SEINAN ラグビーマガジン CUP 遠征報告書 報告者 長谷川 竜介 日程 7 月 13 日(土)∼7 月 15(祝) 会場 長野県上田市菅平高原 サニアパーク A グランド 宿泊 リゾートイン菅平スイスホテル 参加選手 № 選手氏名 1 榎本 凛太郎 2 学年 № 選手氏名 6 10 アンダーソン・ジョン・敬 6 原田 季弥 6 11 狩野 虎太郎 6 3 西尾 陽太 6 12 上地 悌資 6 4 藪 6 13 東 康弘 6 5 佐藤 大輝 6 14 シンクル蓮ピーター 5 6 長谷川 凌介 6 15 オーデルマット・ニコラス 5 7 竹本 龍之介 6 16 島本 則光 5 8 オーデルマット・トーマス 6 9 加藤 悠貴 5 悠生 学年 帯同スタッフ コーチ:長谷川竜介、榎本光洋、西尾哲弥、加藤三貴 チームドクター:島本則道 7 月 13 日(移動日) 関越自動車の渋滞を避け東北道経由を選択したことにより 予定の17時30分には到着し 30分ほど 前日練習を行いました。 昨年経験から 6 年生を中心にしっかりと睡眠時間を確保できました。子供が喜ぶメニューを中心としたバイ キングで食が進みしっかりとエネルギー補給ができました。 今年度も A ブロックに挑戦 昨年の全敗からの雪辱に 2勝を目標に挑みました。 A ブロック8チーム B ブロック6チーム C ブロック4チームがエントリー。 7 月 14 日(一日目) 14 日開会式 開会式後の第一試合でしたが スタッフも昨年の経験を活かし、早めのアップ。 試合への心のスイッチも入り強豪 世田谷戦を迎えることができました。 同じ小学生なのだということを認識させ試合に挑みました。 1試合目 世田谷ラグビースクール 2分 4 分 6 分 と3本先制されたものの 相手のミスから7分に 1 本、終了間際に モールから1本を奪 い 前半を 10 対 15 で折り返しました。 後半 相手キックオフは我々の穴を的確に攻め込み 3分 4 分 5 分と立て続けにポイントされ、その後 随所に間隙を突いた攻撃で攻め込みましたが、後一歩及ばず力尽き 終了間際にダメを押され 結果 10対 40で敗戦しました。 高学年 70 名以上のメンバーを要する世田谷 セレクションされたメンバーはここぞという局面の動き・判断 力が素晴らしかったです。6本の差はついたものの 2 試合目の 選手たちの成長が見られた好ゲームでした。 ワセダクラブ A 試合への入り方 水分補給 日陰での休息など 出来る限りの準備ができました。トップナッチツーリスト湯 浅さんには 簡易テント クーラーボックスなど 佐藤代表や保護者(竹本夫妻)からの差し入れなど 十分 な飲料もスタッフとしては非常に心強いサポートをいただきました。 開始早々 モールからのトライ 藪君の素晴らしいラン、SH トーマスの積極的な P から G で 3本リード し 15−0 前半リードで折り返しました。 世田谷戦ではサポートの遅れやブレイクダウンでやられた部分をしっかり意識し前に出る気持ちをプレーに 表すことができた前半でした。 後半開始のキックオフで穴をつかれノーホイッスルトライを奪われ 精神的に動揺 ペナルティーを連発し トライを奪われ 4 分で 4 トライを奪われました。 FW の踏ん張りから 5 分原田君が停滞するチームムードを吹き飛ばす果敢なアタックでトライするも さず2トライを取られ 随所にいい攻撃で敵陣深くまで攻め込むも守りきられ終了 すか 惜しくも20対30 で敗戦。 ※二日目のワセダクラブと世田谷は 3−2でワセダが勝利しました。 午後は リザーブ選手を中心に グランドを変えて交流戦を行いました。 1試合目 10 分一本 相模原ラグビースクール B こちらもミスが多かったが 2 試合目 10 分一本 一人ひとりが自分の課題に取り組み 5−0で勝利 小金井ラグビースクール A 個々の体力差も目立ち ブレイクダウンで完敗 秘密兵器で投入していた藪君が1トライ返してくれたが 結果 5対45 で完敗 3 試合目 10 分一本 都留ラグビースクール(山梨県)AB 混合 リザーブ選手も疲労からパフォーマンスが下降、一部 メンバーを入れ替え、午前の 2 試合の課題を意識し 30−0で勝利。 7 月 15 日(二日目) 14 日夕食は BBQ でした。試合後は死人のように疲れた顔をしていたメンバーも食後は 歌や物まねのス テージ このエネルギーは一体どこから?ホテルの人からも ラグビーの子はほんとによく食べますね その後はビデオも活用したミーティングで課題の確認と対策 と。 一人ひとり自分たちの課題を理解しているこ とが誇らしく思えました。当然 初日より早く睡眠にはいってました。 朝と夜に帯同の島本 Dr のメディカルチェックで体重 体温 脈拍 これらをデータにして提示していただ き選手の体調や怪我の状態を確認できたことでより一人ひとりの選手を見ることができました。ドクターを帯 同できる環境に心から感謝! まずは悲願の一勝を ということで 1試合目 上郷ラグビースクール(長野) 試合へのはいりは良かったものの 開始早々と5分にトライを奪われ 気持ちが沈むかと心配したが 自ら奮い立ち 6 分 8 分 10 分と 3本取り返し 15対10で折り返しました。 後半は 1本取られたがしつこい DF で守りきり チーム一体となった攻撃で 2本トライを奪い 25対15 で 大会初勝利となりました。 自分たちの課題を十分に理解し 選手一人ひとりが絶対に勝ちたい という気持ちが伝わってくるゲームで ありました。 2 試合目 高崎ラグビースクール 伝統のある強豪チームでしっかりと訓練されている印象。 開始2分 ラインアウトを簡単に奪われ トライを許すも 6 分には相手キックから藪の好走でトライ 前 半を 5対5で折り返しました。 後半開始2分 7分と ミスからトライを許し 反撃も及ばず 5対15 で終了しました。 結果は公式戦 1勝3敗 であったが いずれの試合も 素晴らしい攻防でありました。 基礎プレーの精度の向上も重要な課題であるが、セットプレー(キックオフとラインアウト)からの失点を防 げれば より勝利に近づいたと思います。日常の練習ではセットプレーに力点をおけなかった私の責任である と実感しています。 2年連続して出場できたことで 選手たちは、多くを体験し学ぶことができました。 ラグビーに対する姿勢、ラグビーができることへの感謝の気持ち、そして他チームへの尊敬まさにカマラデリ ーの精神が芽生えたものと感じております。 遠征にあたりたくさんのご支援をいただきましたこと また激励のお言葉をいただきましたこと 心より御礼申し上げます。 追伸 14 日 午後 交流試合と並行して開催された エディージョーンズ HC による指導者に対するコーチングク リニックには 西尾コーチと旅行を兼ねて手伝いに来てくれた菊地コーチが参加されました。 一貫指導体制づくりに関わるスキルの指導法などを学んできていただきました。 詳しくは西尾コーチより 改めてご報告いたします。 ※ 実技では 西尾君持ち前のパフォーマンスを発揮し どうやら 11 月には 日本代表に選手として呼ば れる可能性があるようです。 エディーから直々に声がかかったようです。
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