概要版 重点施策 4つの基本目標の実現に向け、今後5年間において、優先的に以下の5つの施策の展開を図っていきます。 重点施策1:市民の健康づくりに寄与する学習の充実・推進 (健康づくりに関するイベントやスポーツ大会の開催、健康づくりやスポーツ講座の充実、 「にっしん体操」の普及促進、スポーツ施設の充実、地産地消による食育の推進等) 第3次 日進市生涯学習4Wプラン 重点施策2:文化・芸術に関する学習の充実・推進 2012-2016 (現在実施している市民文化展や伝統芸能の発表大会などの継続実施、身近に文 化・芸術にふれることができる場づくり、地域の民俗・伝統芸能等の保存・継承支援、 文化施設の充実等) 重点施策3:大学との連携 (大学の人材や資源を活用した専門性の高い講座の開催、市民と大学生の交流・ふ れあいの場づくり等) 重点施策4:エコ体験学習(環境学習)の推進 (里山づくりや天白川での自然とのふれあいなど、実際の活動体験を通じた環境学習 の推進、エコドームの活用等) 重点施策5:各種活動団体への支援と連携強化 (情報提供や講座企画に対する助言・アドバイスなど各種活動団体に対する支援の充実、 まちかどネットワークの周知・PRを通じた各団体同士の連携や人のつながりの強化等) 生涯学習とは 生涯学習とは、学校教育に限らないあらゆる学習のことで、趣 味・教養、資格取得、企業内研修、スポーツ活動、レクリエーシ ョン活動、芸術・文化活動、地域づくり活動、国際交流活動、ボ ランティア活動等も生涯学習です。 また、学習の方法は学校やカルチャーセンター等で行われるも のだけではなく、通信教育やインターネット等様々なメディアを 利用して個人で行うものも含まれます。 日進市マスコットキャラクター ニッシー 【問い合せ先】日進市教育委員会生涯学習課 〒470-0192 愛知県日進市蟹甲町池下 268 番地 TEL :0561-73-4191 FAX:0561-74-0258 H P :http://www.city.nisshin.lg.jp/ ■When いつでも ■Where どこでも ■Who だれでも ■What なんでも 第3次日進市生涯学習 4Wプランの趣旨 日進市では、生涯学習の推進・充実のために、平成 14 年3月に「日進市生涯学習4Wプラン」を策定し、その後平成 19 年に改定を行いました。現在、改定から4年が経過し、社会経済情勢は大きく変化しています。 このような中で、生涯を通じてだれもが自由に好きなテーマについて学ぶことができる生涯学習環境の整備を図るとと もに、自らの意志で学習し、その成果を社会に寄与することで、自己実現を図ることができる生涯学習社会の実現に向け、 「第3次日進市生涯学習4Wプラン」の策定を行います。 第 3 次日進市生涯学習4Wプランは、生涯学習の推進及びそのための生涯学習環境の充実に向けた行政の主体的取り組 みに関する基本的な方向性を明らかにし、今後の生涯学習に関する具体的な事業実施の指針となるものです。 また、計画期間は平成 24 年度から平成 28 年度までの 5 年間とします。 位置づけ 「いつでも、どこでも、だれでも、なんでも」の4つのWを基本に学べるよう、 日進市の生涯学習のあるべき姿を目指します。 基本理念 基本目標・基本的な方針 基本的な方針 基本目標 Ⅰ.いつでも、いつからでも気軽に学習する 学習するのに、年齢や時間の差はありません。思いたったが吉日です。 忙しいから学習にかける時間が取れなくて、暇だから多く取れるとは限り ません。その意気込み次第で始められます。仕事の能力向上や語学、パソ コンに取り組むのも生涯学習活動の一環です。再挑戦できる環境と機会を 提供していきます。 Ⅱ.どこでも学習でき、どこからでも生涯学習 情報が得られる 本市での学習活動は、図書館を中心に大きく広がりをもつものと思いま す。知る権利の保障にとどまらず、様々な勉強会・学習等で学んだことを 生かす方法を充実し、地域の教育力も併せて拡充していきます。 Ⅲ.だれでも学習し、だれからでも学習成果 の発信が出来る 生涯学習の妨げとなる要因をできるだけ取り去り、地域や年齢、性別を 超えた幅広い交流を通して市民のネットワークの形成を目指します。ま た、学習成果の発表の場を拡充することで、さらなる向上を目指します。 1.ニーズに合った時間帯での学習の提供 ●各年代の利用しやすい時間帯を考慮した講座・イベントの設定 ●各種活動団体への情報提供【重点施策5】 2.各年代のニーズに対応した学習内容の提供 ●市民の健康づくりに寄与する講座の充実 【重点施策1】 ●子育て世代向け講座の充実 ●児童青少年向け講座の充実 ●高齢者向け講座の充実 ●各種活動団体への支援【重点施策5】 3.生涯学習意識の啓発 ●生涯学習に取り組みたいと思った時すぐ取り組めるよう、身近な場での生涯学習の実施 ●きっかけづくり講座・イベントの実施 1.多様な生涯学習の場・機会の提供 ●生涯学習施設の充実【重点施策1及び2】 ●身近に芸術文化にふれる場づくり【重点施策2】 ●歴史民俗資料館等の有効活用 ●在宅学習の支援 2.人材の有効活用 ●人材リストの整備 ●各種活動団体との連携【重点施策5】 1.情報の収集と提供 ●生涯学習情報誌の発行 ●情報のネットワーク化 2.市民からの要望の把握 ●市民のニーズに応じた講座の推進 ●市民意識調査の実施 ●市民による計画の評価 3.学習の支援 ●相談体制の充実 ●子育て世代への学習支援 ●障害者や高齢者への学習支援 1.地域資源の活用 ●大学との連携【重点施策3】 ●環境学習の推進【重点施策4】 ●歴史・文化財の活用 ●民俗・伝統芸能等の継承【重点施策2】 ●地産地消による食育の推進【重点施策1】 Ⅳ.なんでも、なにからでも学習する 本市だけの資源に限定せず、例えば大学が集中している地の利を生かし たり、ご近所の書道・華道などの稽古教室の資源を活用して、市民の様々 な生きがい作りに役立ててほしいと考えます。 施策の展開
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