第6回 情報処理・情報処理演習課題 テーマ インターネット上での教育・学習 10D7101017 鶴谷 10D7101018 アヌグラー・ナビラ・プリマ 10D7101019 徳本 和広(製作者) 10D7101025 渡部 裕斗 10D7101026 樋口 亜紀 里美 <インターネット上で学習することの利点> 1.家に居ながら(どこでも)講義を受けることができる。 つまり、体に障害を持っている人や何らかの理由で家から出られない人にとってとても便利なもの である。 2.自分の好きなタイミングで講義を受けられる。 インターネットは24時間なので家事や仕事で忙しい人が自分の空いてる時間に講義を受けられ る。時間を有効活用することができる。 3.膨大な量の講義資料・講義映像・関連資料が簡単に手に入る。 MPEG-7 によって膨大な量の情報を小さく圧縮することができるからパソコンの画面に世界中の ありとあらゆる講義資料を手に入れることができる。 ・ここで、インターネットを通して学ぶ人、教える人、学校を経営する人の三視点から 考えてメリット・デメリット・改善点を考察してみました。 メリット デメリット 改善点 学ぶ側の ・学校にいかなくて ・友達との交流が減る 同じ講義を受講してる者 立場 も、家にあるパソコン →人間関係を学べな 同士がコミュニケーショ で学習できるため、学 い。 ンをとれる場をインター 校にいく時間が削減 ・先生に見られている ネット上に設ける。 できる。 という感覚がないの ・動画だから何回でも で、だらけがちにな みることができる。 る。 教える側 ・通常の講義室では ・生徒の顔が見れな ・生徒が理解しているかど の立場 教えられないような いので、生徒が授業 うか確かめるために、授業 膨大な数の生徒を一 を理解してるかわか の最後で課題をだしたり、 気に教えられる。 らない。 アンケートをまめにとっ ・撮り直しが可能だ たりする。 から完璧な授業をす ることができる。 学校を経 ・受講者を管理する ・しかし逆に考える ・受講者の個人情報が漏 営する側 場がパソコンの画面 と、その管理システ れないように経営側の管 の立場 ひとつなので管理し ムに少しでも欠陥が 理システムを完璧にす やすい。 あればそこから大量 る。 ・インターネットだ の受講者の個人情報 からアンケート等の が流出するおそれが 集計がしやすく、受 ある。 講者の需要に合わせ やすい。 <思ったこと> インターネットの普及によって、便利になったことがたくさんあります。もちろん、こ のインターネット媒体を利用した講義というのもそのうちの一つです。パソコンひとつ あれば、家に居ながら大学の教授の講義を受けられる、こんなことは一昔前の我々には 想像もつかなかったことだと思います。しかし、使い方にもよるけれど、私はこのイン ターネットを利用した授業をあまりいいものだとは思いません。確かに体の不自由な人 やどうしても講義を大学まで受けに行く暇がないという人にとってこれは画期的なこ とかもしれません。しかし、小さな画面上の教授の授業というのはいかがなものでしょ うか。インターネット上の授業は、どんなに教授が一生懸命講義をしたとしても、教授 と生徒との間には‘画面’という壁が常に立ちはだかります。この壁があることによっ て、インターネットによる授業は教授の一方的なものとなり、生徒との関係に双方向性 がなくなってしまうのです。 また、日本人はコミュニケーション力が不足しているといわれる現代において、このイ ンターネットによる授業はまさにこのコミュニケーション不足に加担しているのでは ないか、と私は考えるのです。今、グローバル化が急速に進む世の中において、確かに パソコンの知識やインターネットを利用した活動というのはとても重要になってきて います。しかし、なにをするにしてもコミュニケーション能力というのは常に必要不可 欠な存在です。どんなに技術が長けている人でも人間関係がうまくいかなければ意味が ないのです。そして、それを学ぶ場所が学校なのだと私は思うのです。だから特にこれ から社会人として成長していく若者は、今インターネットを利用するのではなく極力学 校に通うようにしたほうがいいと思うし、どうしても学校に通えない人には学校側がコ ミュニケーション力を育てるようなプログラムを作ってあげるべきだと思います。
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