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リサイクル相談室
受付№ 02
「建設リサイクル」
枠内にご記入ください
区 分:
お困り
/ 解決済み
業 種: 建設業
記入年月日: 2012 年 2 月 27 日
相
談
:
希望する / 希望しない
事例:
工事現場での廃棄物処理について、ご相談させてください。
なかなか現場での取り組みを徹底することができず、リサイクル可能な資源も
廃棄物としてコストをかけて処理することになり、弊社の課題となっています。
リサイクルを促進する良い方法はないでしょうか?
解決方法:(相談を希望する場合は記入不要)
分別、廃棄物の収集運搬方法の確立、廃棄物の発生抑制・・と、廃棄物処理の費用低減の
ためには、色々なやり方がありますが、それを現場で推進する方法を提案します。現場で
作業する全員が、1 つの目標を作り、全員の運動として実施します。その活動事例として、
“社員と作業員による分別困難な掃きゴミの人力分別”を紹介します。
通常どうしても混合廃棄物となる掃き掃除のゴミの分別・リサイクルを考えました。コン
クリート床の掃き掃除には、濡れたオガクズを使用します。再生困難なコンクリートの粉
を濡れたオガクズに吸着させ、1 週間貯めた掃き掃除ゴミを、全員で分別します。オガク
ズ・コンクリートがら・木くず・廃プラ・スクラップ・紙屑に分別できます。汚れたオガ
クズは、固形燃料(RPF)のカロリー抑制剤として有効活用が可能です。
これは関西地区の事例で、現場の特性、地域環境を考慮すると、色々なやり方があります。
ただし、何よりも現場の方の意識向上が不可欠です。意識向上の契機としては、現場で
働く全員で現場周辺の清掃活動(ゴミ拾い)を月 1 回の行事にすることなど考えられます。
RPF: Refuse Paper & Plastic Fuel
廃プラ、木くず、紙等の産廃から、新たな固形燃料としてリサイクルされたもの