県民エコドライブ推進事業 - 一般社団法人 日本自動車販売協会連合会

平成18年度先駆的省資源・省エネルギー実践活動推進事業
「県民エコドライブ推進事業」
《発 表》
社団法人
日本自動車販売協会連合会山形県支部
専務理事 菅 原 弘 紀
総務係長 高 橋 志 穂
本日の成果発表内容 ①
◎ 「県民エコドライブ事業」の展開に対する背景や目的、
今後の事業推進への展望
1.山形県内における環境の現状、自動車との関わり
2.自動車部門として社会的責務と果たすべき役割
3.県との協同事業である「環境マイスター」認定制度の役割
4.省エネ車に対する意識高揚、エコカー普及啓発イベントの開催
5.マスコミ媒体を通じ、自動車業界全体においての環境意識を
共通認識として拡大周知
本日の成果発表内容 ②
◎実施事業・・・項目ごとにテーマを設け、推進
1.「山形県地球温暖化対策推進チーム」連絡会議の活用
2.「エコドライブクイズ」 ・・・まずは知る
3.「エコドライブ実感試乗」 ・・・体験する
4.「プロが教えるエコドライブアドバイス」 ・・・正しい知識を得る
※環境マイスター認定研修会の開催
5.「エコドライブコンテスト(県内全域) 」 ・・・実践する
6.「ラジオ番組」の作成・・・県民への周知
◎山形県とは・・・
人間の横顔の形
・東北6県のひとつ
(庄内・最上・村山・置賜地方の4つに分類・・・)
・米の産地であるが、近年「果樹王国(さくらんぼ・ラフラ
ンス)」として名高い評価を受けている
・県内全部の市町村に温泉がある
山形県における環境への認識
〇山形県においては、家庭ゴミ(地域別)の分別推進や森林整備等、
県や各市が積極的に参画するなど自然豊かな県であることから、
以前より環境に対しての関心は高い
エコスタイルキャンペーン等、独自に展開している
〇平成13年より地域からの参加を募り、山形県地球温暖化防止
活動委員として委嘱をうけた方が、家庭単位での環境への取り
組みについてフォローしている
出前講習会など、地域で開催
○平成19年4月より植林・森林保全のため、県民より「やまがた緑
環境税」を徴収
山形県における自動車との関わり
〇山形県・・・自動車保有台数(世帯当たり2.35台)
福井県についで全国第2位と高い(19年度国交省調べ)
要因のひとつとして
①公共交通網の整備が伴っていない為、車への依存度は
非常に高い、日常生活上において欠かせない
一家に1台から一人1台の使用が現状
②高齢者も多く、過疎地での車の使用が不可欠である
車本来の保有期間も伸びている
乗用車 10.55年
山形県地球温暖化対策
地域推進削減計画
7%削減(約262万トン)施策への三つの柱
○推進体制の整備
・・・当支部も山形県より委嘱
山形県地球温暖化防止活動委員会、自動車部門の責任者として
県内全域に対してのエコカーの普及推進を展開することとなった
○省エネルギー対策の推進 約72万トン
・・・自動車部門
エコドライブの普及
低公害車、低燃費車の普及促進
○新エネルギーの導入促進 約25万トン
○森林吸収源対策の推進 約165万トン
支部における環境問題への取り組み・課題
〇このような背景から
・・・山形県地球温暖化対策推進計画を策定
省エネルギー対策の中でも「自動車等交通部門」が重点分野
県民・事業者・行政が一体となり取組む必要性があった
〇自動車部門の責任者としての重責
・・・県内全域に対し、エコカーの普及推進を展開
〇展開に対しての大きな課題
・・・メーカーディーラーの特性を尊重しつつ、販売競争や系列を
超えた自動車業界としての大同団結を図る必要がある
会員各社の代表者を始め、各部門責任者からの環境に対する
理解を得ることが重要な課題であった
支部主催「グリーン適合車
普及推進キャンペーン」の継続実施
∼平成13年7月に三省で策定された自動車グリーン税制の導入に合わせ∼
○県内自動車業界として大同団結を図り、
14年度より山形県を通じ全会員の
参加によりイベントへの参加
〇独自にマス媒体を利用しテレビCMを
作成し、県民に対しグリーン適合車の
普及を推進
県との連携が強化されていく
きっかけとなった
○名称は変化しつつも、環境の変化、又は車の性能に合わせ現在も
継続展開している
・・・19年度は環境保全への原点に返り、販売や商談を含めない
環境マイスターを中心としたエコカー展示、試乗を行う予定
現在は、県民が簡単に取り組み継続し実行できるようJAF
山形との共同で「エコドライブ」の推進に重点を置いている
「山形県環境産業まつり」開催(14年度より)
内閣府「先駆的省資源・省エネルギー
実践活動等推進事業」への挑戦
○平成17年、他の業界に先駆け自動車業界では全国初の応募
「県民エコドライブ事業」として応募
・・・惜しくも次点で落選(応募 計54団体 採択 6団体)
○この年度、NPO環境市民(京都府)が「環境マイスター研修認定
制度」として採択を受け、山形、和歌山県がモデル県となった
以前より、両県が環境問題に対して積極的に取り組んでいることを
重視されたとのこと
更に、山形では自動車業界が広く展開しているとの自治体情報に
より、県を通じ温暖化防止活動センターとのパートナーシップ体制を
築くきっかけとなった
・・・山形(自動車・家電)、和歌山(家電のみ)
初年度(17年度)終了後の課題と再挑戦
■課題
18年度において、17年度認定の「環境マイスター」のフォローアップ
研修を実施したところ、次のような課題があがった
・個人レベルでの意識は大幅に変わったが、会社全体での環境に
対する取組み、又は意識の改革にはまだつながっていない
・個人から企業での取組みへと変化させるには経営の代表である
役職者全員の意識改革が必要である
・県民の「環境マイスター」認知度がまだあまり高くない
上記の認定制度等、課題を再検証
18年度、再度「内閣府先駆的・省エネルギー実践活動等推進事業」
へ応募・採択となった(応募 計37団体 採択 5団体)
当支部が主体となり「県民エコドライブ事業」を展開
内閣府先駆的・省エネルギー実践活動等推進事業
「県民エコドライブ事業」の展開
■事業内容
1.「山形県地球温暖化対策推進チーム」連絡会議の活用
本事業に係る内容全般について検討
2.「エコドライブクイズ」の実施・・・・・・ まずは知る
3.「エコドライブ実感試乗」の実施・・・ 体験する
4.「プロが教えるエコドライブアドバイス」の実施
※「環境マイスター」認定研修会の開催
・・・ 正しい知識を得る
5.「エコドライブテスト」の県内全域での実施
・・・ 実践する
6.「ラジオ番組」の制作・・・・・・・・・・・・ 県民への周知
エコドライブクイズの実施
∼まずは知る∼
○環境関係イベントに来場の県民に、
興味を持ってもらうきっかけとして
簡単なクイズを通し省エネ運転に
関する知識の普及を図った
(参加者844名・・・エコボールペン)
エコドライブ実感試乗の実施
∼体験する∼
○環境関係イベントに来場の県民や自動車メーカーディーラー各店舗
へ来店のお客様に対し、待ち時間を利用して、燃費計装着車に乗車
してもらい、エコドライブを視覚(数値)で確認することで効果を実感
プロが教えるエコドライブアドバイス
∼正しい知識を得る∼
○自動車販売員が、実施マニュアルをもとにエコドライブアドバイスを
行う際、地球温暖化等に関する現状や防止活動への取組み等、
基礎知識が必要である為、「環境マイスター」認定研修会を開催
○ 「環境マイスター」認定研修会とは・・・
目的
・地球温暖化の防止
・グリーン購入の拡大
・エコカーの普及推進、エコドライブの周知
1・地球温暖化の現状を地球全体、世界から見る日本、山形と写真等、
映像を通し関心を持ってもらうことから始めた
2・後に自動車に関する事項を学ぶ事で、自動車業界に係わる者
として課せられている社会的責務や認識を深めてもらった
∼研修
第1日∼
講義1 地球温暖化の現状、影響予測、京都議定書の内容と意義、
日本及び世界の取組み概要
講師 気候ネットワーク 田浦 健朗
環境市民 杦本 育生
ワークショップ グリーンコンシューマー・クイズ
進行 環境市民 下村 委津子、風岡 宗人
講義2 地域、個人・家庭から始める地球温暖化防止活動の事例
紹介、グリーンコンシューマー活動
講師 環境市民 杦本 育生
気候ネットワーク 田浦 健朗
講義3 山形における地球温暖化防止、
省資源・省エネルギー活動の動向
講師 山形県文化環境部環境企画課、
山形県地球温暖化防止活動推進
センター 松村 靖弘
本日の学習確認チェック (クイズ形式)
∼研修
第2日∼
講義1 『グリーン購入 グリーン購入自動車のガイドライン』
講師 グリーン購入ネットワーク事務局長 佐藤 博之
実験と講義『自動車排出ガス中のCO2濃度測定と
アイドリングストップによる温暖化防止効果』
講師 山形県環境科学センター 主査 阿部 陽一郎
山形県地球温暖化防止活動推進
センター 松村 靖弘
講義2 日本自動車販売協会連合会山形県
支部の環境活動
講師 専務理事 菅原 弘紀
講義3 地域の地球温暖化防止活動事例
講師 NPO法人環境市民 杦本 育生
ワークショップ 環境保全型商品をすすめるための顧客との対応
進行役 NPO法人環境市民 下村 委津子、風岡 宗人
認定試験
∼認定試験∼
・全20問 三択または○×方式 30分間
・質問は、地球温暖化の現状、影響予測、京都議定書の内容と
意義、グリーン購入、
グリーン購入自動車
のガイドライン
山形における地球
温暖化防止活動等
・合格ライン70%
◎第2日研修終了後
即実施
∼認定式∼
認定は3者共同
・日本自動車販売協会連合会山形県支部
・山形県地球温暖化防止活動推進センター
・環境市民(京都府)
○19年度現在 計168名を認定
第一期 38名・第二期 130名
新車販売拠店に配置
環境マイスターとしての役割と店頭活動
∼環境マイスターの日常での継続的な周知活動が重要∼
○自動車メーカーディーラー各店舗で環境マイスターが、店頭で顧客に
適切な環境情報を提供することで、エコカー(環境適応型商品)のシェ
アを拡大する
○エコドライブの周知拡大
CO2排出は大半が走行時であるため、抑制するには結果的に燃費が
良いエコカーを選択してもらい、エコドライブを推進していく必要がある
エコドライブコンテストを県内全域で実施
∼実践する∼
○環境関係イベントの際、事前に公募
した参加者を対象とした
《燃費計装着車の使用》
・普段通りの運転
・JAF(日本自動車連盟)県支部の協力のも
と、エコドライブセミナーを開催
集中的にエコドライブについて学んだ
・セミナ−終了後、再度運転してもらいエコド
ライブアドバイス前後の燃費の数値を比べ
て表彰を行った
○参加者64名 1位 山形牛
2位 ラ・フランス
3位 秋やさい詰合わせ
ラジオ番組の制作
∼県民への周知∼
○山形放送(YBC)ラジオで現在も放送中の番組「ドライビング・エコ」
に新たな放送枠を設け、本事業の取り組みやエコドライブの情報を
広く周知することに努めた
(当支部ホームページとのリンク、相乗効果を図ることが目的)
《コンセプト》
・「楽しく、分かりやすく」を基本とした番組構成
・環境マイスターに協力を要請し、各人よりテーマを選んでもらい
身近な話題を県内一円に放送することで、多くの県民より興味を
持ってもらえるよう努めた
・原稿の作成を環境マイスター各人に依頼することで、環境マイス
ター個人の意識高揚にも繋がり、相乗効果を生むことができた
マスコミ媒体・業界の反応
∼県内外に対する支部においての周知活動∼
○マスコミ媒体、NHKのニュース放映、
地元新聞、業界誌、機関誌への掲載
様々な社会的反響
○各自動車メーカーも強い関心
日産自動車は独自に展開
○自販連本部発刊
(冊子:自動車販売・・・添付資料①)
自販連全国支部の
会員数1,802社、関連団体に周知
環境マイスターを中心とした
省エネルギー実践活動の展開(一例)
○環境マイスター出演によるラジオ・テレビでのエコドライブのススメ
○各社イベントでのエコドライブ教室等を
通じ環境マイスターの活動が多方面に
広がることで、確実にマイスター認知度
の向上が見受けられる
(手作りの紙芝居等、作成)
○個人の意識高揚にも効果的であり、
会社全体での取り組みへと変化し、
現在は秋の需要期であることから積
極的に展開されている
県内縦断エコドライブ
オリエンテーリング開催
(環境省業務委託)
「平成19年度地球温暖化防止に係る国民運動におけるNPO・NGO等の
民間団体とメディアとの連携支援事業」
平成19年7月1日、県内各地より128台(434名)が参加して開催
環境マイスターからの効果的なエコドライブアドバイス (JAFとの連携)
※詳細はホームページ → http://www.yamagata-jada.jp
《当日は晴天のもと、県内全域がエコの日となり楽しんでエコドライブを体験!》
県内縦断エコドライブオリエンテーリング結果
参加者 150名
※マス媒体以外での
地道な周知活動も大変重要
これまでのエコカー普及推進活動実績
○現在会員数18社・・・「環境保全と経済活動の両立」を柱に推進
東北運輸局山形運輸支局・山形県文化環境部・会員販社の大同団結の結果
エコカー普及率 東北第2位
県民エコドライブ推進事業の展開
に対する環境活動への評価
内閣府先駆的省資源・省エネルギー実践活動推進事業の最重要活動であるエコ
カー普及・省エネ、エコドライブへの取り組みに対し、NPO、県、事業者組合が協働
で推進し、定着してきているという過程を多方面から評価を頂けるようになってきた
→山形県より「環境やまがた大賞」を受賞(19年6月表彰)
《全国対象》グリーン購入ネットワークより優秀賞を内定(19年10月表彰)
自動車販売事業者CSR活動としての評価と社会的ステータスの向上に貢献
「県民エコドライブ推進事業」を全国にアピール
・県内はもとより、全国に向けて発信
(冊子:自動車販売・・・添付資料②)
・自動車各メーカーを巻き込み、広く推進
できるよう実例としてさまざまな場面で、
アピールしていく事がもっとも重要である
(当支部ホームページでの紹介)
・各県の現状を認識した上で、特色を生か
し推進できるよう啓発を進めて参りたい
○これまでの講演(18年度)
18年3月 山形中央ロータリークラブ例会 卓話
自動車業界における環境マイスター認定制度
7月 鶴岡市 市民講座
環境保全とエコドライブのすすめ
○これまでの講演(19年度)
19年1月 山形警察署 署員研修会
「県民エコドライブ推進事業」の推進
7月 山形テレビ「提言の広場」山形県経済同友会提供
「県内縦断エコオリエンテーリング」→エコってかっこいい!!
9月 自販連岩手県支部会員代表者理事会(会員数29社)
自動車ディーラーにおける環境マイスターの役割
10月 自販連全国支部専務理事会(岩手・・・全国53支部)
「県民エコドライブ推進事業」から見る支部活動報告
〃 内閣府先駆的・省エネルギー実践活動等推進事業
「県民エコドライブ推進事業」成果発表(福岡)
○今後の「第三期環境マイスター 」認定研修会等のスケジュール
11月6、7日 第一・二期環境マイスターフォローアップ研修会
〃 8、9日 第三期環境マイスター認定研修会
○20年度より県環境保全組合会員企業への環境マイスターの派遣
○各市町村でのエコドライブ教室(当支部、環境マイスターが対応)
環境マイスターを中心とした今後の展望
・環境に対する知識の更新、消費者へのエコカーの普及推進をより積極的に
展開できるようフォロー研修を行い、環境マイスターの意識高揚を図る県民
エコドラ イブ事業の継続、定着を推進していく
・県内自動車全ディーラーの環境に対する意識改革を図り、本業である自動車
の販売や整備を通し、自然な流れでお客様との会話やふれあいを楽しみなが
ら省資源、省エネルギーに対し県民への提案ができるよう当支部が中心となり
活動していく
・自動車中心とした諸問題に対しても適切に対応できるよう、循環型の仕組み
づくりを学ぶ
◎自動車は・・・
1.適切な環境情報を提供・選択
2.運転する(点検・整備・車検 → 安全・安心・快適な環境の提供)
3.代替(環境適応型商品エコカーの普及・拡大)
4.下取車(リサイクル分解・部品の流通)
一連の流れ全てに、環境マイスターが係ることの重要性を再認識