SAF 留学 2014-2015 年度 1 学期・1 年留学の手引き 学部授業履修プログラム 語学力強化+学部履修プログラム 語学力強化プログラム 国際キャリア開発プログラム アカデミック・インターンシップ・プログラム 春短期 4 週間プログラム The Study Abroad Foundation (SAF) SAF スタディ・アブロード・ファウンデーション 日本事務局 2 目次 はじめに ……………………………………………………………………………………………05 The Study Abroad Foundation (SAF) について ….….…………………………………………06 I. SAF について ….….….……………..…………………………………………………………………06 II. SAF の留学プログラム ………………….……………………………………………………………06 SAF 留学プログラムと留学の時期について ….……………………………………………………06 SAF 留学手続きの流れ ….…………….….….……………………………………………………07 STEP 1. 情報収集 ….….….………………………………………………………………………08 I. SAF 個別相談とサポート ….….….….…………………………………………………………08 SAF のサポート内容について ….…………………………….….….………………………………08 II. 在籍する大学の留学制度について確認する .….……………..….………………………………08 III. 留学タイプを考える ….….….….……………………………………………………………………09 留学プログラムを決める前に ….….….…………….………………………………………………09 SAF 留学プログラムのオプション ….….……………………………………………………………09 SAF 留学プログラムの種類 .….….……………...…………………………………………………10 学部授業履修プログラム….….….………………..…………………………………………… 10 語学力強化プログラム ….….….………………………………………………………………11 語学力強化プログラム(英語)……………………………………………………………11 コンカレント・プログラム……………………………….……………...………………………11 語学力強化プログラム(ヨーロッパ言語) ….………………………………………………11 語学力強化(英語) + 学部授業履修プログラム ……………………………….……11 国際キャリア開発プログラム…………………………………………………………...………12 アカデミック・インタンシップ・プログラム…………………………………………………12 「アカデミック・インターンシップ」と「ワーク・エクスペリエンス型インターンシップ」との違い 12 SAF アカデミック・インターンシップ・プログラムと学部授業履修プログラムの違い…………12 国際キャリア開発プログラム(春短期 4 週間)……………………………………..………13 IV. 留学する大学を絞り込む ....………………………………………………………………………13 SAF 日本事務局へのご案内 ….….….….…………………………………………………………13 STEP 2. TOEFL/IELTS/TOEIC および GPA について ….…………………………………………14 I. TOEFL とは ….….….…………………………….……………………………………………………14 TOEFL iBT 申込方法 ….….….….………………………...…………………………………………14 スコアレポートの送付手続き方法 ……………...……………………………………………………15 TOEFL iBT テスト構成 ….….………………………...………………………………………………15 TOEFLiBT スコア換算表 ….….….….…………...………………………………………………15 II. IELTS とは ….….….….………………………….……………………………………………………16 IELTS テストスコア …………………………………………………………………………………16 IELTS 申込方法 ….….…………………………...…………………………………………………16 成績証明書(Test Report Form)の送付手続き方法 ….……………...……………………………16 IELTS テスト構成 ….….………………...……………………………………………………………17 III. TOEIC とは ….….….…………………………………………………………………………………18 TOEIC SW について ….….……………………………...……………………………………………18 TOEIC/TOEIC SW 申込方法 ….….….……………...………………………………………………18 TOEIC テスト構成 ….….…………………………...…………………………………………………18 IV. GPA について ….……………………………………………………………………………………19 V. SAF 留学プログラム参加に必要な語学力一覧 ….….…………………………………...…………20 学部授業履修プログラム/国際キャリア開発プログラム /語学力強化+学部授業履修プログラム ………………………………………………………20 語学力強化プログラム(ヨーロッパ言語) ….……………...…………………………………………23 STEP 3. SAF 出願の手続き….……………………………………………………………………23 I. 出願に必要な書類 ….…………….…………………………………………………………………23 II. 出願締切 ….….….….………………….……………………………………………………………23 STEP 4. 出願後の流れ ….….….…………………………………………………………………23 I. 出発準備 …………………………….………………………………………………………………23 出発前オリエンテーション …………………...………………………………………………………23 SAF プログラムへの合格 ….….….….………………...………………………………...……………24 学生ビザの申請 ….….….….……………………...…………………………………………………24 留学生保険について ….….….……………...………………………………………………………24 予防接種・健康診断 ….….….….…………………………………………………………………24 航空券の手配 ….….……………………………………...…………………………………………24 II. 留学費用について ….………………………………………….……………………………………25 SAF プログラム費について ….…………………………………………………………...…………25 奨学金と教育ローンについて ….….….………………………………...……………………………26 III. 留学生活 ….….….…………………….……………………………………………………………26 現地到着後 ….….….….……………………...………………………………………...……………26 授業登録について ….……………………………...………………………………...………………26 授業のスタイルと評価について ….….….……………………………………………………………26 テキストの購入について ….…………………………………...……………………...………………26 休暇の過ごし方について ….….….….…………………………..…………………...………………27 滞在先の手配とスタイルについて ….……….………………………………………………………27 学生寮….….……………………………………………………………………………………27 アパート ……………………………………………………………...…………………………27 ホームステイ….….….….……………………………………………….………………………27 食事について(ホームステイ以外) …………………………………………...……………………28 IV. 帰国 ….………………………………………………………………………….…………………28 帰国後の進路 …………………………………………………………………………………28 SAF の OB/OG 会について ….…………………………………………………………………28 SAF 留学プログラム紹介 ….….……………………………………………………………………29 アメリカ ….….….….……………………………………………………………………….……………29 カナダ ….….….…………………………………………………………………………….…………115 イギリス ….…………………………………………………………………………………….………121 アイルランド ….….…………………………………………………………………………….………137 オーストラリア ….….….….…………………………………………………………………….………141 ニュージーランド ….….….…………………………………………………………………….………151 ヨーロッパ(フランス/スイス/ドイツ/スペイン) …………………………………………….………159 国際キャリア開発プログラム(アカデミック・インターンシップ・プログラム/春短期 4 週間プログラム)165 はじめに SAF スタディ・アブロード・ファウンデーションは学生が留学経験を通して国際的経験と知識を得ることにより、異文化理 解力や問題解決能力を身につけ、その後の人生において自国の社会や国際社会で活躍することができると信じていま す。 SAF は 2000 年の設立以来、国際的な大学ネットワークを確立し、そのネットワーク内で学生派遣をする留学モデルの 構築に努めてきました。海外、特に北米では、正規留学や交換留学以外で 1 学期から 1 年間という短い期間で留学生 を受け入れる制度を持つ大学はあまり多くありません。そのため、SAF は SAF ネットワーク大学と共に、1 学期から 1 年間 の留学生(Visiting Student)のためのプログラムを作り、多くの日本、韓国、中国、台湾の大学生に留学の機会を提供し てきました。結果、設立以来合計約 4,000 名の学生が SAF を通して 1 学期から 1 年間の留学をしています。 人生において海外留学をする機会はそう多くは訪れないでしょう。この「SAF 留学/1 学期・1 年留学の手引き」を手 に取った一人でも多くの学生が、自分の留学目的を見出し、自分に合った留学先を見つけ、そして素晴らしい経験がで きるよう、SAF は学生一人ひとりをサポートしていきます。留学はこれまでの自分とこれからの自分を繋ぐ大切な経験とな るはずです。そのために、この手引きがみなさんの留学の第一歩となることを願っています。 SAF スタディ・アブロード・ファウンデーション日本事務局 5 The Study Abroad Foundation (SAF) について I. SAF について -学部授業履修 -語学力強化 -英語力強化+学部授業履修 -国際キャリア開発 アカデミック・インターンシップ・プログラム 春短期 4 週間プログラム SAF について The Study Abroad Foundation (SAF)は 2000 年に設 立された、アメリカのインディアナポリスに本部を置く非営 利教育機関です。アジアから英語圏 6 ヶ国・ヨーロッパ 4 ヶ国の名門大学へ学生を送り出すため、日本だけでなく 韓国、中国、台湾にも事務局を設けています。SAF の母 体となる IFSA-Butler (The Institute for Study Abroad at Butler University)は、13 ヶ国に 200 以上ある大学のネッ トワークを通して、毎年北米から 3,000 人以上の大学生 を海外に送り出しています。日本事務局では、海外経験 豊かな留学アドバイザーが留学先選びを含む留学アドバ イスを行い、スムーズな留学準備ができるようサポートし ています。 日本の大学では海外の大学で取得した単位を、日本 の在籍大学の単位として認定する制度を持っている大学 が多く、そのような認定・私費留学の制度を利用して SAF 留学に参加することが可能です(休学して参加することも 可能です)。また、留学開始の時期や留学期間も、日本 の大学の学年歴に合わせることができるため、日本の大 学在籍中に個人の計画に合わせ留学を組み込むことが 可能となっています。 II. SAF の留学プログラム SAF 留学プログラムと留学の時期について 留学を実現させるためにはどのタイミングで留学すれ ば良いのか、よく考えてプランを立てることが大切です。 在籍大学・学部ごとに異なる単位移行のシステムや、就 職活動の開始の時期などを考慮して計画を立てていき ましょう。SAF のプログラムでは、語学力や国・留学期間 によって次のように留学をデザインすることができます。 SAF の留学先ネットワーク大学には、国公立・州立・私 立・総合大学・リベラルアーツカレッジなどの大学があり、 大規模大学、小規模大学、都市部、郊外、地方や街な どの立地条件も含めて様々なタイプの大学があります。 提供しているプログラムは次の 4 つで、どのプログラムも海 外の大学の単位が付与されます。 ■アメリカ・カナダ・イギリス・アイルランドに留学する場合 【モデルケース①:2 年次の後期から 3 年次の前期にかけて 1 年間の留学をする場合】 出願・留学準備 ●学部授業履修プログラム/アカデミック・インターンシップ・プログラム(8 or 9 月–5 or 6 月) ●語学力強化+学部授業履修プログラム(8 or 9 月–12 月+1 月–5 or 6 月) ●語学力強化プログラム(8 or 9 月–5 or 6 月) 就職活動 【モデルケース②:3 年次に 1 年間の留学をする場合】 出願・留学準備 ●語学力強化+学部授業履修プログラム (3 or 4 月–8 or 9 月+8 or 9 月–12 月) ●学部授業履修プログラム(3 or 4 月-12 月) ※ 就職活動 【モデルケース③:2 年次の後期に 1 学期間の留学をする場合】 出願準備 留学準備 ●学部授業履修プログラム/国際キャリア開発プログラム (8 or 9 月–12 月) ●語学力強化プログラム(8 or 9 月–12 月) 就職活動 ※ クウォーター制を設けている大学のみ(カリフォルニア大学サンタバーバラ校、カリフォルニア大学サンディエゴ校、カリフォルニア大学リバーサイド校、カリフォルニア 大学ロサンゼルス校の 4 校)。 6 ■オーストラリア・ニュージーランドに留学する場合 【モデルケース①:2 年次の後期から 3 年次の前期にかけて 1 年間の留学をする場合】 ●語学力強化+学部授業履修プログラム(8 or 9 月–2 月+2 月–6 or 7 月) ●語学力強化プログラム(8 or 9 月–6 月) 出願・留学準備 就職活動 【モデルケース②:3 年次に 1 年間の留学をする場合】 出願・留学準備 ●学部授業履修プログラム(2 月–11 月) ●語学力強化+学部授業履修プログラム (3 or 4 月–6 or 7 月+7 月–11 月) ●語学力強化プログラム(3 or 4 月-12 月) 就職活動 【モデルケース③:2 年次の後期に 1 学期間の留学をする場合】 留学準備 出願準備 ●語学力強化プログラム (8 or 9 月–12 月) 就職活動 ※大学によって留学の規定が異なりますので、4 年間で卒業するための条件などについては、所属大学の国際センター /国際交流課または各学部事務室でご確認ください。 SAF 留学手続きの流れ 留学を成功させるためには、計画的な準備が不可欠です。本手引きでは、留学までの流れを 3 つのステップに分けて ご案内しています。下記のチャートを参考に、いつまでに何をすべきかをよく理解し、早めに準備を進めていきましょう。じ っくり準備した学生ほど、実り多い留学生活を送れる傾向がありますので、まずは早い段階で個別相談を受けることをお 勧めします。 Step 1 2 年前~6 か月前 【支払いのタイミング】 情報収集 Step 2 Step 3 6~5 カ月前 4~2 カ月前 出願料・デポジット SAF出願方法説明会 2~1 カ月前 1 カ月~1 週間前 ビザ申請費・航空券・留学保険 SAF プログラム費 入学許可証受取 出 発 TOEFL・IELTS対策 SAF出願書類提出 出発前オリエンテーション①~③ ビザ申請・取得 個別相談 ※SAF プログラム費のお支払時期は、各留学先大学の入学手続きの状況によって異なる場合があります。 7 STEP 1. 情報収集 I. SAF 個別相談とサポート II. 在籍する大学の留学制度について確認する SAF は留学サポートの専門機関として、留学や進路に 関する個別相談を重視しています。毎年多くの学生が個 別留学相談を受けていますが、その年の社会情勢や学 生のニーズをいち早く把握し、海外留学経験の豊富な留 学アドバイザーが、留学や進路を考える上で不可欠な情 報を発信しています。 個別相談では、大学の選び方、プログラムの選び方、 予算、将来の展望など、様々な観点から情報を入手で きます。そして、出願を希望する学生に対しては、出願書 類について理解を得た後、いつまでに何を揃えるべきか ご案内していきます。出願した後は、出発までに必要とな る具体的な準備(学生ビザ、航空券、海外留学保険に 関するアドバイス、授業で必要になるアカデミック・スキル、 危機管理情報、就職活動に関する情報提供など)を行 います。また必要に応じて、学生の在籍大学と連絡を取 り、留学の手続きや単位移行のシステムについて確認を します。 日本の在籍大学にて、留学先の大学で取得した単位 の単位認定を希望する場合、単位認定の可・不可や移 行できる単位数の決定は、在籍する日本の大学の規定 と判断によります。SAF 留学を計画するに当たり、日本の 在籍大学の国際センター/国際交流課または各学部事 務室に確認をしながら、各自、以下を行ってください。 ■在籍/休学扱いの留学、どちらにするかを決める 参加を希望する SAF プログラムが、在籍扱いとして留学 できるのか、休学扱いとなるのかについて、日本の在籍 大学の国際センター/国際交流課または各学部事務室 にて、早い段階で(遅くとも出願前までに)必ず相談・確 認してください。特に「語学力強化プログラム」、「アカデミ ック・インターンシップ・プログラム」、「語学力強化+学部 授業履修プログラム」に参加する場合、大学や所属する 学部・学科により在籍扱いとなるかは異なります。4 年間 で卒業できるのか、5 年間かけて卒業をするのか、留学 後の卒業計画にも関係してきます。 SAF のサポート内容について ■所属する学部・学科の担当教員に留学相談をする 多くの日本の大学では、留学中に修得した単位の認定 を希望する場合、最終的に何単位分がどの科目に認定 されるかは、帰国後の教授会で決定されます。そのため、 単位認定を希望する場合、留学中の履修計画などにつ いて事前に所属する学部・学科に必ず確認をしてくださ い。 SAF の国際的大学ネットワークを通した留学プログ ラムの提供 海外経験豊富なスタッフからのアカデミックなアドバ イスと留学準備のサポート SAF ネットワーク大学への出願から入学手続き プログラム費用の日本円での支払い 合格後の学生ビザ、航空券、留学生保険に関する 手続きや手配のサポート 出発前オリエンテーションの開催 海外で取得した単位を日本の在籍大学へ移行する 場合に必要な書類の留学先からの入手 プログラム修了後、全ての学生に対する海外の大 学からの成績証明書の受け渡し 留学中の緊急時における 24 時間 365 日、現地ス タッフおよび緊急アシスタンスサービスによるサポー ト SAF 同窓会メンバーとして、経験や情報を提供でき る機会の提供 ■学内の留学手続きについて確認する 日本の在籍大学の国際センター/国際交流課または 各学部事務室に SAF 留学を検討していることを伝え、在 籍大学の留学制度や学内の留学申請に必要な書類と 申請時期などについて必ず確認してください。 ■学内の留学申請手続き/休学手続きをする 学内の留学申請に必要な書類を学内の規定に沿って 提出してください。 ■留学中に履修した授業に関する資料を保管する 単位認定を希望する場合、講義要綱やシラバスなどの 履修案内、ノート、試験、クイズ、エッセイなどの提出が一 般的に必要になります。大切に保管し持ち帰るようにして ください。留学先の大学での成績証明書は、現地大学よ り SAF に送られてきます。届き次第、学生本人の住所に 郵送します。 8 III. 留学タイプを考える 留学プログラムを決める前に 様々な留学プログラムの中から自分に一番適した選 択肢を選べるように、以下の点についてよく考えてみまし ょう。 どの国へ行きたいのか?その理由は? どのようなキャンパスへ通いたいのか?地方 が良いのか、都市が良いのか?大規模校か、 小規模校か? どの教科を専攻したいのか? 費用、プログラム期間、ロケーションなど様々 な希望を挙げていく上で、最も重要なポイント は何か? 現地ですぐに大学の授業を履修できる十分な 語学力が備わっているか、それとも事前に語 学力強化プログラムへの参加が必要か?ま たは、語学力強化だけに専念したいのか? 留学を通して、何を得たいのか?その経験 を、将来的にどう活かしたいか? 上記の項目における優先順位を決めておくと、SAF 留 学プログラムが選びやすくなります。 SAF 留学プログラムのオプション SAF では、1 学期間あるいは 1 年間にわたる留学プロ グラムとして下記のような組合せを提供しています。 【1 学期間の留学の場合】 ■例 1: 学部授業履修プログラム ■例 2: 語学力強化プログラム ■例 3: アカデミック・インターンシップ・プログラム 【1 年間の留学の場合】 ■例 1: 学部授業履修プログラム ■例 2: 語学力強化+学部授業履修プログラム ■例 3: 語学力強化プログラム ■例 4: アカデミック・インターンシップ・プログラム ■例 5: 学部授業履修+アカデミック・インターンシッ プ・プログラム ■例 6:春季 4 週間の国際キャリア開発プログラム 9 SAF 留学プログラムの種類 学部授業履修プログラム 現地大学の学部課程において現地学生と同じ授業を履修する。 授業は全て英語(または留学先の言語)で行われ、中間試験、学期末試験、プレゼンテーション、レポート、グルー プワークなど、現地学生と同じように課題をこなしていく。 出願には大学が設けた語学力と GPA を満たしている必要がある。 語学力強化プログラム 英語力強化プログラム 大学付属の語学学校にて総合的な英語能力を養成する。 Academic English Program や General English Program、オプションで TOEFL/IELTS 対策講座が設けられており、 目的に沿った英語の習得が可能。 現地大学の学部授業についていけるだけの英語力を身につける。 英語だけでなく、留学先の国や地域の文化を学習する。 コンカレント・プログラム 英語力強化プログラムに在籍しながら、学部授業履修プログラムの授業を 1 つまたは 2 つ受講する。 出願には大学が設けた英語力と GPA を満たしている必要がある。 語学力強化プログラム(ヨーロッパ言語) 英語を学ぶ場合と同様、読む、聞く、書く、話す、の 4 つのスキルと文法をバランスよく学習する。 上級のクラスになると選択科目があり、歴史や文化に関する選択科目が履修可能。 語学力強化+学部授業履修プログラム 語学力強化プログラムからスタートし、学部授業履修プログラムへ参加するに当たって必要な英語力を身に付けた 後、学部授業を履修する。 後半に学部授業を履修するためには、一定の時期までに学部授業履修プログラムに参加するに当たって必要な TOFEL/IELTS のスコア(または留学先大学が定める試験のスコア)を満たす必要がある。 国際キャリア開発プログラム アカデミック・インターンシップ・プログラム 大学のプログラムとして授業履修をしながら、現地企業、NGO、NPO などでインターンシップを行う。 教室内で学んだ専門知識や理論をビジネスの現場や実社会で活かす機会が与えられる。 異文化理解を深めることができるだけでなく海外のビジネスマナーを習得することができる。 出願には大学が設けた英語力と GPA を満たしている必要がある。 国際キャリア開発プログラム(春短期 4 週間) 海外の企業文化、ビジネスにおける異文化コミュニケーション、国際的なキャリアを築いていくために必要なスキル などの科目を受講する。 授業で取り扱ったテーマに関連する国際的な機関や企業を授業の一環として訪問する機会が与えられる。 ■学部授業履修プログラム グループ課題の打ち合わせをするグループスタディや教 授と意見交換をするチュートリアルの機会が与えられたり します。このような形式に対応しなければならないため、 入学には一定の語学力や学術レベルが求められます。 そのために、出願時の TOEFL/IELTS などのスコアや在 籍大学の成績(GPA)に基準点が設けられています。 海外の大学では、他学部・他学科にまたがって授業履 修をすることを幅広く認めています(一部の大学・学科を 除く)。この利点を生かし、日本では履修することができな い授業や珍しい授業を受講するのも良い経験となるでし ょう。 学部授業履修プログラムでは、現地大学の学部課程 において現地学生と同じ授業を履修します。現地大学の 学部課程の授業は、1 クラス 200 名以上の大講堂で行 う大規模なものから、10 名以下のゼミ形式で行われる小 規模なものまで様々です。クラスメイトの大部分が現地の 学生であるため、日本ではなかなか味わうことができない 活発な授業スタイルに驚くかも知れません。授業は全て 英語(または留学先の言語)で行われ、中間テスト、学期 末テスト、プレゼンテーション、レポート提出など、現地学 生と同じように課題をこなしていかなければなりません。 また、学生が自発的に集まって、試験前の情報交換や 10 ■語学力強化プログラム 認定がなされないケースがあるため、必ず事前に在籍 大学関係者に相談することをお勧めします。 語学力強化プログラム(英語) 語学力強化プログラム(英語)は、大学付属の語学学 校にて行われます。プログラムの種類は主に 2 つあり、 Academic English Program と General English Program に分けられます。Academic English Program では、現地 大学の学部授業についていけるだけの英語力を養成し ま す 。 授 業 は 主 に Reading 、 Writing 、 Listening 、 Speaking、Grammar を中心に、教室内でのディスカッシ ョンやプレゼンテーションの練習を通して、学部の授業で 必要な英語力やコミュニケーション能力を身につけるこ とが目的です。大学によっては TOEFL や IELTS の対策 講座をオプションで受講できる場合もあります。また、出 願時に TOEFL/IELTS の基準点を設けている大学もあり ます。General English Program は、総合的な英語コミュ ニケーション能力を伸ばしたい人のためのコースです。 留学先の国や地域の文化的な学習を通して、日常的な コミュニケーションに必要な英語力に磨きをかけます。 大学付属の語学学校は、世界中から「将来は現地の 学部課程や大学院課程に入学して専門科目を学びた い!」と考えている学生が多く集まり、目的意識の高い 学生が多く在籍しています。教員は大学院の応用言語 学の分野で修士号または博士号を取得したプロフェッシ ョナルが多く、科学的アプローチによって開発された英 語教授法を用いて授業を展開します。単なる日常会話 だけにとどまることなく、英語でのプレゼンテーションや英 語でのディスカッション、英語でのレポート作成、英語で の情報収集、英語での交渉術など、大学だけでなく、ビ ジネスの現場でも役に立つ基礎を身につけるプログラム が充実しています。 大学付属の語学学校の多くは大学のキャンパス内ま たは近隣にあるため、英語力強化プログラム在籍中も現 地の学生と同じように図書館やカフェテリア、スポーツ施 設などを使用することができます。滞在先は学生寮、ア パート、ホームステイのいずれかが割り当てられ、実生 活を通じて英語力やコミュニケーション能力を高めること ができます。 注意) ニューヨーク州立大学バッファロー校のコンカレント・プログラムは、 学生の在籍身分は英語力強化プログラムではなく、学部在籍になります。 ニューヨーク州立大学バッファロー校のコンカレント・プログラムで受ける英 語力強化の授業は、学部開講のクラスであり、ニューヨーク州立大学の卒 業単位として認められます。 語学力強化プログラム(ヨーロッパ言語) SAF の語学力強化プログラム(ヨーロッパ言語)は、英 語を学ぶ場合と同様、読む、聞く、書く、話す、の 4 つの スキルと文法をバランスよく学び日常生活に役立つ実 践的な語学力を身につけるところから始め、上級のクラ スになると選択科目があり、歴史や文化に関する選択 科目を履修することができるのが特徴です。 それぞれ大学付属の語学学校で学ぶことになりますが、 クラスはどの大学でも細かくレベル分けされ、初心者か ら上級者まで幅広いレベルの学生が学んでいます。少 人数制でしっかり授業が組まれており、宿題も多く課され ます。そのため、学生は授業についていくために一生懸 命勉強することになり、効率的に語学を習得することが できます。バディシステムやランゲージ・エクスチェンジと いった現地学生を留学生に割り当てコミュニケーション を中心に語学力を磨くシステムを取り入れている大学も あり、様々な面からのサポートが充実しているのも特徴で す。 語学学校は、現地学生が外国語を学ぶための校舎 の中にあることが多く、そのため、留学生のみならず現地 学生と知り合う機会にも大変恵まれています。 ■語学力強化(英語)+学部授業履修プログラム 語学力強化+学部授業履修プログラムは、1 学期目 に英語力強化プログラム、2 学期目に授業履修を行う 合計 1 年間のプログラムです。このプログラムは、語学 力強化プログラム在籍中の大学が定めた時期までに学 部授業履修プログラムへの入学に必要な TOEFL/ILELTS のスコアが求められるため、出願時に一 定の英語力が求められます(TOEFL iBT では学部プログ ラム基準スコア-10 点、IELTS では学部プログラム基準 スコア-0.5 点程度)。しかし、出願時にその基準点に達 していない場合、1 学期目に語学力強化プログラムにて 学部の授業で必要とされる学術的な英語力を身につけ た上で、大学が定めた時期までに授業履修に必要な TOEFL/IELTS スコアを取得することができれば、2 学期 目に同大学の学部授業履修プログラムにて、学部の授 業を履修することができます(アメリカまたはアイルランド に限る)。大学によっては、1 学期目に語学力強化プロ グラムにて一定の成績を修めれば、TOEFL/IELTS のス コアの提出なしで、2 学期目に学部授業履修プログラム への入学が認められる場合もあります。また、1 学期目 の語学力強化プログラム在籍中に TOEFL/IELTS のスコ アが学部授業履修プログラムへの入学基準に達しなか った場合は、2 学期目も引き続き語学力強化プログラム にて英語の集中講座を受講することができます。 コンカレント・プログラム 海外の大学の英語力強化プログラムには、「コンカレ ント・プログラム」(Concurrent Enrollment)と呼ばれる制 度があります。この制度は、英語力強化プログラムに在 籍しながら、学部授業履修プログラムの授業を 1 つまた は 2 つ受講できる特別なプログラムです。 コンカレント・プログラムに申し込むためには、各大学 が定めている英語力の基準点および GPA をクリアしてい る必要があります。しかし、正式に学部授業履修プログ ラムに入学するのに必要な英語力より緩やかに設定さ れているため、より多くの学生に学部レベルの授業が受 けられるチャンスが広がっています。コンカレント・プログ ラム内で受講した学部授業履修プログラムの授業は、 日本の在籍大学では単位認定が可能なケースと、単位 11 ■国際キャリア開発プログラム 成はプログラムにより様々ですが、アカデミック要素(大 学内外でのレクチャーやセミナー、エッセイなど)と実務 的要素(プレースメント先での就業体験)により構成され ているのが特徴です。つまり、クラス内において学術的 な知識や理論、分析的な能力を習得すると同時に、実 際のインターンシップを通してそれらを実社会に適用し、 またインターンシップから得た経験を内省する機会が設 けられています。コース期間中に教授やスーパーバイザ ーなどと意見交換やアドバイスを得る機会があったり、大 学より単位が与えられるのも欧米におけるアカデミック・ インターンシップの特徴となっています。一般的には大 学でプログラムを独自に開発し、インターンシップのプレ ースメント先を独自に開拓している場合もあれば、プログ ラム開発の難しさから欧米の大学では非営利の教育機 関と提携している場合もあります。 一方、ワーク・エクスペリエンスとは、一般的に欧米で は就職活動の事前準備として大学外にて就業経験を積 むことの意味が強く、多くの場合アカデミック・インターン シップのようなクラス内のコースワークを含んでいません。 期間も 1~2 週間からと短期間である場合が多く、大学 内の単位授与のプログラムとは切り離されている場合が ほとんどです。 アカデミック・インターンシップ・プログラム 社会の急速な国際化に伴い、アジアの学生にも学生 時代から国際的な実社会に触れる機会を提供すること がますます重要になってきています。SAF ではアジアの 学生が国際人としての様々な価値観を習得することを 目的として、2011 年より、国際キャリア開発プログラムを 導入しました。国際キャリア開発プログラムの主軸として 3 つのアカデミック・インターンシップ・プログラムを提供し ています。 American University, Washington Semester Program (WSP) <アメリカ ワシントン DC> University of Edinburgh, Parliamentary Internship Programme <イギリス エジンバラ> FIE London Internship Program <イギリス ロンド ン> SAF のアカデミック・インターンシップ・プログラムの内 容は、大学や主催機関、期間や地域により様々ですが、 いずれも共通して海外の大学が主催しているインターン シップ、もしくは海外の大学で単位を認めているインター ンシップになります(日本の在籍大学にてインターンシッ プの単位が認められるかどうかは、別途、在籍大学・学 部と確認が必要です)。したがって、SAF アカデミック・イ ンターンシップ・プログラムでは、就労機会を提供するだ けでなく、インターンシップに関連したセミナーやリサーチ プロジェクト、関連授業などを提供するものが多くなって います。 「アカデミック・インターンシップ」と「ワーク・エクスペリエ ンス型インターンシップ」との違い 日本においては、アカデミック・インターンシップの概 念は比較的新しく、アカデミック・インターンシップ (Academic Internship)とワーク・エクスペリエンス(Work Experience)(いわゆる「職務体験」型のインターンシッ プ)の区別も欧米と比較してさほど明確ではありません。 アカデミック・インターンシップのスタイルやプログラム構 期間 SAF アカデミック・インターンシップ・プログラムと学部授業 履修プログラムの違い 留学により得られる経験は、アカデミック・インターンシッ プ・プログラム、学部授業履修プログラムに関わらず、語 学力や異文化適応能力、問題解決能力の向上、独立 心・自信が付くなど共通している部分も多くあるでしょう。 学習内容に注目すると、学部授業履修プログラムが主に、 専門知識や理論の習得であるのに対し、SAF アカデミッ ク・インターンシップ・プログラムは、教室内で身につけるこ とができる専門知識や理論を実際のビジネスや社会で活 かすための、実学的な側面を重要視しています。学部授 業履修プログラムの醍醐味は、学生らしいキャンパス生活 や専門知識の習得などであり、アカデミック・インターンシ ップ・プログラムは学生のキャリア・ゴールを視野に置いた 留学プログラムと言えるでしょう。 評価/単位 コースワーク 内省(Self-reflection) 報酬 ○ ○ ○ × セミナーやエッセイなどのコー アカデミック・ インターンシップ 1 学期~ 1 年間 欧米の大学や Placement 先から の評価・単位有* セミナー・講義・ ディスカッションなど スワークを通し、インターンで 大学の授業科目として 得た経験を振り返り、キャリ のインターンシップのた ア・ゴールに繋げるための分 め、労働報酬は無。 析をする。 ワーク・ エクスペリエンス ×(一般的に) △ △ プログラムに 事前オリエンテーションなど 企業研修や事務作業/アル 研修先の企業によりある より異なる を実施の場合有。 バイトといった意識に近い。 場合も有。 数週間~ △ ※ アカデミック・インターンシップ先からの成績証明書や Certificate、評価シートなどは原則発行されますが、日本の在籍大学に単位が認められるかは、各日本の大学の判断によります。 12 SAF 国際キャリア開発プログラム(春短期 4 週間) 日本の在籍大学の春休暇期間中に開催される 4 週間 の短期のプログラムです。 主に海外の企業文化、国際的なビジネスで必要にな る異文化コミュニケーション能力、国際キャリア形成など に関する授業を受講します。そして、授業で取り扱ったト ピックに関連する国際的な機関や企業を訪問するフィー ルドトリップも含まれています。また、各授業には課題があ り、一定以上の成績で終了すると海外の大学の単位を 取得することができます。 プログラムを通して、国際的に活躍する人材へと成長 するために必要な知識と経験のエッセンスを得ることでき、 グローバル人材になるための第一歩を踏み出すことがで きます。 2014 年度は、ロンドン、ニューヨーク、シンガポールで 実施します。 IV. 留学する大学を絞り込む SAF の留学プログラムでは、世界 10 ヶ国に 60 校以上 のネットワーク大学が広がります。その中から自分に合っ た大学を探すためには、何を基準に絞り込んでいけば良 いでしょうか。SAF の個別相談では、「現実的に行ける大 学」および「自分の興味の対象に合う大学」という 2 つの 観点から以下のポイントに焦点を当て、一人ひとりの学生 のニーズに合った大学をご紹介しています。 SAF では専門の留学アドバイザーが、一人ひとりのニー ズに合う大学探しのサポートをしていますので、まずは、 個別相談を受けることをお勧めしています。 SAF 日本事務局へのご案内 SAF 日本事務局では、随時、留学説明会や個別相談 を行っています。お気軽にお問い合わせください。 SAF スタディ・アブロード・ファウンデーション 日本事務局 TEL: 03-5321-6222 Email: [email protected] Web: http://japan.studyabroadfoundation.org 個別留学相談受付時間:10:00~17:00 (月~金) ※ 土曜日、日曜日、祝祭日は個別相談を行っていません。 【アクセス】 ・ 東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅改札より 新宿アイランドタワー直結 ・ 都営地下鉄大江戸線 都庁前駅 A7→C7 出口 徒歩 10 分 ・ JR/小田急線/京王線 新宿駅西口徒歩 12 分 SAF 日本事務局 〒163-1304 東京都新宿区西新宿 6-5-1 新宿アイランドタワー4 階#1578 Fax: 03-5321-6672 13 STEP 2. TOEFL/IELTS/TOEIC および GPA について 英語圏の大学でアカデミック・プログラムを履修するためには、各大学が入学条件として設けている TOEFL/IELTS ス コアが必要になります。また入学審査のひとつとして、日本の在籍学部における 1 年次からの成績を示す GPA も大学選 びにおいて重要なポイントになります。 【語学力と留学の流れ】 出願時 入学時 留学中 1 学期目 学 部 入 学 に 必 要 な 語 学 力 ある 学部 合格 あと 少し 条件付 合格 語学力強化プログラム なし 付属 語学機関 合格 語学力強化プログラム 2 学期目 学部授業履修プログラム 学部授業履修プログラム 語 学 力 チ ェ ッ ク 語学力強化プログラム I. TOEFL とは TOEFL (Test of English as a Foreign Language)とは、英語を第一言語としない人を対象とした英語力テストで、英語 圏の大学が留学生を受け入れるにあたり英語力をはかる基準のひとつとして広く利用されています。TOEFL は米国非営 利教育機関である Educational Testing Service (ETS)により開発され、そのスコアは約 130 ヶ国以上、8,500 以上の機 関で英語運用能力の証明として使われています。 2006 年からスピーキングのセクションを加えた「次世代インターネットテスト(Internet-Based Test: TOEFL iBT)」がス タートし、現在では英語能力をより総合的に測定するテストになっています。 SAF 留学プログラムで、英語力強化プログラムを経由せずに、はじめから学部授業履修プログラムに参加する場合は、 TOEFL iBT 61-100 以上のスコアが必要です。早めのテスト対策と予約申し込みをお勧めします。 ■TOEFL iBT 申込方法 STEP 1 Bulletin 入手・熟読 STEP 2 身分証明書の準備・確認 STEP 3 My Homepage 作成 (出典: CIEE の公式サイト http://www.cieej.or.jp/toefl/をもとに作成 2013 年 7 月現在) ETS から発行された Bulletin(受験要綱)に目を通しましょう。 TOEFL テスト受験には、米国 ETS の定める有効な身分証明書(ID)が必要です。当日に提 示できなければ、受験は許可されず返金も一切ありません。必ず事前に確認しましょう。身 分証明書についての詳細は国際教育交換協議会(CIEE)の HP を参考にしてください。 TOEFL iBT 申込には、My Home Page (TOEFL テスト公式ホームページ上で作成する個 人のアカウントページ)の作成(無料)が必須です。 Official Score Report の送付先: SAF アメリカ本部(インディアナ州インディアナポリス) Institution Code: 0097 Department Code: 00 STEP 4 支払方法の準備・確認 STEP 5 申し込み 申込方法によって、利用できる支払方法が異なりますが、クレジットカードを使うのが最も一 般的です。VISA、MasterCard、AMEX、Discover、JCB が使用できます。カードは本人名義 でなくても構いません。受験料は US$225 です(2013 年 6 月現在)。 申込方法は以下の 3 通りです。詳細は CIEE 国際教育交換協議会の HP を参考にしてくだ さい。 ・オンラインによる申し込み ・郵送による申し込み ・電話による申し込み 14 ■スコアレポートの送付手続き方法 TOEFL テストスコアには Examinee Score Report(受験者用控えスコア票)と Official Score Report(公式スコア票)の 2 種類 があります。希望する教育機関へは、Official Score Report を提出します。SAF に出願する場合は、SAF アメリカ本部が Official Score Report の送付先となります(p14 参照)。 Official Score Report の送付手続きは、テスト前日の 17 時までに My Home Page の View Order から行います。(4 通まで無料) 万が一、手続きを忘れてしまい、テスト日後に手続きする場合は、My Home Page の Order Score Report または Official Score Report Request Form を記入し Fax または郵送で手続きします。この場合は、1 通発行につき US$18 です。クレジットカード (VISA、MasterCard、American Express、JCB)でのお支払いとなります。 ■TOEFL iBT テスト構成 セクション 問題数・形式 時間 スコア 60-100 分 0-30 60-90 分 0-30 約 20 分 0-30 3-5 パッセージ(1 パッセージ 約 700 語) 各 12-14 問 Reading ・選択問題 ・文を挿入する問題 ・グループ分けする問題 など 2-3 会話(1 会話 約 3 分)各 5 問 4-6 講義(1 講義 約 3-5 分)各 6 問 Listening マイク付きヘッドセット使用 ・選択問題 ・表を完成させる問題 など 休憩 10 分 ● Independent Tasks 2 問 (準備:15 秒 回答:45 秒) ・好みと理由を問う問題 ・支持する意見と理由を問う問題 ● Integrated Tasks 4 問 -Read + Listen→Speak 2 問 (準備:30 秒 回答:60 秒) Speaking マイク付きヘッドセット使用 ・要約する問題(大学生活を想定) ・問いに答える問題(講義を想定) -Listen→Speak 2 問 (準備 20 秒 回答:60 秒) ・要約する問題(大学生活を想定) ・問いに答える問題(講義を想定) ● Integrated Task 1 問 -Read + Listen→Write (150-225 語程度) Writing タイピングのみ (手書き不可) 20 分 ・要約する問題 0-30 ● Independent Task 1 問 (300 語程度) ・意見に基づき作文する問題 Total 4-4.5 時間 30 分 0-120 ■TOEFL iBT スコア換算表 iBT PBT/ITP iBT PBT/ITP 111-120 640-677 41-52 437-473 96-110 590-637 30-40 397-433 79-95 550-587 19-29 347-393 65-78 513-547 9-18 310-343 53-64 477-510 0-8 310 TOEFL についての確認・お問い合わせは R iBT Regional Registration Center (RRC) TOEFL○ プロメトリック株式会社 予約受付センター 〒104-0033 東京都中央区新川 1-21-2 茅場町タワー15F 03-5541-4800 http://www.prometric-jp.com 注)ITP は非公式の試験のため、出願には iBT の公式スコアが 必要です。 15 II. IELTS とは IELTS(アイエルツ)は英国で開発された英語力判断テストで、Listening、Reading、Writing、Speaking の 4 セクション に分かれています。Reading と Writing については、アカデミックとジェネラルの 2 種類のモジュールがあり、留学に際して はアカデミック・モジュールの受験が必要です。TOEFL iBT とは異なり、記述式のテストになっています。世界で広く利用 されている IELTS は、120 ヶ国で受験が可能で、日本では(財)日本英語検定協会が試験の窓口になっています。 ※一部の北米の大学では、入学に必要な英語力の証明として IELTS を認めていないので注意してください。なお、イギリ ス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドでは IELTS のアカデミック・モジュールの公式スコアが求められることが 多いため、これらの国への留学を希望している場合は、IELTS の受験をお勧めします。 ■IELTS テストスコア IELTS は、セクションごとに 1.0 から 9.0 までの 0.5 刻みのバンドスコアで示されます。各セクションのスコアを Band (Writing Band、Reading Band、Listening Band、Speaking Band)といい、それを総合した成績が Overall として表記され ます。 ■IELTS 申込方法 STEP 1 申し込みをする STEP 2 IELTS ID 登録 (出典: (財)日本英語検定協会(STEP)の公式サイトト http://www.eiken.or.jp/ielts/をもとに作成 英検 IELTS のホームページ(http://www.eiken.or.jp/ielts/)から受験申し込みを行います。申 し込み時には身分証明書として有効期限内のパスポートが必要です。パスポート以外の証明書 は認められません。なお、申し込みは筆記試験の 5 週間前の金曜日の 17 時までに行ってくださ い(締切日の詳細についてはウェブサイトをご参照ください)。 個人情報の入力後、登録確認メールが届きます。受信したメールの指示に従い、受験者情報 の入力に進んでください。 2013 年 7 月現在の受験料は、24,675 円です。支払方法は以下の 3 通りです。 1.クレジットカード(JCB、Master、Nicos、Visa)一括払い 2.コンビニ(ファミリーマート、ローソン、セイコーマート)支払い 3.郵便局 ATM 支払い ※コンビニ支払いを選択した場合、申し込み日を含む 4 日間以内に入金がない場合は登録が キャンセルされるので注意してください。 「お申し込みを以下の内容で受け付けました」の画面が表示された時点で受験登録が完了で す。画面を印刷もしくは整理番号、支払受付番号をメモしておきましょう。受験登録の完了後に 「受験登録完了メール」が届きます。メールが届かない場合は、申し込み時の IELTS ID で再度 ログイン後、「登録内容確認・変更」にて登録内容を確認しておきましょう。 受験登録完了画面の指示に従って、証明写真 2 枚とパスポートのコピーを画面に記載された送 付先住所に送付してください。 試験当日は、パスポート/受験票/筆記用具を持参してください。持ち込みができる筆記用具 は鉛筆とカバーを外した消しゴムのみです。 STEP 3 受験料の支払い STEP 4 整理番号・支払 受付番号の確認 STEP 5 本人確認書類送付 STEP 6 試験当日 2013 年 7 月現在) ■成績証明書(Test Report Form)の送付手続き方法 オンライン登録している場合 1. IELTS Web サービスにアクセスし、IELTS ID とパスワードでログインしてください。 2. 証明書発行依頼メニューで、必要事項をすべて入力し、申込登録を行ってください。手数料の決済はクレジットカードお よびコンビニ(ファミリーマート、ローソン、セイコーマート)、郵便局 ATM から選択可能です。 3. 入金確認後、IELTS 事務局より希望する教育機関へ証明書が発送されます。(お手元に発送される成績証明書の発行 日より 30 日以内であれば無料で 5 通まで希望の提出機関へ郵送されます。それ以降、または 6 通目およびそれ以上 の場合は一通 1,050 円かかります。) オンライン登録していない場合 ウェブサイトより「成績証明書追加発行依頼書」を入手し、郵送にて発行依頼を行ってください。 詳細:http://www.eiken.or.jp/ielts/apply/pdf/ilets_apply_09.pdf 16 SAF プログラムに参加する学生は、IELTS の公式スコアレポートを下記住所に送付してください。 IELTS 公式スコア転送先 The Study Abroad Foundation (SAF), US Headquarters 1100 West 42nd Street, Suite 216A Indianapolis, IN 46208 USA ■IELTS テスト構成 セクション 問題数・形式 4 セクション 40 問 Section 1-2 日常的な会話や説明 Section 3 学術的な会話 Section 4 学術的な講義 Listening 時間 約 30 分 ・選択問題 ・表現や項目の照合問題 ・グループ分けする問題 など 1 セクション 40 問 3 つのパッセージが出題(合計 2,000~2,750 words) ・選択問題 ・穴埋め問題 ・グループ分けする問題 など Academic Reading 60 分 2 タスク 2 問 Task 1 図や表、グラフの解説(20 分 150 words 以上) Task 2 主観の意見、エッセイ(40 分 250 words 以上) Academic Writing ・グラフの説明 ・経過の段階の描写 ・自分の意見のまとめ など 60 分 スピーキングテストは、東京・大阪では筆記試験の翌日、仙台・名古屋・福岡では筆記試験と同日に行っています。 ただし、試験日・会場により異なる場合があるため、受験票で必ず確認をしてください。 Speaking 3 セクション 3 問 Part 1 自己紹介・挨拶 Part 2 スピーチ Part 3 ディスカッション 11-14 分 ・身近な話題に答える問題 ・指定のテーマに対して自分 の意見を述べる問題 IELTS についての確認・お問い合わせは (公財)日本英語検定協会 IELTS 東京テストセンター 東京・横浜・埼玉・札幌・仙台・新潟会場 〒162-8055 東京都新宿区横寺町 55 番地 03-3266-6852 [email protected] (公財)日本英語検定協会 IELTS 大阪テストセンター 大阪・名古屋・京都・神戸・広島・福岡・金沢会場 〒530-0002 大阪市北区曽根崎新地 1-3-16 京富ビル 7F 06-6455-6268 [email protected] 17 III. TOEIC とは TOEIC (Test of English for International Communication)とは、英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価す る世界共通のテストで、世界 120 ヶ国で実施されています。企業においては自己啓発や英語研修の効果測定として、ま た学校においては授業の効果測定や英語過程の単位認定基準として幅広く活用されています。TOEIC は米国非営利 テスト開発機関である Educational Testing Services (ETS)によって開発・制作されています。 TOEIC で出願する場合、TOEIC IP テストスコアは利用できません。TOEIC の公開テストを受験する必要があります。ま た、TOEIC で出願できる大学は限られていますので、TOEFL または IELTS も併せて受験することをお勧めします。 ■TOEIC SW について TOEIC SW (TOEIC Speaking and Writing Tests)とは、国際的な職場環境において、効果的に英語でコミュニケーショ ンをするために必要な、話す、書く能力を測定するテストです。英語の利用が職場や日常生活の場でますます拡大して いることを受けて開発されました。 ■TOEIC/TOEIC SW 申込方法 STEP 1 ID 登録 STEP 2 TOEIC SQUARE にログイン STEP 3 受験料の支払い STEP 4 申込番号の通知 STEP 5 (出典:TOEIC 公式サイト http://www.toeic.or.jp/toeic/をもとに作成 2013 年 7 月現在) TOEIC 公式サイト(http://www.toeic.or.jp/toeic)から受験申し込みを行います。 TOEIC 公開テストメニューを選択して、「受験申込」をクリックします。受験要領を確認の 上、「同意する」を選択してください。申込フォームに必要事項を入力して、申込内容を 確認してください。 2013 年 7 月現在の TOEIC の受験料は 5,565 円で、TOEIC SW の受験料は 9,975 円です。支払方法は以下の 3 通りです。 クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB) コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、セイコーマート 楽天あんしん支払いサービス(TOEIC 公開テストのお申込みのみ) (財)国際ビジネスコミュニケーション協会より登録したメールアドレスへ「TOEIC 公開テ スト申込受験通知」メールが届きます。試験日までのお問い合わせには、メールに記載 された「申込番号」が必要となります。 受験票/証明写真 1 枚(受験票に添付)/写真添付の身分証明書(運転免許証、学 生証、社員証、パスポート、住民基本台帳カード)/筆記用具(HB の鉛筆またはシャー プペンシル、消しゴム)/腕時計を持参してください。 試験当日 ■TOEIC テスト構成 セクション 問題数・形式 Listening 4 セクション 100 問 1 写真描写問題 2 応答問題 3 会話問題 4 説明文問題 10 問 30 問 30 問 30 問 3 セクション 100 問 Part 5 短文穴埋め問題 Part 6 長文穴埋め問題 Part 7 読解問題 40 問 12 問 48 問 Reading Part Part Part Part 時間 45 分 75 分 TOEIC についての確認・お問い合わせは (財)国際ビジネスコミュニケーション協会 東京業務センター 〒100-0014 東京都千代田区永田町 2-14-4 山王グランドビル 03-5521-6033 名古屋業務センター 〒460-0003 名古屋市中区錦 2-4-3 錦パークビル 052-220-0286 大阪業務センター 〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町 3-6-1 御堂筋エスジービル 06-6258-0224 18 IV. GPA について GPA とは、Grade Point Average の略で、平均成績値のことです。海外の大学では、日本のような入試が行われない 代わりに、出願者の成績証明書から算出した GPA を合否判定材料のひとつとしています。留学生にとって GPA は TOEFL や IELTS と並び、合否判定に大きく関わる要素のひとつとなるため、志望校の基準と自分の成績はしっかり把握し ておきましょう。GPA は 4.0 が満点となり、出願大学や専攻によっても必要な GPA は異なりますが、多くの大学が 2.5-3.0 以上の成績を必要としています。なお、GPA 2.5-3.0 に達していない学生でも学部留学のチャンスがあるので、SAF 日 本事務局までお問い合わせください。 【成績換算表】 GPA= (単位数×換算値)の 全体科目の合計 ② 総単位数 ① ※成績換算値の一例。換算値は学校によって異なります。 6 段階 S A B C D F 6 段階 AA A B C D F 5 段階 A B C D 4 段階 優 良 可 換算値 4.0 3.0 2.0 1.0 F 不可 0.0 ■GPA の換算例 授業科目名(単位数) XXXX 入門Ⅰ(2) 評価 A 単位数×換算値 2×4.0=8.0 XXXX 分析学Ⅱ(4) C 4×2.0=8.0 XXXX 技法(4) A 4×4.0=16.0 XXXX 語Ⅱ(2) B 2×3.0=6.0 XXXX 応用学(4) A 4×4.0=16.0 XXXX 学基礎(1) D 1×1.0=1.0 XXXX 論Ⅰ(1) F 1×0.0=0 XXXX 専門Ⅰ(2) A 2×4.0=8.0 合計 ① 20 単位 ② 63.0 GPA = ②÷① 63.0÷20 = 3.15 出願大学への合否は、学部での成績(GPA)や語学力(TOEFL/IELTS)だけで決定するわけではなく、今までどのよう な授業を履修してきたのか、また、出願先の大学で勉強したい分野の日本の在籍大学での成績なども判断のポイントに なります。 19 V. SAF 留学プログラム参加に必要な語学力一覧 学部授業履修プログラム/国際キャリア開発プログラム/語学力強化+学部授業履修プログラム 下記のチャートは、SAF の学部授業履修プログラム/国際キャリア開発プログラム(アカデミック・インターンシップ・プロ グラム)に参加するための必須英語力を示したものです。なお、語学力強化プログラムでは、原則として英語力は問われ ません。語学力強化+学部授業履修プログラムに参加する場合、出願時に下記のスコアの提出が必須、かつ、学部授 業履修プログラムに進むには、語学力強化プログラム中の大学が定めた時期までに授業履修に必要なスコアを取得す る必要があります。また、一部の大学では語学力強化プログラムを提供していないところもありますので、各大学のプログ ラム紹介のページで確認してください。 学部授業履修プログラム TOEFL (iBT) IELTS アメリカ 英語&GPA 大学名 61 以上 アリゾナ州立大学 サンフランシスコ州立大学 ※Engineering: 79 以上 61 以上 6.0 以上 コンカレト (注意 1) (注意 1) ハワイ大学ヒロ校 モンタナ大学 61 以上 (注意 2) 2.5-3.0 以上 6.0 以上 (各セクション 5.5 以上) ※Engineering: 6.5 以上 授業履修 5.5 以上 (注意 2) 授業履修 61 以上 5.5 以上 コンカレト (注意 3) 55 以上 - GPA ワシントン大学 国際関係学部 ISAYA インスティチュート ※TOEIC での出願可能 TOEIC 700 以上 (リスニング/リーディング 340 以上) および TOEIC SW 320 以上 (スピーキ ング/ラ イテ ィング 160 以 上) ※Business: 3.5 以上 ※Engineering: 3.5 以上 2.5-3.0 以上 51 以上 5.5 以上 2.5-3.0 以上 2.0-3.0 以上 51 以上(注意 2) 5.0 以上 2.0-3.0 以上 2.0-2.5 以上 51 以上 5.0 以上 2.0-2.5 以上 5.0 以上 2.5 以上 5.5 以上 3.0 以上 5.5 以上 2.5-3.0 以上 5.5 以上 (各セクション 5.0 以上) 2.5 以上 6.0 以上 (各セクション 5.5 以上) 3.0 以上 6.0 以上 2.5-3.0 以上 アラバマ大学 71 以上 6.0 以上 2.5-3.0 以上 ※Social Science/Science: 6.5 以上 ※Commerce: 3.0 以上 6.0 以上 2.0-3.0 以上 2.5-3.0 以上 ※Environmental Design: 2.75 以上 ※Engineering:2.9 以上 ※Business: 3.0以上 モンタナ州立大学 71 以上 コロラド大学 ボルダー校 75 以上 6.5 以上 ※Engineering: 83 以上 ※Engineering: 6.5 以上 授業履修 コンカレント (注意 5) コロラド州立大学 ゴンザガ大学 ニューヨーク州立大学 バッファロー校 75 以上 ※Engineering: 80 以上 61 以上 2.4-3.0 以上 - ※TOEIC での出願可能 TOEIC 650 以上 (リスニング 320/リーディング 320 以上) および TOEIC SW 260 以上 (スピーキング 130/ライティング 130 以上) 61 以上 57 以上 ※Social Science /Science: 78 以上 授業履修 コンカレント (注意 4) 54 以上 57 以上 5.5 以上 ※Social Science / Science: 6.0 以上 2.5-3.0 以上 ※Commerce: 3.0 以上 5.5 以上 2.0-3.0 以上 2.5-3.0 以上 65 以上 6.0 以上 ※Engineering: 75 以上 ※Engineering: 6.0 以上 ※Environmental Design: 2.75 以上 ※Engineering:2.9 ※Business: 3.0 - 2.4-3.0 以上 65 以上 ※Engineering: 68 以上 79 以上 6.5 以上 2.75 以上 68 以上 6.0 以上 2.75 以上 79-80 以上 6.0 以上 6.5 以上 2.5-3.0 以上 68 以上 5.5 以上 2.5-3.0 以上 (各セクション 6.0 以上) 2.5-3.0 以上 69 以上 3.0 以上 - - ※Management: 3,0 以上 68 以上 6.0 以上 3.0 以上 - - - 2.5-3.0 以上 68 以上 6.0 以上 2.5-3.0 以上 授業履修 79 以上 コンカレント (注意 6) 70 以上 パデュー大学 ※TOEIC での出願可能 TOEIC 600 以上 (リスニング 280/リーディング 280 以上) 65 以上(各セクション 15 以上) 70 以上 サンノゼ州立大学 (注意 2) 55 以上 (各セクション 12 以上) アリゾナ大学 ※Social Science/Science: 92 以上 2.5-3.0 以上 (各セクション 5..0 以上) ※Engineering: 6.0 以上 76 以上(各セクション 17 以上) Cascade 5.5 以上 ※Engineering: 68 以上 65 以上 ※TOEIC での出願可能 TOEIC 650 以上 (リスニング/リーディング 320 以上) および TOEIC SW 260 以上 (スピーキング/ライティング 130 以上) 51 以上 ※Business: 3.5 以 上 ※Engineering: 3.0 以 上 (各セクション 15 以上) Olympic 語学力強化 + 学部授業履修プログラム TOEFL (iBT) IELTS GPA 79 以上 6.5 以上 ミネソタ大学 79 以上 6.5 以上 カリフォルニア大学 ロサンゼルス校 サマーセッション 79 以上 6.5 以上 2.5-3.0 以上 6.0 以上 (各セクション 5..5 以上) 2.5-3.0 以上 2.5-3.0 以上 ※Management: 3,0 以上 (注意 7) アーカンソー大学 アメリカン大学 授業履修 80 以上 6.5 以上 コンカレント (注意 8) (注意 8) 授業履修 80 以上 コンカレント (各セクション 18 以上) 6.5 以上 3.0 以上 72 以上(注意 9) 6.0 以上 (注意 9) (注意 10) 20 - - 学部授業履修プログラム TOEFL (iBT) IELTS 80 以上 (注意 11) - 語学力強化 + 学部授業履修プログラム TOEFL (iBT) IELTS GPA 3.0 以上 68 以上(注意 11) - 英語&GPA 大学名 インディアナ大学 カリフォルニア大学 リバーサイド校 カリフォルニア大学 サンタバーバラ校 セイント・トーマス 大学 (ライティング/スピーキング 20 以上) テキサス A&M 大学 80 以上 6.0 以上 ※Business: 原則として 100 以上 ※Business: 7.0 以上 バーモント大学 80 以上 6.5 以上 2.5-3.0 以上 - - - ユタ大学 80 以上 6.5 以上 6.5 以上 2.0-3.0 以上 68 以上 2.0-3.0 以上 2.5-3.0 以上 68 以上 (注意 13) (各セクション 15 以上) 6.0 以上 6.0 以上 アイオワ大学 カリフォルニア大学 サンディエゴ校 カリフォルニア大学 バークレー校エクステンション ミシガン州立大学 ミドルベリー大学 カリフォルニア大学 ロサンゼルス校 GPA 3.0 以上 80 以上 6.5 以上 3.0 以上 - - - 80 以上 7.0 以上 3.0 以上 - - - 80 以上 6.5 以上 2.5-3.0 以上 - - - 2.5-3.0 以上 68 以上 5.5 以上 ※Business: 原則として 94 以上 ※Business: 6.5 以上 2.5-3.0 以上 80-100 以上 (注意 12) (各セクション 17 以上) (各セクション 6.0 以上) (注意 12) (各セクション 6.0 以上) (注意 12) 2.5-3.0 以上 90 以上 7.5 以上 3.5 以上 84 以上 7.0 以上 3.5 以上 90 以上 7.0 以上 3.0-3.5 以上 - - - 92 以上 7.0 以上 3.0 以上 - - - 92 - 100 以上 - 3.0 以上 - - - 100 以上 7.0 以上 3.0 以上 94 以上 6.5 以上 3.0 以上 7.0 以上 3.0 以上 - - - コロンビア大学 100 以上 マウント・ホリーク大学 100 以上 - 3.0 以上 - - - バンダービルト大学 ペンシルバニア 大学 ペンシルバニア大学 サマーセッション 100 以上 100-104 以上 6.5 以上 3.0 以上 - - - - 3.3 以上 - - - (各セクション 26 以上) - 3.3 以上 - - - カルガリー大学 (注意 14) - - - - - トロント大学 (注意 14) 90 以上 6.5 以上 - ビクトリア大学 78 以上 6.0 以上 (注意 7) (各セクション 26 以上) 100-104 点以上 (注意 13) カナダ (各セクション 20 以上) 3.0 以上 (各セクション 6.0 以上) イギリス (各セクション 17 以上) (各セクション 5..5 以上) 3.0 以上 (注意 15) 80 以上 (リスニング 17/リーディング 18/スピーキング 20/ライティング 17 以上) ウェストミンスター大学 ※TOEIC での出願可能 TOEIC 785 以上 (リスニング 400/リーディング 385 以上) および TOEIC SW310 以上(スピーキング 160/ライティング 150 以上) TOEFL (iBT) 92 以上 グラスゴー大学 エジンバラ大学 ロンドン芸術大学 ロンドン大学 クイーン・メアリー校 オックスフォード大学 セイント・アンズ・カレッジ ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン ブリストル大学 (各セクション 20 以上) ※Law: 92 以上(各セクション 24 以上) ※Humanities/Modern Language and Culture: 92 以上(各セクション 20 以上) 6.0 以上 (各セクション 5.5 以上) (リスニング 15/リーディング 15/ スピーキング 17/ライティング 15 以上) 78 以上 6.0 以上 92 以上 6.5 以上 (各セクション 5.5 以上) 90 以上 6.0-7.5 以上 92 以上 6.5-7.0 以上 ※Arts /Law: 100 以上 ※Arts /Law: 7.0 以上 100 以上 7.0 以上 (リスニング 17/リーディング 18/スピーキング 20/ライティング 17 以上) (各 セクション 5.5 以 上 ) 92-109 以上 (注意 16) (リーディング&ライティング 24 以上 /スピーキング&リスニング 20-24 以上 ) (各セクション 6.0-6.5以上) (注意 16) (ライティング 25 以上) 68 以上 ※ Media Arts & Design: 3.0 以上必須 (各セクション 18 以上) ※Law: 6.5 以上 .(各 セクション 6.5 以 上 ) ※Humanities/Modern Language and Culture: 6.5(各セクション 6.0 以上) (各セクション 23 以上) 100-114 以上 2.8-3.0 以上 3.0 以上 3.0 以上 ※Law: 78 以上(各セクション 21 以上) ※Humanities/Modern Language and Culture: 78 以上(各セクション 17 以上) 80 以上 5.5 以上 (各セクション 5..0 以上) 2.8-3.0 以上 5.5 以上 (ライティング 5..5 以上) ※Law: 6.0 以上 .(各セクション 6.0 以上) ※Humanities/Modern Language and Culture: 6.0(各セクション 5.5 以上) 6.0 以上 3.0 以上 (各セクション 20 以上) (3 つ以上のセクション 5.5 以上) 3.0 以上 3.0 以上 - - - 3.0 以上 - - - 3.6 - 3.7 以上 - - - 3.5 以上 - - - 3.2 以上 - - - - - - - 6.5-7.5 以上 6.5-7.5 以上 (各セクション 6.5-7.5以上) アイルランド アイルランド国立大学 ダブリン校 リムリック大学 (注意 14) 80 以上 (注意 16) 6.0 以上 5.5-6.0 以上 (各セクション 6.0 以上) ※Business/Education/ Humanities: 6.5-7.0 以上 (各セクション 6.0 以上) ※Science/Enginnering/ Informatics&Electronics: 6.0-6.5 以上 (各セクション 6.0 以上) (各セクション 5..5 以上) ※Business/Education/ Humanities: 5.5-6.5 以上 (各セクション 5.5 以上) ※Science/Enginnering/ Informatics&Electronics: 5.5-6.0 以上 (各セクション 5.5 以上) 21 3.0 以上 68 以上 3.0 以上 学部授業履修プログラム 英語&GPA 大学名 ウーロンゴン大学 マッコーリー大学 クイーンズランド大学 ニューサウスウェールズ 大学 TOEFL (iBT) オタゴ大学 IELTS GPA オーストラリア 79 以上 6.0 以上 (リスニング 17/リーディング 18/ライティング 20/スピーキング 17 以上) (リーディング&ライティング 6.0 以上) 83 以上 6.5 以上 (リスニング 12/リーディング 13/ライティング 21/スピーキング 18 以上) (各セクション 6.0 以上) 90 以上 6.5 以上 (ライティング 21/その他のセクション 20 以上) (ライティング 6.0 以上) 90 以上 6.5 以上 (ライティング 24 以上) (各セクション 6.0 以上) ビクトリア大学 ウェリントン カンタベリー大学 語学力強化 + 学部授業履修プログラム 80 以上 3.0 以上 2.5-3.0 以上 6.0 以上 (各セクション 6.0 以上) 80 以上 6.0 以上 (ライティング 20 以上) (ライティング 6.0 以上) 68 以上 5.5 以上 (リスニング 15/リーディング 15/ ライティング 17/スピーキング 14 以上) (リーディング& ライティング 5.5 以上) 79 以上 6.0 以上 (各セクション 5.5 以上) 2.8-3.0 以上 3.0 以上 (各セクション 5.5 以上) 80 以上 IELTS (ライティング 20/その他のセクション 17 以上) ニュージーランド 6.0 以上 2.7-3.0 以上 (ライティング/リスニング/リーディング 19 以上) TOEFL (iBT) 2.8-3.0 以上 3.0 以上 78 以上 6.0 以上 (ライティング 18 以上) (ライティング 5.5 以上) 78 以上 6.0 以上 (ライティング 21 以上) (各セクション 5.5 以上) 68 以上 68 以上 (ライティング/リスニング/ リーディング 16 以上) 5.5 以上 (各セクション 5.0 以上) 5.5 以上 (各セクション 5.5 以上) 68 以上 5.5 以上 (ライティング 17 以上 ) (各セクション 5.5 以上) GPA 3.0 以上 2.5-3.0 以上 2.8-3.0 以上 3.0 以上 2.7-3.0 以上 2.8-3.0 以上 3.0 以上 国際キャリア開発プログラム(アカデミック・インターンシップ・プログラム) 72 以上 (リスニング 18/リーディング 17/ライティング 17/スピーキング 20 以上) FIE ロンドン・インターンシップ・プログラム アメリカン大学 ワシントン・セメスター・プログラム エジンバラ大学 パーラメント・インターンシップ・プログラム SAF 春短期 4 週間 国際キャリア開発プログラム ※ ※ ※ ※ ※TOEICでの出願可能 TOEIC 785 以上(リスニング 400/リーディング 385 以上) および TOEIC SW 310 以上(スピーキング 160/ライティング 150 以上) 授業履修 コンカレント (注意 10) 80 以上 (リスニング/スピーキング 18 以上) 72 以上 92 以上 (各セクション 23 以上) 5.5 以上 (各セクション 5.5 以上) 2.7-3.0 以上 - - - 2.5-3.0 以上 72 以上 6.0 以上 2.5-3.0 以上 3.0 以上 - - - - - - 6.5 以上 6.0 以上 6.5 以上 (各セクション 5.5 以上) 国際キャリア開発プログラム(春短期 4 週間) A コース:TOEFL (iBT) 71 以上/IELTS 6.0 以上/TOEIC 700 以上 2.5 以上 Bコース:TOEFL (iBT) 61 以上/IELTS 5.5 以上/TOEIC 600 以上 学部によって、上記の TOEFL/IELTS 必須総合スコアを設けているとともに、各セクションに必要最低スコアを設けている場合があります。 上記の必須英語力・GPA は予告なく変更される場合があります。また、上記の基準より高い英語力・GPA を必要とする学部・コースもあります。 上記の必須英語力・GPA の他に、これまでの学習履歴などが入学審査要件に関わります。 上記の条件に満たない学生は SAF 日本事務局までお問い合わせください。 注意 1) サンフランシスコ州立大学では、語学力強化プログラムの上級クラスに進学すると、学部の授業 1 科目を受講できます。 注意 2) ハワイ大学ヒロ校では、TOEFL (iBT) 100 または IELTS 7.0 以下の学生は、到着後大学独自の英語診断テストを受け、テスト結果に基づき授業履修 科目数が決定されます。 注意 3) モンタナ大学では、TOEFL (iBT) 55-60 の学生は語学力強化を目的とした授業を受けながら、学部の授業 1 科目(100 番台のみ)を受講できます。 注意 4) アラバマ大学のコンカレント・プログラムに参加するためには、1 学期目に語学力強化プログラムに参加する必要があります。また、語学力強化コース 在籍中の大学が定めた時期までに、TOEFL iBT 54-70(※目安)の英語力を満たし、かつ語学力強化コースの教授の推薦が必要となります。コンカ レント・プログラムでは、語学力強化コースと並行して学部の授業 1~2 科目を受講できます。 注意 5) サンノゼ州立大学では、TOEFL iBT 61-70 の学生は、英語強化を目的とした授業を受けながら、学部の授業 1-2 科目(3-6 単位)を受講できます。 TOEFL iBT 61-75 の学生は、学部の授業 2-3 科目(6-11 単位)を受講できます。ただし、Engineering の授業の受講はできないなど、履修できる分 野に限りがあります。 注意 6) ニューヨーク州立大学バッファロー校では、TOEFL iBT 70-78 の学生は 1 学期目に学部授業を 2 つ履修すると同時に、学部開講科目である英語 力強化を目的とした授業 2 科目(ライティングおよびスピーキング)に登録する必要があります。TOEFL iBT 79 以上の学生は英語力強化を目的とし た授業を受ける必要はありません。 注意 7) カリフォルニア大学ロサンゼルス校サマーセッションとペンシルバニア大学サマーセッションは、F-1 ビザを提供する大学で 1 学期以上の SAF プログラ ムに参加する学生のみに提供しています。詳しくは、SAF 日本事務局までお問い合わせください。 注意 8) アーカンソー大学の語学力強化プログラムに在籍する 600 レベルの学生は、英語強化プログラムのディレクターおよび留学生アドミッションの許可が 出た場合に限り、学部授業 1 科目を受講できます。ただし、語学力強化コースのすべての授業を履修する必要があるため、英語力強化コースの時 間割に重ならない学部授業を選択する必要があります。 注意 9) アメリカン大学では、TOEFL (iBT) 72 以上または IELTS 6.0 以上の学生で、かつ 2 学期目に学部授業履修またはワシントン・セメスター・プログラムに 参加することを希望している場合に限りり、 コンカレント・プログラム(International Gateway Program)への参加が可能になります。コンカレント・プログ ラムでは、アカデミック・スキルに特化した授業に加え、学部の授業を1つ履修することができます。 注意 10) アメリカン大学にて 1 学期目にコンカレント・プログラムに参加するためには、在籍大学にて 1.5 年間以上授業を履修していることが記された成績証明 書を出願時に提出する必要があります。 注意 11) インディアナ大学では、全ての学生は、到着後インディアナ大学独自の英語診断テストを受ける必要があります。この英語力診断テストの結果によっ ては、A) 予定通り学部授業履修プログラムに参加する、B)学部授業履修プログラムに参加可能だが、学部の授業を履修しながら、学部レベルの英 語コースを受講する、C) 学部の授業を受けず、英語力強化プログラムに所属する、のいずれかのパターンに決定されます。 注意 12) アイオワ大学では、TOEFL (iBT) 100 以下の学生は、到着後大学独自の英語診断テストを受けます。テストの結果によっては、英語力を補強するた めの授業を一部履修するか、または語学力強化プログラムへ変更することが求められます。 注意 13) 成績証明書に 1 の評価がある場合は、コロンビア大学へは出願できません。また、2 の評価がある場合は、書面でその評価に至った理由を書面で説 明する必要があります。在籍大学が 4 段階評価を採用していない場合は、別途日本事務局にお問い合わせください。 注意 14) これらの大学の SAF 留学プログラムは語学力強化プログラムのみとなっています。語学力強化プログラムに参加するには英語力は問われません。 注意 15) 学生ビザ(Tier4)の取得が必要なイギリスのプログラムに参加する場合、上記に記載しているスコアに加え、最低以下のスコアが必要になります。詳細 は日本事務局までお問い合わせください。 -IELTS 5.5 以上(各セクション 5.5 以上) -TOEFL (iBT) 68 以上(リスニング 15/リーディング 15/スピーキング 17/ライティング 15 以上) 注意 16) 専攻分野によって求められる英語力が異なります。詳しくは日本事務局にお問い合わせください。 22 語学力強化プログラム(ヨーロッパ言語) ヨーロッパ言語(フランス語、ドイツ語、スペイン語)の語学力強化プログラムに出願する場合、原則として語学力は問 われません。フランス、スイス、ドイツ、スペインの学部授業履修プログラムの有無およびその参加条件については、SAF 日本事務局にお問い合わせください。 STEP 3. SAF 出願の手続き SAF では原則、第 1 希望の大学へのみ出願をします。 ただし、いくつかの大学においては、出願基準を満たして 出願しても、現地大学にてスクリーニング(審査)が行わ れ、不合格となる場合もあります。そのような大学を第一 希望として出願する場合は、第二希望の大学へも同時 に出願します。該当大学は毎年変更される可能性があ るため、個別相談の際に必ずアドバイスを受けて下さい。 SAF 留学プログラムへ出願を行うためには、SAF 日本事 務局および各メンバー大学(一部を除く)で開催される出 願方法説明会に出席する必要があります。出願方法説 明会の告知は大学内ポスターおよび SAF 日本事務局の ウェブサイトにて行います。なお、SAF 留学プログラムに申 し込む際に下記の書類が必要になります。SAF 日本事務 局スタッフが全ての書類に不備がないかを確認し、出願 のサポートをします。 注 1)TOEFL/IELTS の結果については、SAF アメリカ本部 へ Official Score Report が送付されるよう手配して頂く 必要があります。また、併せて SAF 日本事務局へのコピ ーの提出が必要になります。Official Score Report の送 付に関する詳細は、本冊子の P14-17 をご覧下さい。 TOEIC については、スコア証明書の原本を SAF 日本事務 局までご提出ください。 注 2)出願に必要な書類の詳細(部数など)は、出願方 法説明会にてご確認ください。不明な点がある場合は、 SAF 日本事務局までお問合せください。 II. 出願締切 SAF のプログラムは、締切前でも現地大学の入学定員 に達したり、ハウジングが満室になると願書の受付を終了 するシステムを採用しています。ただし、現地大学の入 学定員やハウジングの定員に達していないプログラムは 締切後でも願書を受け付ける場合があります。また、出 願締切日までに全ての書類を不備の無い状態で揃える 必要があります。TOEFL/IELTS の公式スコアや大学の教 員または職員の署名が必要な書類など、全ての書類取 得までには時間がかかりますので、締切日 2~3 ヶ月前 から準備を始めましょう。やむを得ず締切間際の出願に なってしまう場合は、SAF 日本事務局にお問い合わせく ださい。 SAF のプログラムの願書締切日については SAF 日本事 務局のウェブサイトを参照してください。なお、出願締切 日以降に追加募集がある場合は、SAF 日本事務局のウ ェブサイトに情報を掲載しますので、ご確認ください。 I. 出願に必要な書類 SAF 留学プログラム願書(SAF ウェブサイトよりダウン ロード) TOEFL/IELTS/TOEIC の公式スコアレポート 注 1) 英文成績証明書 英文残高証明書 パスポートのコピー 証明写真 出願料 20,000 円の振り込み明細書のコピー エッセイ(一部大学のみ) 追加推薦状(一部大学のみ) 注 2) STEP 4. 出願後の流れ I. 出発準備 出発前オリエンテーション SAF では出願後、出発するまでの間に参加必須の出 発前オリエンテーションを全 3 回開催します。全てのオリ エンテーションに出席することで、留学に向けての準備を 計画的に行うことができます。オリエンテーションの日程 は、出願後に書面にてお伝えしますので、あらかじめスケ ジュールを空けておくようにしてください。オリエンテーショ ンでは以下のような内容をお話しします。 23 学生ビザ申請・フライト手配について 予防接種について 海外留学保険について 持ち物について お金の管理方法について 心と体の健康について 異文化に適応するための準備について 海外の大学の授業に参加するために必要な心構え について 滞在先と海外での学生生活について 安全・危機管理について 空港から滞在先までの送迎サービスについて 到着時の入寮・入居手続きについて など 先の国によっては、政府管轄の保険に加入できる場合も あります。また、海外の大学には大学独自の保険プラン があり加入を義務付けていますが、民間の海外留学保 険が必須項目をカバーしている場合は、大学の保険加 入が免除される場合もあります。海外留学保険の他に、 大学の保険への加入が必須な大学もあります。 SAF では、それぞれの国や大学の保険事情について 詳しく説明した上で、サポートのしっかりした海外留学保 険プランを紹介しています。 SAF プログラムへの合格 通常、SAF 日本事務局にて入学の申し込みが完了し てからおよそ 2~3 ヶ月前後で合格通知が届きますが、 出願の時期や大学の事情によっては、合格通知が予定 出発時期の 1~2 ヶ月前に届くこともあります。選考は先 着順に行われる場合が多いので、余裕をもって少し早め に申し込むことをお勧めします。また、SAF は海外の大学 と学生の間に立って煩雑な出願手続きをサポートしてい ますが、合否の決定については全て大学側に委ねられ ています。SAF は大学と学生の仲介は可能ですが、合否 の結果を覆すことはできません。 合格が出た後、SAF 日本事務局にプログラム契約書 を提出した時点でプログラムへの参加が確定となります。 予防接種・健康診断 留学する国によっては大学入学時に予防接種や健康 診断などが義務付けられる場合があります。SAF ではそ の際に必要な書類や手続きをご案内します。 航空券の手配 ビザが発行されたら(ビザ不要の学生は現地大学の新 入生オリエンテーションの日程が決定したら)、学生本人 が航空券を手配します。SAF では、学生の希望に応じて 旅行代理店の紹介をすることも可能です。 学生ビザの申請 ビザ(査証)とは外国人の入国に必要な入国許可申請 証明であり、プログラムによってはビザの発給が必要とな るため、確実に準備をすることが必要です。大学の合格 が決定すると、大学が発行した入学許可証が SAF のアメ リカ本部を経由して SAF 日本事務局に送付されます。学 生は入学許可証の受け取り後にビザの申請を進めていき ます。 【学生ビザ申請手続きに関するリンク集】 ◆アメリカ大使館 http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-nivg eneral.html ◆カナダ大使館 http://www.canadainternational.gc.ca/japan-japon/vi sas/index.aspx?lang=jpn&menu_id=33 ◆英国入国管理局 http://www.ukba.homeoffice.gov.uk/countries/japan /?langname=Japanese ◆オーストラリア大使館 http://www.australia.or.jp/visa/immigration/student.php ◆ニュージーランド大使館 http://www.immigration.govt.nz/migrant/stream/study/ ◆アイルランドに留学する場合:日本国籍の方はアイル ランド留学に伴うビザ取得の必要はありません。90 日以 上アイルランドに滞在する予定の方は、所轄の警察署で 外国人登録が必要となります。 http://www.irishembassy.jp/home/index.aspx?id=33642 ※ ヨーロッパ言語圏の学生ビザ情報サイトについては、 SAF 日本事務局までお問い合わせください。 留学生保険について SAF 留学プログラムに参加する全ての学生は留学期 間中、海外留学保険に加入する義務があります。留学 24 II. 留学費用について 則として、私立と公立では私立の方が高額な場合が多く、 生活費は大都市と地方都市では、大都市の方が高額に なる傾向があります。もちろん、留学期間によっても必要 な費用は異なってきます。このような理由から留学費用 には幅があるものの、1 年間の留学を希望する場合、最 低でも 180 万円~300 万円程度は必要になります。 SAF 留学プログラムは私費留学となるため、留学に必 要な資金を用意しておくことも留学準備のひとつとして重 要です。一般的にどの大学においても、出願時に留学中 のプログラム費、生活費などを支払える資金があることを 「英文の残高証明書」の提出によって証明する必要があ ります。SAF プログラム費は大学ごとに異なりますが、原 SAF プログラム費について 募集要項に記載されている SAF プログラム費(概算)には以下の費用が含まれています。 SAF プログラム費に含まれているもの SAF プログラム費に含まれていないもの ・ 学費および学生費などの必要諸経費 ・ 航空券費用 ・ 授業履修期間中のハウジング費用およびその手配費用 ・ 海外留学保険 ・ 最寄空港から滞在先への送迎費用およびその手配費用 ・ 留学用ビザ手配費用 ・ 出発前から帰国に至るまで留学に関する相談 ・ 予防接種/健康診断費用 ・ 出発前オリエンテーション ・ 食費(場合によっては含まれることもあります) ・ プログラム期間中の緊急サポート ・ 生活費 ・ 留学先大学からの成績証明書の手配費用 ・ 教科書代 (別途かることもあります) ・ 現地での交通費 ・ 電話料金 ・ インターネット回線使用料 (寮費に含まれる場合もあります) ・ その他の個人的な出費 【注意事項】※出願前に必ずお読みください。 1) 北米およびヨーロッパの大学は 8 月~9 月に開始する新年度の学費を毎年 5 月以降に発表するため、この募集要項に載っているプログラム費用 は、前年度の SAF プログラム費を基に計算した 2014-2015 年度の予想されるプログラム費用として掲載しています。海外の大学は毎年 3~ 10%の授業料の値上がりが続いているため(大学により前年と比べて 10~15%値上がりする場合もあります)、各大学の学費の見直しを反映して、 SAF プログラム費の請求時点でパンフレットの参考料金よりも高額になる場合があります。 2) SAF プログラム費は、海外の SAF ネットワーク大学の人文・社会学科系の通常の学費に基づいています。留学先大学で在籍する学部や履修する 授業によっては、人文・社会学科系の通常の学費より高い授業料を設定している場合があります。また、実験実習、フィールドワーク、スタジオ実 習、特別施設使用料、特別コース費、海外研修などを含む授業を履修した場合、追加で費用がかかります。SAF では、上記のような場合にかか る追加費用は、プログラム費とは別にご請求します。 3) 募集要項に記載されている「語学力強化+学部授業履修プログラム」の SAF プログラム費は、記載されている英語力強化プログラムを履修した場 合の費用になります。大学により、記載日以外の語学力強化プログラム開始日が設けられている場合があるため、参加する学生は、SAF 日本事 務局のスタッフとスケジュールを確認し、開始日を決めることができます。その場合、参加する英語力強化プログラムの期間に基づいたプログラム 費をご案内します。 4) 滞在費は SAF プログラム費に含まれており、スタンダードタイプの部屋を基準に計算されています。寮の割り当てと決定は現地大学に委ねられてい るため、シングルルームやデラックスルームに割り当てられた場合は、差額を追加で支払う必要があります。特に、北米の大規模な大学では様々 なタイプやグレードの 2 人部屋の寮があり、寮費が異なる場合がありますが、SAF では、スタンダードタイプの 2 人部屋に入寮する限り、割り当てら れた部屋により生じる差額の返金・追加請求はありません。その他、破損のためのデポジット、電話・インターネット回線料などが追加される場合、 追加費用として請求されます。SAF プログラム費には授業期間中の寮費のみ含まれており、長期の休暇期間中に寮滞在が許可され、費用が発 生した場合、追加費用としてご請求します(その場合、休暇期間のみ寮を移動しなくてはならないこともあります)。 5) 次のような場合に追加請求が予想されます: ①プログラム費に含まれていない学科や授業を履修した場合 ②プログラム費納入時に予約した部 屋がグレードアップされた場合 ③電話・インターネット回線料、などが追加される場合 ④大学指定入居日前および長期休暇期間に寮・学生アパ ート・ホームステイ滞在を希望する場合 ⑤留学先大学が大学指定の保険の購入を義務付けている場合 ⑥キャンパス内や滞在先で器物を破損 してしまった場合 ⑦留学先大学が、授業料・学生管理費・施設使用料などを値上げした場合 ⑧ヘルスセンター(キャンパス内のクリニック)やキ ャンパス内の施設にて何らかの使用料が発生した場合 ⑨ミールプランを個人の希望でグレードアップした場合 ⑩その他個人的にかかる費用で SAF に請求が届いた場合 6) 多くの大学では大学指定の保険が設けられていますが、AIU 保険や他の民間保険が大学の指定する保険項目をカバーしている場合、大学指定 の保険は免除されます。現地到着後のオリエンテーションにて保険証券を提示してください。日本の留学生保険が大学の指定する保険項目をカ バーしていない場合や、大学が保険の購入を義務付けている場合は、保険料がプログラム費に含まれる場合や追加請求があります。 7) 海外の大学では、入学準備を進めるに当たり、授業料や必要諸経費の支払いを幾度かに分けて納入する必要があります。そこで、SAF では現地 大学との協力の下、学生にとって支払いし易い総括的なシステムを設け、SAF アメリカ本部が支払いを学生に代わって行っています。SAF では、 為替レートの変動に対応するため、ご請求日の SAF レート(新生銀行 TTS×1.05)を適用しています。 25 奨学金と教育ローンについて には、応用レベル(上級学年レベル)の科目を履修するこ とも可能です。一般教養レベルであっても、学習内容は 現地学生にとっても容易なわけではなく、外国語で課題 をこなしたり、専門知識を吸収することで多くのことを学ぶ ことができます。 必要な留学資金を調達する方法として、教育ローンの 利用や財団などで公募している留学奨学金へ応募する ことができます。 【奨学金】 日本で申請できる奨学金は締切が早い場合が多いた め、留学を実現する 2 年ほど前から準備し、各奨学金団 体が設けている規定に沿って、留学の 1 年以上前に応 募する必要があります。ほとんどの奨学金は応募条件が 厳しく、少ない募集人数のところに多くの人が応募するた め高倍率となります。 授業のスタイルと評価について 海外の大学での評価方法は国や専攻コースによって も大きく異なります。また、授業は講義型とディスカッショ ン型に分かれています。講義型の授業では、中間・期末 テストやエッセイ(小論文)、場合によってはグループワー クやプレゼンテーションの参加度によっても評価されます。 ペーパーと呼ばれる長めの論文を課題として出されること もあり、図書館で調べ物をしながら文章作成をすることに なります。グループワークやプレゼンテーションがある場合 は、ネイティブの学生や他の留学生と一緒にチームを組 み、定期的な打ち合わせの時間を設けてプロジェクトを完 成させます。 ディスカッション型の授業は、セミナ―(5~30 人)やチ ュートリアル(1~3 人)と呼ばれる少人数制で構成され、 講義型と比較すると、グループワークやプレゼンテーショ ン、授業への参加を通して、自分が何をどのように考える のか、クラスメイトや教授とディスカッションをすることが重 要視されます。チュートリアルの中では、教授と議論や意 見交換をしながら授業の理解度を深め、またエッセイの テーマや方向性などについても話し合うことができます。 授業によっては、学年末テストを重視する教授、エッセ イやプレゼンテーションを重視する教授など評価方法は 様々ですが、いずれにしても、授業のはじめにシラバスが 配布され、評価の方法の比重も分かるようになっていま す。一般的に、海外の大学は入学できても卒業するのが 難しいと言われますが、まじめに授業の課題を締切まで に完成させて努力をしていれば単位の取得はできます。 ◆日本学生支援機構 http://www.jasso.go.jp/saiyou/ryuugaku17.html ◆ロータリー財団 http://www.rotary.org/ja/studentsandyouth/educationalpr ograms/ambassadorialscholarships/Pages/ridefault.aspx 【主な教育ローン】 ◆日本生活金融公庫/国民生活事業 https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html ◆中央労働金庫 http://chuo.rokin.com/kariru/kyoik/ ◆三井住友銀行 http://www.smbc.co.jp/kojin/kyouiku/index.html ◆東京三菱 UFJ 銀行 http://www.bk.mufg.jp/kariru/kyouiku/index.html ◆みずほ銀行 http://www.mizuhobank.co.jp/loan/education/index.html III. 留学生活 現地到着後 SAF スタッフが事前に現地大学の最寄り空港から大学 への交通手段を手配します。留学先の授業登録もサポ ートしており、SAF アメリカ本部スタッフおよび各国の SLO (Student Liaison Officer)が学生の相談に応じます。 テキストの購入について テキストは、日本の大学同様、履修する科目によって 必要なテキストが異なるため現地にて履修登録後に学 生自身が直接書店にて購入します。大学内の Book Store で購入できる他、大学内の学生用掲示板で古本を 譲るチラシが貼り出されていることもあります。中古のテキ ストには、過去にそのテキストの持ち主が残したメモ書き 等が残っていることもあります。また大学によっては、 Book Store に新品のテキストの他に古本も同時に売られ ていることもあります。中古のテキストを購入する時は、正 しい Edition(版)であるか確認してから購入しましょう。 テキストは図書館から借りることもできますが、必要な 時に貸し出しを継続できないなどの不便さを感じることが あります。また、全てのテキストをコピーすることは著作権 に触れ、固く法律で禁止されています。担当教員によっ ては、大学や図書館のオンラインシステムに登録してあ る指定の文献を学生が各自でダウンロードして、それを教 科書として使用する場合もあります。 授業登録について SAF では、留学先の大学で履修したい科目をフォーム に記入し、出願大学へ提出します。出願時に記入した履 修希望のコース科目は、あくまで希望を聞くもので最終的 な履修登録ではありません。実際の履修登録は、留学 先の大学で行われる入学者向けのオリエンテーションで コースカタログやクラススケジュールの説明を聞きながら 行ったり、出発 2~3 週間前に日本からオンライン上で行 います。 留学先での履修科目は、日本の在籍大学での専攻や 履修科目、成績を考慮して決定する必要があります。例 えば、日本での専攻が英米文学で留学先の大学でビジ ネスを希望する際、日本でビジネス系の履修がない場合 には、多くの大学で一般教養レベルの科目(授業)に登 録することが要求されます。現地大学で希望する専攻に おいて、既に日本の大学で基礎科目を履修している場合 26 休暇の過ごし方について 海外の大学では、通常学期ごとに寮を貸し出していま す。夏休みや授業履修期間でない長期休暇には、多くの 現地学生が地元に帰省するため、キャンパス内に残る学 生は少なくなります。留学生の過ごし方も旅行に出かける、 現地で親しくなった友人の家庭に滞在する、寮に残るな ど様々なため、学生の希望に応じて対応しています。 SAF プログラム費には、学生寮滞在の場合、授業履修 期間中の滞在費が含まれていますが、長期休暇期間中 の寮費は含まれていません。現地に行ってから休暇中の 予定を組み、休暇期間の寮滞在を希望する場合は、現 地到着後に休暇期間中の寮の手配が必要になります。 大学によっては、学生本人がハウジングオフィスにて直 接予約をしなければならないケースもあります。手続きに 当たって不明な点がある場合は、SAF アメリカ本部がサ ポートします。寮滞在を希望しない場合は、事前に長期 休暇の過ごし方、滞在先の計画を立てておきましょう。 滞在先の手配とスタイルについて SAF プログラム費には授業履修期間中の滞在費が含 まれており、学生は学生寮、学生専用共同アパート、ホ ームステイのいずれかに滞在することになります。多くの 大学では、広大なキャンパス内や大学周辺、大学が位 置する街に滞在施設を所有しています。 SAF では出願時に「ハウジング希望調査フォーム」で 学生の希望を聞きますが、大学の所有する寮の種類や 寮の空き状況により、必ずしも希望に沿う寮に決定すると は限りません。滞在先の手配は、大学の合格が決定して から行うため、通常授業開始の 1 ヶ月前から 1 週間前に なりますが、場合によっては、大学の都合により現地到着 後に寮が割り当てられることもあります。寮の予約は先着 順の大学が多いため、この点からも早めの出願をお勧め します。 また、入寮日は大学側が定めており、学生はオリエン テーション参加のために指定された日にちまでに大学に 到着していなければなりません。しばしば、オリエンテーシ ョンの開催日が入寮日より前に設定されており、前倒しで 入寮することが可能な場合は、日割り計算した寮費が追 加請求されます。前倒しで入寮ができない場合は、現地 到着後に数日間ホテルや臨時のハウジングに滞在する 場合もあります。 SAF プログラム費に含まれる滞在費は、スタンダードの ダブルルーム(2 人部屋)を基本に設定されているため、 現地到着後に部屋をアップグレードする場合などは追加 料金が発生します。 寮の部屋や滞在費は、留学先の大学により異なります が、一般的に次のようなスタイルがあります。 アメリカの大学が所有する学生寮の多くは、大学のキ ャンパス内に位置します。1 人部屋もしくは 2 人部屋が多 いですが、寮の建物によっては 3 人部屋もあります。1 人 部屋を希望する場合は通常 2 人部屋よりも滞在費が高く なります。ミールプランが義務付けられている寮もあれば、 自炊できる寮もあります。また、部屋にバス・トイレが付い ているタイプやフロアごとに共同のタイプなど、寮によって スタイルは異なります。 ルームメイトの国籍は様々で、現地の学生がルームメ イトになることもあれば、他国からの留学生がルームメイト になることもあります。日本人がルームメイトになる場合も ありますが、日頃の英語生活で抱えた悩みやストレスを 発散したり、いざという時に日本語が使える唯一の場所と して、頼もしい存在になることでしょう。ルームメイトがいる 場合は、お互いに気持ち良く生活していくためのルールを 決めるなど、気遣いや自己管理が必要になるでしょう。 カナダ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュー ジーランドでは、主に複数の学生がひとつの世帯を共同 でシェアします。1 人部屋が与えられることが多く、キッチ ン、リビング、バス・トイレなどの共有スペースは共同で使 用します。多くの場合は自炊をすることになり、キッチン用 具、食器、食材は自分で購入したり、ルームメイトと相談 して共同で購入する学生もいます。大学によってはキャ ンパス内でミールプランを購入し、食事をとることが可能 です。 また、入居当初は、ベッドやマットレス、机、椅子、クロ ーゼットなどの生活に必要な最低限のものが備え付けら れていますが、布団、枕、シーツ、タオルなど、体に触れ るものは衛生管理上、備え付けられておらず、入居者自 身で揃えるべきものもあります(現地で購入可能)。 <アパート> 一部の大学では学生寮の他に、大学が紹介している 民間の共同アパートが割り当てられるケースもあります。 多くの場合、アパートは大学の近くに位置し、住民のほと んどがその大学の学生で占められる場合もあれば、一般 の住民がいる場合もあります。アパートでの生活は学生寮 での生活と比べ、より個人の空間を確保しやすく、地域の 生活に密着した留学体験をすることができます。生活に 関するほとんど(炊事、洗濯、掃除、買い物、ルームメイト との交流など)を自分でこなすことになるので、生活力全 般の向上が期待できます。 <ホームステイ> 大学のプログラムの種類や学生寮の空き状況によって は、学生寮ではなくホームステイが手配される場合もあり ます。ホームステイでは、現地大学が紹介している一般 家庭で生活します。ホストファミリーと共に生活をすること により、留学先の国や地域の文化に触れる機会が多くな ります。ホームステイ先の家族構成は多種多様で、例え ば大家族、単身家庭、母子家庭や子供のいない家庭な どがあります。国籍、人種、宗教などもホストファミリーに よって違います。また、ホームステイのスタイルも様々で <学生寮> 学生寮では同世代の学生が生活の場をシェアするた め、大学の授業とは違った刺激のある生活が体験できま す。寮ではイベントやアクティビティが盛んです。 27 IV. 帰国 す。ホストファミリーが食事などを用意してくれる場合もあ れば、学生自身が自ら作る場合もあります。また、部屋の 鍵だけ渡され、ホストファミリーが学生の生活にほとんど 干渉しない方針の家庭もあります。ホストファミリーは学生 を「お客様」ではなく、1 人の家族として迎え入れる場合も ありますので、その際はそれぞれの家庭のルールを守っ たり、積極的に家事の手伝いなどを申し出て、基本的に 自分のことは自分で行うという態度を示すべきでしょう。 ホームステイ先から大学までの通学手段は、徒歩、自転 車、バス、路面電車、地下鉄など様々で、公共機関を利 用する際は定期券を購入すると便利です。 帰国後の進路 食事について (ホームステイ以外) 食事は、大学や滞在する寮/アパートによって自炊の 場合と、ミールプランがある場合に分かれます。自炊の 場合、近隣のスーパーマーケットなどで材料を買い、寮に ある共同キッチンで料理をします。キッチンには、共同で 使用できる調理器具を備え付けているところもあれば、最 低限のものを自分で用意しなければならない場合もあり ます。 ミールプラン(食事プラン)とは、大学が提供する食事 のことで、1 週間もしくはセメスターにどれくらいの回数の 食事をするかによって、5 ミールプランや 15 ミールプラン など様々なグレードがあります。ミールプランは大学によっ て異なりますが、食事の回数(金額)や時間帯(ランチ、 ブランチ、ディナーなど)、食事ができる食堂やレストラン、 カフェの種類ごとに様々なプランが用意されています。現 地到着後のアップグレード/ダウングレードについてや、 使い切らなかった場合の料金の繰り越し、ゲストへの使 用など、大学ごとに様々なルールを設けています。通常 カード(*)に金額がチャージされていて、食事をするごと に金額が減っていくシステムになっています。大学内には、 ビュッフェ式のカフェテリアやレストラン、バーなどがいくつ かある場合が多く、ミールプラン以外でもその場で料金を 支払い食事をすることができます。 大学によっては、ミールプランが全ての寮に義務付け られているところもあれば、滞在する寮によってオプション で購入できるところもあるため、食費は原則として SAF プ ログラム費に含まれていません。詳細は別途ご案内にな ります。 *ミールプラン独自のカードを設けている大学もあれば、学生 ID カードが ミールカードの役目をしている大学もあります。 28 SAF を通して留学する学生は、帰国後に日本で就職 活動を始めたり、国内外の大学院進学を希望したりする 人がほとんどです。学生の中には、留学することにより日 本の学生の就職活動の時期を逃してしまうと感じ、留学 を計画する上で不安に思う人も少なくないでしょう。しかし、 近年日本の企業において、語学力や国際経験のある学 生を採用したいというニーズは高まっています。海外留 学によって語学力を身につけたというだけでなく、様々な 苦労を自分なりに乗り越えてきた忍耐力や柔軟性なども 評価されます。 実際に、留学生と企業のニーズをマッチングさせるジョ ブフェア(就職フェア)も開催されています。ジョブフェアで は留学経験者を積極的に採用したい日系・外資系企業 がブースを出し、参加した留学生は自由に企業ブースを 訪問して、人事や事業担当者とその場で直接話をしたり 面接を受けることができます。ジョブフェアは海外や日本 などで開催されていますが、開催地域・国での就職に限 らず、グローバルな人材を求める日系・外資系企業への 就職のチャンスをうかがうことができます。 【留学経験者を対象にしたジョブフェア(一部)】 ◆キャリアフォーラム(開催:ディスコインターナショナル) http://www.careerforum.net/ ◆マイナビ国際派就職 EXPO http://global.mynavi.jp/contents/event/ 【その他】 ◆リクナビ海外大生 http://kaigai.rikunabi.com/ ◆マイナビ国際派就職 http://global.mynavi.jp/ ※海外の大学に留学している学生に向けた情報を多く扱っている就職 活動サイトです。 SAF の OB/OG 会について SAF では、留学経験者のための就職活動情報やその 他の情報の共有、留学先での成功体験や失敗体験を紹 介する機会など、SAF のネットワークを通してこそできる活 動の場を創り上げ、提供しています。また、活動内容は 情報の共有のみに留まらず、希望者には SAF が催す各 種説明会や留学フェアなどでパネリストやアドバイザーとし て、これから留学する学生へのサポートをお願いしていま す。 定期的に意見交換の場を設け、親交を深める会も実 施しています。今後は、OB/OG だけでなく、大学関係者 や留学予定の学生を招き、留学経験の共有や情報交換 などを行う SAF 同窓会も開催予定です。
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