株式会社コインパス

株式会社コインパス
GMS2015/講演資料
登壇者自己紹介
妹尾 賢俊(せのお ただとし)
1997年 東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行
2007年 maneo株式会社(*1) 創業(代表取締役CEO)
2014年 株式会社コインパス 共同創業(取締役COO)
(*1)maneo株式会社は日本初のソーシャルレンディング事業会社
融資実行額(累計)は約297億円(2015年6月時点)
自社サービスについて紹介しようと思ったのですが、
せっかく、「金融・IT融合と挑戦」というお題なので、
Fintech最先端分野の一つであるビットコイン(および中核技術で
あるブロックチェーン)周りにおける既存金融機関の動向を
お伝えします。
弊社サービスはお時間あるときにでもサイトをご覧ください(‘◇’)ゞ
ブロックチェーン技術・・・
経済取引の真正性(当事者取引であること+当事者性を第三者が認証すること)を
「特定の誰か」が認証するのではなく、「参加者全員」で認証する仕組み。
【MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏のブログから抜粋】
20年前、広告会社、メディア企業そして銀行への講演で、
インターネットがどれだけ重要になり、
劇的な変化をもたらしていくかを説明したことがあった。
ほとんどの人はインターネットが商業およびメディアをいかに根幹から
変えることになるかを想像できてなかった。
これら大企業には、自分たちがインターネットについて何かしら学ぶ必要がある、
ないし、インターネットが自分たちの商売に影響するだろう、と考える人はいなかったのだ。
ブロックチェーンは銀行業、法律そして会計業にとって、
メディア、商業および広告業にとってのインターネットに相当する変化を
もたらす気がしている。
(出典)http://joi.ito.com/jp/archives/2015/01/23/005568.html
ビットコインやブロックチェーンを巡る金融機関の動向
時期
金融機関(国)
アクション
2014年5月
Fidor(ドイツ)
送金システムにリップルを採用
2014年9月
CBW、Cross River(以上アメリカ)
送金システムにリップルを採用
2014年11月
Bankinter(スペイン)
取引所へ出資
2014年12月
ABN Amro、ING、Robo Bank(以上、オラ
ンダ)
ブロックチェーンの研究、ビットコイン、リップルを用
いた実験
2015年1月
BBVA(スペイン)、NYSE、USAA(以上、ア
メリカ)
取引所へ出資
2015年3月
Sberbank(ロシア)
関連VCでブロックチェーン向けファンド組成
2015年4月
UBS(スイス)
ブロックチェーンラボを設立
2015年4月
BNY Mellon(アメリカ)
ブロックチェーンの研究目的で独自コイン発行
2015年4月
Goldman Sachs(アメリカ)
ウォレットサービスへ出資
2015年5月
USAA(アメリカ)
ブロックチェーンの研究チーム発足
2015年5月
NASDAQ(アメリカ)
未公開株式市場向けのインフラにブロックチェーン
採用
要するに、
ブロックチェーン技術は最近、金融機関から注目を
浴びるようになっています。。。
ご興味あれば、是非、お調べになってください。
ちなみに、
ビットコインやブロックチェーンに関するわかりやすい
著作があります。
弊社のチーフアーキテクトである斉藤賢爾の著作です<(_ _)> 宣伝です(笑)
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