専門はジェンダー研究、家族社会学で、主に社会 教授 王 武雲 の変容と女性の社会的地位に関する研究をしてい ます。現在は、日本と中国の歴史・文化・教育制度・政治・経済などを背景 として、その中で展開されている女性労働の特質を現地調査して分析するこ とを研究テーマとしています。 担当科目は「中国語」、 「アジア文化論」と「中国文化論」です。中国語は中 国語会話と中国語文法に分かれて、基礎から教えています。中国語は選択科 目ですが、いまの一年生は全員履修しています。皆が一生懸命頑張った結果 として、2009 年 11 月に行われた中国語検定試験で一年生の約半分は見事に 準 4 級に合格しました。また、4 人は 4 級にも合格しました。 「アジア文化論」 では、アジアにおける移民や国際結婚の現象を比較することによって、文化 の共通性と特殊性を検証しています。「中国文化論」は、中国の食文化、茶 文化、芸術文化などの側面から中国を観察し、多民族と多文化の中国を理解 することを目的としています。 私のゼミでは異文化交流やアジア社会と文化などに関する基礎文献を読 み、自ら決めた課題について自由に調べながら、異文化の理解を深めていき ます。今まで卒業論文のテーマは様々で、日本の国際結婚、情報社会と日本 人若者のコミュニケーション、韓国の対人関係、中国と日本の大学教育、オ ーストラリアゲイカルチャー、などがありました。
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