航空レーザースキャナー - 株式会社ナカノアイシステム

航空レーザースキャナー
RIEGL LMS-Q780
波形記録方式により、
高精度・高品質なレーザーデータを広範囲に取得
波形記録方式、回転ポリゴンミラー、MTA処理により
高精度・高品質なレーザーデータを広範囲に取得
RIEGL LMS-Q780の特長
1.従来機器よりも安全なレーザー光を照射
環境に対する安全性に配慮
し、従来の高高度計測用航空
レーザーで一般的に使用され
ているクラス4よりも安全な
クラス3Bのレーザー光 ※ 1 で
計測を実施しています。
※1 国際電気標準(IEC)の基準をもとに日
本工業規格「レーザー製品の放射安全基準」
JIS C 6802が規定
2.波形記録方式を採用
クラス
危険評価の概要
4
高出力。危険な拡散反射を
生じる可能性がある。
0.5W以下の出力。拡散反射
による焦点を結ばないパル
3B スレーザー放射の観察は
危険ではなく、ある条件下
では安全に観察できる。
4つの反射パルスを検知する従来方式ではなく、無制限
に検知する波形記録方式を
採用しています。
下草と地面のようなわず
かな標高差も検出し、樹木が
密集した地域でも、植生の影
響を低減した正確で詳細な
地形形状を取得します。
従来方式
レーザー光の安全基準
波形記録方式
3.回転ポリゴンミラーを搭載
ナカノアイシステムでは、マイクロソフト社製の高性能デ
ジタル航空カメラ「Ultra Cam Falcon prime」をRIEGL LMS-Q780
と同一セスナ機に搭載しています。
これにより、航空写真撮影と航空レーザー計測の両方が必
要な業務、例えば緊急災害時等の計測で役立てることができ
ます。
回転ポリゴンミラーの採用により、従来の往復型ミ
ラーに比べ均一な間隔で標高データを取得することが可
能になったことから(左図)、広いスワス幅(60度)で効
率よく計測することができます(右図)。
往復型
ミラー
60度
往復型
ミラー
回転ポリ
ゴンミラー
搭載機
4.MTA処理を実施
デジタル航空カメラ
航空レーザースキャナー
回転
ポリゴンミラー
両機器を同一セスナ機に搭載
高密度のレーザー計測では、レーザーを発射しその反射
光を受信する前に、次のレーザーが発射される場合があり
ますが、この状態をMTA(Multiple -Time-Around)といいます。
LMS-Q780は受信したレーザーの反射光が、
「どのタイミ
ングで発射されたレーザーか」を関連づけることができる
ため、精度よく計測することができます。
高精度のフィルタリング処理を実施
航空レーザー計測では、取得データ(DSM※2)のフィルタリング処理が非常に重要です。ナカノアイシステムでは、点群処理ソフトに
よる自動フィルタリング だけでなく、目視による手動フィルタリングを実施します。これにより、高精度で詳細なグラウンドデータ
(DEM※3)を作成することができます。
航空レーザー計測で得たDSMデータ
点群処理ソフトによる自動フィルタリング
熟練技術者が行う
目視による手動フィルタリング
高精度・高密度DEMデータ作成
※2 DSMは、Digital Surface Modelの略。建物や樹木を含
む表層データ。
※3 DEMは、Digital Elevation Modelの略。建物や樹木な
どを取り除いた地表面データ。
細部まで確認できる地図(CS
立体図)を用意し、樹木が繁茂
してる箇所を重点的に確認。
自動処理では樹木により地
表面を判定できなかった箇所
を容易に判定 。
手動処理により、高精度・高
密度なDEMデータを作成。
CS立体図に関する資料提供:長野県林業総合センター
高精度・高品質・広範囲 航空レーザースキャナー
ナカノアイシステムは、航空レーザースキャナー(RIEGL LMS-Q780)を導入し、
国土の開発・管理・保全、及び自然災害対策に役立てます。
航空レーザー測量と航空写真測量の比較
航空レーザー測量では、直接地面を
計測できるため、航空写真測量より詳
細な地形が表現されます。
航空レーザー測量で
は、樹木の繁茂している
山 間 地 に お い て も、従
来の航空写真測量と比
べ地形を高精度に取得
できます。
オルソ写真図
航空写真測量による等高線データ
航空レーザー測量による等高線データ
航空レーザー計測の主な諸元
計測項目
単位
レーザー レーザ点群 スキャン
周波数
密度
角(片側)
対地
速度
基準面から
の対地高度
点/m2
Km/H
m
Hz
レベル500
※
レベル1000
レベル2500
400,000
400,000
100,000
度
スキャン 基準面進行 基準面横
基準面
周波数 方向点間隔 方向点間隔 スワス幅
line/sec
m
(av)m
m
4点/1m
2
30
260
1,000
124
0.58
0.54
1,155
1点/1m
2
30
260
1,800
95
0.76
0.74
2,078
1点/4m
2
30
260
2,600
40
1.81
1.80
3,002
※レベル500はコース
間の重複により点密
度4点/1㎡以上にしま
す。
注)左 記諸元 は平 坦
な 地 域 の 値 で あ り、
傾斜地の場合は異な
りますので弊社担当
者にご相談下さい。
各種活用事例
■ 用途例 フルレーザーパワー
減衰させたレーザーパワー
●広範囲・高高度のマッピング ●積雪地帯のマッピング ●地形測定や鉱山での測定
●河川・海岸・湖岸のマッピング ●農地や森林測量 ●路線計測
オルソ写真図の鳥瞰表示
段彩図の鳥瞰表示
緑:樹木
赤:建物
茶:地面
色分けした点群の断面表示
CS立体図の鳥瞰表示
陸・海・空のシームレスな測量を実現
RIEGL LMS-Q780の他にも、以下の機器を保有しています。これらを適宜組み合わせることによって、今までは実現
が難しかった陸・海・空のシームレスな測量が実現できるようになります。
モービルマッピングシステム(MMS-X640)
デジタル航空カメラ(UltraCam Falcon prime)
車両にデジタルカメラとレーザー
を登載し、時速40㎞~80㎞の速度
で高精度な3次元計測を実現しま
す。
1億9,577万画素、地上解像度10㎝の場合、写真1枚が約
1.96k㎡(東京ドーム約42個分)
の大きさになります。
空から
道路上から
3次元レーザースキャナー
(GLS-1500)
ナローマルチビーム
測深機(Sonic2024)
水中から
離れた場所から
機器を設置するだけで、そ
の全周囲(360度)の高速・高
精度の3次元測量を実現しま
す。
海底や川底、湖底の3次元計
測をマルチビームにより高精
度にかつ効率よく実現します。
株式会社ナカノアイシステムは、
プライバシーマーク、ISO9001、ISO27001:2005(ISMS)を認証取得しました。
Certificate number 7262
ISO9001,ISO27001
ISO9001認証範囲:六日町支店
ISMS認証範囲:ICTセンター
www.nais21.co.jp/
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支社 支店
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秋田支店
〒010-0973 秋田県秋田市八橋本町五丁目8-31
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十日町事業所
糸魚川事業所
妙高事業所
佐渡営業所
青森営業所
盛岡営業所
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長野営業所
名古屋営業所
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新潟県十日町市千歳町1-1-4
新潟県糸魚川市蓮台寺1-9-5
新潟県妙高市大字姫川原531-10
新潟県佐渡市沢根町1
青森県弘前市大字駅前町6-15
岩手県盛岡市前九年2-12-1
宮城県仙台市青葉区二日町16-15
山形県天童市糠塚1-11-26
福島県郡山市朝日1-19-1
群馬県前橋市六供町423-13
富山県富山市東田地方町2丁目9-5
富山県砺波市三島町12-16
富山県高岡市福岡町木舟81
石川県金沢市高尾1-82-1
長野県長野市大字高田1270-1
愛知県名古屋市緑区大将ヶ根2-1043
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