9.2 小平町 330 54.6 95 42.1 12.5 今回の訪問で感じた満足度と過去に訪問した「満足度」との差を比べてみると、留萌市以外の町村は、今回の 苫前町 262 46.9 71 38.1 8.8 訪問で感じた満足度の方が高く推移しているおり、 「やや不満」及び「不満」の割合が際立って低く、その分、 羽幌町 308 55.5 104 45.2 10.3 初山別村 216 51.9 59 27.2 24.7 遠別町 204 48.0 46 32.6 15.4 一方で、留萌市は、今回の訪問で感じた「満足度」が過去の訪問と比べ低くなっており、また、相対的な評価も 天塩町 219 47.9 49 38.7 9.2 下がっており、 「やや不満」及び「不満」の割合も高い。 幌延町 132 43.2 34 26.5 16.7 「ふつう」と答えた割合が高くなっている。これは、回答者の記憶が薄らいだことが原因と思われる。 -0.5 4 留萌管内の観光に関する満足度 ② − 宿泊施設・飲食・サービス・交通手段に対する満足度 − ■ 宿泊施設・飲食・サービス・交通手段に対する満足度 ここでは、留萌管内市町村の名所・観光スポットにて、観光目的で訪問中の方に、宿泊施設・飲食・ サービス・交通手段に対する満足度評価(5段階)について伺った。 「宿泊施設」、 「飲食」、 「サービス」、 「交通手段」に対する5段階によ る満足度評価について、 「満足」及び「やや満足」と回答した人の割 0% 合の合計を『満足度』と定義した。 『満足度』の割合が最も高かった 10% 20% 満 足 やや不満 ほぼ満足 不 満 ふつう 観光目的以外での訪問 30% 40% 50% 不明 60% 70% (単位:%) n=469 80% 90% 100% のは、 「飲食」で40.5%、次いで、 「宿泊施設」が30.7%、最も低かっ たのは「交通手段」の24.1%であった。 「飲食」については、他の項目と比べて「満足」の割合が最も高く、 旅館・ホテル 15.8 飲食 14.9 10.0 1.7 0.2 2.3 23.2 17.3 8.3 45.9 2.6 0.4 2.3 ※平均得点も0.603と他の項目を上回っている。とりわけ、女性、 高齢層、北海道外在住者の平均得点が相対的に高い。 55.1 サービス 13.0 12.8 12.4 55.6 2.8 1.1 2.3 「サービス」については、 「宿泊施設」や「飲食」と比べて『満足度』の 割合が低くなっており、※平均得点も0.339と低くなっている。こ 交通手段 6.0 18.1 33.5 36.3 1.9 1.9 2.3 れは、性別、年齢別、住まい別に関わらず見られる共通した傾向と なっている。 個別項目の満足度に対する平均得点 「飲食」に比べて満足度が低い「交通手段」や「旅館・ホテル」の改善 を図るには、 多額の費用と時間を要することとなるが、 「サービス」 性 別 全 体 に対する観光客満足度は、指摘される不満を1つずつ解消しつつ 項目ごとの変化を検証し、更なる改善を加えていくことで、観光 客の評価は着実に上昇することが期待できる。特に、留萌管内は 年 齢 住まい(一部) 女 性 男 性 青 年 層 壮 年 層 高 齢 層 在札 住幌 者圏 北 在 海 住 道 者 外 旅館・ホテル 0.443 0.530 0.410 0.224 0.401 0.598 0.458 0.922 客の期待も高いことが調査結果から分かっていることから、サー 飲 食 0.603 0.697 0.563 0.655 0.592 0.769 0.606 0.833 ビスと食による満足度の向上に努力することが必要と思われる。 サービス 0.339 0.417 0.304 0.259 0.332 0.487 0.296 0.727 交通手段 0.243 0.235 0.244 0.431 0.198 0.316 0.232 0.338 新鮮で美味しい食材を供給できる資質を有しており、また、観光 ※ 観光客の満足度を 「満足(すばらしい)」 (+2)、 「やや満足(良い)」 (+1)、 「ふつう(平均的)」 (±0)、 「やや不満(良くない)」 (−1)、 「不満(悪い)」 (−2)の5段階で評価することで数値化し、 そ れぞれの回答構成比を乗ずることで算出した個別要素の平均点。 5 留萌管内への訪問経験・回数 ■ 訪問経験 ■ 訪問回数 留萌管内市町村への訪問経験は、 「増毛町」の割合が54.9%と最も高く、次 管内全市町村への訪問回数を見てみると、全体では「1回」が4割前後、複数回 いで、 「留萌市」が53.4%、 「小平町」が51.9%、 「羽幌町」が50.2%、 「苫前町」 の訪問経験を持つリピーターが6割前後となっており、市町村別の差異は見 が40.6%となっており、管内南部への訪問の割合が高くなっている。 られない。 また、 「10回以上」の訪問経験を持つリピーターも多く、最も割合が高いのが (単位:%) n=827 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 留萌市で17.7%、次いで、増毛町の10.6%、小平町の9.7%と、管内南部が高 くなっている。 60.0 単位:% 54.9 増毛町 53.4 留萌市 51.9 小平町 50.2 羽幌町 40.6 苫前町 33.7 初山別村 32.9 天塩町 30.8 遠別町 幌延町 不明 20.4 24.2 1回 2回 3∼4回 5∼9回 10回以上 不明 留萌市 31.6 20.5 16.6 8.6 17.7 5.0 増毛町 35.1 20.4 20.0 10.6 10.6 3.3 小平町 34.1 18.2 23.2 8.7 9.7 6.1 苫前町 39.4 22.5 18.6 5.7 5.7 8.1 羽幌町 36.1 20.4 18.2 8.5 8.3 8.5 初山別村 41.5 23.6 14.9 6.9 5.8 7.3 遠別町 39.6 18.4 20.0 7.2 8.4 6.4 天塩町 38.5 20.1 15.3 8.2 9.3 8.6 幌延町 44.0 18.1 12.7 6.6 7.2 11.4 (各回 答の百分率)は少数第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計が100.0%に ※ 回答率 ならない場合がある。 6 留萌管内への訪問者の動態 ① − ■ 観光目的 観光目的・観光形態 − ■ 観光形態 観光目的では、 「おいしいものを食べに」の割合が41.8%と最も高く、次いで、 「温泉」が34.1 %、 「自然美と癒し」が30.7%と、三要素が突出して高くなっている。 観光形態では、 「家族での旅行」の割合が27.7%と最も高く、次いで、 「夫婦での旅行」が24.0%、 「グループでの旅行」が19.9%、 「一人旅」が 16.6%となっている。 上段:実 数 下段:% 上段:実 数 観 光 の 目 的 男 性 性 別 女 性 不 明 年 齢 青年層 ∼29歳 壮年層 30∼59歳 高齢層 60歳以上 不 明 42 9.0 30 9.0 12 9.1 0 0.0 10 17.2 29 9.9 3 2.6 0 0.0 196 41.8 134 40.4 58 43.9 4 80.0 23 39.7 112 38.2 60 51.3 1 100.0 釣 り 10 2.1 8 2.4 2 1.5 0 0.0 0 0.0 8 2.7 2 1.7 0 0.0 温 泉 160 34.1 95 28.6 63 47.7 2 40.0 16 27.6 88 30.0 55 47.0 1 100.0 自 然 美 と 癒 し 144 30.7 108 32.5 34 25.8 2 40.0 23 39.7 79 27.0 42 35.9 0 0.0 文 化 ・ 歴 史 の 見 学 13 2.8 12 3.6 1 0.8 0 0.0 1 1.7 5 1.7 7 6.0 0 0.0 何 か を 体 験 に 14 3.0 12 3.6 2 1.5 0 0.0 5 8.6 8 2.7 1 0.9 0 0.0 買 い 物 54 11.5 40 12.0 12 9.1 2 40.0 7 12.1 32 10.9 15 12.8 0 0.0 観 光 以 外 の 目 的 66 14.1 52 15.7 12 9.1 2 40.0 5 8.6 47 16.0 14 12.0 0 0.0 カ 具 体 的 な 場 所 へ の 訪 問 家 族 で の 旅 行 合 計 全 体 357 249 103 5 45 220 91 1 469 162.0 332 159.3 132 165.2 5 260.0 58 165.5 293 152.6 117 183.8 1 200.0 ※ この調査項目は、 留萌管内を訪れた方を対象に実施したもので、 観光目的の百分率は、 複数回答を求めたため、 留萌管 内での回答者 (n=469) で除したことで100%を超える。 留萌管内 調査地点 札幌圏 不 明 男 性 性 別 女 性 不 明 年 齢 青年層 ∼29歳 壮年層 30∼59歳 高齢層 60歳以上 不 明 127 27.7 127 27.7 0 0.0 0 0.0 91 28.3 34 25.8 2 40.0 8 14.0 100 35.3 19 16.2 0 0.0 夫 婦 で の 旅 行 110 24.0 110 24.0 0 0.0 0 0.0 93 29.0 15 11.4 2 40.0 6 10.5 54 19.1 50 42.7 0 0.0 グ ル ー 調査地点:留萌管内 61 13.0 38 11.4 22 16.7 1 20.0 6 10.3 39 13.3 16 13.7 0 0.0 海 水 浴 お い し い も の を 食 べ に ッ 親 戚 ・ 知 人 の 家 に 遊 び に 下段:% 旅 行 形 態 1 人 旅 76 16.6 76 16.6 0 0.0 0 0.0 63 19.6 12 9.1 1 20.0 13 22.8 53 18.7 10 8.5 0 0.0 プ ル で の 旅 行 21 4.6 21 4.6 0 0.0 0 0.0 17 5.3 4 3.0 0 0.0 10 17.5 10 3.5 1 0.9 0 0.0 プ で の 旅 行 91 19.9 91 19.9 0 0.0 0 0.0 33 10.3 58 43.9 0 0.0 19 33.3 44 15.5 28 23.9 0 0.0 不 明 33 7.2 33 7.2 0 0.0 0 0.0 24 7.5 9 6.8 0 0.0 1 1.8 22 7.8 9 7.7 1 100.0 非 該 当 合 計 369 11 358 0 128 241 0 54 183 132 0 458 100.0 458 100.0 0 0.0 0 0.0 321 100.0 132 100.0 5 100.0 57 100.0 283 100.0 117 100.0 1 100.0 ※「非該当」は、観光目的で訪問されていない方、及び、設問に該当しない方(札幌圏での調査対象者)を 指している。 7 留萌管内への訪問者の動態 ② − ■ 消費行動 消費行動・ルート − ■ ルート 今回の観光費用としては、 「1∼3万円未満」 の割合が36.8%と最も高く、 次いで、 「1万円未満」 最も利用されている往路のルートは、 「国道231 が32.8%と殆ど方が「3万円未満」となっているが、 「9万円以上」の高額消費の割合も10.3% %と最も高く、次いで、 「国道232 と高い。年齢別では、回答者の6割が壮年層となっている。 りも海岸ルートを利用する方が多いことが分かる。 また、観光費用と旅行形態との関係を見てみると、 「1万円未満」及び「3万円未満」の少額消 「国道231号線」及び「国道232 号線」の割合が52.6 号線」となっており、内陸ルートよ 号線」は、内陸から伸びる「国道233号 費では、 「家族での旅行」の割合が35.4%、30.2%と最も高く、 「3∼6万円未満」では、 「夫婦で 線」によって留萌市内が結節点となっており、留萌市は、観光客受け の旅行」の割合が37.0%と最も高くなっている。 「6∼9万円未満」では、 「一人旅」と「グルー 入れに有利な立地条件を有していることとなる。 プでの旅行」が共に28.0%と最も高い。 一方、 「9万円以上」の高額消費では、 「一人旅」の割合が36.3%と最も高くなっている。同様 居住地から訪問地に至る周遊ルート(往路) に、 「夫婦での旅行」の割合も34.0%と高くなっているものの、 「夫婦での旅行」全体から見 ると、3分の2は「3万円未満」の消費行動となっている。 0.0 なお、 「9 万円以上」の高額消費者47名の内43名は、道外観光客であり、移動に係る経費を差 10.0 20.0 30.0 40.0 (単位:%) n=627 50.0 60.0 52.6 国道231号線 し引いて考える必要があるが、消費額で見てみると、旅行形態としての「夫婦での旅行」と 「一人旅」、年齢層としての壮年層をターゲットとした広報戦略の必要性が窺える。 上段:実 数 44.2 国道232号線 下段:% 22.2 国道233号線 訪 問 形 態 体 1万円未満 1∼3万円未満 3∼6万円未満 今回の観光費用 6∼9万円未満 9万円以上 観光目的以外での訪 問 不明 127 27.1 53 35.4 51 30.2 5 10.9 6 24.0 8 17.0 0 0.0 4 19.0 110 23.5 32 21.3 41 24.3 17 37.0 3 12.0 16 34.0 0 0.0 1 4.8 1 人 旅 76 16.2 19 12.7 19 11.2 12 26.1 7 28.0 17 36.3 0 0.0 2 9.5 カ グ ル 旅プ 行ル で の 旅 行プ で の ー 全 夫 婦 で の 旅 行 ッ 家 族 で の 旅 行 21 4.5 5 3.3 7 4.1 3 6.5 1 4.0 5 10.6 0 0.0 0 0.0 91 19.4 27 18.0 42 24.9 6 13.0 7 28.0 0 0.0 0 0.0 9 42.9 観 で光 の目 訪的 問以 外 11 2.3 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 11 100.0 0 0.0 16.7 高速道路 不 明 33 7.0 14 9.3 9 5.3 3 6.5 1 4.0 1 2.1 0 0.0 5 23.8 合 計 469 100.0 150 100.0 169 100.0 46 100.0 25 100.0 47 100.0 11 100.0 21 100.0 国道40号線 13.9 高規格道路 13.6 国道275号線 不明 3.3 5.3 8 観光への期待傾向と留萌管内への要望 ■ 観光への期待傾向 ■ 留萌観光への要望 観光客が求める魅力的な観光地としては、 「食事がおいしい、新鮮な地元の産品を 札幌圏の観光スポットを訪れている観光客に留萌観光への要望を聞いた 購入できるなど」の割合が23.7%と最も高く、次いで、 「温泉や宿泊施設が充実し ところ、 「場所」では天売・焼尻島への観光を要望する方が最も多く、 「食」 ている」が20.7%、 「自然環境や景観が優れている」が19.6%と上位3要素が突出し では海産物と寿司、 「宿泊」では温泉と民宿、 「旅行形態」では家族旅行と友 て高い。 人、 「観光時期」では夏・秋、 「交通手段」では自家用車、バス、JRと答える ( 単位:%) 複数回答 n=2486 0 5 10 15 20 方が多い結果となった。 25 食事がおいしい、新鮮な地元の産品を購入できるなど、 「食」が充実している 23.7 何処にいってみたい ですか 20.7 温泉や宿泊施設が充実している 19.6 自然環境や景観が優れている 地元の方々が親切であったり、 あたたかいおもてなしで迎えてくれる 12.4 お祭りや花火大会、その他のイベントが充実している 4.2 子どもが楽しめるテーマパークなどが充実している 4.1 パークゴルフやフルーツ狩り、農業体験やハイキングなど、 体験メニューが充実している 3.8 神社仏閣や城跡、古い建物がある町並みなど 歴史を感じさせる 3.6 博物館や美術館、産業遺産など 見学できる施設が充実している 3.4 施設がバリアフリーになっているなど、 誰でも安心して訪れることができる 2.3 何を体験してみたい ですか 何を食べてみたいで すか 何処に泊まってみた いですか 行くとしたら一人で 或いは家族等で 行くとしたら時期的 には 交通手段とルートは 体験型観光 テレビドラマや時代劇、映画などで ロケ地として活用されたところ 天売・焼尻島(23) /増毛町 (12) /温泉 ( 9)/黄金岬 (5 )/海・海水浴(5) /オロロンライン(4) /しょさんべつ天文台(4) /寿司のまつくら(3 )/國 稀酒造 (3) /サンセットビーチ (2) /香取慎吾の壁画 (2) /留萌市 (2) /天 塩町/サクランボ狩り/寿司屋/釣り/登山/各道の駅/管内の色々な観光地 フルーツ狩り (5) /キャンプ (3) /温泉 (2) /海・ 海水浴に行きたい (2) / 地元の人との交流 (2) /美味しいものを食べたい (2) /釣り (2) /天売・ 焼 尻島に行ってみたい (2) /夕日を見たい (2) /國稀酒造で酒を飲みたい (2) /アウトドア体験/アンモナイトの発掘/オロロンラインをバイクでツーリン グ/しょさんべつ天文台で星を観たい/ニシン地引網/バードウォッチング/ フェリーに乗りたい/ホエールウォッチング/花を見たい/自然を体験したい /増毛小学校に宿泊したい/名産品が見たい/都会では得られない経験 海産物 (100) /寿司 (60) /ウニ (15) /甘エビ (15) /魚 (3) / 果物( 3)/ホタテ( 2)/ジンギスカン(2 )/酒(2 )/ウ ニ丼/タコ/ニシン/ ニシンそば/ラーメン/カツ丼(旭温泉) /焼肉/ラ・フ ランスのジェリー/豚 ちゃん焼き/いろいろな名産品を食べたい 温泉(32)/民宿 (10) /増毛町 (5) /留萌市 (4) /夕日の見える民宿 (4) /旅 館 (4) /ホテル(3)/海の見えるホテル (2) /キャンプ場(2)/天売・ 焼尻島 (2) /苫前温泉ふわっと(2 )/幌 延町(2 )/羽 幌サンセットビーチ周辺(2 )/海 辺・景色の 良い所(2) /ペンション/ぼちぼちいこか増毛館/旭温泉/初山別 村/天塩町/料理の美味しい所 家族 (152) /友人 (64) /一人 (20) /グル−プ (7) /恋人 (2) 夏 (167) /秋 (67) /春 (30) /一年中 (3) /冬/ゴールデンウィーク/花がき れいな時/混んでいない時期 自家用車 (146) /バス (50) /JR (40) /飛行機 (25) /ツアー (20) /レン タカー (10) /バイク (5) /自転車 1.2 その他 0.5 不明 0.5 9 るもいの魅力再発見調査結果概要 留萌管内の観光の現状 ■ 観光入込客の現状 留萌支庁産業振興部商工労働観光課調べによる、平成21年度上期留萌支庁管内の観光入込客数から現状を見ると、管内総数は約115万1千9百人となって、 前年同期に比べ、99.2%と微減している。その主な要因は天候不順による観光地点での来訪者やイベント開催時での入込客数の減少が考えられる。 道外客と道内客の数及び割合は、道外客が約14万5千人で12.6%と、前年同期と比較して112.8%と増加、道内客は約100万6千百人で87.4%となって、前年 同期と比較して97.5%と減少している。 日帰客・宿泊客の数及び割合は、日帰り客が約102万1千2百人で88.7%と、前年同期と比較して100.3%と微増、宿泊客が13万7百人で11.3%と、前年同期 と比較して91.7%と減少しており、依然として日帰型の観光動態となっている。 観光入込客数(各年上期) 区 分 H13年度 H14年度 H15年度 H16年度 H17年度 (単位:千人) H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 留萌市 323.3 308.3 268.4 356.0 230.2 229.7 225.2 227.4 246.2 増毛町 320.0 363.5 336.9 315.2 301.2 238.0 236.3 198.0 191.9 小平町 280.9 265.5 209.8 217.2 202.0 189.9 180.9 176.6 143.8 苫前町 97.9 95.2 91.7 97.9 81.1 77.8 73.0 72.8 68.7 羽幌町 127.5 115.1 104.1 85.6 82.7 76.5 70.5 68.6 38.4 初山別村 42.7 69.3 68.6 64.9 50.7 54.1 69.9 62.6 65.0 遠別町 98.0 100.8 115.1 99.5 104.3 72.2 64.8 55.9 61.7 天塩町 135.4 132.0 208.4 237.7 234.0 264.5 234.6 219.9 226.8 幌延町 119.1 123.6 132.5 118.3 114.9 99.7 91.9 79.1 109.4 合 計 1544.8 1573.3 1536.0 1592.3 1401.1 1302.4 1247.1 1160.9 1151.9 10 観光行政による施策の方向性と観光資源調査 ■ 留萌管内「地域重点プロジェクト」 ① 道北観光魅力発見プロジェクト ② るもい発「食・物語」プロジェクト 広域観光ルートの開発、体験・滞在型観光地づくり 健康で豊かな食生活を支える農業の振興 離島観光の推進 日本海の豊かな恵みを活かす産業の振興 「食」の魅力を生かす連携促進、受入体制の整備 情報発信 ■ 管内市町村総合計画の観光施策 具体的な観光施策の展開 地域ブランド創出に向けた競争力の強化 地産地消の推進 情報受発信力のの強化 ■ 留萌管内の観光資源調査 観光資源の抽出は様々な資料データの中から、また、現地 に赴いて確認調査を実施 イベント・PRの実施 体験型観光の創出 地域ブランド(特産品)の開発 地域資源の発掘と活用 など 総じて、 「体験学習と観光」、 「食と観光」、 「地域ブランドによる観光消費拡大」の施策に 取り組む 『泊まる』『食べる(飲食店・特産品)』『見る』『遊ぶ』 『学ぶ』『体験する』『その他』のカテゴリーに分けて整 理し、観光資源マップを作成。 @特徴的なこと 管内の沿岸部は元来ニシン漁業からの発展であるので、 「食べる」の海 産物及びその加工品を観光資源とするものが多く、これが管内の定着 した観光イメージとなっている。 11 増毛町 留萌市 小平町 苫前町 羽幌町 初 山 別 村 遠 別 町 天塩町 幌延町 ●名所・観光スポット 雄冬サンセットウェーブ/雄冬岬展望台/雄冬岬岩石公園/陣屋展望台/渓流の 森/暑寒別川/暑寒別岳/北海道遺産の歴史的建物群/旧商家丸一本間家(重要文化財)/増毛厳島神 社(町指定有形文化財)/ノールマリーナましけ/暑寒公園/メモリアルパーク100/渓流の森/暑寒別岳 スキー場/町営温水プール/パークゴルフ日本海コース/パークゴルフ暑寒コース/暑寒海水浴場/暑 寒海水浴場キャンプ場/リバーサイドパーク/リバーサイドパーク オートキャンプ場/雄冬キャンプ場/ 暑寒野営場/増毛リンクス/岩尾温泉あったま∼る/岩尾温泉 夕陽荘(せきようそう)/オーベルジュまし ●飲食店 すが宗/寿し忠/寿しのまつくら/福よし/鮨・IZAKAYA忠/ラーメンましけ/壱弐壱弐(いちに いちに)/麺屋 田中商店/味彩(あじさい)/岩尾温泉あったま∼る 食事処 夕陽/岩尾温泉 食事処 夕陽 荘(せきようそう)/まあめいど/マルジュウ井とう/リバーサイドパーク センターハウス/レストハウス雄 冬/海花月(みかづき)/御食事処 陣屋/志満川食堂(しまかわしょくどう)/食事処 あら川/真月(しんげ つ)/オーベルジュ増毛レストラン/漁師の店 清賓(せいほう)/カフェ海猿舎(うみざるや)/喫茶・ポルク/ 林屋冷菓店 ●宿泊施設 オーベルジュましけ/山形屋旅館/丹保旅館/コテージ ミンズ/岩尾温泉宿 夕陽荘(せき ようそう)/コテージ ポルク&コティ/ほり民宿/ぼちぼちいこか増毛館/ペンション ラ・メール/漁師の宿 清賓(せいほう)/進藤民宿/川上民宿/平野民宿/民宿 まあめいど/民宿 たけうち/民宿 新川(しんか わ)/民宿 真月(しんげつ)/木山民宿 羽幌町 留萌管内の観光資源マップ ●名所・観光スポット 黄金岬/海のふるさと館/留萌港/留萌川/ポロシリ山/礼受牧場/千望台/るる もっぺ憩いの森/神居岩総合公園/黄金岬キャンプ場/ゴールデンビーチるもい/神居岩グリーンスポ ーツキャンプ場/suref & snow surfaddiction/神居岩温泉 ●飲食店 荒磯鮨/おしどリ/回転寿司たんぽぽ/蛇の目寿司/丸喜寿司/漁師の店 富丸/金扇/寿し の三福/竹寿司/らーめん萌/麺屋 龍神/麺屋 龍神南町店/丸長そば店/やぶ金/ひさや食堂/ふくち ゃんラーメン/駅前海栄/天宝ラーメン/潮静ラーメン/高麗館/食道園/祥園/おにぎりや甚平/食事の 店 たかだ/友禅/おぎわら/ドライブイン ハッピー/黄金食堂/お食事処 かどわき/大判焼/ときよし食 堂/天まさ/波乃家/居酒屋 肴や/洋風居酒屋 浪漫亭/美食酒家 司/居酒屋 ささや/居酒屋 将軍/初 ちゃん/大政/味のろくべえ/味処 北浜/おふくろ/ととと留萌店/やきとリハウス 夢物語/光龍/焼肉・三 億園/一九/喫茶店 ビューネ/カレー大将/レストハウス 伽羅/サンセット千望台/ハワイアンカフェ ル アウ/喫茶 ウイング/モスバーガー/畜産館 トリム/CURRY ZION/飛鳥/エスプレッソ・ラウンジ&ザ・ソ ウルキッチン/花園/カフェデガンス/来古里/きたの/C−レストラン錦町店/海のふるさと館2F C−レス トラン/喫茶 茅/クレープ屋さん strawberryhouse/軽食喫茶 レスト/Coffeeハウス 久里/五番街/喫茶 コンパス/ブルーム/モンシェリ喫茶/館 ●宿泊施設 大東旅館/広見屋旅館/川村旅館/光陽館/ビジネスホテル光陽館/日栄会館/民宿 井 泉日栄館/福広館/マリモ旅館/旅館さかい/小林旅館/金沢旅館/留萌館/ホテル ニューホワイトハウ ス/ホテル コスモ/R-inn/光風館・石亭/漁師の宿 富丸/民宿スワン/ホテル神居岩/みつばちハウス (無料宿泊所) ●名所・観光スポット トワイライトアーチ/旧花田家番屋(重要文化財)/小平町郷土資料館/小平町文 化交流センター/臼谷弁財天/鬼鹿厳島神社/天応寺の一本藤/三頭山/おびらしべ湖/天狗山/オー プンガーデン(谷口ふぁーむ)/小平町国際パークゴルフ場/鬼鹿国際パークゴルフ場/小平町望洋台 キャンプ場/臼谷海水浴場/おにしかツインビーチ/小平町総合交流ターミナル施設 ゆったりかん/た っぷりかん/北創窯・陶工房「おびら」/鬼鹿焼いちい窯/ふらわぁ∼ メッセージ松ぼっくり/小平町B& G海洋センター/道の駅おびら鰊番屋 ●飲食店 磯ふじ/お食事処すみれ/食事の店なぎさ/寿食堂 フリッパー /道の駅おびら鰊番屋/ゆっ たりかん海鮮レストラン黄陽/おにしかツインビーチ レストランじょぐら/お食事処蔵(くら) ●宿泊施設 小平町総合交流ターミナル施設 ゆったりかん/都市農村交流施設「ゆうゆうそう(タ遊 創)」/音尾旅館/三上民宿/運上民宿 ●名所・観光スポット 夫婦愛の鐘/ローソク岩/岩見の一本松/平グリーンヒルウインドファーム/三毛 別羆事件復元地/苫前古代の里/苫前町郷土資料館/苫前町考古資料館/とままえ夕陽ヶ丘オートキ ャンプ場/夕陽ヶ丘ホワイトビーチ/興津(おこつ)海岸/とままえ温泉ふわっと/道の駅 風Wとままえ ●飲食店 大衆食堂/ふわっとレストラン「風夢」/庄村うどん苫前/ドライブインさわ/にくまる(にく○)/ ココ・カピウ/手打ちそば三平/こたん/山海幸/大桃園本店・大桃園2号店/もつや/まさ亭 ●宿泊施設 とままえ温泉ふわっと/梅屋旅館/高畠旅館/苫前町青少年研修センターななかまどの 館/民宿30ノット ●名所・観光スポット はぼろサンセットビーチ/北海道海鳥センター/天売海鳥情報センター「海の宇 宙館」/はぼろバラ園/朝日公園 花しょうぶ園/天売島 焼尻島/ピッシリ山・双龍の滝/築別炭鉱跡・羽 幌炭鉱跡/焼尻郷土館(旧小納家)/羽幌町郷土資料館/焼尻白浜海岸キャンプ場/天売ロンババの浜 キャンプ場/羽幌町営スキー場びゅう/羽幌パークゴルフ場/天売島パークゴルフ場/はぼろ温泉サン セットプラザ/海底探勝船おろろん/焼尻シーカヤックセンター 北海ダイビング/道の駅ほっと・はぼろ ●飲食店 華月ラーメン/のんのん/一休食堂/かっぱ食堂/おきな食堂/いわた食堂/おろろん食堂/ 食事処 鶴/みなと食堂/海鮮食堂 北のにしん屋さん/割烹料理えびす/居酒屋一海/一丁目居酒屋/ イフ/焼き鳥えん/焼き鳥ごんちゃん/食事の店いずみ/居酒屋ぽん太の店/居酒屋みずほ/めし処てう リ亭/喫茶ガロ/茶据夢/軽食&喫茶 ラ・フラスカ/カラオケからおくん カラオケ&ダーツ ●宿泊施設 はぼろ温泉サンセットプラザ/丸美旅館/橋本旅館/熊谷旅館/山崎旅館/日観連 料理旅 亭 富士屋/佐渡屋旅館/旅館セールス会館/グリーンホテル/石崎ホテル/民宿陣屋/かねす旅館/登 喜和旅館/羽幌町 離島会館/カフェ&イン吉里吉里/羽幌遊歩ユースホステル/民宿吉田旅館/旅館青 い鳥/島の宿大一/旅館のがみ/旅館オロロン荘/長谷川民宿旅館/萬谷旅館/民宿竹内/山田民宿/ 栄丸民宿/田中旅館/民宿なぎさ/布目旅館/磯乃屋/野越民宿/小田民宿 ●名所・観光スポット 金比羅神社/みさき台公園/しょさんべつ海牛の化石(初山別村自然交流セン ター)/しょさんべつ天文台/みさき台公園キャンプ場/みさき台公園オートキャンプ場/東山樹園/豊岬 海水浴場/しょさんべつ温泉 岬の湯/木下リんご園/道の駅☆ロマン街道しょさんべつ ●飲食店 レストラン花みさき(岬センター内)/レストハウスともしび(道の駅☆ロマン街道しょさんべつ 内)/みつわ食堂/まる天食堂 ●宿泊施設 岬センター/岩手屋旅館/風来旅団(ライダーハウス) ●名所・観光スポット 風と夕陽のモニュメント/遠別川河川公園/富士見ケ丘公園/金浦原生花園/ル ベシの大山松/遠別町郷土資料館/富士見ヶ丘公園キャンプ場/遠別川河川公園キャンプ場/みなくる び∼ち/旭温泉/道の駅 富士見 ●飲食店 寿司の浜ちゃん/レストランとんがりかん(道の駅富士見内)/郷土料理えぞの家/味のどん 兵衛/レストランメルヘン/焼肉景福苑/焼肉凱夜 ●宿泊施設 旭温泉/栄館/福井館/いながき旅館/ホテルノーザンライト/平松旅館/ふじや旅館 ●名所・観光スポット 天塩町鏡沼海浜公園/天塩川河川公園/乙女園の桜/てしお・こもれびの森/川 ロ遺跡/道の駅てしお/天塩川歴史資料館/天塩町運動公園/天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場/てしお 温泉 夕映/道の駅てしお ●飲食店 七福寿司/あいだ食堂/食事処 さだちゃん/ドライブイン てしお/てしお温泉 夕映レストラン /道の駅てしお/きみちやん食堂/焼き肉の店たちばな/焼き肉ちゃんこの店 力/酒食処 夢竜馬/田舎 屋 天塩店/バスターミナルかんだ/喫茶あげいん ●宿泊施設 てしお温泉 夕映(ゆうばえ)/サンホテル/ホテルいち花/高橋旅館/西澤旅館/日の丸旅 館/民宿さとう ●名所・観光スポット 北緯45度モニュメント/オトンルイ風力発電所/名山台展望公園/サロベツ原野/ パンケ沼/知駒岳(しりこまだけ)/利尻礼文サロベツ国立公園 幌延ビジターセンター /幌延町郷土資 料館/金田心象書道美術館/幌延深地層研究センター ゆめ地創館/トナカイ観光牧場/ノース・フラワ ●飲食店 福禄寿し/丸安食堂/菜味季/あいづ食堂/地平線倶楽部/味園/のんべえ/レストランポロ/ 黄桜/まる治/和(なごみ)/極楽とんぼ(ATLAS)/昭和會舘 ●宿泊施設 ビジネスホテル北斗荘/光栄荘/名山荘/民宿旅館サロベツ 12 「るもい観光」の新たな魅力創出のために① 「ニューツーリズム」とは、 ・今だ、定義化されていないものの、従来の温泉と自然美を楽しむことなどを主目的とする物見遊山的なマス的観光旅行に対して、テーマ性を強く打出し、人や自然とのふれあ いなどの体験的要素や、都市と農山漁村との交流的要素を取り入れた、新しいタイプの旅行形態とその旅行システム全般を指している。 ・テーマとしては産業観光、エコツーリズム、グリーンツーリズム、ヘルスツーリズム、ロングステイなどが挙げられている。 ・凡そこれらのツーリズムは、地域の側から地域の資源や個性を活かし、地域自らが旅行商品を開発して、発地側に提案し、そして情報発信して誘客するなど、広義的には観光 を視点とした地域活性化につなげていくその仕組み全体を指している。 ・従来のパッケージングツアーとは、対極を成す総称としても扱われている。 ■ ブルーツーリズムの導入 ■ 離島観光の再活性 ・ 留萌管内は、夏場の天候に左右されやすい海水浴と、新鮮な食材を求めるのみの ・ かつて、マスツーリズムが下火となる頃に、海と島の離島ブームが全国的に沸き起 通過型観光からの脱却を目指しているが、いまだに海水浴客が留萌観光の大き こり、天売島のオロロン鳥をメインメニューにした道北圏周遊ルートに、多勢の観 なウェートを占めている。 光客が訪れてきていた。 ・ 水産加工業や海水浴ビーチの造成については、長年、投資を図ってきた部門でも ・ ブームが去ったとは言え、昨今の環境意識の高まりとともに、自然保護活動や自然 あり、これが留萌管内観光の特性とも言えることから、これらを更に深化させて に親しむ旅は根強く普遍的であるので、新たな視点のネイチャーツーリズムの意 行く方向性に視点を置く。 識を持つ観光客が来訪している観光地域となっている。 ・ このような、現況の通過型観光を深化させる手立てとして、日本海の夕日に加え ・ 現在も訪れてくるリピーターに対しても、 “離島” に代わるツーリズム・コンセプ て「海水浴・釣り・漁村料理・水産加工品・地引き網体験、海洋生物など」の“海”資 トとして、 「ブルーツーリズム」の考え方を取り入れる。 源を活かした「ブルーツーリズム」のコンセプト導入について検討を試みる。 ( 生 活 ・ 生 産 の 場 ) (既存の余暇活動空間) <事業化検討の視点> リゾート施設 民 宿 保養・健康づくり 漁 村 交 流 海の家 海岸レクリェーション 漁 場 体 験 遊 漁 マリーナ・フィッシャリーナ ウォーター(河川・海洋) レクリェーション ・ フェリーでのクルージングの検討 ・ 釣りカレンダーと釣り情報の携帯ポータルサイトを開設、 釣りニュース発刊、太公望へのイベント開催 ・ 民宿自慢の魚料理コンテスト開催 ・ ご当地検定や地元の素材による新たな料理メニューの開発 ・ 小中学生向けの、釣りを通じて魚への関心を高める体験学習メニューや、 漁業についての体験学習メニューの開発 ブルーツーリズムの空間 ※ 国土交通省HP「ブルー・ツーリズムの魅力」を参考 「ブルーツーリズム」の概念 13 「るもい観光」の新たな魅力創出のために② 管内北部は“海のテーマ”に加えて、天塩川の“川のブルー”が色濃くなって ﹁ブルーツーリズム﹂ のコンセプト導入 ■ 管内北部のブルーツーリズムの導入 幌延町 天塩町 「川のブルーツーリズム」 海浜と川のイメージを色濃く出す 遠 別 町 いる。ここには遠別町の遠別河川公園及びキャンプ場、 天塩町のカヌー下り、 初 山 別 村 鏡沼公園及びキャンプ場、天塩川歴史資料館、幌延町サロベツ原野パンケ・ ペンケ沼などの観光資源が点在しており、3町の連携による統一テーマを 天売・焼尻島 「離島観光の再活性化」 設定してルート化する。 羽幌町 ネイチャーツーリズムへの視点 <事業化検討の視点> 苫前町 ・ 上記の天塩川ブルーツーリズムの情報を道の駅から発信 ・ カヌー・ラフティングなど川で遊び楽しむ体験型メニューの設定 (河川敷動植物観察のエコツーリズム的要素も取り入れる) 小平町 ・ 子供たち向け1泊及び2泊の商品開発 「管内コア・エリア」 ・ 天塩シジミによる新たな料理メニューとそのレシピの開発 留萌市 ・ 天塩川とサロベツ原野に関するご当地検定の導入 観光客の滞留と南北への分派 増毛町 … 観光客の導線 留萌管内への「ブルーツーリズム」導入イメージ図 14 「るもい観光」の新たな魅力創出のために③ ■ 留萌南部を広域観光のコア・エリアとする 留萌・増毛・小平南部の共通の観光テーマ性を創出 「ニシン文化」 「留萌海 ・ 留萌・増毛・小平に見られる共通の観光テーマは、 留萌管内広域観光のコア地域として捉える ・ 管内への観光客の訪問経験を見てみると、増毛町・留萌市・小平町が 約4割を占めており、留萌管内への訪問に際しては、自家用自動車や 産物処」 「千石場所」 「番屋の道」などが考えられる。 焼物の工房づくり バスの交通手段により、凡そ半数の方が、海岸ルートよりも「国道231 ・ 焼物は、その土地の風土性を色濃く示す地域資源といえる。小平町には 号線」ないし「国道232号線」の内陸ルートを利用するという結果が出 北創窯・陶工房おびら、鬼鹿焼「いちい窯」の窯が立っており、まず、この ている。 窯を子供たちの体験学習を目的として緒に着け、次の展開として体験型 また、 「国道231号線」及び「国道232号線」は、内陸から伸びる「国道233 観光へ導くことが考えられる。 号線」によって留萌市内が結節点となっており、留萌市は、観光客受 け入れに有利な地理的条件を有していることで、滞留及び滞在の可 能性を帯びている。 「酒蔵巡りツアー」のルート化と新たな観光モデル ・ 課題は、留萌市では夏場にゴールデンビーチや黄金岬に観光客が滞 ・ 北海道では、かつて昭和初期までには凡そ130軒近くの醸造所があった 留しているものの、その他の時期は商用客をのぞいて、観光客がほぼ が、現在は、国稀を始めとして道内15軒の造り酒屋が存在しているに過 通過する結節点に過ぎないことであり、この一帯に滞留させる仕組 ぎず、希少価値の高い観光資源と見なすことができる。 みづくりが望まれることである。すなわち、この地点に1泊して、さ ・ 管内の近くには、新十津川の金滴や旭川大雪乃蔵・男山・高砂、栗山の北 らに中部・北部へ向かう「もう1泊」の広域観光の仕組みづくりが、コ の錦、札幌千歳鶴・北の誉が点在しており、増毛国稀を始めとする各々の ア地域の重要な役割と考えられる。 蔵元では、地域の特産品や観光資源とを組み合わせた「酒蔵巡りツアー」 ・ そのためにまずは、 留萌南部に多くの観光客を誘導し、 ここから、 中部・ が既に実施され好評を博しているが、これら蔵元をルート化することに 北部へと観光客を振り分けることなど、管内観光の交流拠点として、 よって、留萌への更なる集客が期待できる。また、調査結果によると、札 また、情報受発信基地としての機能を活かす施策展開が必要と考え 幌圏在住者の国稀酒造に対する認知度は群を抜いて高く、道外在住者の られる。そして、最も重要なのは、中心都市の留萌市に、観光客を吸引 認知度も上位に位置しており、国稀酒造をセールスポイントとして、留 する観光施設や魅力的な滞留観光の場所を創出することである。 萌・増毛・小平の見どころやグルメスポットへと足を伸ばす観光モデル の開発も必要と思われる。 15 「るもい観光」の新たな魅力創出のために④ ■ 地域活性化としての「着地型観光」導入のすすめ 着地型観光の進め方 ・ 着地型観光を進めるにあたってまず最初に、 旅行商品と成り得る可能性 着地型観光とは ・ 旧来のマス・ツーリズムに付随する国内観光ビジネスは、都市部に拠点を置く 旅行会社が、パッケージ化された旅行商品によって観光客を出発地(発地)か を持った観光資源を、地域の在りのままの姿(暮らし・仕事等)の中から 発見しなければならない。そのため、新たな観光資源を発見できるのは、 必然的にその地域で生活する住民となる。 ら観光地(着地)へ送る「送客型ビジネス」 が主流であった。 ・ 一方、着地型観光の考え方では、観光地(着地)の地域住民が主体となって、観 ・ 行政に期待される役割としては、 住民が発見した新たな観光資源をアン 光資源を発見、パッケージ化し、旅行商品としてマーケットへの発信を行うこ ケートや公募等で広く吸い上げ、基礎データを集積することが考えられ ととなる。青森県五所川原市では、観光客が馬橇に乗って地吹雪を体験したり、 る。これは、地域の事業者が、ビジネスとしての可能性検討を行い、付加 ストーブ列車で津軽弁での接待や地酒などを楽しめるツアーが好評を博し、 価値の高い旅行商品を開発するための基となる。 これが着地型観光の代表例となっている。着地型観光では、現地集合・現地解 散というパターンが一般的であり、最近では地域自らが旅行会社を立ち上げ、 着地そのものが旅行ビジネスを完結させる仕組みも登場してきている。 ・ 現代の多様化したニーズの中には、地域に埋もれた歴史文化や未知の生活文 化を学んだり体験したりすることへのニーズがあり、着地型観光は、この新し ・ ただし、 着地型観光のビジネスモデルは確立されていないため、地域の 事業者が、どのように旅行商品づくりや販売のノウハウを身に付け、都 市住民への需要喚起を促していくかが課題であり、さまざまな支援が必 要であると考えられる。 いツーリズム・スタイルに対応するものと考えられる。従って、着地型観光は 必ずしもマス観光地になることを目指す訳ではない。 <着地型観光づくりの手順> ・ 地域住民が地域資源を発掘する(アンケートや公募) 旅 行 会 社 提 携・委 託 販 売 地域密着型旅行会社 ︵ ︵ 家族・少人数・個人 オリジナル旅行商品開発販売 安心・安全な食の提供販売 メディア販売 獲りたて・つくりたての特産品販売 インターネット販売 住民のガイドサービス提供 校 体験型学習商品販売 手配型企画旅行 団体販売 ︶ ︶ 学 個人独自の 旅 行 設 計 外 訪 ・ 事業資金を調達し、地域密着型旅行会社(住民参加の会社・NPO法人や観光協 会など)を設立する ※事業主体は、地域外に利益や賃金を流さないように、地元旅行会社の設立を目指す ・ ブランド商品の差別化を図る (独自に客先の掘り起し) 来 側 側 店頭販売 学 校 ・ 企 業 (チラシの作成・サンプルモニター調査の実施) 地 地 体験型観光の販売 ・ ターゲットを絞り込み、専門家などの力を借りて資源を商品化する 着 発 一 般 消 費 者 パッケージツアー 募集型企画旅行 ・ 発掘した資源を魅力あるものに磨き上げる 者 ・ 都市部の人々の関心を引き付ける広報戦略をつくる ありのままの地域の姿を販売 厳しい北国の風土を販売 「着地型観光」の概念イメージ 16 「るもい観光」の新たな魅力創出のために⑤ ■ 地域ブランドの売り込み ・ 先ず持って取り組むべきことは、留萌管内の市町村の認知度・知名度を <アンテナショップ事業の展開イメージ> 向上させることであり、そのためのブランドづくりにチャレンジする 事業主体: 留萌観光連盟か民間企業…市町村から事業出資、民間企業とコラボ ことが、観光経済の活性化に繋がるものと考えられる。 設置場所: 狸小路界隈及び駅前通り路面…テナント賃貸 ・ 認知度・知名度向上の成功例として、札幌駅北口「食と観光の情報館」や 「有楽町・北海道どさんこプラザ」のように、直接大きな市場に乗り込ん で観光情報や地域の特産品の直販、そして地域イメージそのものをP Rする方法が大きな効果を齎すものとして注目されている。 事業機能: 留萌管内の物産販売、ブランド化商品陳列モニタリング、 コンビ二配送車の空荷を利用、各コンビニ店が地元産品受発注と配送 付帯事業: 観光情報発信、コンサルティング、飲食店併設(シジミカレー・小平ハン バーグなど、地元開発メニュー) ・ このような取組には、多大な投資が必要とされることから、ターゲット (発地観光客及び消費者)を絞込むなどの費用対効果の側面からの検討 が必要となる。また、今回の調査結果からも、留萌観光に訪れた観光客 「道産食彩HUG(ハグ)」 (札幌市狸小路商店街) の4割強の方が札幌圏在住者となっており、留萌管内の地域ブランドを 売り込む方法として、 費用対効果の側面から市場を札幌圏に設定し、 「地 産“札”消」のコンセプトも取り入れた「アンテナショップ」の開設が有 効と考えられる。 北海道どさんこプラザ (JR札幌駅 北海道さっぽろ[食と観光]情報館内) 17
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