より快適な環境を考えるYAZAKIです 食品リサイクル事業 地域密着型の生ゴミリサイクル事業への参画 生産者(農家) 生ゴミ 学校、スーパー、 肥料購入 → 野菜等を生産 循環型社会の構築 有機肥料センター 有機肥料の製造&販売 新潟部品㈱ アグリライフ中越 有機肥料製造 有機肥料 ペレット(15kg) 食品リサイクルとは、燃やしている生ゴミを分別し、農地への堆肥や肥料、家畜の飼料、 またバイオガスを作ってエネルギーを取り出すなど、資源として再生、再利用することです。 1. 今、なぜ食品リサイクルか? ① 環境、リサイクルと時代にマッチしている ② 食の安全意識の高揚による無農薬作物のニーズ増大 ⇒ 有機農業への関心 ⇒ 有機肥料の不足 ③ 『食品リサイクル法』の施行による生ゴミ処理のクローズアップ(最終処分場の不足、CO2削減等) 2. 食品リサイクル法とは 食品関連事業者 消費者等 (製造、流通、外食等) 再生利用等 発生の抑制 (発生抑制、再生利用、減量) 国、地方公共団体 再生利用の促進施策実施 再生利用製品の使用 再生利用等の実施率を平成18年度までに20%に向上させる ※対象は年間の発生量が100トン以上の者 3. 事業計画への背景と視線 1. 背 景 求められること 対 応 社 会 世界規模での 環境問題 使い捨て社会から 循環型社会への転換 ■法的規制→企業での対応 ■環境政策、施策の展開 社 内 グローバル化 QCDの追求により 生き残ること ■NYSの取り組み ■生産拠点の海外移転 (自然保護、グリーン購入等) 環境ビジネスの創出 (リサイクル、リユース、 エネルギー) 新規事業への 取り組み (これに伴う国内空洞化) 2. 事業化検討における視点 ● 地域密着で地域に貢献できる事業 ● 地域毎に展開して地域で完結する事業 = 社是に合った 事業の検討 人(雇用)で貢献、製品で貢献 新潟部品㈱の新規取り組み事業(=生ゴミ(食品)リサイクル事業)とする ⇒ 他の関連会社への展開が可能 4. 所在地 新潟部品㈱ 新潟県 アグリライフ中越 〒940-0102 新潟県長岡市人面699-1 TEL:0258(52)1991 FAX:0258(52)3857 長岡市(旧栃尾市) 敷地面積:2,885m2、延床面積:752m2 ※土地は賃借契約 5. 事業内容(概要) 地元(新潟県長岡市内)の食品加工業者(主に油揚げ加工業者)から出てくるオカラを主原料に、 これにスーパーから出てくる野菜くずや魚アラを独自に混合配分し、10日間ほど処理機及び ヤード内で発酵させて有機肥料を製造する事業です。 1日あたり400kgから600kgの有機肥料を製造し、地元の生産者(農家)の方々に利用頂き、 安全な農作物を生産する地域密着型の循環生ゴミリサイクル活動の一翼を担っています。 【長岡市(旧栃尾市)】 旧栃尾市は名産の「あぶらげ」(油揚げ)の生産が盛んで、日量4トン(年量約1,200トン)のオカラが 毎日発生しており、そのほとんどが焼却処分されています。(→水分が多く焼却炉が傷み市でも困ってい る。) オカラは栄養価が高く、以前は食用や家畜の飼料として広く利用されてきましたが、食生活の変化や輸入 飼料への移行などで、現在では廃棄物として処理されるようになっています。(→もったいない!) オカラは肥料に加工しても栄養バランスに優れております。 6. 製品紹介 製 「おからスーパー有機」 品 粉末状有機肥料 用 ペレット状有機肥料 (4mm内外) 途 水田 畑 果物 日本の土壌は酸性土壌が多く、戦後化学肥料の多用及び中和剤(石灰)の投与により、痩せた土になり、連 作障害などが発生。 これを防ぎ、更に安心・安全な農作物を作る為には、上質な有機肥料が求められて いる。 7. 「おからスーパー有機」の特徴 “おから・野菜・魚”でつくったミネラルたっぷりの有機肥料です。 ・肥料名称 ・肥料の種類 ・容量 ・届出をした都道府県 ・表示者の氏名 ・表示者の住所 ・原料 ・主要な成分 (含有量等) : : : : : : : おからスーパー有機 たい肥 15kg(ペレットタイプ) 新潟県(662号) 新潟部品㈱アグリライフ中越 新潟県長岡市人面3699番1 おから、野菜くず、魚アラ 【肥料効果・特徴】 ・ 100%食品残さをリサイクルして作られた安心・安全な有機肥料です ・ 農林水産省ガイドラインの有機農産物生産に使用できます ・ 残飯等の塩分、油分の多いものは含まず、食品関連事業者の多様な原材料を使用して いるのでミネラル分が豊富 【施肥基準】 ・ 稲作 1反当たり100~150kg ・ 野菜 1m2当たり500~2,500g ※ 施肥量は作物、気象・土壌条件に応じて調整する必要があります。 ※ この肥料は有機物を含むので播種は施肥後1~2週間程度開けてご利用下さい。 8. 製造フロー 回収・一次処理・二次処理 計量工程 一次処理工程 【参考】 脱臭装置 二次処理工程 加工・検査・出荷 一次乾燥工程 ふるい工程 ペレット加工工程 二次乾燥工程 製品袋詰工程 品 質 ※ 「有機質肥料」に評価尺度を設け、生産時に反映可能 (→前例無し) ※ 二次処理、製品管理に分析評価を用いる製品管理 (→新潟県初) 【参考】 将来展望(循環型社会の構築) 【事業のポイント】 有機肥料生成をベースに、環境共存型農業を目指した販売網を構築する。 食品加工業者、スーパー等 新潟部品 販売先 【第一ステップ】 肥料の生成、販売 (安定生産、安定成分) 平成18年 春~ 食品廃棄物 有機肥料生成、販売 ・農業生産法人 ・地域(パイロット)農家 ・当社従業員の自宅農家 ・ホームセンター 【第二ステップ】 有機肥料使用農作物の販売 調整中 (廃棄物回収先のスーパーへ) スーパー・食品加工業者 への有機作物の販売 農作物の購入、 販売育苗と 栽培品販売 【第三ステップ】 地元農家と共同出資会社を 設立、有機肥料を使った 長岡ならではの作物開発 地元との協同運営に よる農作物の栽培、 販売 調整中 ■ 市の農業政策への参画 ■ 第六次栃尾市総合計画 1. 観光型農業の推進 2. 後継者の育成、生産組織育成強化 3. 生産、流通販売体制の改善 ・・・ 問合せ先 矢崎総業株式会社 地域密着事業企画部 〒410-1194 静岡県裾野市御宿1500番地 TEL:055(965)3505 FAX:055(997)5196 新潟部品株式会社 〒940-0102 アグリライフ中越 新潟県長岡市人面699-1 TEL:0258(52)1991 FAX:0258(52)3857 その他
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