ボーイング787ドリームライナー飛行試験機

Centrair Group News
2015年6月17日
ボーイング787ドリームライナー飛行試験機
(ZA001号機)の寄贈について
中部国際空港株式会社は、ボーイングから787ドリームライナー飛行試験機(ZA001号機)を寄贈いただくこととなりま
したので、お知らせします。
ボーイング787型機の機体構造体の35%は中部地域で生産されており、大型貨物機のドリームリフターにて、ボーイン
グの米国内最終組立工場に輸送されています。ZA001号機は、日本唯一のドリームリフター就航地点である中部国際空
港及び中部地域へ里帰りすることとなります。
このZA001号機は、2009年12月15日に12,000人以上が見守る中、米国内のボーイング787型機の組立工場に隣
接するペーンフィールド空港において初飛行した、飛行試験1号機です。
ボーイングは、飛行試験3号機である ZA003号機を2014年11月にシアトル航空博物館へ寄贈し、飛行試験2号機で
あるZA002号機を2015年3月にアリゾナ州ピマ航空博物館へ寄贈しました。
今回記念すべき飛行試験1号機であるZA001号機をボーイング787型機の製造分担率が高い日本、特に中部地域に
て、地域の皆さまにご覧いただけることを大変喜ばしく思っています。
中部国際空港株式会社はZA001号機の展示等について、今後検討していく予定です。この展示により、セントレアのあ
る中部地域の次世代産業である航空機産業への関心を一層高めることができ、その振興活動に積極的に貢献できると考
えています。また、将来の航空機産業を担う若年層への啓発・教育活動に繋がると考えています。
ZA001号機の初飛行
以
上