１１月２１日（原文：Unibet World Series Finals Preview） ギャリー･アンダーソンがこの週末、グラスゴーのブレアヘッド・アリーナで開催され、 ２４プレーヤーが集う初めてのUnibetワールドシリーズ、ファイナルズで母国での 開催に優勝で飾ろうとしている。 ＩＴＶ４のテレビライブ放映されるイベントは、２０１５年に開催されたドバイ、横浜、 パース、シドニー、オークランドの５大会で活躍した８プレーヤーと１６人のライバルが グラスゴーで対戦する。 フィル･テーラーは横浜、パース、シドニーで勝利しＮｏ．１シードでグラスゴー入りした。 オークランドで勝利したエイドリアン･ルイスはＮｏ．２シード、ドバイで勝利した マイケル・バンガーウェンはＮｏ．３シードとなった。 世界チャンピオンのアンダーソン、スコットランドのワールドカップでのチームメート であるピーター・ライト、ジェームス・ウェード、レイモンド･バーナベルト、ステファン・ バンティングがシード入りしている。 シードのスタープレーヤーは土曜夕の二回戦から参加し、午後の一回戦は１２名の 招待選手と４名の資格保持者で争われる。 アンダーソンは土曜夕に９度のメジャー大会での準優勝者、テリー･ジェンキンスか 新人のクリス・ドービーのどちから勝者とオープニングゲームを開始するが、 どちらも油断できない相手となる。 ジェンキンスの過去１０年の活躍はスポーツ界で名だたるものになっており、一方 のノーザンバーランドのドービーは交通局の職員だが、アンダーソンとマネジャーの トミー･ギルモアの勧めでこの１月からPDCサーキットに参加した。 「クリスは素晴らしい奴でいいプレーヤーだ」とアンダーソン。「マイケル･スミスや アダム・ハントと一緒で彼もグラスゴーに住んでいて、この３人の若手トッププレーヤー を見つけたので今仕込んでいる。」 「クリスは今年良く活躍した。彼の資格や経験のために素晴らしい一年だった。 テリーは彼のことをあまり知らないと思うので、テリーにとってはやりにくい相手だと 思うし、僕がどちらと当たってもきついゲームになると思う」 「テリーはいつも一筋縄ではいかず、一流のプレーヤーだ。僕は相手が誰であれ 全力で戦う。しかしもしクリスが僕を倒すようなことになれば、彼は新しいマネジメント チームを探すことになるだろう」 アンダーソンは今年前半のプレミアリーグにグラスゴーとアバディーンで参加したが 地元で世界チャンピオンと紹介され、特別な感情を持ったと話している。 「本当にこの大会を楽しみにしている」とアンダーソン。「地元での試合は相手にすごく プレッシャーを与えるものだが、スコットランドでのダーツだけを待つこともできない。 スコットランドではそんなにダーツトーナメントがないからね」 「サポーターはいつも素晴らしい。スコットランドのスポーツファンはダーツを愛している。 だから以前、グラスゴーで僕が世界チャンピオンとして紹介され体中の毛が逆立った。 今週末もそうだろうと思う」 「今年はワールドシリーズで世界中へ行ったが素晴らしかった。どの瞬間も楽しかった」 世界No.1のマイケル・バンガーウェンはヨーロッパチャンピオンシップ、グランドスラム に続き、テレビ放映での連続する３トーナメントの優勝を目論んでいる。 このオランダ人は５月に３連続目となるワールドシリーズのタイトルをドバイで勝利し、 １０月のワールドグランプリで優勝したスコットランドのスター、ロバート・ソーントンか あるいは南アフリカの新鋭デボン･ピーターソンと二回戦で当たることになる。 「今とてもいい時を過ごしている。時々自分でも凄いダーツがプレーできる。これが 今週末も続いてくれればどんなに良いことか」とバンガーウェン。 「僕はどんなトーナメントの優勝に向って頑張っている。今回が初めてのワールドシリーズ のファイナルであり、僕が勝ちたい大きなターゲットだ」 「ワールドシリーズは本当に素晴らしく、世界中で５つの素晴らしいイベントをやらせて 貰った。今年そのファイナルのチャンピオンになりたいと思う。」 一方、テーラーはプレミアリーグの準優勝者、デーブ・チズナルかオーストラリアのエース 、 カイル・アンダーソンとの対戦でテーラーにとってはおいしい組合せとなる。彼は先週末 のグランドスラム決勝進出の余勢をかってグラスゴーでの勝利を目指す。 「凄いイベントになりそうで、興奮している」とテーラー。「グランドスラムでのプレーには 満足していたが、今週はまた新たな週であり、持てるものを全部出したい」 「カイルはここ２～３年成長しており、ワールドシリーズでの何度か対戦しているが、 とても将来性のあるプレーヤーだ。また、誰でもチジーは素晴らしいことを知っている。 彼はグランドスラムで９ダーツやってるしね。試合はどちらとやっても簡単じゃないね」 ２度の世界チャンピオン、エイドリアン・ルイスはオークランドでの国際イベントで優勝 していたが、世界ユースチャンピオンのキーガン･ブラウンかストークのイアン･ホワイト と二回戦で対戦する。 ５度の世界チャンピオン、レイモンド･バーナベルトは元世界ユースチャンピオンで 今年ランキングが世界８位まで上がったマイケル・スミスか、先月のワールド・グランプリ で準決勝へ進出したウェールズのマーク・ウェブスターとの対戦となる。 ジャパンダーツマスターズ準優勝者のピーター・ライトはドイツのティーンエージャー マックス・ホップかベルギーのディミトリ・バン・デン・バーグと対戦する。ディミトリは 今回グラスゴーがテレビデビューとなる。 パースダーツマスターズの準優勝者、ジェームス・ウェードはオランダのベニト・バン・ デ・パスかウェールズのジャーミー・ルイスとの対戦となる。ステファン・バンティング はオーストラリアのNo.1、サイモン・ウィットロックかオーストリアの若手スター、 ロービー・ジョン・ロドリゲスとの対戦となる。 １１月２１日（土） 一回戦組合せ （ベストオブ１１レッグズ） サイモン・ウィットロック vs ロービー・ジョン・ロドリゲス ベニト・バン・デ・パス vs ジャーミー・ルイス マックス・ホップ vs ディミトリ・バン・デン・バーグ マイケル・スミス vs マーク・ウェブスター キーガン・ブラウン vs イアン・ホワイト カイル・アンダーソン vs デーブ・チズナル デボン・ピーターソン vs ロバート・ソーントン テリー・ジェンキンス vs クリス・ドービー 二回戦組合せ （ベストオブ１１レッグズ） ステファン・バンティング vs ウィットロック/ロドリゲス ジェームス・ウェード vs パン・デ・パス/J.ルイス ピーター・ライト vs ホップ/バン・デン・バーグ レイモンド・バーナベルト vs スミス/ウェブスター エイドリアン・ルイス vs ブラウン/ホワイト フィル・テーラー vs K.アンダーソン/チズナル マイケル・バンガーウェン vs ピーターソン/ソーントン ギャリー・アンダーソン vs ジェンキンス/ドービー
© Copyright 2024 Paperzz
