〔問題①〕金ぞくは、どのようにあたたまるのだろうか? 東京書籍「新しい理科」4年 P138参照 〔実験①〕金ぞくのあたたまり方を調べよう。 【加熱する場所】 【金属棒、金属板】 金属棒の先端や中心を熱し、ロウが溶け 本実験の場合、熱が伝わり る様子を調べる。金属棒を傾けてみると、 やすい(熱伝導率が大きい) 「傾き方によって、熱の伝わり方が違うの 銅の棒や板を使うとよい。 では」という子どもの考えが生まれる。 【やけどに注意】 熱した金属棒や金 属板は非常に熱いの 銅の棒 で、完全に冷めるまで 触らないように指導 金属のトレー する。特に繰り返し実 験をする場合は、急が ずに冷えてからろう を塗るようにする。 銅の板 【示温シールの活用】 金属板に示温シー ルを貼ったものを使 用すると、温度変化が 分かりやすい。 【結果の記録】※実験後 熱源の位置から、どのように熱が伝わっていくのかを示すために、絵や図を使って、熱の 伝わっていく方向を矢印で表現するように助言する。 【金属を凹字形にして実験】※実験後 金属板を凹字形にすると、切れた空間を熱が伝わって、熱が同心円状に伝わると考える子 どもがでてくる。実際に実験をしてみることにより、金属のあたたまり方についての理解を 深めることができるようにする。 〔まとめ〕金ぞくは、熱せられたところから順にあたたまっていき、やがて全体があたたまる。
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