ONYXチュートリアル:

ONYX TUTORIALS | 2014年8月
ONYXチュートリアル:
タイルワークフローを使用する
はじめに
ジョブがプリンタに対し大きすぎる場合に、タイルをすることが必要となります。このチュートリアルは、Job Editorでジョブをタイルする方
法、およびQuick Setを使ってタイルワークフローを自動化する方法をカバァしています。
ステップ1 – Job Editorでのタイル設定
まずJob Editorにジョブをロードする必要があります。RIP-Queueで「開
く」ボタンをクリックします。Job Editorで「開く」オプションを有効にします。
ジョブを選び、[開く]をクリックします。
[タイル設定]タブを選択します。[タイルを有効]のボックスにチェックを
入れます。このチュートリアルでは、[タイルを個別に送信]を有効にし
ません。ここでは[タイルごとに反転]のネストオプションを使用します。こ
のオプションは[タイルを個別に送信]とともに動作しません。
図 1: Job Editorでジョブを開く
次に50インチの最大幅でイメージを5つのタイルに分割します。[デフォ
ルトタイル]セクションで[幅]を「50.0インチ」に変更します。
下方に[オーバーラップ]があります。各タイルはそれぞれの側に1インチ
のオーバーラップを持ちます。[オーバーラップ]値を「2.0インチ」に設定し
ます。
ステップ2 – Job Editorでのイメージのサイズ設定
[プレビューとサイズ]タブをクリックします。ファイルを1000%まで拡大しま
す。[倍率]の値を「1000%」に変更します。タイルは、現在イメージプレビ
ューで点線で表示されます。
印刷]タブに行き、[送信]をクリックします。
図 2: [タイルを有効]オプション
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ONYXバージョンX10 および11 ProductionHouse、
ジョブをリップする際に、タイルごとに反転するためにプリンタの配置設
PosterShop、RipCenter、Gama-
ステップ 3 – [プリントモード定義のカラー]に特色を追加する
定を設定することができます。このオプションはプリント時での色ズレ
を減らすのに役立ちます。
プリンタをハイライトし、[変更]をクリックします。[設定]ボタンをクリッ
クします。[タイルごとに反転]オプションにチェックマークを入れ、[OK]
をクリックします。
Using Quick Sets Quick Setの使用
図 3: [タイルごとに反転]オプション
ジョブのタイルが同じタイル設定を必要とする場合、このワークフローを自動
化するためにQuick Setを使用することができます。
1.
2.
3.
4.
プリンタをハイライトし、「プリンタの設定」をクリックします。
[Quick Set]タブで[新規]をクリックします。
Quick Setに名前を付け、左下にある[詳細]ボタンをクリックします。
新規ウィンドウで[タイル]タブをクリックし、[タイリング]にチェックを入れ
てこのオプションを有効にします。
5. [オーバーラップ]セクションで必要なオーバーラップの値を入力し、[デ
フォルトタイル]セクションで[幅]と[高さ]を設定します。[OK]をクリック
します。
ジョブをタイルすることが必要な時は、Quick Setの[タイル]オプションを使って
タイルをプリントします。
図 4: Quick Setの[タイル]オプション
「プリントモード定義のカラー」または「Swatch Books」の詳細については、www.onyxgfx.com、www.onyxgfx.com/ja でご覧ください。
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