猫ちゃんとの生活の始め方 【 用意するもの 】 ・猫用のサークル まだ赤ちゃんなので、いきなりおうちで放し飼いにすると、どこに行ったか わからなくなりますし、高い所に登って降りられなくなったり、狭いとこに 入り込んで出られなくなってしまう可能性があります。 お家に慣れるまで、少なくとも1週間はサークルのみの生活をし、 まずは、お家の臭いや雰囲気に慣れて貰いましょう。 ・猫用のトイレと砂 トイレトレーニングは完了してからのお渡しになりますが、当キャッテリーでは システムトイレ(ニャンとも)を使用しています。 まだ、仔猫なので、高さのないトイレをお薦めします。 ・ネコちゃんのゴハン 当キャッテリーでは「ロイヤルカナン社」の、「キトン」を仔猫ちゃんには食べさせています。 お家に行ってからも、しばらくは同じフードをあげて下さい。 ミルクは子猫用ミルクをご用意下さい。 ・ネコちゃん用のゴハン皿と水のみ 仔猫ちゃんが、淵に体重をかけても、引っくり返らない物を 選んであげて下さい。 ・ベッド 寒い時期はドーム型がオススメです。その他の季節は、ペットショップにある物で大丈夫です。 ・ネコちゃん用おもちゃ 是非、おもちゃを購入頂き、猫ちゃんと遊んで上げてください。 ※最初の1~2週間までは、環境の変化の影響で、体調を崩してしまう恐れが有りますので、 遊び過ぎにご注意下さい。 ・爪きり 猫の爪は、鋭く尖りますので、少なくとも2週間に1回は、爪を切ってあげましょう。 深爪にご注意下さい。 ・ブラシ 春頃と秋頃に、毛が生え変わりますので、抜け毛が増えます。 1週間に、2,3回はブラッシングをする習慣をつけましょう。 【 猫ちゃんがお家に来たら… 】 1、子猫ちゃんがお家に来たら、直ぐに用意していたサークルにいれ子猫ちゃんに、 お水と少量のフードを上げて下さい。 当日は、そっと様子を見守るだけにしましょう。 環境が変わって、一番ストレスを感じている時期です。 ★フードの上げ方★ フードとミルクをお皿に入れ、お湯をひたひたになる位いれます。 10分~15分ふやかしてから上げてください。 2回目のワクチンが終わる頃には、カリカリのままあげれるように 少しづつカリカリのフードを混ぜて下さい。 ※お引き渡時までに、カリカリのままでも食べれる様になる場合も有ります。 2、おトイレは、1 日2回はチェックし、きれいにしてあげて下さい。 最初のトイレが出来るまでは、1日2,3回トイレに猫ちゃんを入れてください。 3、お水は、毎日変えてあげましょう。 ※ミネラルウォーターは与えてはダメです。 4、時間を決めて、少しずつ抱っこしたり、少しずつ遊んであげましょう。 ブラッシングも初めてみましょう。 ブラッシングは、皮膚病予防にもなりますし、スキンシップにもなりますし 信頼関係を築く為にも、重要な事です。 5、1週間位経ったら、少しずつお部屋に出して上げてください。 床に、紐やゴミが落ちていると、食べてしまう場合が有りますので、ご注意ください。 ※腸閉塞等の病気の原因になります。 6、日々、猫ちゃんは成長しますので、ゴハンは増やして下さい。 ご飯が足りないと、病弱になり、やせ細った不健康なネコちゃんになってしまいます。 成猫になるまでは、しっかりご飯をあげましょう。 ※メインクーンは大型の猫ちゃんで、成猫になるまで3~5年かかるとも言われています。 子猫用のフードは、1 歳半まであげましょう。 7、ワクチン摂取は、1回目を生後2ヶ月時に行います。 2回目は、1回目の1ヶ月後になります。 動物病院によっては、3回のワクチン接種を行う場合も有ります。 その後は、年1回のワクチン接種になります。 当キャッテリーでは、3種混合ワクチンを受けています。 ワクチンの種類も動物病院によって違います。 8、去勢(避妊)手術は、生後6ヶ月以降に、獣医師と相談の上、行なってください。 病気の予防にもなりますので、おすすめ致します。 【 健康管理について 】 1、毎日、便の状態を確認してください。 下痢の場合や、便が柔らかい場合は、ご飯を減らして1~2日様子を見て下さい。 ※ロイヤルカナンの袋に記載されている分量は、1日量ですので、ご注意下さい。 良くならない場合は、動物病院へご相談下さい。 2、子猫ちゃんが、食事をちゃんと食べているか、チェックしてください。 食べない場合は、カルカン等の缶詰(子猫用)を混ぜてあげて下さい。 それでも、食べない場合は、動物病院へご相談ください。 環境の変化で、食べが悪くなる場合があります。 3、爪が伸びていないか確認しましょう。 子猫ちゃんは、爪をしまうのが、まだ上手くありませんので、顔をこすった時等に 目を傷つけてしまう事が有ります。 前足は5本、後ろ足は4本爪があります。 (目が傷つく事により、結膜炎になります) 4、まれに、ストレスや疲れにより、血尿をする子がいます。 ゆっくり休ませ、1~2日様子を見て下さい。 良くならない場合は、動物病院へご相談下さい。 5、週に1回は、お耳のチェックをしましょう。 特に梅雨の時期は、カビが生えやすくなります。 時に、ひっかき傷や、耳に水が入る事により、耳の病気になる事が有ります。 (外耳炎、耳ダニ、疥癬・・・等) 6、ブラッシングを習慣付けましょう。 週に2~3回は、ブラッシングを行い、猫ちゃんの毛の状態、皮膚の状態を確認しましょう。 もし、湿疹やハゲ等があった場合は、動物病院へご相談ください。 (真菌、疥癬、細菌性皮膚炎・・・等) 7、目ヤニ、鼻水、クシャミ、咳等の症状が出たら… 目ヤニ…少量であれば、問題ありませんが、ドロッとした目ヤニや鼻水・咳を併発している 場合は、風邪をひいている可能性があります。 目が開かない程の目ヤニは、結膜炎の可能性も有ります。 鼻水・クシャミ…環境の変化で一時的に出る場合も有ります。 暖かくして、1~2日様子を見ましょう。 夏場は、冷房の風が直接当たっていないか、寒すぎないかチェックしてください 改善されない場合は、動物病院へご相談ください。 咳…毛玉を吐く前や、異物を食べてしまった時に出る事も有りますし、風邪をひいている 場合も咳をします。1~2日様子を見て、治まらないようでしたら病院へ相談しましょう。 ※基本的に、子猫ちゃんは、色々な面で未発達です。 体温調節もまだ上手く出来ませんし、温度変化にも弱く、環境の変化にもストレスを感じやすい ので、しっかり観察してあげて下さい。 不安な事・分からない事は、自己解決せずに、直ぐ当キャッテリーまで、ご相談ください。
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