モデル CP300 ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 重要: www.tangentwave.co.uk にて、最新情報を確認してください。 Tangent Wave Ltd. Crowbush Farm, Luton Road, Toddington, LU5 6HU, UK. www.tangentwave.co.uk 問い合わせ先: (株)計測技術研究所 ビジュアルウエア事業部 TEL :045-948-0215 E-mail :[email protected] Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 目 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 次 重要な安全上の注意事項 ................................................................................................................. 2 CE 適合宣言 ................................................................................................................................... 3 FCC 適合声明 ................................................................................................................................. 3 製品の廃棄とリサイクルについて .................................................................................................. 3 本マニュアルについて .................................................................................................................... 4 梱包箱の内容 ................................................................................................................................... 4 Wave について ................................................................................................................................ 5 7.1 ドライバー ........................................................................................................................... 5 7.2 電源と通信 ........................................................................................................................... 5 パネルの設置環境と使用方法 .......................................................................................................... 5 はじめに .......................................................................................................................................... 6 9.1 PC にパネルを接続する ....................................................................................................... 6 テストモード ................................................................................................................................... 6 10.1 Version ................................................................................................................................. 7 10.2 USB State ............................................................................................................................ 7 10.3 ノブとダイアル .................................................................................................................... 7 10.4 ボタン .................................................................................................................................. 7 10.5 トラックボール .................................................................................................................... 8 トラブル シューティング ............................................................................................................... 8 11.1 ボタンが動作しない ............................................................................................................. 8 11.2 ノブが正常に動作しない ..................................................................................................... 8 11.3 トラックボールが正常に動作しない ................................................................................... 9 11.4 ソフトウェアがパネルと通信しない ................................................................................... 9 パネルのお手入れ ............................................................................................................................ 9 12.1 ボールの清掃........................................................................................................................ 9 ファームウェアの更新 .................................................................................................................... 9 Wave を DaVinci Resolve に接続する........................................................................................... 10 14.1 接続 .................................................................................................................................... 10 14.2 Resolve の設定 .................................................................................................................. 10 14.3 重要な注意 ......................................................................................................................... 10 Wave を Apple Color に接続する ...................................................................................................11 15.1 導入 .....................................................................................................................................11 15.2 ソフトウェアのインストール .............................................................................................11 15.3 Wave パネルを使用するための Color の設定 .................................................................... 12 Wave を Assimilate SCRATCH に接続する .................................................................................. 14 16.1 接続 .................................................................................................................................... 14 16.2 SCRATCH と通信するための設定 ..................................................................................... 14 16.3 デフォルトパネルマッピングの準備 ................................................................................. 14 Wave を SpeedGrade / FrameCycler(Iridas)に接続する .............................................................. 15 17.1 概要 .................................................................................................................................... 15 17.2 セットアップ...................................................................................................................... 15 17.3 トラックボール、ホイール、ノブの感度の変更 ............................................................... 15 1 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 1. 重要な安全上の注意事項 パネルの使用を開始する前に本マニュアルをお読み下さい。 本マニュアルの全ての指示に従って下さい。 本マニュアルのにある全ての警告に注意して下さい。 本装置を水の近くで使用しないでください。 操作パネルとしての用途にのみ使用して下さい。 ラジエーター、排熱通風口、ストーブまたは他の機器(アンプなども含む) 等、熱源の近くに設置しないでください。 長期にわたり使用しない場合は、本装置からケーブルを抜いて下さい。 点検および修理については、有資格者に依頼してください。 以下の場合には、点検および修理が必要です。 o なんらかの理由により装置が破損した。 o 装置に液体をこぼした。 o なにか物が装置に落下した。 o 雨や蒸気にさらされた。 o 装置が正常に動作しない。 o 装置を落とした。 2 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 2. CE 適合宣言 Tangent Wave 社 (4 Crowbush Farm, Luton Road, Toddington, United Kingdom) は、 自社製品が 2004/108/EC 指令および、2006/95/EC 指令に適合していることを宣言 し、CE マークを添付しています。 Toddington, January 2009 Andy Knox Operations Director 3. FCC 適合声明 本装置は、FCC ルールのパート 15 に適合しています。本装置の動作は、以下の 2 つの条件を満たしています。(1)本装置は有害な妨害の原因となりません。(2) 本装置は意図しない動作を引き起こす可能性のあるいかなる干渉を許容します。 4. 製品の廃棄とリサイクルについて この表記は、製品が使用される地域の法令や規制に従って適切に廃棄されなければ ならないことを示しています。製品が寿命を迎えた場合、廃棄方法について代理店 に確認してください。 3 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 5. 本マニュアルについて 本マニュアルは、Wave コントロールパネル (モデル名 CP300) に適用されます。 最新情報については www.tangentwave.co.uk を確認してください。 本マニュアルは、お客様のソフトウェアでのパネルの使用方法については言及していません。 それらの情報については、そのソフトウェアベンダーに確認してください。ソフトウェアベン ダーから我々に提供された情報については、本マニュアルに含まれています。 もし、本マニュアルについて誤りや提案がありましたら、Tangent Wave 社までご連絡ください。 私たちのサービスと製品の質は、お客様からのフィードバックと提案により改善されていきま す。 6. 梱包箱の内容 Wave Panel USB ケーブル CD ボタンオーバーレイシート 注意: 内容物には、自己粘着性のあるリストレストも含まれています。これは、Wave を手にフィット させるために使用するものです。もし、後になってこれを剥がすときには、Wave に粘着物が残 ったり、表面に跡が残る事がありますので注意して下さい。 4 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 7. Wave について Element シリーズのコントロールパネルは、カラーコレクションおよびビデオポストプロダク ションでの使用を前提としています。パネルは、映像データそのものには、処理を行いません。 キーボードやマウスの様に、ソフトウェアに対して操作性の良いインタフェースを提供するも のです。メニューやマウスクリックなどを使用せずに、素早い操作、使いやすさ、ソフトウェ アの作業効率などを改善するよう設計されています。カラーリストは 3 つのトラックボールの レイアウトに慣れ親しんでいますので、それらがどういった目的のためにパネル上に配置され ているのかをよく知っています。 注意: パネルで何がコントロールできるかは、使用するソフトウェアによります。 パネルは汎用的に設計されています。ある特定のソフトウェアに向けて設計されたものではあ りません。パネルのコントロール機能は、Tangent Wave 社が決めるのではなく、使用されるソ フトウェアによって決まります。 7.1 ドライバー Wave パネル用にインストールするドライバーは特にありません。Wave は現行の Windows、 Mac、Linux 等全てのオペレーティングシステムに内蔵されている HID ドライバーを使用します。 HID ドライバーは、PC で USB キーボードやマウスを動作させるためのものです。 7.2 電源と通信 パネルは、USB ケーブルを通じて PC から電源を供給されて通信を行います。 絶対条件として、使用する PC はハイパワーUSB デバイスをサポートしている、つまり 500mA 以上の電流供給をサポートしている必要があります。殆どのデスクトップコンピューターはサ ポートしていますが、ノート PC やモバイル PC ではサポートしていない場合があります。 はっきりしない場合は、PC の仕様を確認してください。 8. パネルの設置環境と使用方法 健康上の注意 多くの専門家たちは、入力装置を使用することによって、手、手首、腕、首お よび背中へ重大な障害を引き起こすと考えています。 もし痛みやしびれなどを感じたら、医療専門家の診断を受けてください。 そのような障害のリスクを減らすため、以下の注意事項を守ってください。 休憩は頻繁にとり、1 時間に数回程度は立ち上がり、体を動かしてください。 一日の間で、仕事に変化をつけてください。 肘を曲げて肩を楽にしてください。腕を長くのばさなくて済むように、コン トロールパネルを近くに置いてください。 手首が真っすぐになるようにコントロールパネルと椅子の位置を調整して ください。 手首を尖っている所に置かないでください。 5 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 9. はじめに 9.1 PCにパネルを接続する 最初に、使用するソフトウェアが、PC 上で動作していないことを確認してください。パネルと PC の空き USB スロットに、付属の USB ケーブルを接続してください。パネルの USB コネク ターはパネル背面にあります。正常に接続されると、パネルに以下の様に表示されます。 以上で、パネルをソフトウェアで使用するための準備ができました。 パネルを使用するためにソフトウェアをどのように設定するかは、本マニュアルの関連箇所を 参照して下さい。また、ソフトウェアに付属しているマニュアルも参照してください。もし、 本マニュアルもしくはお使いのソフトウェアに付属するマニュアルにお気づきの点がありまし たら、Tangent Wave 社の Web サイトで最新のマニュアルを確認するか、お使いのソフトウェ アから提供されいる最新マニュアルをご確認下さい。 10. テストモード ソフトウェアが動作していない場合、パネルを PC に接続するとデフォルトではテストモード で起動します。 以下を実行すると、テストモードになります。 1. USB ケーブルを抜いてパネルの電源を切ります。 2. ソフトウェアが動作していないことを確認します。 3. USB ケーブルを接続してパネルを動作させます。 ディスプレイは以下のように表示されます。 6 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 表示は少し異なるかもれませんが、基本的には以下で説明することを表示しています。 10.1 Version パネルのファームウェアのバージョン番号です。詳細については、「13. ファームウェアの更 新」の章を参照してください。 10.2 USB State USB 接続の現在の状態です。 最初にパネルが接続されたとき、表示は急速に変化し configured の表示とともに完了します。数秒しても何も表示されない場合、USB ケーブルを抜 き、再度接続してください。 コントロールを動かしたりボタンを押したりすると、最終行の表示が変化して、コントロール またはボタンの変更された状態を表示します。以下で各々のコントロールまたはボタンについ て説明します。 10.3 ノブとダイアル ノブ、ダイヤル、トラックボールを動かしたとき、右側ディスプレイの一番下の行に、以下の ように表示されます。 Encoder moved: 11 4 最初の番号はそのコントロールの ID 番号で、この場合は 11 です。 2 番目の番号は、操作の移動量を表し、この場合 4 です。コントロールを早く動かすほど数値 が大きくなります。この数値はノブを時計方向に回転させた場合、プラス(+)になります。反時 計方向に回転させた場合、マイナス(-)になります。 もし数値が常に-1 または 1 の場合、または数値が変化しない場合、ノブもしくはダイアルは故 障しています。 10.4 ボタン ボタンを押すと、真ん中のディスプレイの一番下の行に、以下のように表示されます。 Key pressed: 6 この場合、ボタン番号 6 が押されたことを表しています。もしこの様に表示されない場合、ボ タンは故障しています。 7 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 注意:テストモードでは、ボタンを押す動作は低速で検出しますので、素早く押しすぎると、 押す動作の検出に失敗することがあります。したがって、各ボタンはゆっくりと押して下さい。 通常の動作条件下では、このことは、問題にはなりません。 10.5 トラックボール ノブやダイアルと同じように、トラックボールを動かすと、右側ディスプレイの一番下の行に、 以下のように表示されます。 Encoder: 15 3 最初の番号はそのコントロールの ID 番号で、この場合 15 です。2 番目の数値は操作の移動量 を表わしていて、この場合 3 です。コントロールを早く動かすほど数値が大きくなります。 ボールの場合、ボールが右または上に動いた場合プラス(+)です。ボールが左または下に動いた 場合はマイナス(-)です。もし変化が無い場合はボールが故障しています。 注意:ソフトウェアがボールの動きをスキャンするには、左右の方向の変化だけでの検出が難 しく、テストモードでは、常に上下の動きを優先して表示します。ボールを上下の方向に動か さずに、左右の方向にのみ動かすのは難しいので、通常ほとんどの場合、上下の動きの変化を 見ることになります。 11. トラブル シューティング 11.1 ボタンが動作しない テストモードに入り、ボタンのテストを行って下さい。もしテストモードでボタンが動作しな い場合、ボタンが故障しています。その場合は Tangent Wave 社、またはお買い求めの販売店 に連絡してください。 テストモードでボタンが動作する場合、問題はパネルとともに使用しているソフトウェアにあ ると思われますので、ソフトウェアのベンダーに連絡してください。 11.2 ノブが正常に動作しない テストモードに入り、ノブのテストを行って下さい。もしテストモードでノブが動作しない場 合、ノブが故障しています。その場合は Tangent Wave 社、またはお買い求めの販売店に連絡 してください。 テストモードでノブが動作する場合、問題はパネルとともに使用しているソフトウェアにある と思われますので、ソフトウェアのベンダーに連絡してください。 注意:もしノブが高速で回された場合、Wave がその変化に追従できない可能性があります。ノ ブを早く回し過ぎないようにして下さい。 8 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 11.3 トラックボールが正常に動作しない テストモードに入り、トラックボールのテストを行って下さい。もしテストモードでトラック ボールが動作しない場合、トラックボールが故障しています。その場合は Tangent Wave 社、 またはお買い求めの販売店に連絡してください。 もし、テストモードでトラックボールが動作する場合、問題はそのパネルで使用しているソフ トウェアにあると思われますので、ソフトウェアのベンダーに連絡してください。 注意:トラックボールを定期的に清掃する必要があります。「12.パネルのお手入れ」を参照し てください。もし内部にほこりが積もっている場合、それがボールの動きを検出する光学セン サーに影響を与えているかもしれません。 注意:もしボールが高速で動いた場合、光学センサーが追従出来ない可能性があります。これ によりボールからの出力に、異常を生じさせることがあります。ボールは常に円滑に動かし、 急激な動きやボールに回転を与え過ぎないようにしてください。 11.4 ソフトウェアがパネルと通信しない 一般的に、通信に関する問題はソフトウェアの設定に関係していることが多いです。その場合、 ソフトウェアのベンダーの指示に従ってください。 USB ケーブルが正しく接続されていることを確認してください。また、使用している PC の USB ポートが 500mA を供給できることを確認してください。ノート PC によっては、必要な電流が 供給できない場合があります。 上記の手順を行ったり、何らかの措置をとった後にまだ問題がある場合は、Tangent Wave 社、 またはお買い求めの販売店に連絡してください。 12. パネルのお手入れ パネルは、研磨剤や化学薬品を使用して清掃しないでください。汚れた場合には水で濡らした 布を使用してください。 12.1 ボールの清掃 ボールとボールを保持しているトラックボールユニットを、定期的に清掃して下さい。清掃する には、ボールを覆っているクリップを外し、ボールを取り出します。ボールの汚れを、濡らした 柔らかい布でふき取ります。トラックボールユニットの内部を清掃するときは、濡らした綿棒を 使用してください。3 つの金属製ボールと、光学センサーのレンズに細心の注意を払ってくださ い。 13. ファームウェアの更新 パネルのファームウェアは、製造された時点での最新版になっています。しかし、Tangent Wave 社の Web(www.tangentwave.co.uk)から、最新バージョンがダウンロードできる場合があります。 最新バージョンは、上記 Web の「Support」タブを確認して下さい。また、マニュアルとリリ ースノートも合わせて参照してください。 9 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 14. Wave を DaVinci Resolve に接続する 14.1 接続 Resolve がインストールされた PC に、 CP300 Wave パネルを USB ケーブルで接続して下さい。 14.2 Resolveの設定 動作中の Resolve の「Preferences」をクリックすると、下図のウィンドウが表示されます。 メニューから"Tangent Devices Wave"を選択し、"Save"をクリックします。 14.3 重要な注意 Wave パネルを使用する設定にしたとき、Resolve はパネルを排他的に制御しますので注意して 下さい。これは Resolve が動作していないときでも、そのようになります。 Wave パネルを他のアプリケーションで使用したいときには、上のウィンドウに戻り、パネルオ プションとして"None"を選択する必要があります。 10 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 15. Wave を Apple Color に接続する 15.1 導入 Wave を Mac OS X で動作させるためにドライバは必要ありませんが、Color で使用するために はプラグインが必要です。また Color での Wave の操作をカスタマイズするための Panel Control Mapper というアプリケーションがあります。これは、Tangent Color Support と呼ば れる Mac OS X インストールパッケージにバンドルされています。 Tangent Color Support パッケージをインストールしたら、まず、Wave パネルを選択するため に Panel Control Mapper を開始します。詳細については、Tangent Color Support Package マ ニュアルを参照して下さい。Wave に付属しているディスクに収めてあります。 15.2 ソフトウェアのインストール Wave パネルに付属しているディスクを、Mac に入れます。 ディスクアイコンをダブルクリックし、 Finder ウィンドウでディスクを開いてください。 "Tangent Color Support"パッケージをダブルクリックし、 インストールを開始します。以降は、画面の操作指示に従って 下さい。 パスワードの入力を促されれることがあります。これは、Mac のアカウントのパスワードであ り、Mac のシステムソフトウェアを更新する際に入力するパスワードでもあります。 11 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 15.3 Waveパネルを使用するためのColorの設定 Tangent Color Support パッケージがインストールされていて、上記のソフトウェアのインスト ールの節で記載されている Panel Control Mapper の設定がされているかを確認して下さい。 Wave パネルを付属の USB ケーブルで Mac に接続して下さい。それは、標準の USB ケーブル ですので、すでに使用している USB ケーブルを流用しても構いません。問題なければ、Wave には、以下のように表示されます。 もし、上図のようにならないときは、本マニュアルのトラブルシューティングの箇所を参照し て下さい。 次に、Color を開始します。Color を開始したときに、下図のようなポップアップダイアログウ ィンドウが表示されます。以下が、Color の Control Surface Setup ウィンドウです。 ウィンドウの真ん中にある Control Surface メニューで、Color で使用するパネルを選択するこ とができます。Tangent Color PlugIn に設定されていない場合は、上図のように選択し、Yes を 押します。 12 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 Control Surface Setup ウィンドウが表示されない場合は、Color の Setup に移動します。下部に ある User Pref タブをクリックし、User Pref の右上にある Show Control Surface Dialog をクリ ックします。この場所に移動するには、Color のプロジェクトを読み込むか作成することを忘れ ずに行って下さい。コントロールサーフェースとして Tangent Wave Color PlugIn を選択し、 いったん Color を終了し、再起動します。 Yes をクリックすると、Wave は以下のように表示します。 ここで、プロジェクトを読み込むする必要があります。すると、Wave はコントロールマップを 読み込み、表示が反映されます。 13 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 16. Wave を Assimilate SCRATCH に接続する 16.1 接続 SCRATCH がインストールされた PC に、CP300 Wave を USB ケーブルで接続して下さい。 16.2 SCRATCHと通信するための設定 SCRATCH は、外部コントロールサーフェースとの通信に cs_devices.xml ファイルを使用して います。このファイルは C:¥Program Files¥Assimilate¥Settings にあります。元々あるファイ ルは編集しないで下さい。代わりに、ファイルのコピーを作成し、そのファイル名を cs_devices_init.xml に変更して下さい。それから、このファイルを「メモ帳」などのテキスト エディタなどで開いて下さい。ファイルには、SCRATCH で設定できるすべての装置のリスト があります。CP300 に該当する箇所を特定して下さい。そこは、以下のようになっています。 <device name="Tangent CP-300 Wave" mode="disabled" > <driver>CsDrv_TangentCP300.dll</driver> <entry_data> <!-- The Tangent Wave panel does not require a specific ID number --> <vip>0x04D8</vip> <pid>0xFDCF</pid> <idle_timeout>125</idle_timeout> </entry_data> <!-- We have 3 displays with 5 lines each --> <display>0</display> <lines>15</lines> </device> CP300 を有効にするには、最初の行の mode="disabled" を mode= "enabled"に変更して下さい。 これ以上の変更は必要ありませんので、ファイルを保存してテキストエディタを終了します。 16.3 デフォルトパネルマッピングの準備 SCRATCH には、CP300 Wave を使用するための初期設定ファイルがインストールされていま す。C:¥Program Files¥Assimilate¥Settings フォルダーに、'cs_mappings_Wave.xml’ファイル があります。このファイルには、デフォルトの CP300 マッピングが含まれています。このファ イルを SCRATCH で使用するには、このファイルのコピーを作成し、その名前を ‘cs_mappings_init.xml’に変えます。もしすでにその名前のファイルがあるときは、そのバッ クアップコピーを作成し、新しいもので上書きして下さい。 SCRATCH を起動すると、CP300 が初期のマッピングで使用できるようになっています。ディ スプレイには、SCRATCH のビルド番号が表示されます。SCRATCH Player に移動すると、パ ネルは実際の機能の表示に切り替わります。 コントロールサーフェースのカスタマイズの詳細については、SCRATCH のユーザーガイドを 参照して下さい。 注意:SCRATCH User フォルダに'cs_mappings.xml'ファイルがある場合、デフォルトのマッピ ングファイルの代わりにそのファイルが使用されます。デフォルトマッピングを使うときには、 SCRATCH User フォルダから、全ての'cs_mapping.xml'ファイルを削除します。 14 Wave CP300 コントロールパネル ユーザーズ マニュアル v1.4 rev3 17. Wave を SpeedGrade / FrameCycler(Iridas)に接続する 17.1 概要 CP300 Wave は、すべての IRIDAS FrameCycler と SpeedGrade 2009 製品に対応しています。 アプリケーションの機能セットにより、CP300 をプレイバック制御、ルックの適用、カラーグ レーディングに使用することができます。 17.2 セットアップ 本マニュアルにしたがい、Wave を PC に接続します。 FrameCycler または SpeedGrade アプリケーションを開くと、CP300 は自動的に検出されます。 それ以上調整をすることなく、パネルは使用できます。 17.3 トラックボール、ホイール、ノブの感度の変更 感度を調整するには、FrameCycler または SpeedGrade の設定を開き、"Tangent"をクリックし ます。ここでは、CP200 と CP300 シリーズの両方を設定します。CP300 を使用するときには、 IP アドレスの全てのフィールドの値と装置 ID を空白のままにします。そして、ページの最後に スクロールします。感度を調整するためには、スライダーを使用して下さい。 M-1221(1.0) 15
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