案内パンフレット(PDF)

 尊さをおもふ
見えぬものの
天地書附
目には見えぬ空気
はありとしみじみと目に
信心の稽古
土の香が
の中の道
芒
白椿さけり
日にあへり
わが行くはほゝけ
夏菊の咲き静かなる
金光四神様の
おことば
信心いたし
ましたら目に
見えぬところ
をたいせつに
せねばなりませぬ
目に見える
ところばかり
たいせつにして
目に見えぬ
ところを
そまつにして
おります
よきことの話題にのぼるききをれば
世にあかるさの加はるごとし
世話になるすべてに礼をいふこころ
ねがはせ給ひ教へたまへり
嶋一つ
見えて
家の
命に 万冬の日に
海よりに さけり
しみる春 初日は
四代金光様直筆
目に見ゆるみめぐみよりも
めに見えぬみめぐみ
多し天地のみめぐみ
目に見えぬ天地のかぎり
なくつきぬめぐみ大恩
ただ勿体なし
に 裏 付 け ら れ て の も の で あ っ た と 思 わ さ れ ま す。 こ こ ま
歴 代 金 光 様 の あ ら れ 方 は、 ほ と ん ど 生 命 の 限 り、 教 主
と し て の お 働 き を 全 う す る と の、 圧 倒 さ れ る ほ ど の 願 い
で の 教 主 金 光 様 の お 徳 と ご 内 容 を 頂 き、 全 教 が そ れ ぞ れ
の 立 場 に お い て、 こ こ か ら い っ そ う 生 き 生 き と し た 信 心
生 活 の 歩 み を 進 め さ せ て い た だ き た い、 と 願 う と こ ろ か
ら﹁ 金 光 様 展
︱四代金光様
現 教 主 金 光 様 を 頂 く ︱﹂
を開催いたします。
今 回 の 展 示 は、 四 代 金 光 様 の 未 公 開 作 品 を は じ め、 現
教 主 金 光 様 の 御 用 姿 勢 の 一 端 を 伺 わ せ て い た だ く べ く、
ま た、 現 教 主 金 光 様 が、 病 床 に あ っ た ご 子 息 明 信 先 生
の た め に 書 か れ た 色 紙 を は じ め、 折 々 に 故 人 を 偲 ん で 書
話 0865︵42︶
2054
岡 山 県 浅 口 市 金 光 町 大 谷3 2 0
電
◇ 四 代 金 光 様 ◇ 開催にあたって
本 年 は、 四 代 金 光 様 が お 隠 れ に な っ て 二 十 年、 現 教 主
金光様ご神勤二十年の節目にあたるお年柄です。
四 代 金 光 様 は 、﹁ く ず れ ん と す る こ の わ れ を 支 へ 給 ひ
日 に 日 に 新 た に 亡 き 父 お は す ﹂ と 詠 ま れ た よ う に、 ひ た
す ら に 三 代 金 先 様 の み 跡 を 敬 い 慕 っ て、 二 十 八 年 の 歳 月
をただ一日のごとくご奉仕になられ、平成三年一月十日、
八十一歳八か月の御身でご帰幽になられました。
く だ さ い ま す よ う に、 四 代 金 光 様 の お 心 を そ の ま ま に 頂
か れ た 一 群 の 色 紙 も、 こ の た び、 特 に お 許 し を 頂 い て、
折々に認められた半切、色紙、写真等を展示いたします。
か れ、 喜 寿 を お 迎 え の 御 身 を も っ て、 今 日 た だ 今、 ご 用
はじめて展示いたします。
四代金光様の跡を継がれた現教主金光様は、しばしば、
﹁世話になるすべてに礼を言う心を土台にして﹂とみ教え
をお進めくださっておられます。
◇ 四代金光様
庭の餌台に目白来
早春の朝のひかりがいっぱいの
大そらの
てをり
そよかぜ
風窓より入り来る春の
窓がくぎる景色のなかにうごく
なほのこる道
もどり来ぬ早春の夕日
真中に
見あ
ありと
しも
おもひ
満開の庭のさくらを今日も
月
みてしばしたたずむ
年
わが花見なり
平成 年 月
∼ 平成
719 0111
金光図書館
現教主金光様を頂く ―
2
かぬ
大き
― 四代金光
様
24
青空
展示室
本部総合庁舎 階
金光様展
4
吹いてゐる風のなか通り
1
我の
23
|
金光図書館第
期 間
主 催
2
◇ 現教主金光様
人はみな
いのちと心
賜はれる
神のいとし子
同志と思ふ
天地
わがおもひ
極まるところ
ちちのみの父に
つながる
ありし日の父に
賜びしいのち
朝の祈念を
ささげまつる
父に従ひ
かしこみて
常のみすがた
わが父の
しきりに思ふ
父を思ふ
老い重ねつつ
賜びしいのち
ささげまつるも
あたらしめ給へ
いや深く思ふ
自然
道の御用に
わがこころ
懐かしくいとおしく
日につれて親密に
と云うが明信大郎子は
去る者は日々に疎し
姿を見ることは出来なかった
それ以来わが家では元気な
土佐清水病院に向けてである
わが家を早朝出て行った
二年前の今日明信が
サトウサンペイさんも言っている、﹁アイラブ
オー
﹂ということと、それに四代
ル ︵私はすべてを愛しています︶
ます。こういう笑顔で人に接したいものです。
例えば、モナリザのほほえみです。モナリザは、どこ
から見ても、いつでもだれに対してでも、ほほえんでい
信心する者は顔が大切です。顔の表情一つで、信心が
どのようにでも変わります。
︵平成十二年八月二十二日︶
ハワイのセンター職員に
◇ 現教主金光様のおことば
十五日なり
を経たり平成十三年七月
世を去りて四年七カ月
来たりぬ金光明信大郎子
日曜日の十五日がめぐり
まる半年間そこに居たのである
思ほゆるなり
世を去りて五カ月目の日に
明信へ
天地の息吹
天地の気吹
月日の過ぐるはいと
はやくはや金光明信
大郎子霊之神の一年祭
とはなりぬこれよりも
金光様の﹁実意をこめてすべてを大切に﹂ということを
これから一日のみつとめ
われらを守り導き給え
光かも
始まるといふ時刻に
だれでも、心の底から実意に、すべての人、すべての
ものを愛し、大切にするという、神様のような心があれ
照らし給へる
写真の父の
やすらかにお国替
ば、自然にいつでも笑顔というものがにじみ出てくるも
込めてのことです。
このみまなざし
せし明信あはれ
のです。