愛 ・レター 新 X 線 TV 装置導入しました!

医療・介護・保健の月刊ニュースレター
第 12 号
胃のバリウム画像
ラブ
愛・レター
医療・介護・保健の月刊ニュースレター
愛生会病院だより
文責:
患者サービス向上広報委員会 委員長 斉藤浩之
12 号
2012 年 5 月
新 X 線 TV 装置導入しました!
あたたかな心のふれあい heart-warming
特集
X 線 TV 装置のご紹介
[記事提供]検査課 放射線技師 佐藤洋史
当院では、外来、病棟の双方においてほぼ全ての
医療画像がアナログ画像からデジタル画像に移行し、
フィルムに頼らないスピーディーな画像診断にて患者さ
まの利便性向上に努めてまいりましたが、X 線 TV 装
置については アナログのままフィルムによる運用を行っ
ておりました。このたび、当院の X 線 TV 装置の更新
が決定し、デジタル X 線 TV 装置が導入されます。
これにより、当院では完全なフィルムレス運用となりま
す(新装置については 6 月の稼働を予定しておりま
す)。病院で使用されている医療機器、特に X 線
TV 装置は一般の方々にはなじみの薄いものかと思
いますので簡単に説明したいと思います。
X 線 TV って?-装置の概要-
X 線を利用して、リアルタイムに体内を観察する装
置です。「TV」とついていることから、文字通り「TV モ
ニター」を使用して観察します(写真①の通り大きな
装置です)。 X 線 TV 装置の機能として、リアルタイ
ムに観察する他に、観察している画像を撮影すること
ができます。アナログの装置の場合、撮影する際はフィ
ルムを使用することになります。
X 線 TV とバリウム検査
-デジタルにおけるメリット-
胃バリウム撮影の場合、撮影後の現像処理だけで
10 分弱かかっています。これがデジタルに変わることに
よりフィルムが不要となりますので、検査終了後から診
察室までに画像が届く時間が大幅に短縮されます。
また、フィルムでは撮影後に画質を調整することは困
難ですが、デジタルでは画像処理を行うことが可能で
すのでより詳しく観察することが可能となります(写真
②)。
他にも、従来撮影したフィルムは保管庫にあるため
過去画像を参照したいと思ってもすぐに見ることは出
来ませんでしたが、デジタルにて PACS(画像保存通
信システム)に保管された画像は瞬時に参照できる
ため読影の際には大きなメリットとなります。
POPULUS So
写真①
HITCHI POPULUS So
撮影と同時に自動画像補正を行うため、後処理を必要と
しません。高画質で高精細の画像を得るだけでなく、撮影
画像を適格に「診える画像」としてリアルタイムに観察するこ
とができます。
当院では、TV 装置の主な使用目的はバリウムの
検査となります。興味をお持ちになった方がいらっしゃ
いましたら、ぜひ一度声をお掛けください。
※写真については、日立メディコ㈱より使用許諾を得
ています。
写真②
デジタル画像
FAiCE-V という画像処理技術がリアルタイムに診やすい画
像に補正してくれます。
医療・介護・保健の月刊ニュースレター
第 12 号
入院患者ご家族の方へ
[記事提供]病棟看護課 渡辺看護師長
日頃より、何かと協力を頂き感謝申し上げます。
入院後、日常生活ケアなどについて、あまりご家族と
お話しをする機会も少なく、「わからないこと」、「聞い
てみたいこと」などあるのではないかと思います。
今回、少しでも患者さまの入院生活についてご理解
を頂き、ご不明な点を解決できるよう、ご家族と職員
の懇談会を以下の日程で開催予定です。

日時:平成 24 年 5 月 21 日(月)

時間:16:30~17:15

場所:2 階デイルーム

内容:入院患者さまの日常ケアについて(入
浴ケア、排泄ケア、体位交換、口腔ケアなど)

担当:渡辺看護師長、川井看護主任、
宮武介護主任
※ご参加いただける場合は、TEL または 2 階スタッ
フステーションまでご連絡ください。
患者さまのお名前、ご出席予定のご家族名、参加
人数などを懇談会開催前日までにご連絡ください。
なお、お申し込みのない場合でも、当日の参加は
可能ですので、お時間がございましたらお気軽にご
参加をお待ちしています。
みなさまの声をお聞かせください
当院の基本方針「優しさと思いやり」のある
病院を目指して、今後もさまざまな内容でご家
族との交流の場を設けさせていただきます。
ご家族のみなさまとともに、患者さまが満足され
るご支援をいたします。
看護部長 五十嵐しのぶ
患者満足度調査のお願い
[記事提供]患者サービス向上・広報委員会
あ た た か な 心の ふ れ あ い
HEART-WARMING
一昨年、当院の入院患者さま・ご家族さま、外来患
者さまを対象に CS 調査(患者満足度調査)を実施
させて頂きました。ご協力いただき皆様本当にありがとうご
ざいました。結果については既に分析も済んでおり、次号
の当誌にて結果概要をご報告させていただく予定です。
さて、この度再度患者満足度調査を実施することとなり
ました。前回調査の設問内容とほぼ同様ですが、当院の
今後のサービス向上のためにご協力の程、宜しくお願い
致します。
〒079-8340
1.入院患者さま・ご家族さま
旭川市東旭川町共栄 223 番 6
5 月中にご案内文・調査票・返信用封筒(切手つ
き)を郵送にて配布させて頂きます。返信期日は案内
文に記載しますので、期限厳守で宜しくお願いします。
Tel 0166-34-3838
Fax 0166-34-2867
ホームページ www.aiseikai-hp.jp
調査票の回収は①返信用封筒にて郵送②当院玄
関にある回収ボックスへの投函③当院受付窓口にて
直接手渡しの 3 種類よりお選びください。
2.外来患者さま
外来受診時に、受付窓口にて調査票を配布させて頂
きます。返信期日は配布時に説明させて頂きますので、
宜しくお願いします。また、その場で調査票への記載も可
能です。筆記用具が必要な方は受付にお申し付けくださ
い。調査票の回収は①当院玄関にある回収ボックスへの
投函②当院受付窓口にて直接手渡しの 2 種類よりお
選びください。
皆様の貴重なご意見を当院のサービス向上に役立てて
いくことをお約束します。ご協力宜しくお願いします。