ROBO Master 導入操作説明書 9 1.ROBO Master のファイルから新規作成 ①ROBO Master を開き、「ファイル」から「新規作成」を開きます。 ②「ファイル」から「新規作成」を選択しますと、「用紙設定」が表示されます。 作成したい用紙サイズと用紙の向き(デザインの向き)を選択します。 プリントアウトしたシールを切りたい場合は、「トンボの印刷を行う」にチェックします。 カッティングシートに直接文字切りを行う場合はチェックしません。 1 ③新規作成で開いた作成画面には、作図範囲を示す領域(Craft ROBO 側は赤い四角、 プリンタ側はグレーの四角)が表示されます。 。 2.フィルムに文字切りをする ①[ ]をクリックすると「文字設定」が表示されますので、フォントを選択し、 切りたい文字、文字幅、文字高さを入力します。 この時「アウトライン」にチェックが入っていないと文字はカットされません。 「太字」はプリントアウト時しか有効で無く、「アウトライン」にチェックが入ると選択 されなくなります。 ミラー文字(裏書き文字)は、「X方向ミラー」または、「Y方向ミラー」のいずれかを チェックすることで可能です。 2 ②[OK]を押して、画面上で左クリックすると左下を基点にして文字が表示されます。 文字の上をクリックしてドラッグすると文字が移動でき、角の点をクリックしてドラッグ すると縦横比を同じにして拡大、縮小ができます。▲▼ により、その方向に拡大、 縮小ができます。 により ▲▼により ③カス(文字の周りの不要な部分)取りを行い易いように文字の周りを四角で囲みます。 [ ]をクリックし、文字の左上でクリックし、右下までドラッグします。 ④四角を選択状態にして右クリックで表示されたプルダウンメニューから「線種設定」を 開き、[変更]を押して、線色を赤に変更します。 3 ⑤「ファイル」から「出力設定」を開きます。 「Craft ROBO」の中に「Graphtec Craft ROBO」 のドライバ名が表示されていることを確認します。 プリンタでシール等に印刷する場合は、 「プリンタ」に使用するプリンタドライバが表示さ れていることを確認します。 ⑥「カット設定」のタブを開き、[カット条件設定]を押します。カット条件の中にカラー が表示されますので、カットする場合はチェックを入れ、カットしない場合はチェックを 外します。(例では、文字は黒で作図し、四角形は赤で作図しています) ⑦[プレビュー]を押して (カットライン表示)をクリックすると、カットする図形の プレビューが表示されます。 4 ⑧問題がなければ (カット出力)を押すことで下記ダイアログが表示されますので[OK] を押します。 ⑨Craft ROBO コントローラが立ち上がります。 ⑩「用紙の選択」に「カッティングフィルム 」(カッティングフィルムをカットする場合) を選択します。 「条件を調整する」にチェックを入れると、品質とフィルムの厚さ設定が変更可能になり ます。 「品質」は、カットスピードを調整し、 「フィルム」の項目はカット圧を調整します。 「フィルム」の項目は、「用紙の選択」の種類により名称が変わります。 この値が大きい程カット圧が強くなります。この値は、素材の厚さ、硬さで調整します。 初期設定では 10 になっていますが、この値は付属のカッティングフィルム用で、それ以外 の塩ビフィルムをカットする場合は、12∼15 ぐらいの間で調整してください。 「デザインの向き」は ROBO Master の画面が縦長になっているか横長になっているかで 「横」か「縦」を選択します。カット出力される方向が画面右上に表示されますので、 確認の上、良ければ[カット開始]を押すことでカットが開始されます。 5 3.自動トンボ読み取りでシールを作成する ①新規に図面を作成したい場合は、「ファイル」から「新規作成」をクリックし、「用紙 サイズ」の選択と「トンボの印刷を行う」にチェックをします。 ②既にできている図面にトンボを付けたい場合や、トンボのサイズ等を変更したい場合は、 「編集」から「トンボ設定」を選択します。ただし、「トンボモード」や「トンボ形状」、 「トンボ線幅」は変更できません。 トンボ原点や、トンボ間距離を変更できますが、これは A4 サイズより小さい用紙を使用 する場合に設定し、通常は、そのままで良いので変更する必要はありません。 6 ③画面上にトンボのマークが表示されます。トンボにかかる網で囲まれた部分はトンボの 読み取りに使用しますので、この部分に図形を作成してもプリント時には印刷されません がカットはされます。(画面は既に図形が作成されているものとして説明します) ④「ファイル」から「出力設定」を開き、「プリンタ」に使用するプリンタ名が表示されて いることを確認します。[プロパティ]を押してプリンタの印刷設定を行います。 「用紙サイズ」、 「印刷の向き」を設定します。 「カットラインを印刷する」は通常チェック を外しますが、印刷したいときはチェックします。 「180 度回転して印刷する」はプリンタ の印刷の余白が前後で異なり、トンボ印刷が作図範囲外になるときにチェックします。 7 ⑤[プレビュー]を押して、「プリント表示」、「カットライン表示」に問題が無ければ プリンタにシールをセットし、「プリンタ出力」にてシールを印刷します。 「カットライン表示」のプレビューでカット以外の線が表示されている場合は、「カット 設定」の中の[カット条件設定]を押し、カットが不要な色のチェックを外します。 (操作方法は、2-⑥を参照) ⑥Craft ROBO に印刷したシールをセットします。 セットする方向は、トンボが 2 箇所印刷されている方が奥側になるようにし、用紙の端が 黒いカッティングマット(ガムテープのようなマット)の奥側の端に合うようにセット します。 用紙の左端を左側のガイドラインに合わせます。しかし、左側のトンボの印刷位置が、 用紙の端から 10mm のマージン無い場合は、トンボの読み取りエラーになることがあり ますので、その場合は、ガイドラインからトンボの印刷位置が 10mm になるように右側 にずらしてセットします。 8 ⑦「ファイル」から「Craft ROBO 出力」を選択すると「Craft ROBO 出力」のダイアログ ボックスが表示されますので[OK]を押すことで Craft ROBO コントローラが立ち上が ります。 Craft ROBO コントローラの中の「デザインの向き」を確認し、「トンボ自動読取」に チェックが入っていることを確認します。 ⑧[カット開始]を押すことで、自動的にトンボをスキャンして読み取りを開始します。 ⑨1 点目から「トンボ自動読取に失敗しました。 」が発生する場合は、Craft ROBO コントロ ーラのプレビューの図に示されたトンボ内の緑の点にペン先を移動してください。 移動には、コントローラのポジション移動キーで動かし、トンボの L の字の中に合わせ たら[カット開始]を押します。 これでもエラーになる場合は、3-⑥に記述してあるように用紙のセット位置を確認して ください。 ⑩正常にトンボを読み終えるとカットが開始されます。 以上 9
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