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滝高校演劇部へようこそ(^^)/
滝川高校演劇部は、昨年 3 月まで部員がいない状態でした。
4 月から新たに新顧問が着任し、心機一転再スタートを切りました。
新顧問は元札幌北陵高校演劇部顧問のにへいこういちです。
19 年間、札幌北陵高校演劇部を指導し、全道大会 6 回、春の全国大会 2 回の出場実績を持っています。
さて、新たな顧問が来たといっても、部員がいなくてはどうにもなりません。4 月に入部したのが現部長
の岸ひかりです。他にも入部者がいたのですが、紆余曲折あり、部員が岸ひとりになってしまったこと
もありました。
「岸ひかり」が「岸ひとり」になったわけで、ギャグとしては面白いのですが・・・笑え
ませんでした。
しかし、岸ひかりは負けませんでした。友達 2 人に裏方をお願いし、顧問作「ひとり芝居」というオリ
ジナル台本で 9 月の高文連空知支部大会に参加、たった一人で 60 分の舞台を演じ、惜しくも優秀賞(第
二位)に終わりましたが、滝高演劇部復活を強くアピールしました。
そして 12 月には「ひとり芝居」を手直しした「雨竜物語」という作品に取り組み、定時制演劇部と一緒
に滝川ホールでの公演を成功させました。赤字覚悟の公演でしたが、たくさんのお客さんに見ていただ
き、感無量でした。
その後もまたまた紆余曲折あり、結局、岸ひかりと木下姫華の 2 人で本格的な活動に取り組みました。
次のターゲットは顧問が立ち上げた札幌での舞台、
「第九回おバカな高校演劇対決」への出場です。この
公演、ふざけた名前ですが内容は大まじめ、客席も満席になる舞台なのです。
ただし、今回は 2 人で舞台を・・・というわけには行きません。そこで、顧問は前任校の演劇部の卒業
生に声をかけました。実はこの卒業生たち、顧問が立ち上げた「劇団 HeyHey」のメンバーなのです。
すぐに 4 人が快諾し、滝川まで来ての練習が始まりました。
演目は顧問のオリジナル、「サンタレンジャー」。オズの魔法使いをモチーフにした、女子高生の自分探
し物語です。ハイテンポでギャグ連発のこの舞台、主役を務めるのはもちろん、滝高演劇部の宝、岸ひ
かり。そして、重要な助演、脳みそのない案山子役が木下姫華です。この 2 人を個性的な劇団 HeyHey
の 4 人が支えます。現在 3/27 のこの舞台に向けて、猛練習の
真っ最中です。
中学生の皆さん、高校演劇は自分を表現する場です。演劇はチ
ームプレー、勝手な行動は許されません。練習は楽しい中にも
厳しさがあり、上演が近くなれば土日も休みなしで練習します。
とても大変ですが、やる価値は大いにあります。ぜひ入学した
ら、演劇部を考えてみてください(^^)/