* 小児用肺炎球菌ワクチン(商品名:プレベナーⓇ) 小児用肺炎球菌ワクチンが平成22年2月から発売されました。当院でもこのワクチン の接種を行います。 肺炎球菌とは、その名前のとおり肺炎の原因として重要な細菌の一つで、膜炎・菌血 症・中耳炎などのさまざまな細菌感染症を引き起こします。 とくに2歳までのこどもの細菌性髄膜炎の主な原因として「インフルエンザ菌b型 (Hib)」と「肺炎球菌」があげられます。先進諸国では、Hib と小児用肺炎球菌ワクチ ンの両方のワクチンが、定期接種になっています。細菌性髄膜炎は死亡したり中枢神経 後遺症を残すことが少なくなく、早期診断も難しい病気です。 実際に、小児用肺炎球菌ワクチンを定期接種している国では、細菌性髄膜炎などの重 い感染症の発生率が大きく下がっています。 幼稚園や保育園などで集団生活を始める前、できるだけ早いうちにこれらの予防接種 をすませることが望ましいといえるでしょう。 <接種対象> 生後2ヶ月以上 9歳以下 <接種日時> 毎週火曜日 受付 午後13:30∼ 接種 午後14:00∼ <接種スケジュール> 接種開始月齢および年齢 接種回数 ①(標準) 2ヶ月齢以上 7ヶ月未満 4回 ② 7ヶ月齢以上12ヶ月未満 3回 ③ 12ヶ月齢以上24ヶ月齢未満 2回 ④ 24ヶ月齢以上9歳未満 1回 ※ 27日以上の間隔をあけて接種します。 ②・・・①までの期間に接種を受けなかった場合 ③・・・②までの期間に接種を受けなかった場合 ④・・・③までの期間に接種を受けなかった場合 <接種料金> 2ヶ月以上 6歳以上 6歳以下・・・・10,610円(税込み) 9歳以下・・・・ 9,820円(税込み)
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