『 むかし、むかし、あるところに… 物語の絵・空想の絵 』 出品目録 会期/2009年7月16日(木)∼8月 30日(日) ● 日本画 ● 日本画には昔から「歴史画」という分野があり、歴史上の人物、神話や物語の一場面がよく描かれてきました。この 展覧会にも、そのような作品が多く登場します。 作家名 よみがな 作品名 松本 楓湖 まつもと ふうこ 日本武尊 筆谷 等観 ふでや とうかん 舟上観芙蓉 梶田 半古 かじた はんこ 制作年 1894 年(明 28) 竹取物語 1907 年(明 40)頃 上原 古年 鹿の子まだら 新羅三郎吹笙図 明治末期 うえはら こねん 玉村 方久斗 たまむら ほくと 伊勢物語第八段 橋本 龍美 はしもと りゅうび 化寺 橋本 永邦 はしもと えいほう 分野 縦×横(cm) 絹本着色 掛幅装 114.4×51.0 絹本着色 掛幅装 140.2×41.8 絹本着色 掛幅装 118.0×42.0 絹本着色 掛幅装 109.6×41.4 絹本着色 掛幅装 115.0×41.5 絹本着色 掛幅装 124.0×35.0 1966 年(昭 41) 紙本着色 額装 178.2×163.3 羅浮 大正初期 絹本着色 掛幅装 129.3×41.5 松風村雨 処女と白鳥 粟津の巴 大正初期 絹本着色 額装 184.6×71.0 1919 年(大 8) 絹本着色 額装 140.5×59.0 大正末期 紙本着色 掛幅装 63.1×43.0 Monju 1990 年(平 2) 板麻布着色 額装 182.0×227.0 明治末期 絹本着色 掛幅装 122.5×49.5 明治末期 絹本着色 掛幅装 98.5×35.5(各) 1965 年(昭 40) 紙本着色 額装 40.0×31.8 夏目 利政 なつめ としまさ 岡村 桂三郎 おかむら けいざぶろう 今村 興宗 いまむらこうそう 池田 幹雄 いけだ みきお 嵯峨の月 桃太郎(双幅) 風の伝言 大島 哲以 おおしま てつい 失なわれた風景 1969 年(昭 44) 紙本着色 額装 90.0×116.7 山中 古洞 やまなか こどう 巴 大正末期 絹本着色 掛幅装 117.2×40.7 磯田 長秋 いそだ ちょうしゅう 清少納言 昭和初期 絹本着色 掛幅装 120.0×41.5 ●洋画● 洋画が本格的に日本で学ばれるようになったのは、明治時代のことです。洋画も古くは神話や伝説の一場面を描いたものが 多く見られますが、20世紀にはいると画家の個性や感情を表現した作品が登場してきます。ここでは、そんな画家からのメ ッセージのこめられた空想の絵を中心に紹介します。 作家名 よみがな 妹尾 正彦 せのお まさひこ 作品名 制作年 分野 縦×横(cm) 鳥も虫もそして人も 1962 年(昭 37) 油彩 カンヴァス 97.0×145.5 傾斜の街 1960 年(昭 35) 油彩 カンヴァス 145.5×97.0 田園俯瞰 1973 年(昭 48) 油彩 カンヴァス 97.0×145.5 松樹 路人 まつき ろじん ある日の記録(母と子の像) 1981 年(昭 56) 油彩 カンヴァス 181.8×227.5 田子 英長 たご ひでなが 翼 1992 年(平 4) 油彩 カンヴァス 193.9×259.1 宇佐美 圭司 うさみ けいじ 空の街 1989 年(平元) 油彩 カンヴァス 218.0×290.0 福沢 一郎 ふくざわ いちろう 砂漠(仮題) 1946 年(昭 21) 油彩 カンヴァス 27.3×22.0 寺島 てらしま ゆたか うらしまの末裔たち−逢魔ヶ刻 1992 年(平 4) 油彩 カンヴァス 194.0×259.0 不真面目な鳥たち 1982 年(昭 57) 油彩 カンヴァス 80.3×116.7 穣 久保田 益男 くぼた ますお 風景(A) 1978 年(昭 53) 油彩 カンヴァス 181.8×227.3 山田 文子 やまだ ふみこ かくれきりしたん 2 1969 年(昭 44) 油彩 カンヴァス 227.3×162.1 峰見 勝蔵 みねみ かつぞう 冬の座像 1985 年(昭 60) 油彩 カンヴァス 162.1×162.2 本田 希枝 ほんだ きえ ゲーム Y 1980 年(昭 55) 油彩 カンヴァス 162.0×162.0 森 もり とおる 死の舞踏(戦い) 1969 年(昭 44) 油彩 カンヴァス 130.3×193.9 通 3 ●版画● 版画は英語で言うと「print(プリント)」つまり「印刷」と同じ意味を持っています。その名前からもわかるように、 もともとは印刷技術であった版画を芸術にしようとしたのが、明治時代の終わりの創作版画運動です。その後、第2次大戦後、 世界のコンクール展で日本の版画家たちが活躍するようになって、やっと「版画=芸術」の認識が広く知れわたるようになり ました。 そんな歴史を持つ版画は、作家の個性的な表現がひかる分野です。また、様々な技法があることもその理由であると思いま す。版画の不思議な世界をどうぞ御覧ください。 作家名 よみがな 作品名 浜田 知明 はまだ ちめい むし暑い夜 清原 啓子 きよはら けいこ 深沢 幸雄 南 分野 縦×横(cm) 1985 年(昭 60) 銅版 23.6×15.9 Dの頭文字 1980 年(昭 55) 銅版 49.9×39.9 ふかざわ ゆきお 詩画集・春と修羅〈10 葉 1 組〉 1986 年(昭 61) 銅版 36.0×24.0 みなみ けいこ 樹の中の鳥 1981 年(昭 56) 銅版 35.0×29.0 秀島 由己男 ひでしま ゆきお 風の舟 1982 年(昭 57) 銅版 18.0×17.8 坂爪 厚生 さかづめ あつお サファリランド・山の如く 1983 年(昭 58) 銅版 40.5×59.5 吹田 文明 ふきた ふみあき 木に咲く(青) 1988 年(昭 63) 木版 90.0×60.0 黒崎 くろさき あきら 浄夜56 1968 年(昭 43) 木版 72.0×49.5 小人ノ国の昆虫記 work №1 1973 年(昭 48) 銅版 30.0×45.0 小人ノ国の博物館 1977 年(昭 52) 銅版 23.5×36.0 むかしのはなし 1957 年(昭 32) 木版 8.0×16.5 葦 1958 年(昭 33) 木版 21.7×18.6 考える画家−南の街− 1994 年(平 6) 銅版 45.0×59.3 桂子 彰 山野辺 義雄 やまのべ よしお 清宮 質文 せいみや なおぶみ 木嶋 ちさ加 きじま ちさか 制作年 標本の部屋 青梅市立美術館 4
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