春風社 白いのかを伝えること﹂。 制作の極意は﹁感想文 ではいけない。内容の説 明ではなく、読んだこと がない人に対して何が面 た﹂ ﹂と ﹁﹃本﹄を読む、亭く、作る、売る、をめぐって とい 題う し。て、春風社 の三浦衛社長が十文字学園女子大学︵埼玉・新座市︶で2013年前期 ︵全15回︶の講師を務めている。毎回、ゲストを招いた講義を行ってお り、第6回は﹁POPの魔術師﹂とも呼ばれる有隣堂の梅原潤一氏を招 蒋。歯に衣着せぬものいいで、独白のPOP制作論を展開した。 ﹁FOP制作﹂の極意伝える −グッドセラーはこう れ、半年で300冊売れ また、学生が課題とし し﹁読んだことがない人 P制作で高い評価を得る 書店員。5月21日に行っ には何も伝わらない﹂ た講義﹁たかがPOPさ ﹁キマってるけど、読み れどPOP一枚の紙が たくはならない﹂。誤字 が氏 あったものについて 本を売る﹂では、梅原 がこれまで実際に店頭﹁ で絶対にやってはならな 使用してきたPOPを紹 いこと﹂など、痛烈な梅 介し、三浦社長と対談 原し 節で批評。﹁どうして ながら解説した。 面白いと思ったⅥかを客 梅原氏が最初に作っ観 た視し、それをどのよう 語え った。 POPは、ナンシー関 に読んでいない人に伝 同講義は今後、詩人 ﹃何様のつもり﹄だる っか たを 。考える。難しい言 佐解 々木幹郎氏や漫画家 これは、POPを展開後、 葉を使わず、誰でも理 清え 野とおる氏などを招 ﹁あっという間に売で りき 切る言葉で魅力を伝 てに 行っていく予定だ。 て欲しい﹂と学生たち などの著書をもち、PO て作ってきたPOPに対 して生まれる﹄︵試論社︶ ながら紹介した。 そのほか、読めば面白い のに装丁が地味な本には ﹁立ち読み危険﹂、少し 読レ めば買わずにいられな に独 招き、本にまつわる 同講義は、三浦社長で と実現。三浦社長の単 ク真 チャーを行っている 講の 義のほか、詩人、写 い。 と思われる本には﹁立 旧知の仲である同大学 ち読みOK⊥など、白 2人の学生が履修する。 家頼 、装丁家などをゲス3ト 横須賀薫学長からの依 今回、講師を務めた身 梅が辛がけた個性的なP 原氏は﹃書店ポップ術OPをスクリトンに写し スクリーンの映像は、穏やカヽな装丁とは莫逆の 印象を与える角田光代『紙の月』のP O P 化 文 新 2013年(平成25年)6月6日 ゲスト講師に有隣堂・梅原氏
© Copyright 2024 Paperzz