議第26号議案 南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護

議第26号議案
南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、
南スーダンからの撤退を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出いたします。
平成28年12月14日提出
提
案
理
提出者
新座市議会議員
小 野 大 輔
賛成者
〃
髙 邑 朋 矢
〃
笠 原
〃
辻
〃
石 島 陽 子
〃
芦 野
修
〃
工 藤
薫
進
実 樹
由
南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、南スーダ
ンからの撤退を求めるため、この案を提出する。
南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、
南スーダンからの撤退を求める意見書
南スーダンPKO(国連平和維持活動)=UNMISSに派兵されている自衛
隊に2016年12月12日から「駆け付け警護」が付与されました。安保関連
法制によって「駆け付け警護」では武器の使用も認められています。
南スーダンでは、2013年12月以来、深刻な内戦が続いています。
2016年7月には、首都ジュバで大規模な戦闘が起きました。80人から
100人の政府兵士が国連やNGO職員の滞在するホテルを襲撃し、殺人、暴行、
略奪、レイプなどを行いました。
国連報告書では、南スーダン政府・軍がUNMISSに対し「業務執行中の妨
害」や「要員の逮捕、拘束、迫害、襲撃、脅迫」などの敵対的行為を持続的、組
織的、恒常的に行っていることを明らかにしています。
自衛隊への「駆け付け警護」の付与は、文字通り「殺し、殺される」任務を付
与することになります。よって、違憲の武力行使につながる新任務付与の撤回は
もちろん、自衛隊を速やかに撤退させることを求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
2016年12月
日
埼玉県新座市議会
内閣総理大臣
様
防 衛 大 臣
様