国際助産 産師連盟 専門職として 専 ての助産師教 教育のための モデルカ カリキュラム ムの概要 ICM リソ ソースパケッ ットその 2 モデル助産 産カリキュラ ラムの概要 1. 序 序論 このリソ ソースパケット トでは、3 年制 制のダイレクトエントリー ー就業前助産師 師(基礎)教育 育課程に関す する構成お よび内容 容、またそれと とは別に、す すでに助産以外 外の医療従事者 事者登録をして ている入学者の のための就業 業前助産課 程につい いて、参考とし しての概要を示 示す。その内 内容は『ICM 基本的助産業 業務に必須な な能力(2010) ) 』から直 接引用し している。また た、学習のモジュールおよ よび学年ごとの の内容の構成 成は、以下の原 原則をその理論 論的根拠1 としてい いる。 • 学 学習は、馴染み みのある内容 容から新しい い内容へ移るときに強化さ される(新し しい知識・技 技術・行動 ( (knowledge, skills, behav viours:KSB Bs)を導入する前の知識と と経験に基づく く) 。 • 学 学習は、基礎的 的な概念から複雑なレベル ルになる時に強化される(健康な女性や や新生児から ら特定の合 併 併症へ)2。 • 学 学習は、すぐに に実践されると長く維持さ される(同じ時 時間枠での理 理論学習と実践 践学習) 。 • 学 学習は、繰り返 返しによって強 強化される(一部の KSB Bs は意図的に に繰り返し強調 調。助産課程 程全体で、 実 実践経験の機会 会を複数回計画 画) 。 各 ICM 能 能力とその KSBs K を改めて て検証し、学年 年およびモジ ジュールにおけ ける特定の内容 容と実践経験 験の配置に 反映させ せた。各能力と とその KSBs をダイレクト トエントリー課 課程の 1 年次 次、2 年次、3 年 年次のどこで で学ぶのが 最もよい いのか、特定の のモジュール ルの他の KSBss と理論的に合 合う KSBs グループがあ グ るのかどうか かも検討し た。学習 習を進めるにつ つれて内容は知 知識・技術の の複雑さが増し していくが、IICM 能力 1 とその倫理・ ・疫学・感 染予防の の領域、人権、法律上・規 規制上の枠組み み、運営管理の の KSBs は、他の 6 つの能 能力の基礎に になるもの であるこ ことが指摘され れている3(付 付属文書 D に に示した「ICM M 能力 1 とそ その KSBs の の分類例」を参 参照) 。さ らに、専 専門職としての の行動は、批 批判的思考(ク クリティカル・シンキング グ)や臨床的推 推論同様、カ カリキュラ ム全体で で統合・期待さ されるもので であり、これら らの領域のそれぞれにおい いて最初の導入 入とカリキュ ュラム全体 での補強 強とが必要と考 考える。 実用的な なヒント: カリキュ ュラムデザイン ンや内容の構 構成には多くの の方法がある。 。以下の実用 用的なヒントは は 3 年制のダ ダイレクト 1 エントリー助産課程を を計画する際の考慮点とし して示している る1。 1. ICM 能力に に基づいて内容 容を構成する る方法について ては、 課程の使 使命と理念の記 記述を指針と として確認 すること( (例:正常時の の助産ケアから ら異常時の助 助産ケア、基礎 礎・初歩的な助 助産ケアから ら複雑な助 産ケア、観 観察から自主的 的な実践) 。 2. 7 つの ICM M 能力と関連 連の KSBs のそ それぞれの再 再確認から始め め、自国におけ ける看護実践 践に対する 理解と重要 要性を確認する ること。 3. 各国のヘル ルスニーズによ よって追加の KSBs が一部 部または全部必 必要な場合も もあるが、能力 力領域と基 本 KSBs はすべて含まれ は れなければならないことを を理解すること と。 4. 課程の 3 年間全体を通じ 年 じて、学年また たはレベルご ごとに能力と関 関連の KSBs の のそれぞれを を一時的に 割り当てる業務を各助産 産学教員に命じること(最 最初の決定を記 記録するための の共通のワー ークシート 力文書の写し しに直接印をつ つけてもよい) 。 を使用するか、ICM 能力 5. 得られた内容の の一時的割り当 当てを経験豊 豊富な助産学教 教員らと協議 議し、課程の使 使命と理念 上記 4 で得 の記述に留 留意しながらそ それぞれ割り当 当ての論理的 的根拠を検証す する。 6. 指導と学習 習の原則に沿っ って、割り当て ての論理的根 根拠に注意しな ながらカリキュ ュラムの特定 定のレベル に内容を計 計画的に割り当 当てる。 7. 類似した KSBs K を一つの のモジュール/ ル/科目ユニッ ットにまとめ、 、どの KSBs を を学習の強化 化のために 反復すべきか(例:各実 実習分野におけ ける健康評価 価の要素)につ ついて慎重な決 決断を下す。 8. ・時間数を踏ま まえて、各モ モジュール/科 科目ユニットに いの時間を 課程に利用できる週数・ にどのくらい を決定する。 あてるかを 9. 現実的に利 利用可能な学習 習資源(教員、 、資材、シミュレーション ンラボおよび実 実習施設、有 有資格の指 導者)と学 学習者の習熟度 度(1 年次、2 2 年次、3 年次)を踏まえ 年 え、どのモジュ ュール/科目 目ユニット を組み合わ わせて同じ時間 間枠で提示でき きるかを判断 断する。 10. 実践経験が が求められるモ モジュール/科 科目ユニット トについては、学習理論と同 同時に実践経 経験が得ら れるように になっているか かどうか、理論 論が最初にあ あって(ブロッ ックティーチング)その後 後に実践経 験が続くようになってい いるかどうかを を判断する。 登録後の 18 ヵ月課程 ヵ 看護師登 看護など ど医療従事者の の教育課程修 修了後に助産師 師基礎教育を提 提供する国で でも、上記の各 各段階は有効 効である。 登録後助 助産課程のアプ プローチにお おける大きな違 違いは、既修 修の医療従事者 者課程で学んだ だ内容で助産 産能力に役 立つもの のを、助産の KSBs K を追加 加して学ぶ前に に実証できる るように(通常 常は何らかの課 課題を与える る仕組みと して)教 教員が特定・差 差別化する必要があるとい いう点である。 。一部の助産 産課程では、118 ヵ月制の就 就業前助産 1 ICM が同意 意した 2011 年の総 総意に基づく決定 定によると、平均的 的な学習者が ICM M の 7 つの能力と関連の知識・技術 術・行動のそれぞれ れについて、 能力を獲得・応用・実証でき きるようになる一般 般的な期間は 3 年 年である。ICM 能力 力は 3 年未満でも実証することがで できることを示そうとするプロ るが、その卒業生 生が目標を達成して ているかどうかを を判断するにはさら らに調査が必要である。 グラムもある 2 課程2に入 入学する前に医療従事者と として登録済み みの者が達成 成しているべき き(つまり要求 求される)前 前提条件を 設定する ることになる。こうした前 前提条件には、基礎科学(薬 薬理学、生物 物学、人体解剖 剖学/生理学 学、病態生 理学) 、心 心理学および び社会学、栄養 養学、基本的 的な健康管理技 技術などが含まれることが が多い4。この の前提能力 の一覧が が完成したら、助産学教員は は上記に提案 案した段階を踏 踏んでどの助産 産能力と残りの KSBs を 18 ヵ月の 課程のど どこに位置づけ けるかを決定 定できる。看護 護師登録後の 18 ヵ月課程 程のカリキュラ は付属文書 ラム概要案は A.2.に示 示した。 ダイレク クトエントリー ーおよび看護・助産師の複 複合基本課程 就業前助 助産師教育の 3 つ目のモデ デルは、ダイレ レクトエントリーの学習者 者と看護教育を を受けた学習 習者が同じ 課程で学 学ぶ複合課程で である。この のモデルはここ こでは深く論じないが、そ その一例がニュ ューヨーク州 州立大学ダ ウ ン ス テ ー ト ・ メ デ ィ カ ル ・ セ ン タ ー で あ り 、 ww.downstatte.edu/CHRP P/midwifery/p program_sum mmary.html で閲覧できる る。この複合課 課程では、 http://ww ダイレク クトエントリー ーの非医療従事者である学 学習者は、看護 護師である学 学習者には受講 講する必要のない 3 つ の科目を を受講すること とが求められる。この科目 目には、基本的 的な健康管理 理技術、総合医 医科学 I および び II が含 まれる。学習者は助産 産課程に入る前に学士号を を取得している必要があり り、全員が一緒 緒に助産科目 目を履修す る。 トの構成 パケット このパケ ケットは 2 部構 構成である。 前半部分は、 前 IC CM 能力の記 記述 1~7 とそ その関連の知識 識・技術・行動 動 (KSBs) をダイレ レクトエントリ リーカリキュラムの各学年 年3および登録 録後助産カリキ キュラムの各 6 ヵ月に割り り振った概 要を説明 明している。そ その後に、能力 力と KSBs を をモジュール ル内でどうグル ループ分けするかについて て簡単に検 討する。付属文書 A.1 1.は 3 年制のダイレクトエ エントリーカリキュラム案 案を図式で示し し、A.2.は 18 8 ヵ月制の 助産師教育課程 程についてモ モジュール/指 指導ユニット案 案を図式で示 示している。後 後者について ては、既修 登録後助 の教育と と医療従事者と としての実践 践から、どのよ ような前提条件 件の内容と KSBs K が示され れるかについ いての合理 的な判断 断を前提として ている。いず ずれのカリキュ ュラムでも各モジュールに に図示されてい いないサブユ ユニットが あり、こ これについては はこのパケットの後半で扱 扱う。 2 2 つ目のIC CM の決定は、 登録 録後の学習者がIC CM 能力すべてを実 実証するまでに平 平均して約18 ヵ月を必要とするとい いう合意に基づくも ものである。 ここでも、この時間枠は正式 式の調査に基づいて ているわけではな なく、登録後課程の の卒業生が助産業務 務の全範囲に能力 力を実証できるので であれば変更 る。 の対象となる 3 ICM 教育基 基準の中で扱うの のが最も難しい分野 野の一つが、就業 業前助産師カリキュ ュラム(課程)に割 割り当てる時間の の概念であった。助 助産師教育で は学習に費や やした時間数では はなく、能力に基づ づいた成果が期待 待されるからである る。教員は様々な学 学習スタイル、モ モチベーション、利 利用可能な資 源などの条件 件で、他の学習者 者より能力の実証に に時間がかかる学 学習者がいることを を理解している。で では、ダイレクト トエントリーあるい いは登録後の 就業前助産課 課程を説明するの のになぜ年月や週数 数を使用するのか か。簡単に答えるな なら、ICM 能力とそ その個々の KSBss のすべてを学習者 者が達成する のに平均して てどのくらいかか かるのか、まだ有効 効な研究による根 根拠が得られていな ないからである。そ その根拠がない限 限り、ICM は両タイ イプの就業前 助産師教育課 課程の時間枠の推 推定に、世界的な合 合意と専門家の意 意見に頼らざるを得 得ない。よって、もしどこかの国や や教育課程が、卒業 業生が助産業 務の全範囲の の能力をより短い い時間、あるいは監 監督下の助産実践 践の指定時間で達成 成したことを証明で できるのであれば ば、ICM はその課程 程が能力基準 を満たしてい いるとみなすこと とになるということ とが重要な点であ ある。 3 注:この のリソースパケ ケットでは、特定の能力の の記述のもとに に KSBs 一つ つひとつをモジ ジュール案に に割り当て ることは はしていない。ここでも KSBs K の一部の の例は扱って ているが、既存 存の助産カリキ キュラムを構 構成・評価 しようと とするなら、基 基本的に KSB Bs がすべて含 含まれることを確認しなけ ければならない い。課程を担 担当する教 員は、特定 定の国や地域 域で必要とされ れる追加の能力 能力とともに、必要性に応じ じて「追加」として合意され れた KSBs を含める ることもできる る。これらの追加した内容 容には、それぞ ぞれ追加の時 時間を割り振る る必要がある。 。 ICM 能力 力の記述 2~7 には、健康 康な個人の助産 産ケアだけで でなく、当該の の実践領域(例 例:出産前)における 合併症の のある個人のケ ケアも含まれ れていることに に注意しておきたい。サン ンプルカリキュ ュラム概要の のモジュー ル内容に に関する説明は は、主に妊娠 娠・出産経験の の正常あるいは健康な側面 面と、リプロダ ダクティブ・サイクル 全体で遭 遭遇する合併症 症との分離を重視している ることから、各 各能力に含ま まれる KSBs は 併症に分け は正常と合併 られてい いる。第三レベ ベル、すなわち ち最高レベルの のカリキュラ ラムの内容(ダ ダイレクトエン ントリーでは は 3 年次、 登録後カ カリキュラムで では後期 6 ヵ月)は正常か ヵ か合併症かを を問わず、あら らゆる女性をケ ケアする助産 産実践の全 範囲にわ わたって、学習 習者が能力に に裏付けられた た自律的な助産 産ケアを提供 供できるように にするもので である。中 心的なあ あるいは主な能 能力の記述は は、参照しやす すいように各学年/レベル ルあるいはモジ ジュールの最 最初に示し てある。他の能力に属 属する KSBs も一部、強調 調のために掲載 載あるいは繰 繰り返される場 場合もある。 ケットの第 2 部は、モジュ 部 ュール/指導ユ ユニットをど どのように組み み立てるべきか より詳細に このパケ かについてよ 説明して ている。助産学 学教員が必要な内容を 2 つ つの就業前助 助産カリキュラ ラム内でどう構 構成すべきか かを示すた め、2 つの のサンプルモ モジュール(一 一つは主に理論 理論的、もう一 一つは理論と実 実践の両方の要 要素を持つ)が掲載さ れている る。ここで重要 要なのは、一 一つのモジュー ールに費やす時間は、助産 産学教員、学習 習資源、実践 践経験の質 や利用可 可能性に直接関 関係してくることである。セメスター(2 学期制)や やクオーター ー(4 学期制)で履修や 単位付与 与の週数や時間 間数が定められている大学 学等で助産課程 程が実施され れる場合、実践 践的な部分を を時間の計 算に考慮 慮しなければな ならない。単位 単位付与は通常 常、理論学習に については 1 時間で 1 単位 単位、実習につ ついては 3 時間で 1 単位となる。 。特定モジュ ュールにおける る時間の長さは、課程実施 施施設の要件と、課程内の の学生数に 対する実 実習施設の利用 用可能性を助 助産学教員が見 見積もり、週数 数を使って表 表されることが が多い。モジ ジュールに 費やす時 時間をどのよう うな方法で表 表すにしろ、留 留意すべき重要な要素は、能力の実証が が能力のある る助産師と しての成 成功の鍵だとい いうことであ ある。能力を示 示すためにより長い実践経 経験が必要な学 学習者もいれ れば、必要 とする実 実践経験が少な ない学習者もいる。助産師 師教育課程を計画する際に には、これらの の要因すべて てを考慮し なければ ばならない。 4 セ セクション 1:助産に関 1 関する内容の の構成案の概 概要 2. 一般的な な 3 年制のダイ イレクトエン ントリー就業前 前助産師課程(付属文書 A.1) A 1 年次:助産の基礎(32~36 週間 間;9 モジュー ール) 女性、新生児 児、家族に、質 質の高い文化 化的に適したケ ケアを提供する るために、産 産科学、新 能力 1:助産師は、女 学、社会科学、公衆衛生学 学、倫理学の一 一定の知識と技 技術を有する。 生児科学 1. 生物学(胎生学 学および人間発 発達学) 、基礎 礎化学および び微生物学、人 人体解剖学お および生理 助産学:生 学、妊娠-分 分娩期に使用さ される一般的 的な薬剤に関す する薬理学および薬物動態 態学 2. 助産師の基 基本的健康管理 理技術:健康な な女性と新生 生児の健康評価 価(既往歴、一 床検査、診 一般的な臨床 察内容)お および記録を行 行う一般的な知 知識と技術。成人の心肺蘇 蘇生法(CPR R) 、静脈ライ インの確保 を含む基本 本的なショック クの管理、血液 液製剤の投与 与、酸素投与、基本的な応急 応急処置の確認 認。 〔能力 2~ ~7 より助産 KSBs K を選択〕 〕 3. ライフサイクル栄養学:健康な女性の の一生にわた たる栄養ニーズ ズに関する基本 基本的知識。母 母乳を含む 新生児の栄 栄養ニーズ。乳 乳児の栄養ニー ーズ。 〔健康な個 個人に重点を置 置き能力 2~7 7 より KSBs を選択〕 4. 助産ケアの の初歩:助産の の理念とケアの のモデル。批 批判的思考(ク クリティカル ル・シンキング グ)および 臨床的意思 思決定を含む助 助産ケアのプロ ロセス。助産 産業務の範囲の の概要。助産 産師の役割と責 責任。 〔能力 2~ ~7 より助産 KSBs K を選択〕 〕 5. 助産師概論 論 I:有効なコ コミュニケーシ ション戦略、チームワーク ク、専門職としておよび個 個人として のアイデン ンティティー。女性と出産を を迎える家族 族の健康(リプ プロダクティブ ブ・ヘルス)の世界的 な状況、専 専門職としての の助産師の世界 界的な状況と と ICM 入門、専門職として に対する国 ての助産師に の展望および課題。 ~7 より助産 KSBs K を選択〕 〕 〔能力 1~ 6. 助産ケア:健康な妊娠:生殖の解剖学 学と生理学、妊娠の確認と と妊娠週数、胎 胎児の成長・成長のモ ニタリング グ、妊娠中のケ ケア、妊娠中に に起きやすい い合併症、生理 理的・心理的適 的適応と変化。 〔能力 3:助産師は、妊 妊娠中の健康を を最良のもの のにするため、質の高い産前 産前ケアを提供 供する。そ 症の早期発見(中略)を含 含むものである る。 〕 れらには、特定の合併症 5 7. 助産ケア:健康な分娩・ ・出生:分娩と と出生の生理 理学。時宜を得 得た介入の必要 要性の指標。分娩中の ケアとサポ ポート。痛みの の緩和。分娩介 介助と出産直 直後の母子への のケア。分娩中 支援できる 中の女性を支 人の参加。出産と妊産婦 婦ケアの様々な なモデル。 女性と新生児の の健康を最良 良とするため、分娩時に質の の高い文化的 的配慮のあ 〔能力 4:助産師は、女 提供し、出生に においては清潔 潔で安全な分 分娩介助を行い い、特定の緊急 緊急事態に対応 応する。 〕 るケアを提 8. 助産ケア:健康な産褥期 期・新生児・家 家族:正常な な生理学的復古 古。授乳の生理 理学、新しい い家族のケ アと支援、完全母乳の奨 奨励と支援(母 母子と家族を を一つのケア単 単位とする) 。 助 女性 性に対し、包括 括的で質の高 高い文化的配慮 慮のある産褥期 期のケアを提 提供する。 〕 〔能力 5:助産師は、 胎外生活へ への生理的適応 応、新生児の緊 緊急ケアのニ ニーズ、一般的 的な範囲での の健康な新生児 児の特徴、 正常な新生 生児および乳児 児の成長と発達 達、予防接種の必要性、新生児と乳児の 新 の健康増進と疾 疾病予防、 健康的な家 家族の発展。 〔能力 6:助産師は、出 出生から 2 ヵ月 月までの健康 康な乳児のため めに、質の高い い包括的なケ ケアを提供 する。 〕 9. 性のヘルスケア ア:受胎前ケア アに関する理 理論と実践。健 健康的な家族の の発展。性的 的発育と性 健康な女性 行動。性的 的健康とリプロ ロダクティブ・ヘルスを焦 焦点とした保健 健教育。伝統的 的および近代 代的な家族 計画法の提 提供。子宮頸が がんの検診。 〔ICM 能力 力 2「助産師 師は、健康的な な家族生活と計画妊娠と積 積極的な育児を を促進し、質 質の高い文 化的にも配 配慮した健康教 教育とサービス スを地域の全 全ての人々のた ために提供す する」に派生す する健康的 な側面〕 2 年次:出産および新 新生児に一般的 的な合併症の の助産ケア(3 32~36 週、9 9 モジュール) ) 1. 助産師のた ための公衆衛生 生:健康とウェ ェルネスの定 定義、個人の健 健康の決定要素 素。健康増進 進と疾病予 防を含む公 公衆衛生の原則 則。基本疫学。 。地域アセス スメント戦略。母子健康・疾 疾病サービス スを提供す る機関を含 含む個人・家族 族・コミュニテ ティーの支援 援システム。地 地域内・国内に における母体 体および新 生児の死亡 亡率、罹患率の の直接・間接の の原因。警告の の概念および搬 搬送。妊娠を取 取り巻く文化 化的伝統。 安全な出産 産環境。普遍的 的予防策。人口の特徴を含 含む基本的人口 口学。青年期 期のリプロダク クティブ・ ヘルスの統 統計。プライマ マリ・ヘルスケ ケアの世界的 的および地域特 特有の原則。 〔能力 1 および お 2 から KSBs を選択 択) 2. 助産師の倫 倫理と法律:道 道徳的行動規範 範。価値観、人権、業務基 基準。価値観と信条が健康 康・疾病の 状況に与え える影響。道徳 徳的推論および び倫理的意思 思決定。助産ケ ケアの法的側面 側面。 6 〔能力 1 から か KSBs を選 選択〕 3. 助産師が行 行う指導とカウ ウンセリング:積極的傾聴 聴。リプロダク クティブ・ヘル ルスに特有の のカウンセ リング技術 術。健康教育の の原則と実践。 。妊娠中に心 心理社会的問題 題を経験した女 女性に対する るカウンセ リング技術 術の応用。出産 産に焦点を置い いたリプロダ ダクティブ各期 期の予測的指導 導。妊娠期の の喪失に対 する死別カウンセリング グ。 ~7 から KSBss を選択〕 〔能力 2~ 4. 助産師概論 論 II:上級コミ ミュニケーションスキル。相互依存のチ チーム医療。専 専門職として てのアイデ ンティティー。助産実践 践の規制。ICM M 基本文書。 ~7 から KSBss を選択〕 〔能力 1~ 5. 助産師のた ための薬理学: :薬理学の上級 級原則。薬理 理学の基本原則 則の復習。一般 般的な出産合 合併症に用 いられる一 一般的な薬剤(硫酸マグネシ シウムなど)の適応症・服 服用量・投与経 経路・副作用 用。催奇形 性が報告されている市販 販薬または不法 法薬物(コカイン、麦角な など) 。一部の の救命薬の処方 方・調剤・ 与(実践の管轄 轄区域内でその の権限が与え えられている場 場合) 。 提供・投与 〔能力 2~ ~7 から KSBss を選択〕 6. 助産ケア:合 合併症のある る妊娠:妊娠前 前および妊娠中の合併症(性感染症、 ( 尿 尿路感染症、マラリア・ マ 結核・HIV V など地理的地 地域に特有の急 疾患を含む)に について、適応 適応があれば診 診断・治療 急性・慢性疾 または紹介 介。性的な暴力 力。自然流産・人工流産。子癇前症・子 子癇。早産。多 多胎。胎盤障 障害。妊娠 糖尿病。 ~3 および 7 から合併症と上 か 上級 KSBs を抽出〕 を 〔能力 2~ 7. 助産ケア:合併症のある る分娩・出生:分娩および び出生中の合併 併症(胎児機能 機能不全、早産 産、早期陣 痛、胎位異 異常、臍帯脱出 出、肩甲難産、 、子宮内出血 血、胎盤遺残、児頭骨盤不適 適合、感染、前期破水 を含む)に について、適応 応があれば診断 断・治療・紹 紹介。 〔能力 4 から か KSBs を選 選択〕 8. 助産ケア:合併症のある る産褥期・新生 生児・家族:産褥期および び新生児の合併 合併症(復古不 不全、乳腺 炎、分娩後 後出血、貧血、塞栓症、重篤 篤な産後うつ つ、新生児黄疸 疸、低血糖、低 低体温症、未 未熟児、先 天性異常、感染、脱水症 症、機能不全に に陥っている る家族を含む)について、適 適応があれば ば診断・治 療・紹介。 ~6 から KSBss を選択〕 〔能力 5~ 7 9. 助産師のた ための基本的な な救命技術:成 成人 CPR の復習、特定の の の救命薬(抗痙 痙攣薬・抗菌 菌薬・抗レ トロウイル ルス薬など)の の投与。肩甲難 難産・臍帯脱 脱出・重篤な母 母体出血・ショック・胎児 児機能不全 の緊急施術 術。分娩第 3 期の積極的な施 期 施術、胎盤用 用手剥離、分娩 娩後出血を抑 抑える子宮圧迫 迫法。 〔すべての の能力から KS SBs を抽出〕 3 年次:自律的助産実 実践および継続 続的な専門性 性開発(32~3 36 週:5 モジ ジュール) 1. 上級助産:妊産婦死亡調 調査、全領域の の女性のリプ プロダクティブ ブ・ヘルスに関 関する法的お および規制 の枠組み、女性の擁護と と権利を与える るための戦略 略、実践領域に における指導的 的役割、初級 級レベルの の業務・活動、女性の健康と母性保護の のための政策立 立案に関与す する重要性。 運営管理の 〔主に能力 力 1~2 から KSBs K を選択〕 〕 2. 助産におけ ける専門的課題 題:助産師教育 育と規制の強化 化に関する IC CM 基本文書 書。助産師協会 会の発展。 助産ビジネス。国内・地 地域内における る助産の歴史 史。保健政策の の策定と実施。 。助産ケアの の世界的な 本的な研究デザ ザインと研究報 報告の批評法 法。根拠に基づ づく実践の定義 義と専門的実 実践におけ 状況。基本 る有効な研 研究成果の実施 施方法。ヘルス スケアの質の の指標。 〔すべての の能力から KS SBs を選択〕 3. 中絶のニー ーズのある女性 性に対する助 助産ケア:予期 期せぬ妊娠、妊 妊娠初期の中 中絶の医学的適 適応基準、 中絶ケアサ サービスに関す する法律・規制 制、自然流産 産、不完全な中 中絶、子宮復古 古と復古不全 全、妊娠期 の喪失・死 死別。 〔能力 7:助産師は、文 文化的配慮のあ ある幅広い個 個別妊娠中絶関 関連ケアサービスを妊娠の の中断や流 な女性または経 経験した女性に に法律や規制 制、国のプロト トコルに遵守 守した形で提供 供する。 〕 産が必要な 4. 助産師概論 論および助産師 師業務:専門職 職としてのア アイデンティテ ティー。免許 許・規制の基準 準。継続的 な専門性開 開発の計画。専 専門的助産実践 実践のビジネス スプラン(例:助産所、産 産院の開設) 。ホメオパ シー・水中 中出産・鍼治療 療を含む助産ケ ケアの様々な なモデルの探求 求。 〔各能力か から専門職とし しての行動に関 関わる KSBss を選択〕 5. の能力の記述 リプロダクティブ各期に における自律的 的助産ケア:このモジュー ールは、7 つの 述とそれぞ れの KSBs(応用と統合 合)を、助産課 課程の修了時 時に期待される る学習成果として使用する る。学習者 な状況下での全 全範囲の助産実 実践を行う。 は、様々な 8 登録後就 就業前助産課 課程(付属 属文書 A.2) レベル 1:助産の基本 本〔前期 6 ヵ月 月;9 モジュ ュール〕 1. 助産入門:女性と出産を を迎える家族の の健康(リプ プロダクティブ ブ・ヘルス)の の世界的な状 状況、専門 職としての の助産師の世界 界的な状況と ICM 入門、専門職として ての助産師に対 対する国の展 展望および 課題。助産 産師の役割と責 責任の定義およ 位置づけに対す する期待。 よび専門的位 〔能力 1「 「助産師は、女 女性、新生児 児、家族に、質 質の高い文化的 的に適したケ ケアを提供する るために、 産科学、新 新生児科学、社 社会科学、公 公衆衛生学、倫 倫理学の一定 定の知識と技術 術を有する」から助産 KSBs を選択 択〕 2. 助産ケアの のモデルとケア アプロセス:IICM 基本文 文書(理念とケ ケアのモデル) )および特に に健康な女 性・家族・新 新生児に助産 産ケアを提供す する準備とし して、批判的思 思考(クリティ ィカル・シン ンキング) ・ 熟考・臨床 床的判断を必要 要とする助産ケ ケアのプロセ セス(付属文書 書 B) 。 〔すべての の能力に含まれ れる〕 3. 助産師のた ための公衆衛生 生:健康とウェルネスの定 定義、個人の健 健康の決定要 要素、公衆衛生 生の原則、 疫学、地域 域アセスメント ト戦略。プライ イマリ・ヘル ルスケアの世界 界的および地域 地域特有の原則 則。個人・ 家族・コミュニティーの の支援システム ム、保健・疾 疾病サービスを を提供する機 機関。 お 2 から KSBs を選択 択〕 〔能力 1 および 4. 助産師のた ための倫理:道 道徳的行動規範 範、価値観、人権、業務基 基準、価値観と信条が健康 康・疾病の 状況に与え える影響、批判 判的思考(クリティカル・シンキング)と道徳的推論 論。助産倫理 理綱領の分 析。 か KSBs を選 選択、またす すべての能力か から専門職としての行動を を選択〕 〔能力 1 から 5. 助産師の業 業務基準:実践 践の法的管轄地 地域内で求め められる助産実 実践の基準の分 職としての 分析。専門職 アイデンティティー、多 多分野横断的な なチームワー ーク。 の能力の記述か から専門職としての行動を を選択〕 〔すべての 6. 助産のコミュニケーショ ョンとカウンセ セリング技術 術:積極的傾聴 聴。リプロダ ダクティブ・ヘ ヘルスに特 有のカウン ンセリング技術 術。出産サイク クル全体を通 通じた健康教育 育の原則と実践 実践。 〔能力 1~ ~7 から KSBss を選択〕 7. 女性の健康 康評価:健康な な非妊娠女性お および妊婦の の病歴の聴取お および診察内容 容・骨盤内検 検査の実施 に必要な知 知識と技術。リ リプロダクティ ィブ各期の女 女性に使用され れる一般的な臨床検査。記 記録。 9 〔能力 2~ ~5 および 7 から か KSBs を選 選択〕 8. 助産ケア:リプロダクテ ティブ・ヘルス ス:ヒトのセ セクシャリティ ィ、出産の間隔 隔、妊娠前カ カウンセリ ングとケア。家族計画の の方法。 健康的な家族生 生活と計画妊 妊娠と積極的な な育児を促進し、質の高い い文化的に 〔能力 2:助産師は、健 た健康教育とサ サービスを地域 域の全ての人 人々のために提 提供する。 〕 も配慮した 9. 助産ケア:健康な妊娠:生殖の解剖学 学と生理学、妊娠の確認と と妊娠週数、胎 胎児の成長・成長のモ ニタリング グ、妊娠中のケ ケア、妊娠中に に起きやすい い合併症。 〔能力 3:助産師は、妊 妊娠中の健康を を最良のもの のにするため、質の高い産前 産前ケアを提供 供する。そ 症の早期発見(中略)を含 含むものである る。 〕 れらには、特定の合併症 レベル 2 2:健康な出産 産と合併症のあ ある出産〔中 中期 6 ヵ月;9 9 モジュール〕 〕 1. 母子保健に に関する人口統 統計:地域内・国内におけ ける妊産婦およ よび新生児の死 死亡率と罹患 患率の直接 および間接 接の原因、警告 告の概念および び搬送、妊娠 娠を取り巻く文 文化的伝統、安 安全な出産環 環境、普遍 的予防策、職業倫理、女 女性および家族 族とのケアの のパートナーシ シップモデル、 、女性の健康 康のための ームワーク。 協力的チー 〔能力 1、2、3 から KS SBs を選択〕 2. 出生:分娩と出 出生の生理学 学。時宜を得た た介入の必要性 性の指標、分 分娩中のケ 助産ケア:正常分娩・出 アとサポー ート。分娩介助 助と出産直後の の母子へのケ ケア。分娩中の の女性を支援 援できる人の参 参加。 〔能力 4:助産師は、女 女性と新生児の の健康を最良 良とするため、分娩時に質の の高い文化的 的配慮のあ 提供し、出生に においては清潔 潔で安全な分 分娩介助を行い い、特定の緊急 緊急事態に対応 応する。 〕 るケアを提 3. 助産ケア:中絶に関する るサービス:予 予期せぬ妊娠 娠。妊娠初期の の中絶の医学的 学的適性基準。中絶ケア サービスに に関する法律・ ・規制。自然流 流産、不完全 全な中絶。子宮 宮復古と復古不 古不全。妊娠期 期の喪失・ 死別。 文化的配慮のあ ある幅広い個 個別の妊娠中絶 絶関連ケアサー ービスを妊娠 娠の中断や 〔能力 7:助産師は、文 要な女性または は経験した女性 性に法律や規 規制、国のプロ ロトコルに遵守 守した形で提 提供する。 〕 流産が必要 4. 助産師のた ための基本的な な救命技術:成 成人 CPR の復習。特定の の の救命薬(抗痙 痙攣薬・抗菌 菌薬・抗レ トロウイル ルス薬など)の の投与、肩甲難 難産・臍帯脱 脱出・重篤な母 母体出血・ショック・胎児 児機能不全 の緊急施術 術。分娩第 3 期の積極的な施 期 施術。胎盤用 用手剥離、分娩 娩後出血を抑 抑える子宮圧迫 迫法。 〔すべての の能力から KS SBs を抽出〕 10 5. 助産師のた ための薬理学:薬理学の基本 本原則の復習 習。健康な妊娠 娠と新生児に対 対して用いら られる普通 薬および一 一般的な出産合 合併症に用いられる薬剤( (硫酸マグネシ シウムなど)の の適応症・服 服用量・投 与経路・副 副作用。催奇形 形性が報告され れている市販 販薬または不法 法薬物(コカ カイン、麦角な など) 。一 部の救命薬 薬の処方・調剤 剤・提供・投与 与(実践の管 管轄区域内でそ その権限が与 与えられている る場合) 。 〔能力 2~ ~7 より KSBss を選択〕 6. 助産ケア:健康な新生児 児:胎外生活へ への生理的適 適応、新生児の の緊急ケアのニ ニーズ、一般 般的な範囲 での健康な な新生児の特徴 徴、正常な新生 生児および乳 乳児の成長と発 発達、予防接種 接種の必要性、新生児の 栄養ニーズ ズ、新生児と乳 乳児の健康増進 進と疾病予防 防の要素。 〔能力 6:助産師は、出 出生から 2 ヵ月 月までの健康 康な乳児のため めに、質の高い い包括的なケ ケアを提供 する。 〕 7. 期:正常な生理 理学的復古。授乳の生理学 学、新しい家族 家族のケアと支 支援、完全 助産ケア:健康な産褥期 母乳の奨励 励と支援。 〔能力 5:助産師は、 助 女性 性に対し、包括 括的で質の高 高い文化的配慮 慮のある産褥期 期のケアを提 提供する。 〕 8. 助産におけ ける専門的課題 題 I:専門職と としてのアイデンティティ ィーの発達。助 助産師教育と と規制の強 化に関する ICM 基本文 文書。国内・地 地域内におけ ける助産の歴史 史。国内の助産 産師教育と実 実践におけ 題。助産師協会 会への加入。 る時事問題 〔すべての の能力から KS SBs を選択〕 9. 出産の一般 般的な合併症 I:妊娠前およ I よび妊娠中、陣痛・分娩中 中、産褥期・出 出産後の一般 般的な合併 症について て、適応があれ れば診断・治療 療または紹介 介。 〔能力 1~ ~6 から合併症 症と上級 KSB Bs を抽出〕 レベル 3 3:自律的助産 産実践および継 継続的な専門 門性開発(後期 期 6 ヵ月:5 モジュール) 1. 上級助産:妊産婦死亡調 調査、全領域の の女性のリプ プロダクティブ ブ・ヘルスに関 および規制 関する法的お の枠組み、女性の擁護と と権利を与える るための戦略 略、実践領域に における指導的 的役割、初級 級レベルの の業務・活動、女性の健康と母性保護の のための政策立 立案に関与す する重要性。 運営管理の 〔主に能力 力 1 から KSB Bs を選択〕 2. 助産におけ ける専門的課題 題 II:専門職としてのアイ イデンティティ ィー。免許・規 規制の基準。継続的な 専門性開発 発の計画。専門 門的助産実践 践のビジネスプ プラン(例:助 助産所、産院 院の開設) 。ホ ホメオパシ ー・水中出 出産・鍼治療を を含む助産ケア アの様々なモ モデルの探求。保健政策の策 策定と実施。 〔各能力か から専門職とし しての行動に関 関わる KSBss を選択〕 11 3. 根拠に基づ づく助産実践: :基本的な研究 究計画、研究 究報告の批評法 法、根拠に基づ づく実践の定 定義と専門 的実践にお おける有効な研 研究結果の実施 施方法。ヘル ルスケアの質の の指標。 〔能力 1~ ~7 から KSBss を選択〕 4. 助産ケア:リプロダクテ ティブ各期の合 合併症 II:糖 糖尿病、心疾患 患、新生児異常 異常、早期産児 児、人工流 産の合併症 症など出産時の の重篤な合併症 症の高度な診 診断・治療・紹 紹介。 〔能力 2~ ~7 から KSBss を選択〕 5. リプロダクティブ各期に における自律的 的助産ケア:このモジュー ールは、7 つの の能力の記述 述とそれぞ れの KSBs(応用と統合 合)を、助産課 課程の修了時 時に期待される る学習成果として使用する る。学習者 状況下での全範 範囲の助産実践 践を行う。 は様々な状 セ セクション 2:サンプル 2 ルモジュール ル 3. 序論 教育カリキュラムに必 必要な内容 (IC CM 能力の記 記述および関連 連の KSBs) をまとめるには を は多くの方法 法があり、 とまりを説明す する用語も様 様々である。た たとえば、大学 学で伝統的に に使われるのは は「科目(cou urse) 」と そのまと いう語で であるが、学問 問の特定領域に含まれる内 内容を説明する るのに「指導 導ユニット(in nstructional unit) u 」と いう語も も使われる。こ この ICM リソ ソースパケットで「モジュ ュール(modu ule) 」という語 語を選んだの のは作為的 であり、成人学習の自 自己学習アプ プローチや新人 人助産師として て実証すべき実践能力に基 基づいている。 。 ールとは、その のユニット修 修了時に何を実 実証しなければならないか か(学習成果) )について学 学習者と指 モジュー 導者の両 両方に明確な方 方向性、すな なわち学習成果 果を成功裏に達成するため めに必要とされ れる知識と特 特定の技術 の要素と と、期待される る専門職としての行動とを を示す自己完結 結した指導ユ ユニットである る。学習の 3 つの領域 すべてに における助産実 実践の能力が が、学習者の自 自己評価と有資格の助産指 指導者の直接観 観察によって て、期待さ れる学習 習成果に照らし して評価され れる。モジュー ール開発の一つ つのアプロー ーチとして、付 付属文書 C「モジュー ル開発ワ ワークシート」を提案する。 リソース スパケットのこ このセクションでは、2 つ つのサンプルモ モジュールの概 概要を示す。 • 助 助産入門 • 健 健康な妊娠中の の助産ケア この 2 つ つのモジュール ルを選んだの のは、基礎とな なる理論(助産 産入門)と妊 妊娠期に関する る KSBs が実 実践でどの ように示 示されるか(健 健康な妊娠中の の助産ケア)とが、それぞ ぞれ反映されて ているからで である。2 つの のモジュー 12 ルはまた た、類似した内 内容をもとに にモジュールを をサブユニットに分割する る方法も示して ている。サブ ブユニット は、正式 式な教員(専門 門家)や内容 容の理論的分類 類によって、モジュールす すべてにある場 場合も一部に にしかない 場合もあ ある。たとえば ば、 「基礎科学 学」のモジュー ールは、生物学 学・微生物学、 、一般化学、人 人体解剖学と と生理学、 病態生理 理学と薬理学と といったサブ ブユニットがあ あり、それぞれ異なる教員 員がいるのが一 一般的である る。別の例 を挙げれ れば、 「リプロダクティブ・ ・ヘルス」のモ モジュールに には、女性のヘ ヘルスケア、親 親の教育、家 家族計画な どのサブ ブユニットが、 「分娩と出生 生」のモジュー ールには、分 分娩ケア、出産 産と産後すぐの の産褥期のケ ケア、母子 の命に関 関わる一般的な な合併症など どのサブユニッ ットが考えられる。助産学 学教員が内容を をモジュール ルやサブユ ニットに にどうまとめる るとしても、その決定は十 十分な考慮の上で行い、理 理論・実践両方 方の学習を促 促進するた めに成人 人学習者と課程 程に参加する専門家のニー ーズに沿ったも ものでなけれ ればならない。 サンプル ルモジュール 以下に挙 挙げる 2 つのサンプルモジ ジュールには、 、内容構成の の案と、含まれ れるであろう大 大筋の内容、さらに学 習活動の のタイプと利用 用可能なリソースの例が含 含まれている点 点に注目して てほしい。助産 産学教員は『IICM 基本 的助産業 業務に必須な能 能力(2010) 』を主な基準 』 準として用い、類似の内容を をまとめ、KS SBs を教育環 環境や自国 に合った た表現でどう表 表すかを決定 定する。すなわ わち ICM 能力 力の利用法には は多少の柔軟性 軟性があり、そのまま採 そ 用しても も、自国の一般 般的な表現に に直しても、自 自国のニーズ ズに応じて追加 加してもよいと という意味で である。た だし、 「基 基本」と示された KSBs のそれぞれは の は、カリキュラ ラムに含まれ れていなければ ばならない。IICM の定 義に沿っ った実践能力の の高い助産師 師を養成しよう うとする限り、 、これらは一 一つも削除して てはならない。 。 13 助産入門 4 週間4 モジュー ールの紹介・説 説明 このモジ ジュールは助産 産職への導入 入であり、世界 界各地で助産師と助産ケア アが女性と出産 産を迎える家 家族の健康 をどのよ ように増進でき きるかを紹介する。3 つの のサブユニット トから構成され れる。すなわ わち(1)世界 界で女性の 地位と健 健康に影響して ている要因、 (2)国際助産 産師連盟、 (3) )専門職とし しての助産師の の役割と責任 任の 3 つで ある。そ それぞれのサブ ブユニットに に独自の学習成 成果と内容一覧、学習活動 動案が付属して ている。すべ べてのサブ ユニット トを首尾よく修 修了すれば、全般的な学習 習成果を満たす すことになる。心躍る助産 産の世界へようこそ! 全般的な な学習成果 このモジ ジュール修了時 時には、学習者 者は次のこと とができるようになる。 1. 世界的に女 女性の健康に影 影響している様 様々な要素を を理解できる。 2. 国際助産師 師連盟の世界的 的な重要性を説 説明できる。 3. 専門職とし しての助産師の の役割と責任を を議論できる る。 力 1 から主に に抽出した全般 般的な内容: ICM 能力 助産師は は、女性、新生 生児、出産を を迎える家族に に質の高い文化 化的に配慮さ された、適切な なケアを提供 供するため に、産科 科学、新生児科 科学、社会科学、公衆衛生 生学、倫理学の の一定の知識 識と技術を有す する。これ以外 外に ICM に関する る内容を追加し した。 学習者へ への注記: 学習を始 始めるにあたっ って、一つの のサブユニット トを選択する前にまずモジ ジュール全体に に目を通す時 時間を取る ことを勧 勧める。このモ モジュールは、 、サブユニットそれぞれが が独立した領域 域であり、3 つ つすべてが全 全般的な学 習成果の の達成に必要で であるため、どのサブユニ ニットから開始 始しても違い いはない。この のモジュール ルについて の質問が があれば、教員 員に尋ねて解 解決すること。他の学習者と学習につい いて話し合うこ ことを勧める るが、必要 な内容の の準備を他者に に頼ってはな ならない。すべ べてが予め準備 備できていれ れば、話し合い いによって得 得られるも のはより豊かになる。 4 このモジュ ュールは内容の多 多くが相補的である るため、ダイレクトエントリーの学 学習者に対して「公 公衆衛生」 「専門職 職としての倫理」 「研究と根拠 に基づく実践 践」と同じ時間枠 枠で提供される可能 能性が高い。登録 録後の学習者に対し しては、助産的内容 容の初めに提供さ される。 14 サブ ブユニット 1:世界の女 1 女性の健康に に影響してい いる様々な な要素 このサブ ブユニット修了 了時には、学 学習者は次のこ ことができるよ ようになる。 1.1 貧困、栄 栄養不良、教 教育水準の低さ さ、様々な形の差別が、世 世界の多くの地 地域で女性の の健康にど う影響し しているかを明らかにでき きる。 1.2 安全に関 関する基本的人 人権の否定が が、世界の女性 性の健康にど どう影響してい いるかを議論で できる。 1.3 健康状態 態の悪化につながりうる世 世界での、社会 会を維持およ よび向上させる る女性の役割 割を説明で きる。 1.4 の出身国における女性の健 健康改善のため めの行動計画 画を示すことが ができる。 学習者の 一覧 内容の一 ¾ 地 地域と社会の健 健康決定因子 子(例:所得・ ・識字能力・特 特に幼い女子 子と女性に焦点 点を当てた教 教育)の確 認 ¾ 基 基本的人権と、それが否定された場合( (例:ドメステ ティック・バイ イオレンス、女 女性器切除(FGM) 、 H HIV/AIDS)に に女性・女子の の健康に与え える影響の確認 認 地域の文化と信 信念(性の役割 割や地位を含 含む) ¾ 地 ¾ 質 質の高いヘルス スケアサービスの指標 学習活動 動のヒント(自 自習用) 1. 世界の様々な国の幼い女 女子および女性 性の健康状態 態を報告してい いるサイトが複 複数あり、熟 熟読すると の中でも注目さ されるものを挙 挙げる。 よい。その • NGO セーブ セ ・ザ・チル ルドレン『世 世界の女性の状 状況 2011(Sta ate of the Woorld’s Women n 2011) 』 www.sa avethechildre en.org/ • NGO Women W Delive er 青年と女性 性に関する各種 種レポート www.womend w deliver.org/ • UNICE EF『世界子供 供白書 2011』w www.unicef.org/sowc/ • 国連開発 発プログラム ム(UNDP)8 8 つのミレニ ニアム開発目標(MDGs)に向けた進 進捗の報告 http://w www.undp.org g/content/und dp/en/home/m mdgoverview w.html • 国連人口 口基金は女性 性と助産師に重 重点を置いてい いる。ウェブ ブサイトでは、 、性の平等、リプロダ クティブ ブ・ヘルス、そ その他興味深 深い話題につい いて情報が閲 閲覧できる。w www.unfpa.orrg • 世界保健 健機関(WHO O)のウェブサ サイトは、人権 権と健康に関す する優れたリソースを備え えている。 www.wh ho.ch • NGO 妊産婦及び乳 妊 乳幼児の健康 康を守るため めのパートナ ナーシップ( The Partne ership for Matern nal, Newborn n and Child H Health:PMN NCH)もウェ ェブサイトで情 情報提供して ており、実 際の活動 動を支援する人たちとのイ インターネット上のコミュ ュニケーション ンも盛んであ ある(学習 者も個人 人として参加で できる) 。ww ww.pmnch.orrg 15 2. 地域の保健 健局のセンター ーを訪ね、人口 口動態統計を を見るとよい。自分の地域や や国の幼い女 女子や女性 の健康状況 況について、死 死亡率・罹患率 率を含む最新 新の情報を得る ることができる。 3. 助産クラスに他国出身の の学習者がいれ れば、国ごとの女子や女性 性の健康状況 況を比較し、そ その違いに するヒントが得 得られる。 考えられる原因を探求す 4. 供するワークシ シートを使って て、自国内の の女性の健康に について考えを をまとめるこ ことを勧め 教員が提供 る。 利用できる学習 習資源 その他利 1. Thompson,, J. B. (2007). Poverty, dev evelopment, and a women: Why should we care? JO OGNN 36: 6: 523-530. 2. nal policies for fo achieving Safe Motheerhood: Wom men’s lives Thompson,, J.B. (2005). Internation in the balan nce. Health Care C for Wom men Internattional 26: 6, 472-483, (Ju une-July). 3. Thompson,, J.B (2004). A human riights framew work for midw wifery care. Journal of Midwifery M & Women’ss Health, 49:3,175-181 (M May/June). 4. ここに、学 学習者が入手可 可能なその国特 特有の資源を を記入する。 16 サブ ブユニット 2 2:国際助産 産師連盟(IC CM) このサブ ブユニット修了 了時には、学 学習者は次のこ ことができるよ ようになる。 2.1 ICM の目標と目的を を定義すること とができる。 2.2 の出身国におい いて、ICM の の組織構造と優先事項がど どのように助産 産を強化でき きるかにつ 学習者の いて議論 論できる。 2.3 ICM 基本 本文書を学習 習者の出身国と との関連性に において分析で できる。 2.4 ICM によって提起さ されうる助産職 職に関する主 主な世界的課題 題および機会を を明らかにで できる。 2.5 世界の助 助産に関する問題に対応す するため、ICM M 所信表明の の原案を作成で できる。 一覧 内容の一 ¾ IC CM の優先事項 項、目標・目 目的(柱) ¾ 組 組織構造:会員 員資格、決定機 機関、地域、本部 ¾ 基 基本文書と所信 信表明:助産師の定義、実 実践の範囲、倫 倫理綱領、教 教育および規制 制の基準 ¾ 世 世界助産状況報 報告書(2011 1) (State of tthe World’s Midwifery M Re eport 2011) ¾ 助 助産の世界的な な影響(ミレニアム開発目 目標) 学習活動 動のヒント(自 自習用) 1. インターネッ ットが使える環 環境ならば、 IICM サイトを を閲覧すれば ば連盟に関する る最新情報が得 得られる。 www.intern nationalmidw wife.org 2. ICM に関す するもう一つの の情報源は、新しい『International Journal J of Ch hildbirth』で である。紙 媒体とイン ンターネット上 上のいずれでも も読むことが ができる。 3. 国内に助産 産師協会がある るかどうか、 そ その協会がICM Mに加盟して ているかどうか かを確認する るとよい。 加盟してい いれば、その協 協会の本部を訪 訪ねて国際的 的な助産と IC CM についてどんなリソー ースがある か確認する。 利用できる学習 習資源 その他利 1. ICM に関す する主な情報源 源は ICM ウェ ェブサイト www.internat w tionalmidwiffe.org を参照 2. 教育、規制 制、女性との協 協力関係、人権 権に関する IC CM 所信声明 明を見直す。 3. 2011 年世界 界助産状況報告 告書は CD(国 国連人口基金 金より)または はオンライン(ICM ホーム ムページ: www.intern nationalmidw wives.org)で で入手可能。 4. Thompson,, J.E., Herscchderfer, K., Duff, E. (20 005). The midwife m takess center stag ge in the global aren na in 2005:: The Intern national Confederation of Midwivees (ICM). Jo ournal of 17 Midwifery & Women’s Health H 50: 4,, 269-271, (Ju uly/August). 5. その他学習 習者が入手可能な具体的な なリソースを を追加する。学習者の居住 住圏で WHO O または UNFPA 事務所があれば 事 ば問い合わせる ることもでき きる。 サブ ブユニット 3 3:専門職と としての助産 産師 ブユニット修了 了時には、学 学習者は次のこ ことができるよ ようになる。 このサブ 3.1 『ICM 助産師の定義 助 義(2011) 』と と自国の助産師 師の定義を比 比較することが ができる。 3.2 助産に関 関する様々な教 教育経路の長 長所・短所を議 議論できる。 3.3 女性と出 出産を迎える家族のニーズ ズに対応できるか、自国の の助産業務の範 範囲を評価す することが できる。 3.4 対する様々な規 規制上の認識 識の長所・短所 所を議論できる。 助産に対 3.5 助産師の の基本的責任を、助産職の の倫理綱領、業 業務の範囲と基準に基づい いて定義できる。 一覧 内容の一 ¾ 助 助産師の定義と と助産業務の範 範囲 ¾ 専 専門職としての の倫理観、価値 値観、人権と と一貫性のある る行動 ¾ 業 業務基準を遵守 守した行動 ¾ 責 責任と臨床判断 断と行動に対す する説明責任 任 ¾ 最 最新の実践を行 行うための助産 産知識と技術 術の維持 ¾ 地 地位、民族、宗 宗教的信念にかかわらない い個人およびそ その文化や習 習慣の尊重 ¾ 助 助産業務に対す する規制機関の要件 ¾ 当 当該地域の出生 生・死亡登録の報告規制 ¾ 『 『ICM 基本的助 助産業務に必 必須な能力(2 2010) 』 ¾ 『 『ICM 助産師教 教育の世界基 基準(2010) 』とガイドライ イン 学習活動 動のヒント(自 自習用) 1. 国内の助産 産の規制当局を を訪問し、国内 内の助産師の の定義および許 許可される業務 務範囲を学ぶ ぶ。これら の文書を『 『ICM 助産師の の定義および び助産業務の範 範囲(2011) (ICM Definiition of a Mid dwife and Scope of Prractice) 』と比 比較する。 2. 自国の様々な医療従事者 者の教育課程を を検証し、現 現在就学してい いる助産課程の の背景とタイ イプを他の 議論する。国内 内の医師や看護 護師と同じ経 経路で専門業務 務に至るのか。 か。異なるなら ら、それは 学習者と議 なぜか。 18 3. 医療従事者 者に関する教育 育基準がなぜ必 必要かについ いても話し合う うとよい。 4. 他の学習者 者や教員と以下 下の問題を深め めてみる。助 助産術は職業な なのか。助産師 師は専門職な なのか。そ の回答の根 根拠を説明せよ よ。 5. 自国に助産 産師の倫理綱領 領または道徳的 的行動基準が があるかどうか かを調査する。 。あれば、 『IICM 助産 師の国際倫 倫理綱領(200 08) 』と比較し してみる。助 助産師に特別の の倫理綱領がな なければ、他 他の学習者 と協力して てそれを作って てみる。 6. 助産業務基 基準を検証し、自国の助産師 師の役割と責 責任を議論する る。 7. 国内の保健 健局または人口 口動態統計の担 担当官庁を訪 訪問して、自国 国の出生・死亡 亡に関する具 具体的な報 告要件を尋 尋ねる。 利用できる学習 習資源 その他利 1. Fullerton, J.T., Johnso on, P.G., Thoompson, J.B., Vivio, D. (2010). ( Quallity considerrations in midwifery pre-serv vice educcation: Exemplars E from A Africa. Midwifery. M 6/j.midw.2010 0.10.011 doi:10.1016 2. Fullerton, J.T., Gheriisi, A., Joh hnson, P.G., Thompson, J.B. (20111). Compete ence and y: Core conccepts for intternational midwifery m practice. Inteernational Jo ournal of competency Childbirth 1:1, 4-12. 3. pson, J.E., S Severino, R. (2011). The e Internation nal Confede eration of Fullerton, J.F., Thomp E com mpetencies fo for basic mid dwifery practiice: An updaated study 20 009-2010. Midwives Essential Midwifery 27: 399-408. doi: 10.1016 6/j.midw.2011 1.03.005 4. erton, J.T., Sawyer, A. (2011). The e Internation nal Confede eration of Thompson,, J.E., Fulle Midwives’ Global Stan ndards for M Midwifery Ed ducation (2-0 010) with coompanion gu uidelines. 6/j.midw.2011 1.04.001 Midwifery 6 May 2011. Doi:10.1016 5. 有の参考資料お および学習者 者が使用するた ために教員が が準備したワー ークシートや やケースス その国特有 タディをここに追加する る。 略に関する全般 般的な評価および時期 学習戦略 1. このモジュールでは 2 回の筆記試験が 回 がある。1 回目はモジュー 回 ールの中頃(具 具体的な日時 時を示す) 、 ジュールの修 修了時に予定さ されている。 (評価の 50% %) 2 回目はモジ 2. 学習者は、クラス内およ よびグループの の議論に積極 極的に参加する ることが求められる。議論 論の前には 備をしておくこ こと。 (評価の の 25%) 十分な準備 3. 学習者は、 「専門職としての助産およ よび助産師は、 、世界の女性 性と出産を迎え える家族の健 健康をどの 進するか」とい いう質問につい いて、5 ペー ージの論文を提 提出すること(具体的な締 締切日を示 ように増進 す) 。 (評価 価の 25%) 19 全般的な なモジュールの の評価5 以下のモ モジュール評価 価を記入して て教員と話し合 合うこと。このモジュール ルの各部に関す する自分の評 評価に最も 近いもの のに丸をつける ること。 1. 以下の学習 習成果を割り当 当てられた時間 間で達成する ることができた た。 a. 世界の女 女性の健康に影 影響する様々 々な要因を理解 解すること。 できた で b. た できなかった 国際助産 産師連盟の世界 界的な重要性 性を説明するこ こと。 できた で c. 一 一部できた 一 一部できた た できなかった 専門職と としての助産師 師の役割と責 責任を議論する ること。 できた で 一 一部できた た できなかった 2. 学習活動は は学習の役に立 立った。 そう思う 思う 一部そう思 そう思 思わない 3. グループワークは学習の の役に立った。 。 そう思う 一部そう思 思う そう思 思わない 4. が利用でき、役 役に立った。 学習資源が そう思う 一部そう思 思う そう思 思わない 5. 教員は学習 習を効果的に進 進めてくれた。 。 そう思う 一部そう思 思う そう思 思わない 6. 教員は学習 習の意欲を高め めてくれた。 そう思う 一部そう思 思う そう思 思わない 7. 教員は学習 習の評価におい いて公平で偏りがなかった た。 一部そう思 思う そう思 思わない そう思う 8. ルで最も役に立 立った箇所(具 具体的に説明 明) モジュール 9. ルで変更を提案 案する箇所(具 具体的に説明 明) モジュール 氏名 日付 産学教員と詳細 細が話し合え えるように、学 学習者は評価に署名するこ ことが望ましい い。批評には は説明責任 注:助産 が伴うと という重要な教 教訓となり、また変更でき きない指導・学習の側面(例:服装、身 身体的特徴、個性)に 対する不 不当なコメントを排除することにもなる る。同様に、教 教員による学 学習者の評価に についても学 学習者自身 と率直に に話し合う必要 要がある。 5 モジュール ルの評価は、助産 産学教員の選択次第 第で簡略な場合も非 非常に詳細な場合 合もありうる。 20 健康な な妊娠中の助 助産ケア 6 8 週間 モジュー ールの紹介・説 説明 このモジ ジュールは、妊 妊娠中の健康 康を最良のもの のにするための質の高い出 出産前ケアの提 提供に必要な な知識と技 術、専門 門職としての行 行動を学習者 者に紹介する。これには、妊 妊婦および発 発育中の胎児の の健康に対す するリスク の可能性 性を早期に発見 見することも含まれる。こ このモジュール ルでは、最も も重要なライフ フイベントの の一つであ る妊娠と と出産準備期に にある女性と家族のケアに に、知識と技術 術と専門職と としての行動を を連続して実 実践に応用 し、それ れぞれの妊娠に に最良の結果 果となるために に、女性や家族 家族と協力する る機会が多くあ ある。楽しん んで学んで ほしい。 な学習成果 全般的な このモジ ジュール修了時 時には、学習者 者は次のこと とができるようになる。 1. 助産サービ ビスを必要とす する女性のため めに、質の高 高い根拠に基づ づく出産前ケアを提供でき きる。 2. 妊娠女性の のグループを対 対象に、一連の の出産教育ク クラスを実施で できる。 力 3 の健康的 的側面から主に に抽出した全 全般的な内容: : ICM 能力 助産師は は、妊娠中の健 健康を最良の のものにするた ため、質の高い出産前ケア アを提供する。 。これには、特定の合 併症の早 早期発見、治療 療または紹介を含む。 学習者へ への注記: このモジ ジュールには、出産前ケアの提供に関す する多くの KS SBs(サブユニット 1)と、妊婦と家族 族に出産・ 育児の準 準備を整えても もらうために に、これらの人 人たちと一緒 緒に活動する前 前に理解してお おく必要があ ある(サブ ユニット ト 2) 。可能な場 場合には、出 出産前ケアの K KSBs を学び び続けながら、実際の妊婦の のケアに知識 識と技術を 適用する ることになる。 6 2 年次のモ モジュールの順序は、助産学教員が が決定する。 「健康 康な妊娠」のモジュ ュールとその実践 践的要素は、 「人口統 統計」および「助 助産ケアプロ セス」 (学習 習期間:最初の 3~ ~4 週間)と、 「リ リプロダクティブ・ヘルス」 (学習期 期間 8 週間の後)に来る可能性が高 高い。おそらくその後に、 「健 康な分娩・出 出産」 「健康な産褥 褥期」 「健康な新生 生児」 「救命技術」の組み合わせが 12~16 週間(実施可能な実践経験 験の量による)続く。後者の内 容は個別のモ モジュールに分け けられるが、実践的 的要素は可能な限 限り母子のケアと共 共に行うことに重点 点を置かなければ ばならない。 21 サブユニット 1:出産前ケア アの構成要素 素と実践 このサブ ブユニット修了 了時には、学 学習者は次のこ ことができるよ ようになる。 理論的成 成果: 1.1 関する解剖学、 、生理学、遺 遺伝学、生物学 学の主要要素 素を理解できる る。 生殖に関 1.2 正確な妊 妊娠週数を算出する原理を を説明すること とができる。 1.3 既往歴の の要素と、妊婦 婦健康診査の の各回について て焦点を絞った診察内容を を特定できる。 。 1.4 基本的な な臨床スクリー ーニング検査 査の正常所見(結果)が分 分かる。 1.5 妊婦と発 発育中の胎児における正常 常な妊娠の経過 過を説明できる。 1.6 女性が妊 妊娠中に服用した薬剤の薬 薬物動態と女性 性および胎児 児への影響の基 基本原則が分か かる。 1.7 妊娠中の の女性に共通す する症状を緩 緩和するために に使用できる方法(comfoort measuress)を理解 できる。 1.8 診における初診 診および再診 診時の要素をリ リストアップ プできる。 妊婦健診 臨床的成果: 実践・臨 1.1 アプロセスに従 従って完全な な妊婦健診を実 実施できる。 助産ケア 1.2 女性の不 不快感は最小限に、妊婦健 健診を安全に実 実施し、正確 確な結果を得る ることができる。 1.3 正しい技 技術を使って、 、体系的な方 方法で女性の腹 腹部診察を行 行うことができ きる。 1.4 妊娠を正 正しく確認し、 、その正常な な経過を確認で できる。 1.5 妊娠期間 間を通じて、正 正常な胎児の の成長と発達を を正確に判定 定できる。 1.6 妊娠中の の一般的な不快 快症状を軽減 減する方法を教 教え実演できる。 1.7 健診ごと とに妊娠女性 性の具体的な心 心配事やニーズ ズを特定し、ケア計画の策 策定と実施の のために協 力できる る。 1.8 妊娠中の の正常からの逸脱を見分け け、根拠に基づ づいたガイド ドライン、当該 該地域の基準 準や利用可 能なリソ ソースに合わせ せて、適切な な第一線管理を を実施できる。 1.9 毎回の妊 妊婦健診で、所 所見を正確か かつ完全に記録 録できる。 助産ケアの有効 効性を正確に に評価できる。 1.10 自らの助 よび実践の内容 容リスト 理論およ ¾ 生 生殖に関する解 解剖学、生理学 学、月経周期 期、受胎のプロ ロセス ¾ 妊 妊娠の徴候と症 症状 ¾ 月経歴、子宮の の大きさ、子 子宮底長の成長 長パターン、超 超音波の使用 用(可能な場合 合)による妊 妊娠週数の 22 判 判定 ¾ 出 出産予定日の計 計算 ¾ 胎 胎盤の発達、循 循環、機能 ¾ 既 既往歴の要素と と、妊婦健診時の焦点を絞 絞った診察内容 容 ¾ 自 自国で使用され れる基本的な臨床検査の正 正常な所見 ¾ 妊 妊娠による身体 体的変化、一般 般的な不快症 症状、正常な子 子宮底長の成 成長 ¾ 妊 妊娠中の正常な な心理的変化 ¾ 妊 妊娠中の胎児の の健康を評価す する方法 ¾ 妊 妊婦と胎児に必 必要な栄養所要 要量 ¾ 妊 妊娠中の一般的 的な不快症状の緩和のため めの安全で入手 手可能な非薬 薬物 ¾ 妊 妊娠中の女性に に処方、調剤または供給さ された薬の薬物 物動態 ¾ 処 処方薬、不法薬 薬物、伝統的な薬、市販薬 薬の妊婦と胎児 児への影響 ¾ ST TI および HIIV 感染の予防 防 ¾ 妊 妊娠中の一般的 的な合併症の徴 徴候および症 症状、紹介によ よる緊急介入 入を必要とする る適応(HIV 感染、マ ラ ラリア、膣出血 血、子癇前症、梅毒を含む む) ¾ 特 特定の救命薬(例:抗菌薬、抗痙攣薬、抗マラリア薬 薬、抗レトロウイルス薬)の使用の適応 応 学習活動 動のヒント(自 自習用) 1. 学習したトピックについ いての入手可 可能な最良の資 資料として教 教員が選定した た必須/推薦 薦図書を読 む。 2. きれば、出産前 前ケアの提供 供に関する各章 章を読んで必要 要な内容を理 理解・学習 助産テキストが利用でき い。 するとよい 3. 小人数の学 学習者グループ プで、実際の状 状況に基づい いて教員が準備 備した出産前 前症例研究を分 分析する。 4. 医学または は産科のテキス ストに掲載され れた女性の解 解剖学および生 生殖に関する生 生理学、薬理 理学テキス トに掲載された妊娠中に に使用される一 一般的な薬剤 剤、検査マニュ ュアルに掲載された一般的 的な臨床検 いて復習するこ ことは有用であ ある。 査値につい 5. 月経周期とヒト卵細胞の の受精の理解は は、最初は難 難しいかもしれ れない。受胎に に必要なホル ルモンの相 視覚的に説明し した課程の視聴 聴覚教材や図 図表を確認する る。 互作用を視 6. 課程で模型 型が利用できれ れば、女性の骨 骨盤模型を使 使用して、骨盤 盤骨の関係、大 大きくなる子 子宮がどこ に収まるの のか、妊娠初期 期・後期に膀胱 胱や腸など周 周囲の構造にど どのような影響 響を与えるの のかを理解 するとよい い。模型を使っ った他の学習者 者とのグルー ープワークも有 有効な学習方法 方法である。 7. 処方薬、市 市販薬、伝統的 的治療法につい いての最新情 情報を得るため めに、インター ーネットを検 検索するの もよい。 8. 性(フォーカス スグループ)と と話をすると と、妊娠中にい いつ、どのように、なぜ伝 伝統的治療 地域の女性 法を用いるのかについて て、さらに洞察 察を得ること とができるかも もしれない。 23 9. モジュール ルの早い時期に に、妊婦、助産 産師、実施施 施設の許可を得 得たうえで、経 経験を積んだ だ助産師が 妊婦健診を を実施するのを を見学する日を を計画しても もよい。 10. 割り当てられた施設での の実習日・実習 習時間のスケ ケジュールを守 守ること。出産 産前ケアの書 書面による 直して各施設で での準備とし し、施設や記録 録に関するオリエンテーシ ションを求 方針やプロトコルを見直 産指導者と学習 習の進め方につ ついて毎日話 話し合い、毎日 日の実習の前に に自分の学習 習ニーズを める。助産 特定してお おく。 11. きちんとし した病歴の聴取 取が難しいと感 感じる場合、録音する許可 可を得て後で で聞き直しても もよい。 12. 腹部触診や や内診など、出 出産前ケアで必 必要とされる る手技の臨床検 検査実習は、安 安全な環境で での優れた 学習経験となる。 利用できる学習 習資源 その他利 1. WHO のウェブサイトで で「助産モジュ ュール(Mid dwifery Modu ules) 」を検索 索し、 「地域モ モジュール nity Module) ) 」を復習する る。その他の のモジュールは は、子癇前症・子癇、出血 血、閉塞性 (Commun 分娩、感染 染など、一般的 的な妊婦の死亡 亡原因を扱っ っている。これ れらは、出産の の合併症を扱 扱う 3 年次 に一層有用である。 2. 程では、出産前 前ケアを行って ている教員の のビデオを用意 意し、必要性に に応じて学習 習者が見ら 一部の課程 れるように にしている。 3. 視聴覚教材 材、PowerPoin nt スライド、シミュレーシ ションモデル ルも利用できる る場合がある。 4. 知識の実践 践への応用や実 実践についての反省を促す すためのワーク クシート・症 症例研究・質問 問の例は、 学習を促進 進する目的で教 教員が計画する るツールとし して役立つ。 5. 可能であれ れば、正常な妊 妊娠中の根拠に に基づく最新 新の実践を反映 映している自国 国または地域 域の専門誌 の引用を盛 盛り込む。 略の評価と時期 期 学習戦略 1. 理論的知識 識とその臨床症 症例への応用を を評価するた ための筆記試験 験が 3 回行わ われる。それぞ ぞれ約 3 週 間の間隔を を置いて実施さ される(具体的 的な日時) 。 (60%) ( 2. 学習者は、特定のトピッ ックに関するセ セミナーを主 主催することが が期待される。 。 (20%) 3. グループでの発 発見学習への参 参加。 (20%) 小人数のグ 4. モジュール ル全体を通じて て継続される臨 臨床ケアの形 形成的評価。 5. モジュール ル修了時までに に、実践環境 境において能力 力に裏付けされ れた助産ケア アの最終的な実 実証。 (合 格/不合格 格) 24 サブユニ ニット 2:健 健康カウンセ セリングと出 出産教育 このサブ ブユニット修了 了時には、学 学習者は次のこ ことができるよ ようになる。 2.1.1 様々な妊 妊婦のために、 、ニーズに基づ づいた助言と と健康カウンセ セリング(予期 期的指導:antticipatory guidancce)を提供で できる。 出生・育児の基 基本的な準備 備を含む、一連 連の出産教育 育クラスを計画 画できる。 2.1.2 分娩・出 スト 内容リス ¾ 妊 妊娠中の一般的 的な不快症状を緩和する方 方法 ¾ 健 健康教育(衛生 生、セクシャリティ、自宅 宅内外での作業 業) ¾ 危 危険な徴候と症 症状 ¾ 緊 緊急時対応の備 備え ¾ 分 分娩と出産に安 安全な施設の選 選択 ¾ 助 助産師に連絡す する時期と方法 法 ¾ 出 出産計画の主な な要素 ¾ 授 授乳の生理学と と母乳哺育に関して女性を を教育する方法 法 ¾ 新 新生児のための の家庭/家族の準備 ¾ 分 分娩開始の徴候 候と症状 ¾ 分 分娩時のリラッ ックス法と陣痛 痛緩和法 学習活動 動のヒント(自 自習用) 1. 課題の資料 料を読むことか から始める。 2. 妊婦の健康 康教育ニーズを を学ぶために助 助産テキスト トを参考にし、出産準備クラスについて てインター ネットでよく調べる。 3. 者との議論で、妊娠期間中に にどんな予期 期的指導がいつ つ必要かを考 考えることから ら始め、妊 他の学習者 娠の各三半 半期の予期的指 指導の計画を作 作成する。例示 示すると、第 1 期:初期のホ ホルモン変化 化の影響、 吐き気、頻 頻尿、第 2 期:妊娠の経過に に応じた栄養 養ニーズ、胎児 児の成長と発達 達、第 3 期:分娩と出 産の準備、新生児のケア ア、母乳哺育、 、緊急時対応 応の準備。 4. 浮腫などを緩和 和する方法の の助言について て、他の学習者 者とロールプ プレイを試 円靭帯痛、腰痛、下肢浮 有用かもしれな ない。 みるのは有 5. 症例検討会 会または妊婦と とそのパートナ ナーのための の正式のクラス スの内容を計画 計画する前に、他の助産 師が正式の の出産教育クラ ラスを指導する るのを参観し してもよい。 6. 妊婦とその のパートナー(参加できる場 場合)が分娩 娩・出産・新生 生児のケアの準 準備を整える るのを支援 25 する目的で で、その内容と と活動を含んだ だ 4~6 回のク クラスを他の の学習者と協力 力して計画してみる。 7. 教員と一緒 緒に出産クラス スを計画し、そ その設定とク クラスに参加す する予定の女性 性について学 学ぶ。出産 クラスがそ その施設で日常 常的に行われて ていない場合 合、開催を宣伝 伝し参加する妊 妊婦を募る必 必要がある かもしれな ない。妊婦は学 学習課程におい いて重要なパ パートナーであ あり、多くの妊 妊婦は、よい い助産師を 育てるのに に必要な経験を を積ませる手助 助けをしたい いと願っている ることを忘れ れてはならない い。 8. 出産前ケアの提供におけ ける学習の進展 展を日誌に記 記録し、進捗と と今後の学習ニ ニーズについ いてよく考 え、教員と話し合う。 その他利 利用できる学習 習資源 1. 課程によっては、出産準 準備クラスの中 中で利用でき きる指導教材が が用意されてい いる場合があ ある。 2. を教員および他 他の学習者に に見てもらう時 時間を作って、フィードバ バックを受 出産教育クラスの指導を ける。 3. 化するため、国 国内特有の論文 文や資料をオ オプションとし して加える。 学習を強化 略の評価と時期 期 学習戦略 1. 妊娠の各三 三半期の小人数 数による予期的 的指導計画( (25%) 2. 妊娠中の一 一般的な不快症 症状の緩和方法 法についてシ シミュレーショ ョン発表(255%) 3. 出産教育クラスについて ての教員および び出産する親 親からのフィー ードバック( (50%) なモジュールの の評価7 全般的な 以下のモ モジュール評価 価を記入して て教員と話し合 合うことが期待 待される。こ このモジュール ルの各部に関 関する自分 の評価に に最も近いもの のに丸をつけること。 10. 以下の学習 習成果を割り当 当てられた時間 間で達成する ることができた た。 a. 助産サー ービスを必要とする女性に に対し、質の高 高い根拠に基 基づく出産前ケ ケアを提供す すること。 で できた b. 一部 部できた 妊婦グル ループを対象に、一連の出 出産教育クラス スを実施すること。 できた 7 できなかった た 一部でき きた できな なかった 11. 学習活動は は学習の役に立 立った。 う 一部そう思う そう思 思わない そう思う 12. 学習資源が が利用でき、役 役に立った。 そう思う う 一部そう思う そう思 思わない モジュール ルの評価は、助産 産学教員の選択次第 第で簡略な場合も非 非常に詳細な場合 合もありうる。 26 13. 教員は学習 習を効果的に進 進めてくれた。 。 そう思う う 一部そう思う そう思 思わない 14. 教員は学習 習の意欲を高め めてくれた。 そう思う う 一部そう思う そう思 思わない 15. 教員は学習 習の評価におい いて公平で偏りがなかった た。 う 一部そう思う そう思 思わない そう思う 16. は出産前ケアを を実証するため めに十分であ あった。 実践経験は う 一部そう思う そう思 思わない そう思う 17. /指導者は常に に対応してくれ れた。 臨床教員/ 18. モジュール ルで最も役に立 立った箇所(具 具体的に説明 明) 19. ルで変更を提案 案する箇所(具 具体的に説明 明) モジュール 氏名 そう思う う 一部そう思う そう思 思わない 日付 教員と詳細が話 話し合えるように、学習者 者は評価に署名 名することが が望ましい。批 批評には説明 明責任が伴 助産学教 うという う重要な教訓と となり、また た変更できない い指導・学習の側面(例:服装、身体的 的特徴、個性 性)に対す る不当な なコメントを排 排除することにもなる。同 同様に、教員による学習者 者の評価につい いても学習者 者自身と率 直に話し し合う必要があ ある。 1 Thompson n JE, Kershbaum mer RM, Krisman-Scott MA. Educa ating advanced practice p nurses an nd midwives. Phiiladelphia: Springe er Publishing Company, 2 2002. Chapter 10: Teaching in the clinical c setting, pp. 121-122. 2 Benner P. From novice to expert. e Menlo Park k, CA: Addison-We esley Publishing Company, C 1984. 3 Fullerton JT, Gherissi A, Johnson J PG, Tho ompson JB. Com mpetence and co ompetency: Core e concepts for intternational midwiffery practice. Internationa al Journal of Childb birth 1(1), 2011, p. 8. DOI: 10.1891/2 2156-5287.1.1.4 4 Accreditattion Commission for Midwifery Edu ucation (ACME). T The knowledge, skills s and behavio ors prerequisite to midwifery clinicall coursework. Silver Spring g, MD: ACME, 20 005. 27 (公社)日本 本看護協会( (公社)日本助 助産師会(一 一社)日本助 助産学会訳 All rights, including translatiion into other languages, reserved. No part of this pub blication may be reproduced in print nt, by photostatic means m or in ed in retrieval syste em, or transmitted in any form witho out written permiss sion of the Internattional Confederation of any otherr manner, or store Midwivess. Short excerpts (u under 300 words)) may be reproducced without authorrisation, on conditiion that the sourcee is indicated and that the ICM be in nformed. 語への翻訳権も含め めて、この出版物は は著作権を有して ています。国際助産 産師連盟(ICM)か から文書による許 許諾を得ることなく く、本書の一 他の言語へ 部または全 は全部を何らかの方 方法で複写することや検索システム ムに登録することな など、一切の伝播 播を禁じます。ただ だし、短い引用(3 300 語未満) に関して、許可は不要です すが、その場合は出 出典を明記し、IC CM へご連絡くださ さい。 M- International Co onfederation of Mid dwives, Copyrightt © (2012) by ICM Laan van n Meerdervoort 70 0, 2517 AN The Hague, H The Nethe erlands 28
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