平成 25 年度 朝日村子ども・子育て支援事業 計画に係るニーズ調査

平成 25 年度 朝日村子ども・子育て支援事業
計画に係るニーズ調査
朝日村
報告書
調査概要・総合分析
平成 26 年 2 月
目
次
1.調査概要
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1
1-1 目的
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1
1-2 調査の概要
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1
1-3 調査内容
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1
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2-1 自由記入の概要
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2-2 未就学児童と小学生の調査結果の比較
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2.総合分析
1.調査概要
1-1. 目的
朝日村では第1期子ども・子育て支援事業計画(平成27年度を初年度とする5年間
の計画)を策定するにあたり、今後の子ども・子育て支援施策に反映させるため、保
育所及び幼稚園等の利用状況や子育て支援に対するニーズ調査を実施した。
1-2. 調査の概要
① 調査方法:郵送調査法
② 調査対象:平成25年9月末時点で朝日村内在住であり小学生以下の子どもを持つ
世帯
就学前の子ども 147人
小学生 169人 合計316人
就学前の子どもと小学生の双方がいる世帯 56世帯
なお、1世帯に就学前の子どもが2人以上又は小学生の子どもが2人以上いる
場合は、年齢の若い子どもを対象とする。
③ 配布票数 未就学児童の保護者対象:147票
小学生の保護者対象:169票
④ 調査期間:平成25年11月22日~平成25年12月6日
⑤ 回収結果 未就学児童の保護者対象:101票 (回収率68.7%)
小学生の保護者対象:100票 (回収率59.2%)
1-3. 調査内容
未就学児童の保護者対象
【問1】回答者の居住地区
子どもと家族の状況
【問2】子どもの生年月
【問3】きょうだいの数と末子の生年月
【問4】回答者の子どもとの続柄
【問5】回答者の配偶関係
【問6】子どもの主たる養育者
【問7】さらに子どもを希望しているか 2問
子育ての環境
【問8】日常的に子育てに関わる人・施設
【問9】子育てに大きく影響する環境
【問10】こどもをみてもらえる状況 3問
【問11】子育てについての相談先 2問
【問12】子育てで必要な支援
1
子どもの保護者の就労状況
【問13】子どもの保護者の就労状況 4問
【問14】パート・アルバイトからの転換希望 2問
【問15】将来の就労希望 2問 平日の定期的な教育・保育事業の利用状況
【問16】定期的な教育・保育の事業の利用状況 6問
【問17】「定期的に」利用したいと考える事業 2問
地域の子育て支援事業の利用状況
【問18】現在の利用状況
【問19】今後の利用希望
【問20】事業の認知と利用希望
土曜・休日・長期休暇中の「定期的」な教育・保育事業の利用希望
【問21】利用希望 3問
【問22】「幼稚園」の利用者へ長期の休暇期間中の利用希望 2問
病気の際の対応(平日の教育・保育の利用者のみ)
【問23】子供が病気やケガのときの対処 7問
不定期の教育・保育事業や宿泊を伴う一時預かり等の利用状況
【問24】不定期に利用している事業の利用状況 2問
【問25】不定期に利用する希望の有無と日数 2問
【問26】子供を泊まりがけで家族以外に見てもらった場合の対処方法 2問
小学校就学後の放課後の過ごし方
【問27】低学年の子供の過ごさせたい場所と日数
【問28】高学年の子供の過ごさせたい場所と日数
【問29】土、日、祝日の放課後児童クラブの利用希望の有無と時間帯 2問 【問30】長期休暇期間中の放課後児童クラブの利用希望の有無と時間帯
職場の両立支援制度の利用状況と認知度
【問31】育児休業、短時間勤務制度の利用状況と職場復帰時期 10問
【問32】子育ての環境や支援への満足度
【問33】子育て家庭への支援希望
子育てに対する意識
【問34】子育てを楽しいと感じるか否か
【問35】子供に関する悩み
【問36】子育てに関する悩み
【問37】保育事業における重要事項
【問38】子育ての環境や支援に関する意見
小学生の保護者対象
【問1】回答者の居住地区
子どもと家族の状況
2
【問2】子どもの生年月
【問3】きょうだいの数と末子の生年月
【問4】回答者の子どもとの続柄
【問5】回答者の配偶関係
【問6】子どもの主たる養育者
子育ての環境
【問7】子どもをみてもらえる状況 3問
【問8】子育てについての相談先 2問
子どもの保護者の就労状況
【問9】保護者の就労状 【問10】パート・アルバイトからの転換希望 【問11】将来の就労希望
子育て支援センターの利用状況
【問12】子育て支援センターの利用状況 8問
子どもの病気やケガの時の対処方法
【問13】子どもの小学校欠席時の対処方法 2問
子どもの安全面
【問14】子どもの通学路の安全面での不安
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2.総合分析
2-1 自由記入の概要
未就学児童の保護者
【問12】子育てで必要な支援
情報提供、スクールバス等の運行、子どもを預けられる場所、交流の場所を求める
意見が見られる。
【問33】子育て家庭への支援希望
安全な施設環境、経済面での支援、交通機関の充実、情報提供、就労環境、保育
サービスについての意見が見られる。
【問38】子育ての環境や支援に関する意見
保育園に対する意見と共に公園を要望する意見が見られる。
小学生の保護者
【問14】子どもの通学路の安全面での不安
通行車両の速度、路上駐車、道の狭さや見通しの悪さ、雪や氷、外灯の少なさ、1人
での通学に対する意見が見られる。
2-2 未就学児童と小学生の調査結果の比較
居住地区・家族の状況 未就学児童:問1~問6;小学生:問1~問6
未就学児童と小学生の保護者間で、回答者が父親である割合が未就学児童が小学生
よりも高い傾向があるほかは、大きな違いは見られなかった。
子どもをみてもらえる状況 未就学児童:問10;小学生:問7
緊急時に子どもを見てもらえる友人・知人がいる割合が小学生の保護者の方が高い
ほかは、大きな違いは見られなかった。
子育てについての相談先 未就学児童:問11;小学生:問8
相談先として、保健所・保健センターの割合が未就学児童で高いのは、子どもの成
長段階に応じた必要性によるものと考えられる。小学生の保護者が小学校の先生を挙
げる割合より、未就学児童の保護者が保育士を挙げる割合が低い。
子どもの保護者の就労状況 未就学児童:問13;小学生:問9
未就学児童と小学生の保護者間で、父親の就労状況には大きな違いがない。母親は
子どもの成長に応じて就労する割合が高くなっていく傾向がある。
パート・アルバイトからの転換希望 未就学児童:問14;小学生:問10
フルタイムへの転換希望があるが実現の見込みがないとする割合が、未就学児童と
小学生の母親間で同程度である。
将来の就労希望 未就学児童:問15;小学生:問11
未就学児童の母親で子どもの成長を待って就労することを希望する割合が高い。0-2
歳の子どもの母親は子どもが3~4歳の時点での就労を希望しているが、3-6歳の子ども
の母親は子どもが小学生、7~10歳の時点での就労も希望している。小学生の母親は子
どもが10~12歳の時点での就労も希望している。子どもが成長するにつれ、就労が先
延ばしになっている可能性もあるが、希望する就労ができない現状もある可能性も考
えられる。
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子どもの病気やケガの時の対処方法 未就学児童:問23;小学生:問13
子どもが病気やケガで小学校などを休む状況のとき、対処状況は未就学児童と小学
生でほぼ同様といえる。子どもが成長しているため、小学生は未就学児童よりも休む
状況は減り、休む日数も減っていると見られる。
土、日、祝日の放課後児童クラブの利用希望の有無と時間帯 未就学児童:問29;
子育て支援センターの利用状況 小学生:問12
未就学児童の保護者の放課後児童クラブの将来の利用希望は、小学生の保護者の子
育て支援センターの利用希望に比べ低いものとなっている。子供が小学生になった時
点でないと分からない場合があると考えられる。将来の利用希望だけではなく、現時
点での利用希望の状況にも基づき、将来の利用意向を想定することが重要であると考
えられる。
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