平成 20 年度 岐阜工業高等専門学校シラバス 教科目名 油空圧工学 担当教員 中谷 淳 学年学科 5 年 機械工学科 開講時間数 後期 2 時間 選択 単位数 1 単位 JABEE 認定対象 学習・教育目標 (D-2)50% (D-3)50% JABEE 基準 1 (1):(D) 授業の目標と期待される効果: 成績評価の方法: 油空圧システムは現在の我々の生活を支え 中間試験 100 点+期末試験 100 点,合計 200 点の総得点率を 10 段階 るための様々な機械に用いられているシステ で評価する.なお,欠課時数が総授業時数の 1/4 以上の者は単位修 ムであり,機械設計技術者にとっては大変重 得が認められないので注意すること. 要な科目である.よって,以下に示す油空圧 達成度評価の基準: の基礎を理解し,身に付けること. 授業内で扱った内容を試験により出題し,6 割以上の正答レベルま ①油圧と空気圧 で達していること.なお,下記の項目について,成績評価への重み ②流体の性質と流れ現象 は均等である. ③油圧ポンプと油圧アクチュエータ ①油圧と空気圧を理解し,説明出来る. ④油圧制御弁と油圧サーボ機構 ②流体の性質と流れ現象を理解し,説明出来る. ⑤圧縮機と空気圧アクチュエータ ③油圧ポンプと油圧アクチュエータを理解し,説明出来る. ⑥空気圧制御弁と空気圧サーボ機構 ④油圧制御弁と油圧サーボ機構を理解し,説明出来る. ⑤圧縮機と空気圧アクチュエータを理解し,説明出来る. ⑥空気圧制御弁と空気圧サーボ機構を理解し,説明出来る. 授業の進め方とアドバイス: 教科書を元に授業を進めていく.流体力学(流体機械),制御工学,潤滑(機械要素)との関連性に注意しながら 授業を受けること.なお,学生諸君の理解度に応じて,シラバスの内容と進度を変更することも有り得る. 自身の出欠状況については,各学生個人が責任を持って把握しておくこと. 教科書および参考書: (教科書) 山口惇・田中裕久共著,「油空圧工学」,コロナ社,1986. 授業の概要と予定: 前期 第 1回: ガイダンス,油圧と空気圧 第 2回: 流体の性質 第 3回: 流体の流れ 第 4回: 油圧ポンプと油圧アクチュエータ I 第 5回: 油圧ポンプと油圧アクチュエータ II 第 6回: 油圧制御弁 第 7回: 演習問題 第 8回: 後期中間試験 第 9回: フォローアップ(前半のまとめ,授業アンケート) 第10回: 油圧サーボ機構 第11回: 圧縮機と空気圧アクチュエータ I 第12回: 圧縮機と空気圧アクチュエータ II 第13回: 空気圧制御弁 第14回: 空気圧サーボ機構 第15回: 演習問題 後期期末試験 第16回: フォローアップ(油空圧工学のまとめ)
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