様向けガラス酸化処理ライン提案書 提案書のコンセプト 電気炉の長さ寸法はそのままで幅のみの変更で 50mm×50mmのワークサイズで通炉する条件での再検証 基本条件 ① ワークサイズ:50mm×50mm×50~100mm高 ② 処理必要数:①のワークサイズにて90分毎に150個 ③ 昇温時間 + 410度キープ時間 = 46分 (16分) (30分) ④ 治具サイズ:幅170mm×長さ375mm×高さ100mm 上記サイズで50×50の製品で21個並ぶ 少し余裕を見て3列×6行=18個で検証します 治具イメージ 電気炉寸法 御社従来条件より (概略) 上記条件より 炉全長:4200mm 炉芯長:2500mmの電気炉になります (ガスは不要なのでガス導入口はありません) 導入口 有効幅 有効高さ 170mm Free 導入管 有効幅 有効高さ 170mm 100mm 炉芯管 有効幅 有効高さ ゾーン数5~6ゾーン 170mm 100mm 冷却管 (水冷) 有効幅 有効高さ 170mm 100mm 排出口 有効幅 有効高さ 170mm Free 電気炉総長さ 長さ 250mm 長さ 200mm 長さ 2500mm 長さ 1000mm 長さ 250mm 4200mm 電気炉イメージ寸法 (有効寸法です、実際の外形はもう少し大きくなります) 2500 電気炉寸法決定の根拠 ① 50mm×50mmの製品を90分で150個通炉する必要があるため 処理必要数÷トレー入り数=150個÷18個=8.4枚(9枚) 90分での通炉必要枚数 処理必要枚数×トレー長さ=9枚×375mm=3375mm 製品トレーの総長さ(1回通炉時) 処理総長さ÷最大処理時間=3375mm÷90分=37.5mm 最小必要なベルトスピード * 上記の計算を元にベルトスピードを50mm/分に仮定 炉芯必要長さ=ベルトスピード×加熱必要時間=50mm×46分=2300mm ② 以上の条件をまとめ再度計算すると 炉全長 導入管入口⇔冷却管出口 炉芯長さ ベルトスピード 導入管入口⇔冷却管出口必要時間 トレー9枚、製品150個投入必要時間 製品1個当たりの炉芯管通過時間 4200mm 3700mm 2500mm (6ゾーン:消費電力10~12kwh) 50mm/分 74分 67.5分 次の投入まで22.5分の猶予が有る 50分 炉芯長さを若干の余裕を見て2500にしていますので 長い目になっています ③ 必要治具個数 現状お使いのトレーに通炉用治具を2枚乗せて作業を行うと考えると合計36枚の治具が必要になります 前工程 9枚×2 炉内 9枚 乗せ変え等作業用 9枚 合計 36枚 ⑧ その他 導入口コンベア 前工程より投入時製品はさめていると考えるとゴムベルト製でOK 出口コンベア 冷却効果の確認は必要だがゴムベルト製でOK * 参考:市販のベルトコンベアで15万~20万(架台別)程度です * トレーへの入り数を18個で計算しましたが トレー枚数は65mm×70mmの時と同様9枚で通炉出来ますので 処理にかかる時間は同じになります。
© Copyright 2024 Paperzz