Press Release 平成 24 年5月 31 日 【照会先】 職業能力開発局 能力評価課 課 長 星 直幸 課 長 補 佐 吉田 暁郎 (代表電話)03(5253)1111(内線 5943) (直通電話)03(3502)6958 報道関係者 各位 中央職業能力開発協会 参 事 内田 昭宏 評価制度開発課長 堀辺 俊裕 (直通電話)03(6758)2881 ジョブ・カード制度普及のための 「モデル評価シート」、「モデルカリキュラム」などを、 新たに4業種について追加 ~「左官工事業」、「アパレル分野」、「金属プレス加工業」、「屋外広告業」~ 厚生労働省では、このたび、ジョブ・カード制度を利用して職業訓練に取り組む企業 が活用できる、「モデル評価シート」、「モデルカリキュラム」などを、新たに「左官工 事業」、「アパレル分野」、「金属プレス加工業」、「屋外広告業」の4業種について、関係 団体の協力を得て策定しました(概要は別添)。 今回完成した4業種のツールは、当省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/bunya/ nouryoku/job_card01/jobcard05.html)で公開しています。 企業がジョブ・カード制度(※1)を利用して、正社員経験の少ない人などを対象に 企業実習と座学を組み合わせた実践的な職業訓練を実施する場合、訓練修了後、その成 果を評価するためのシート(評価シート)を作成します。その際に参考となるのが「モ デル評価シート」で、「職業能力評価基準」(※2)を基にしています。 今回策定した「左官工事業」、「アパレル分野」、「金属プレス加工業」、「屋外広告業」 の4業種は、 「職業能力評価基準」が整備されている業種の中で、ジョブ・カード制度の 活用が見込まれ、事業主団体などの協力を得られたことなどから選定しました。 また、この評価シートに掲げられた評価項目を3段階で評価する際の目安となる「判 定目安表(評価ガイドライン)」と、訓練計画を作成する際のひな形となる「モデルカリ キュラム」も、それぞれの業種ごとに作成しました。 なお厚生労働省では、これまで、業種横断的な経理・人事などの「事務系職種」のほ か、電気機械器具製造業、ホテル業など業種別の「モデル評価シート」を策定しており、 今回の4業種の追加で、計 23 業種について整備しました。 ※1:【ジョブ・カード制度】 広く求職者などを対象に、きめ細かなキャリア・コンサルティングや実践的な職業訓練の機 会を提供し、訓練修了後の職業能力評価や職務経歴等をジョブ・カードに取りまとめて就職 活動等に活用することにより、安定的な雇用への移行等を促進する制度です。詳細は、厚生 労働省のホームページ「ジョブ・カード制度」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/ job_card01/index.html)をご参照ください。 ※2:「職業能力評価基準」 従業員が発揮することを期待される仕事上の成果につながる行動と、そのために必要な技術・ 技能及び知識について、担当者から組織・部門の責任者まで4つのレベルを設定し、業種別、 職種・職務別に、整理・体系化したもの。厚生労働省が関係団体との協力で策定しています。 【別添】モデル評価シートの概要 【本文】 1 「モデル評価シート・カリキュラム等」について(P1~) 2 左官工事業について(P3~) 3 アパレル分野について(P7~) 4 金属プレス加工業について(P11~) 5 屋外広告業について(P16~) (別添) ○モデル評価シートとは? ジョブ・カード制度の普及促進を図るため、職業能力形成プログラムを実施する事業主の方が評価シート を作成いただく際に、参考となるよう作成したものです。 参考例:左官工事業 モデル評価シート 『左官・施工技能』 (抜粋) ジョブ・カード様式4〔評価シート〕 訓練の職務 左官・施工技能(職業能力形成プログラム ○○○○型) 訓練参加者氏名 (氏 名) 上記の者の訓練期間における訓練職務内容と当社しての職業能力についての評価は、以下のとおりですので、 今後のキャリア形成の参考にしてください。 平成 年 月 日 実習実施企業 (評価責任者氏名・印) (代表者氏名・代表者印) Ⅰ 企業実習・OJT期間内における職務内容 期 間 区分 平成○年○月○日~ 平成○年○月○日 企業実習 又は OJT 職 務 内 容 Ⅱ 職務遂行のための基本的能力 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 全職種・業 務共通のも のです。 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B C 働く意識と取組(自らの職 業意識・勤労観を持ち職務 に取り組む能力) (1) 法令や職場のルール、慣行などを遵守している。 (2) 出勤時間、約束時間などの定刻前に到着している。 (3) 上司・先輩などからの業務指示・命令の内容を理解して従っている。 (4) 仕事に対する自身の目的意識や思いを持って取り組んでいる。 (5) お客様に納得・満足していただけるよう仕事に取り組んでいる。 Ⅲ 技能・技術に関する能力 (1)基本的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す ・ユニット群 「事務・サービス 系」、 「技能系」、 「技術系」 から選択してい ます。 自己評価 企業評価 能力ユニット A B C A B 職 務 遂 行 の た め の 基 準 コード (1) 会社や工場・現場の定める安全規程の内容を正しく理解し、これに反する行動は行っていない。 B002101 (2) 環境問題に対する意識をもち、廃液・廃棄物の処理やリサイクル・分別収集など、ルールに則った行 B002101 動をとっている。 (3) 事故防止のため心身の健康を自己管理している。 B002101 (4) 作業場を常に整理するなど、危険を誘発する要因の除去に努めている。 B002101 (5) 「多分大丈夫だろう」という意識ではなく、「ひょっとしたら事故が起きるかもしれない」という問 B002101 題意識をもって、日頃から慎重に作業を行っている。 C 安全衛生及び諸ルールの遵 守 (2)専門的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) (評価基準の出所:モデル評価シート) ・『左官・施工技 能』については、 「技能系」を選択 しています。 A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A 左官仕上げの建築的意義と 伝統技法の理解と普及 基本的に、職業能力 評価基準のレベル1 に相当する選択能力 ユニットに対応してい ますが、『左官・施工 技能』の仕事につい て経験をされたことが ない方が、企業での OJTを中心に訓練を行 う6カ月程度の有期実 習型訓練を受講する ことで到達が期待さ れる能力水準を、「行 動ベース」で整理して います。 段取り作業 B C A B コード C (1) 土を使って壁を作る日本古来の左官技法の概要を理解しようと努めている。 H190131 (2) 左官仕上げの伝統技術、技能の価値を理解しようと努めている。 H190131 (3) 小舞掻き(こまいかき)、荒壁、土塀等の日本の左官工法の特性を理解しようと努めている。 H190131 (4) 日本の気候、風土に適合した自然素材(土、珪藻土、漆喰、藁等)について理解しようと努めている。 H190131 (1) 作業に必要な基本的な用語や名称(材料や道具の名前)、用途を知っている。 H190131 (2) 自らが使用する工具の確認と器工具等の保管状況を確認している。 H190131 (3) 現場乗込み時に必要な道具、材料等を知っている。 H190131 (4) 資材置き場や工具類の設置場所等、作業上必要な事項の確認している。 H190131 (5) 上司の指示や点検リスト等に基づき、作業に必要となる器工具等の数量を確認している。 H190131 (6) 上司・先輩などの指導のもと、近隣状況等の周辺環境を確認している。 H190131 (7) 上司・先輩などの指導のもと、足場等の仮設の点検を行い、作業所のルールを確認をしている。 H190131 (8) 上司・先輩などの指導のもと、運搬段取り、ルート等を確認している。 H190131 上司・先輩などの指導のもと、場内ストックヤードから現場(作業場所)までの小運搬作業を行ってい H190131 る。 (10) 上司・先輩などの指導のもと、一輪車で運搬作業を行っている。 H190131 (9) (11) 上司・先輩などの指導のもと、ボードの運搬作業を行っている。 H190131 (1) 上司・先輩などの指導のもと、ちりや汚れ・付着物等を除去する等積極的に清掃を行っている。 H190131 (2) 上司・先輩などの指導のもと、使用する器工具の清掃を行っている。 H190131 (3) 上司・先輩などの指導のもと、作業終了後の後片付けと整理整頓を行っている。 H190131 (4) 上司・先輩などの指導のもと、使用する左官材料、器工具を適切な保管方法で整理・保管している。 H190131 (5) 材料の取扱い上の注意点等を理解している。 H190131 (6) 打ち合わせに参加し、自分の役割を確認している。 H190131 (1) 作業手順を理解・確認している。 H190131 (2) 作業に使用する材料の主な種類と使用方法を理解・確認している。 H190131 (3) 作業に使用する材料名称を理解・確認している。 H190131 (4) 作業に使用する材料の各分量を理解・確認している。 H190131 (5) 上司・先輩などの指導のもと、プレミックス等の材料を適切な分量・順序で練り混ぜている。 H190131 (6) 上司・先輩などの指導のもと、安全にハンドミキサーによる練り混ぜを行っている。 H190131 (7) 上司・先輩などの指導のもと、仕上げのスピードに合わせた練り混ぜを行っている。 H190131 品質・工程維持 材料調合 1 「モデル評価シート・モデルカリキュラム等」について (1) 「モデル評価シート」について ・ジョブ・カードは、①履歴シート(様式1)、②職務経歴シート(様式2)、③ キャリアシート(様式3)、④評価シート(様式4)で構成され、職業能力形 成プログラムを実施する場合、事業主の方は、「評価シート」を訓練実施計画 の一部として作成し、訓練修了後にこれに基づき評価を行っていただくことに なります。 ・そこで、「モデル評価シート」は、事業主の方が「評価シート」を作成される 際の参考としてご活用いただくために作成・公開するものです。 ・なお、「評価シート」の作成は、モデル評価シートの他、「職業能力評価基準」 (http://www.hyouka.javada.or.jp/)や「日本版デュアルシステム訓練修了後の 評価項目作成支援ツール」 (http://www.jeed.or.jp/js/kyushoku/dual/course/ndtool2.html) などの汎用的 な評価基準に基づいて作成することが必要です。 (2) 「判定目安表(評価ガイドライン)」について ・職業能力形成プログラムを実施する事業主の方が評価シートを作成していただ く際には、モデル評価シートを参考にしていただきますが、この評価シートに 基づき、訓練成果を評価する際の参考にしていただくために作成しているのが 「判定目安表(評価ガイドライン)」です。 ・モデル評価シートで掲げた評価項目である「職務遂行のための基準」の各項目につ いて、A(常にできている)、B(大体できている)又はC(評価しない)として 評価するための参考となる、それぞれの職務行動の例をとりまとめています。 (3) 「モデルカリキュラム」について ・「モデルカリキュラム」は、職業能力形成プログラムのうち雇用型訓練(有期 実習型訓練、実践型人材養成システム)を実施する事業主の方が、事前に訓練 実施計画を作成される際の参考としてご活用いただくために作成・公開するも のです。 ・「モデルカリキュラム」は、訓練実施計画の検討の参考となるとともに、これ を構成する「訓練カリキュラム」及び「訓練計画予定表」は、評価シートとと もに上記雇用型訓練を実施する事業主の方の諸手続(キャリア形成促進助成金 の手続、この手続と併せて行う有期実習型訓練実施計画の確認や実践型人材養 1 成システム実施計画認定申請)において必要となる書類の作成に当たっての参 考となるよう作成しています。 (4) ホームページへの掲載について モデル評価シート等の別紙については、今般作成したもののうち各1例を掲げ ていますが、ホームページにおいては、ここに掲載しているものも含め全て入手 ができます。 ・モデル評価シート及びモデルカリキュラム (http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/job_card01/jobcard05.html) ・判定目安表(評価ガイドライン) (http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/job_card01/jobcard11.html) 2 2 左官工事業について (1) 概観 左官工事業は主に建築構造物では壁をはじめ、床・天井や内外装等重要な工程を 担っています。一般住宅に関しては近年の健康志向・環境対応に適応した塗り壁が 優れた効果を発揮しています。また、文化財や歴史的建造物においては、伝統技法 や特殊材料の調合・高耐久材質提供などの高度なノウハウも求められています。そ こで、 「職業能力評価基準(左官工事業)」では、以下の2職種(3職務)について、 その仕事に携わる方々に必要な職業能力を整理しています。 1) 左官工事について、顧客に対する営業活動に関する積算、契約、請求等の 業務をはじめ、施工における購買、原価、工程、品質、環境・安全、資機材 管理等、受注から左官工事全般について計画、管理する「施工管理」(職務: 「施工管理」) 2) 左官工事について、施工過程の段取りや作業管理、材料調合、下地施工、 左官施工、伝統左官施工などを計画に従って左官作業の管理や左官仕上げを 行う「施工技能」(職務:「現場管理」及び「施工技能」) 今回、職業能力評価基準の職種のうち「施工技能」を対象とし、訓練の職務は「左 官・施工技能」について、モデル評価シート・モデルカリキュラム等を作成しまし た。 (2) 検討体制 「左官工事業」におけるモデル評価シートやモデルカリキュラムなどについて は、中央職業能力開発協会において、一般社団法人日本左官業組合連合会(会長 屋 清)、との連携のもと、基準策定普及委員会(座長 瀬業務店東京支店 米本 順平:株式会社村 取締役会長)を設置し、検討を行いました。 3 守 (抜粋) モデル評価シート 『左官・施工技能』 ジョブ・カード様式4〔評価シート〕 訓練の職務 左官・施工技能(職業能力形成プログラム ○○○○型) 訓練参加者氏名 (氏 名) 上記の者の訓練期間における訓練職務内容と当社しての職業能力についての評価は、以下のとおりですので、 今後のキャリア形成の参考にしてください。 平成 年 月 日 実習実施企業 (評価責任者氏名・印) (代表者氏名・代表者印) Ⅰ 企業実習・OJT期間内における職務内容 期 間 区分 平成○年○月○日~ 平成○年○月○日 企業実習 又は OJT 職 務 内 容 Ⅱ 職務遂行のための基本的能力 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B C 働く意識と取組(自らの職 業意識・勤労観を持ち職務 に取り組む能力) (1) 法令や職場のルール、慣行などを遵守している。 (2) 出勤時間、約束時間などの定刻前に到着している。 (3) 上司・先輩などからの業務指示・命令の内容を理解して従っている。 (4) 仕事に対する自身の目的意識や思いを持って取り組んでいる。 (5) お客様に納得・満足していただけるよう仕事に取り組んでいる。 Ⅲ 技能・技術に関する能力 (1)基本的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B コード C 安全衛生及び諸ルールの遵 守 (1) 会社や工場・現場の定める安全規程の内容を正しく理解し、これに反する行動は行っていない。 B002101 (2) 環境問題に対する意識をもち、廃液・廃棄物の処理やリサイクル・分別収集など、ルールに則った行動をとっ ている。 B002101 (3) 事故防止のため心身の健康を自己管理している。 B002101 (4) 作業場を常に整理するなど、危険を誘発する要因の除去に努めている。 B002101 「多分大丈夫だろう」という意識ではなく、「ひょっとしたら事故が起きるかもしれない」という問題意識を (5) もって、日頃から慎重に作業を行っている。 B002101 (2)専門的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) (評価基準の出所:モデル評価シート) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A 左官仕上げの建築的意義と 伝統技法の理解と普及 段取り作業 品質・工程維持 材料調合 B C A B コード C (1) 土を使って壁を作る日本古来の左官技法の概要を理解しようと努めている。 H190131 (2) 左官仕上げの伝統技術、技能の価値を理解しようと努めている。 H190131 (3) 小舞掻き(こまいかき)、荒壁、土塀等の日本の左官工法の特性を理解しようと努めている。 H190131 (4) 日本の気候、風土に適合した自然素材(土、珪藻土、漆喰、藁等)について理解しようと努めている。 H190131 (1) 作業に必要な基本的な用語や名称(材料や道具の名前)、用途を知っている。 H190131 (2) 自らが使用する工具の確認と器工具等の保管状況を確認している。 H190131 (3) 現場乗込み時に必要な道具、材料等を知っている。 H190131 (4) 資材置き場や工具類の設置場所等、作業上必要な事項の確認している。 H190131 (5) 上司の指示や点検リスト等に基づき、作業に必要となる器工具等の数量を確認している。 H190131 (6) 上司・先輩などの指導のもと、近隣状況等の周辺環境を確認している。 H190131 (7) 上司・先輩などの指導のもと、足場等の仮設の点検を行い、作業所のルールを確認をしている。 H190131 (8) 上司・先輩などの指導のもと、運搬段取り、ルート等を確認している。 H190131 (9) 上司・先輩などの指導のもと、場内ストックヤードから現場(作業場所)までの小運搬作業を行っている。 H190131 (10) 上司・先輩などの指導のもと、一輪車で運搬作業を行っている。 H190131 (11) 上司・先輩などの指導のもと、ボードの運搬作業を行っている。 H190131 (1) 上司・先輩などの指導のもと、ちりや汚れ・付着物等を除去する等積極的に清掃を行っている。 H190131 (2) 上司・先輩などの指導のもと、使用する器工具の清掃を行っている。 H190131 (3) 上司・先輩などの指導のもと、作業終了後の後片付けと整理整頓を行っている。 H190131 (4) 上司・先輩などの指導のもと、使用する左官材料、器工具を適切な保管方法で整理・保管している。 H190131 (5) 材料の取扱い上の注意点等を理解している。 H190131 (6) 打ち合わせに参加し、自分の役割を確認している。 H190131 (1) 作業手順を理解・確認している。 H190131 (2) 作業に使用する材料の主な種類と使用方法を理解・確認している。 H190131 (3) 作業に使用する材料名称を理解・確認している。 H190131 (4) 作業に使用する材料の各分量を理解・確認している。 H190131 (5) 上司・先輩などの指導のもと、プレミックス等の材料を適切な分量・順序で練り混ぜている。 H190131 (6) 上司・先輩などの指導のもと、安全にハンドミキサーによる練り混ぜを行っている。 H190131 (7) 上司・先輩などの指導のもと、仕上げのスピードに合わせた練り混ぜを行っている。 H190131 4 5 段取り作業 左官仕上げの建築的意義と伝統 技法の理解と普及 能力ユニット ○安全規程を十分に理解し、常に率先して 行動し て いた ○環境に対する意識が高く、資材を無駄にし な いな どの省 資エネ、省資源に配慮した 行動をと って いた 環境問題に対する意識をもち 、廃液・ 廃棄物の処理やリサイクル・ 分 別収集な ど、ルールに則った 行動をと って いる。 (2) A ○時間や場所に間に合うように準備をし て いた ○周囲の模範と な って いた 会社や工場・ 現場の定める安全規程の内容を正し く理解し、これに反 する行動は 行って いな い。 C ○理解が足りず、不安全行動をと ること があった ○作業に必要な 基本的な 用語や名称、用途をほと んど知ら な かった ○積極的に基本的な 用語や名称、用途を覚えようと する姿 勢がみられな かった ○業務に支障をきた すこと があった ○自ら使用する工具をあまり確認し て いな かった ○器工具等の保管状況をあまり 確認して いな かった ○業務に支障をきた すこと があった ○作業に必要な 基本的な 用語や名称、用途をおおむね 知って いた ○自ら使用する工具をおおむね確認して いた ○器工具等の保管状況をおおむね確認して いた ○業務に特段支障は な かった ○現場乗込み時に必要な 道具、材料等を知らな いこと が何 ○現場乗込み時に必要な 道具、材料等をおおむね知って 度もあった いた ○上司な どの指示・ 説明にもかかわらず現場乗込み時の準 ○上司な どの指示・ 説明を受け て 現場乗込み時の準備等を 備等を行うこと ができな いこと が何度もあった 行うこと ができ、業務に特段支障は な かった ○業務に支障をきた すこと があった ○作業に必要な 基本的な 用語や名称、用途を正確に知っ て いた ○作業に必要な 基本的な 用語や名称、用途を積極的に学 ぼうと する姿勢がみられた ○自ら使用する工具を常に確認して いた ○器工具等の保管状況を常に確認し て いた ○確認は 迅速・ 確実であった ○現場乗込み時に必要な 道具、材料等を正確に知って い た ○不明な 場合は 積極的に上司な どに尋ねて 確認して いた 作業に必要な基本的な用語や名称(材料や道具の名前)、用 途を知っている。 自らが使用する工具の確認と器工具等の保管状況を確認して いる。 (1) (2) (4) 資材置き場や工具類の設置場所等、作業上必要な事項を確認 している。 ○資材置き場や工具類の設置場所等作業上必要な 事項を ○資材置き場や工具類の設置場所等作業上必要な 事項を ○資材置き場や工具類の設置場所等作業上必要な 事項が 常に確認して いた おおむね確認し て いた 確認されて いな いこと が何度もあった ○確認は 迅速・ 確実であった ○業務に特段支障は な かった ○業務に支障をきた すこと があった ○日本の気候、風土に適合した 自然素材( 土、珪藻土、漆 喰、藁等)について ほとんど理解し ようと しな かった ○日本の気候、風土に適合した 自然素材( 土、珪藻土、漆 喰、藁等)に対して 関心を示さな かった ○日本の気候、風土に適合し た自然素材(土、珪藻土、漆 喰、藁等)について 理解しようと おおむね努めて いた ○日本の気候、風土に適合し た自然素材(土、珪藻土、漆 喰、藁等)について 学ぼうと する姿勢がおおむねみられた ○日本の気候、風土に適合し た 自然素材( 土、珪藻土、漆 喰、藁等) について 理解しようと常に努めて いた ○日本の気候、風土に適合し た 自然素材( 土、珪藻土、漆 喰、藁等) について 積極的に学ぼうと する姿勢がみられた 日 本 の気 候 、 風土 に 適合 し た 自然 素 材 (土、 珪 藻 土、 漆 喰、 藁 等 )に つい て 理解 し よ うと 努 め てい る 。 (4) (3) 現 場 乗込 み 時 に必 要 な道 具 、 材料 等 を 知っ て いる 。 ○小舞掻き(こまいかき) 、荒壁、土塀等の日本の左官工法 の特性について のほと んど理解しようと し な かった ○小舞掻き(こまいかき) 、荒壁、土塀等の日本の左官工法 の特性に対して 関心を示さな かった ○小舞掻き( こまいかき)、荒壁、土塀等の日本の左官工法 の特性を理解しようとおおむね努めて いた ○小舞掻き( こまいかき)、荒壁、土塀等の日本の左官工法 の特性について 学ぼうとする姿勢がおおむねみられ た 左官仕上げの伝統技術、技能の価値を理解しようと努めてい る。 (2) ○小舞掻き(こまいかき)、荒壁、土塀等の日本の左官工法 小 舞 掻 き ( こ ま い か き ) 、 荒 壁 、 土 塀 等 の 日 本 の 左 官 工 法 の 特 の特性を理解し ようと 常に努めて いた 性を理解しようと努めている。 ○小舞掻き(こまいかき)、荒壁、土塀等の日本の左官工法 の特性について 積極的に理解しようと する姿勢がみられた ○左官仕上げの伝統技術、技能の価値をほと んど理解しよ うと しな かった ○左官仕上げの伝統技術、技能の価値に対して 関心を示さ な かった ○左官仕上げの伝統技術、技能の価値を理解しようと おお むね努めて いた ○左官仕上げの伝統技術、技能の価値を学ぼうと する姿勢 がおおむねみられ た ○左官仕上げの伝統技術、技能の価値について 理解しよう と 常に努めて いた ○左官仕上げの伝統技術、技能の価値について 積極的に 理解しようとする姿勢がみられた 土を使って壁を作る日本古来の左官技法の概要を理解しよう と努めている。 (1) (3) C ○土を使って 壁を作る日本古来の左官技法の概要をほと ん ど理解し ようと しな かった ○土を使って 壁を作る日本古来の左官技法の概要に対し て 関心を示さな かった B ○土を使って 壁を作る日本古来の左官技法の概要を理解し ようと おおむね努めて いた ○土を使って 壁を作る日本古来の左官技法を学ぼうと する 姿勢がおおむねみられた ○土を使って 壁を作る日本古来の左官技法の概要を理解し ようと 常に努めて いた ○土を使って 壁を作る日本古来の左官技法について 、積極 的に学ぼうと する姿勢がみられた 判定ガイドライン ○環境に対する意識を持ち 、廃棄物の分別な どのルールを ○環境への配慮が足りず、廃棄物の分別な どのルールが守 守って いた られて いな かった ○全般的に理解し、安全な 行動をと って いた 判定ガイドライン B ○無断欠勤や遅刻すること があった ○「 必ず5 分前到着」 な ど自らルールを決めて いた ○夜更かしな ど生活リズ ムが不規則だった ○交通トラブルな ど遅れそうな と きは 必ず一報を入れて いた ○自分が遅刻すると 周囲に迷惑がかかること を理解して い ○生活リズ ムを調え健康管理に配慮し て いた な かった ○職場のルールが良く分かって いな かった ○ルールを破ること に抵抗感が無かった C (抜粋) A 職 務 遂 行 の た め の 基 準 判定ガイドライン B ○日常業務でやって は いけな いこと を理解して いた ○ルール、法令の概要及びその理由について 理解して いた ○ルール等に不明点がある場合には 上司等に必ず確認し ○実態に即して ルールの見直し を提案し て いた て いた ○どう対応し たらよいか迷ったと きは 、周囲に相談して いた A (1) 職 務 遂 行 の た め の 基 準 ( 2 ) 出勤時間、約束時間な どの定刻前に到着し て いる。 A:常にでき ている B:大体でき ている C:評価しない Ⅲ 技能・技術に関する能力 (2)専門的事項 安全衛生及び諸ルールの遵 守 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 法令や職場のルール、慣行な どを遵守して いる。 ( 1 ) ※本項の「 法令・ ルール」 と は 、業法な ど専門的な 法令や社内の専門 業務に関わるルールでな く社会人と して の一般常識的な ものである。 A:常にでき ている B:大体でき ている C:評価しない Ⅲ 技能・技術に関する能力 (1)基本的事項 働く意識と取組(自らの職 業意識・勤労観を持ち職務 に取り組む能力) 能力ユニット A:常にでき ている B:大体でき ている C:評価しない Ⅱ 職務遂行のための基本的能力 判定目安表(評価ガイドライン)『左官・施工技能』 左官工事業における教育訓練カリキュラム 訓 練 科 訓 名 ( コ 練 ー ス 目 名 ) 標 訓練修了後 の関連職種 左官工事実践科 (左官・施工技能コース) 左官工事業における施工技能の職種 職業意識の啓発を促し、社会人としての常識や心構えを身につけ、職場のルールを理解する。また、左官工事業につ いて、作業の流れや自らの分担を把握し、上司・先輩などの指示を理解できるようにする。 左官工事業について概要を理解し、左官施工に係る基本的な業務ができる。 仕 上 が り 職務名又は教科名 像 社会人としてのマナーを身につけ、 安全衛生に配慮した作業がで きる。 左官工事の作業の流れを理解し、 上司・先輩な どの指示を受けて 適切な補助ができる。 上司・先輩の左官工事の補助を通じて、 自らの技能の習得に努めることができる。 職務又は教科の内容 時 間 安全活動(5S、KYT、ヒヤリハット)、QC活動、労働安全衛生法、環境対 策、廃棄物処理 段取り作業 器工具の確認、資材置き場・工具類の設置場所の確認、足場の仮設の 点検、材料等の運搬(一輪車の使用、ボードの運搬など)、資材(積算)の 計画、器工具(コンプレッサー等)の取り扱いなど 実 習 品質・工程維持 清掃活動、器工具の清掃、分別保管、後片付け・整理整頓、材料の取扱 いの注意点の確認など O J T 材料調合 材料の練り混ぜの手順の確認、使用する左官材料の確認、モルタルミキ サー・ハンドミキサーによる練り混ぜなど 下地塗り補助 清掃(水洗い清掃など)、材料の運搬、鋼製金網類下地の留め・張りの補 助、Pコン埋め、鏝(こて)の選び方の確認と鏝(こて)返し、下地のあたり 付け補助、接着増強剤や吸水調整剤の塗布、塗り手への材料運搬(才取 り)、下地塗りの手順の確認など 仕上げ塗り補助 仕上げ前清掃、材料の運搬、鏝(こて)の選び方の確認と鏝(こて)返し、 塗り手への材料運搬(才取り)、養生、仕上げ塗り工法の確認など ( 安全衛生作業 O f f - JTの 実施主体 備考 他の実習 に包 含 80 ) 260 自企業で中心と なる作業毎に教 科及び内容を選 択・削除(カスタマ イズ)、時間を変 更し、設定する。 OJ T計 340.0時間 有 期 実 習 型 訓 練 の 内 容 職業能力基礎講習 ビジネスマナー、コミュニケーション、チームワーク、企業活動(事業領域、 組織、経営理念、社是等)の理解、職業倫理とコンプライアンス、接遇(身 だしなみ、態度、CS(顧客満足))、ホスピタリティ 9 安全衛生 5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)、安全装置や保護具の用途と安全作 業(安全点検、KY活動)、QC、労働災害の防止、健康管理、メンタルヘル ス、リスクアセスメント、環境問題、製造物責任(PL) 9 新規採用時研修 と同等 鏝(こて)の種類と用途、運搬器具(一輪車など)、墨出し・計測機器(レー 学 左官工具と左官用機械の基 ザー)の操作、調合・練り作業用工具(モルタルミキサー、ハンドミキ 科 礎知識 サー、こね機械、砂ふるい機)、左官用機械、仕上げ用機械など 左官材料の基礎知識 材料の概要(固化材、骨材、スサ、糊、接着増強剤、吸水調整剤など)、 セメント系、石膏プラスター、ドロマイトプラスター、消石灰、粘土・土壁系、 左官用混和材、左官用骨材、補強材料、既調合材料、補助材料 O f f 左官工法の基礎知識 左官工法の種類と特徴(伝統工法から現代工法への変遷、下地の施工、 仕上げの種類、左官材料、工程など) J T 能力評価 オリエンテーション、ジョブ・カードによる能力評価(企業評価、自己評価) ( 座 学 等 18 OJT前の基本知 識の付与 ― ) 10 学科計 46.0時間 実 技 安全衛生作業 安全活動(5S、KYT、ヒヤリハット)、QC活動、衛生管理実務、救急法(心 肺蘇生、AED操作方法)、建設関係の安全作業 段取り作業基本実技 左官材料の種類と識別、分別保管の方法、運搬、整理整頓 左官作業基本実技 墨出し、鏝(こて)の持ち方、鏝(こて)返し、塗り手への材料運搬(才取 り)、材料の調合、混練り 左官仕上げ基本実技 セメントモルタル塗り(外壁)、石膏プラスター塗り(内壁)など 9 10 OJT前の基本技 能・技術の付与 20 実技計 39.0時間 座学等(Off-J T)計 85.0時間 有期実習型訓練合計 425.0時間 主要な 設備 ジョブ・カード、安全保護具(保護帽、安全靴、安全帯等)、鏝(こて)、一輪車、レーザー、モルタルミキサー、ハンドミキサー、こね機械、砂ふるい機、水 機器、教材 平・垂直方向運搬機、パワートロウエル(機械鏝)・床仕上げロボット機、真空ポンプ、コンプレッサー 6 3 アパレル分野について (1) 概観 「アパレル分野」とは、「アパレル業」のうち、ニットメーカー(ニット製品) を除いたアパレルメーカーと縫製メーカーを「アパレル分野」として整理し、その 中でブラウスなどの「婦人服の布帛(ふはく)製品」を対象製品としています。ま た、アパレル業では、消費者に向かって感性や創造性を発揮し、商品を通して満足 を与えていくことのできる人材の確保・育成が重要な課題となっています。そこで、 「職業能力評価基準(アパレル分野)改訂版」では、そのことを踏まえて、以下の5 職種(10職務)について、その仕事に携わる方々に必要な職業能力を整理してい ます。 1) 企業の事業戦略を踏まえ、マーケティング戦略に基づいて商品の5適(適 所・適時・適量・適価・適品)を実現するための商品(ブランド)企画・開 発を行い、具体的なイメージを作り上げる「アパレル企画」(職務:「マー チャンダイジング」、「デザイン」) 2) デザイン画を基にブランドコンセプトを商品化するためのパターン(型紙) を作成する「アパレル設計」(職務:「パターンメーキング(型紙製作)」) 3) 企画されたアパレルの生産方針を定め、品質・コスト・納期を総合的に管理 しながら生産プロセス全体を統括する「アパレル生産管理」(職務:「生産 管理」) 4) 商品企画やブランドコンセプトに基づいて作成されたパターンを工場にお いて実際に製造・量産する「アパレル製造」(職務:「検反・裁断」、「縫 製」、「製造管理」) 5) 販売・プロモーション計画やVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)計 画に基づいて、完成された商品を店頭で販売し、あわせて顧客のニーズを把 握してマーチャンダイザー等の企画にフィードバックする「アパレル販売」 (職務:「販売」、「店舗運営」、「店舗管理」) 今回、職業能力評価基準の職種のうち「アパレル企画」、「アパレル設計」、「ア パレル製造」、「アパレル販売」を対象とし、訓練の職務は「デザイン」、 「アパレ ル設計」 、 「アパレル製造」、 「アパレル販売」について、モデル評価シート・モデル カリキュラム等を作成しました。 (2) 検討体制 「アパレル分野」におけるモデル評価シート・モデルカリキュラム等について は、中央職業能力開発協会において、一般社団法人日本アパレル・ファッション産 業協会(理事長 井 廣内 武)及び日本アパレルソーイング工業組合連合会(会長 豊)との連携のもと、基準策定普及委員会(座長 院政策創造研究科 岡本 教授)を設置し、検討を行いました。 7 吉 義行:法政大学大学 モデル評価シート『デザイン』 (抜粋) ジョブ・カード様式4〔評価シート〕 訓練の職務 デザイン(職業能力形成プログラム ○○○○型) 訓練参加者氏名 (氏 名) 上記の者の訓練期間における訓練職務内容と当社しての職業能力についての評価は、以下のとおりですので、 今後のキャリア形成の参考にしてください。 平成 年 月 日 実習実施企業 (評価責任者氏名・印) (代表者氏名・代表者印) Ⅰ 企業実習・OJT期間内における職務内容 期 間 区分 平成○年○月○日~ 平成○年○月○日 企業実習 又は OJT 職 務 内 容 Ⅱ 職務遂行のための基本的能力 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B C 働く意識と取組(自らの職 業意識・勤労観を持ち職務 に取り組む能力) (1) 法令や職場のルール、慣行などを遵守している。 (2) 出勤時間、約束時間などの定刻前に到着している。 (3) 上司・先輩などからの業務指示・命令の内容を理解して従っている。 (4) 仕事に対する自身の目的意識や思いを持って、取り組んでいる。 (5) お客様に納得・満足していただけるよう仕事に取り組んでいる。 Ⅲ 技能・技術に関する能力 (1)基本的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B コード C 技術者倫理の遵守 (1) 技術者としての自覚や社会的責任をもって仕事をしている。 B003101 (2) 日常の業務に関連する法的又は倫理的な問題について常に問題意識をもって取り組んでいる。 B003101 (3) 正当な理由なく業務上知り得た秘密を他に漏らしたり、盗用したりしない。 B003101 (4) 自分の職務や専門分野に関連する時事問題に関心をもち、日ごろから問題意識を高めている。 B003101 (5) 自らの専門分野における技術的問題について、それらの研究又は開発によってもたらされる地域社会や生産活 動への影響を認識している。 B003101 (6) 技術分野の環境面又は法的な時事問題について自らの仕事に関連づけて理解している。 B003101 (7) 安全・環境の観点から製品の開発・設計に求められる必要最低基準を理解している。 B003101 (2)専門的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) (評価基準の出所:モデル評価シート) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B (1) 日頃から国内外のファッションへの興味関心をもち、流行や個性表現の仕方を学んでいる。 H100131 (2) ファッションだけでなく、音楽・絵画など、自らの感性を高めると思えるものに積極的に触れ親しんでいる。 H100131 (3) 普段の生活で目に入るもの、例えば身の回りの風景など、自分が美しいと感じたときに、その感動を自分なり にどのように他者に伝えるかを考え、実行に移している。 H100131 (4) 雑誌を読んだり、タウンウォッチングを行うなど、あらゆる機会を利用して消費者のライフスタイルの変化を 感じ取ることを心がけている。 H100131 (5) ライフスタイルの変化から、服飾にとどまらず衣食住の生活全般にわたって、生活者の視点からの個性表現の ありかたについて考えている。 H100131 (1) 日頃からデザインへの興味関心をもち、デザイナーの意図を読み取るよう努力している。 H100131 (2) 日頃から服飾資材、服飾付属品に関する知識のレベル・アップに取り組んでいる。 H100131 (3) 素材特性に関する基本的な知識の習得に取り組んでいる。 H100131 (4) プレス収縮や引張・曲げなど力学物性試験に関する基本的な知識の習得に取り組んでいる。 H100131 (1) 上司の指示のもと、シーズンテーマに基づく、基本スタイリングとマスターデザイン作成の補助を行ってい る。 H100131 (2) 上司やチーフデザイナーの指示を受けて、シーズンテーマに従い、基本的なスタイリング、シーズン基本デザ イン、シーズン基本カラー、イメージ素材を念頭において特定アイテムのデザイン画の作成の補助を行ってい る。 H100131 (3) 数多くのデザイン画を描くことにより、デザイン画のスキルを向上させるよう取り組んでいる。 H100131 (4) 常にマーケットリサーチ(百貨店廻り、雑誌チェック、海外コレクション情報の収集等)を行っており、最新 のトレンドを把握するよう努めている。 H100131 (5) デザイン画から仕様やディテール等を正しく読み取り、服飾資材、服飾附属品の選定を適切に行っている。 H100131 (6) 不明点は上司等に質問し、デザイナーが表現したいシルエットを的確にパターンメーカーに伝えている。 H100131 (7) 上司の指示のもと、自分の担当アイテムについてパターンメーカーが作成したトワルをデザイン意図に照らし てチェックしている。 H100131 (8) 上司の指示のもと、パターンメーカーに修正依頼を行っている。 H100131 (9) 上司の指示のもと、パターンメーカーのサンプル縫製仕様書が意図したデザイン表現が伝わるようになってい るか確認している。 H100131 (10) 上司の指示のもと、自分の担当アイテムについて、作成されたサンプルがデザイン意図とズレがないかパター ンメーカーとともに確認している。 H100131 ファッション感覚の醸成 デザイン・素材の理解 製品イメージの具現化(デ ザイン) コード C (総評・コメント) 8 9 (2) 出 勤 時 間 、 約 束 時 間 な ど の 定 刻 前 に 到 着 し て い る 。 (1) 法 令 や 職 場 の ル ー ル 、 慣 行 な ど を 遵 守 し て い る 。 職 務 遂 行 の た め の 基 準 ○時間や場所に間に合うように準備をして いた ○周囲の模範となっていた (2) 日常の業務に関連する法的又は倫理的な問題について常に問 題意識をもって取り組んでいる。 (1) 技 術 者 と し て の 自 覚 や 社 会 的 責 任 を も っ て 仕 事 を し て い る 。 職 務 遂 行 の た め の 基 準 デザイン・素材の理解 ファッション感覚の醸成 能力ユニット ○デザインへの興味関心をもち 、デザイナーの意図を読み取るよ う努力している様子があまり観察されな かった ○主体的に努力し ようとする姿勢が見られな かった ○デザインへの興味関心をもち、デザイナーの意図を読み取るよ う努力し ている様子が観察された ○言われなくともおおむね主体的に努力していた ○知識のレベル・ アップに取り組んでいる様子が観察された ○言われなくともおおむね主体的に習得していた ○デザインへの興味関心をもち 、デザイナーの意図を読み取るよ う熱心に努力して いる様子が観察された ○言われなくとも常に主体的に努力していた ○知識のレベル・アップに熱心に取り組んでいる様子が観察され た ○言われなくとも常に主体的に習得を行っていた 日頃からデザインへの興味関心をもち、デザイナーの意図を 読み取るよう努力している。 日頃から服飾資材、服飾付属品に関する知識のレベル・アッ プに取り組んでいる。 ( 1) ( 2) ( 4) プレス収縮や引張・曲げなど力学物性試験に関する基本的な 知識の習得に取り組んでいる。 ( 3) 素 材 特 性 に 関 す る 基 本 的 な 知 識 の 習 得 に 取 り 組 ん で い る 。 ○衣食住の生活全般にわたって、個性表現のありかたについて意 ○衣食住の生活全般にわた って、個性表現のありかた について 意 ○衣食住の生活全般にわたって 、個性表現のありかた について意 見を述べることは あまりな かった 見を述べることがあった 見を述べることが何度もあった ○表現の中に独創的なものはほとんどなかった ○意見の中には 独創性の高いものも含まれて いた ○独創性の高い表現も多数含まれていた ライフスタイルの変化から、服飾にとどまらず衣食住の生活 ( 5) 全 般 に わ た っ て 、 生 活 者 の 視 点 か ら の 個 性 表 現 の あ り か た に ついて考えている。 ○プレス収縮や引張・曲げな ど力学物性試験に関する基本的な 知識の習得に取り組んでいる様子があまり観察されな かった ○主体的に習得し ようとする姿勢が見られな かった ○プレス収縮や引張・ 曲げなど力学物性試験に関する基本な 知 識の取得に取り組んでいる様子が観察された ○言われなくともおおむね主体的に習得していた ○プレス収縮や引張・曲げなど力学物性試験に関する基本的な 知識の習得に熱心に取り組んでいる様子が観察された ○言われなくとも常に主体的に習得を行っていた ○素材特性に関する基本的な 知識の習得に取り組んでいる様子 があまり観察されなかった ○主体的に習得し ようとする姿勢が見られな かった ○素材特性に関する基本的な 知識の習得に熱心に取り組んでい ○素材特性に関する基本的な知識の習得に取り組んでいる様子 が観察された る様子が観察された ○言われなくともおおむね主体的に習得していた ○言われなくとも常に主体的に習得を行っていた ○知識のレベル・アップに取り組んでいる様子があまり観察されな かった ○主体的に習得し ようとする姿勢が見られな かった ○消費者のライフスタイルの変化を感じ取るよう取り組んでいる様 子があまり観察されな かった ○積極的に行動し ようという姿勢が見られなかった ○消費者のライフスタイルの変化を感じ 取るよう熱心に取り組んで ○消費者のライフスタイ ルの変化を感じ取るよう取り組んでいる様 子が観察された いる様子が観察された ○言われなくともおおむね自分で行動して いた ○言われなくとも常に自分で行動して いた ○自分の感動を表現することがあまりできて いな かった ○表現の中に独創的なものはほとんどなかった 雑誌を読んだり、タウンウォッチングを行うなど、あらゆる ( 4) 機 会 を 利 用 し て 消 費 者 の ラ イ フ ス タ イ ル の 変 化 を 感 じ 取 る こ とを心がけている。 ○感動をある程度自分なりに表現できて いた ○表現の中には 独創性の高いものも含まれて いた ○音楽・絵画など、自らの感性を高めると思えるものに関心を示す 様子があまり観察されなかった ○積極的に行動し ようという姿勢が見られなかった ○演奏会や美術館に頻繁に足を運ぶなど、音楽や絵画に積極的 ○演奏会や美術館に足を運ぶな ど、音楽や絵画にある程度触れ 親しんでいる様子が観察された に触れ親しんでいる様子が観察された ○言われなくともおおむね自分で行動して いた ○言われなくとも常に自分で行動して いた ○自分の感動を適切に表現できていた ○独創性の高い表現も多数含まれていた ファッションだけでなく、音楽・絵画など、自らの感性を高 めると思えるものに積極的に触れ親しんでいる。 C ○国内外のファッシ ョンへの興味関心が希薄で、流行や個性表現 の仕方を学んでいる様子があまり観察されな かった ○基本事項すら理解して いな いことが何度もあった B ○国内外のファッションへの興味関心をもち 、流行や個性表現の 仕方を学んでいる様子が観察された ○実務に必要とな る基本事項をおおむね理解して いた ○国内外のファッションへの強い興味関心をもち 、流行や個性表 現の仕方を熱心に学んでいる様子が観察された ○業務に必要となる事項を十分理解していた 判定ガイドライン A ○世の中で起きた法的又は倫理的な問題について無関心 で、重要性を理解していなかった ○技術者として最低限の約束事、規則などを守らないこ とがあった C ○無断欠勤や遅刻することがあった ○夜更かしな ど生活リズ ムが不規則だった ○自分が遅刻すると周囲に迷惑がかかることを理解して いな かっ た ○職場のルールが良く分かって いな かった ○ルールを破ることに抵抗感が無かった C (抜粋) 普段の生活で目に入るもの、例えば身の回りの風景など、自 ( 3) 分 が 美 し い と 感 じ た と き に 、 そ の 感 動 を 自 分 な り に ど の よ う に他者に伝えるかを考え、実行に移している。 ( 2) 日頃から国内外のファッションへの興味関心をもち、流行や ( 1) 個性表現の仕方を学んでいる。 職 務 遂 行 の た め の 基 準 ○概ね、業務に関連する法的又は倫理的な問題について は意識して仕事に取り組んでいた ○与えられた仕事に対し、技術者として誠実に取り組ん でおり、特段の注意や指導は要さなかった ○与えられた仕事に対し、技術者として最良の仕事がで きるよう意欲的に取り組んでいた ○日頃から日常の業務に照らして、起こりうる法的又は 倫理的な問題など問題意識を持ち仕事に取り組んでいた B A A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す (2)専門的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) 技術者倫理の遵守 能力ユニット 判定ガイドライン ○「 必ず5分前到着」 など自らルールを決めて いた ○交通トラブルな ど遅れそうな ときは 必ず一報を入れて いた ○生活リズ ムを調え健康管理に配慮していた ○ルール、法令の概要及びその理由について理解していた ○実態に即して ルールの見直し を提案して いた B 判定ガイドライン ○日常業務でやって はいけな いことを理解して いた ○ルール等に不明点がある場合には上司等に必ず確認していた ○どう対応し たらよいか迷った ときは、周囲に相談していた A 判定目安表(評価ガイドライン)『デザイン』 A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す (1)基本的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) Ⅲ 技能・技術に関する能力 働く意識と取組(自らの職業意 識・勤労観を持ち職務に取り組 む能力) 能力ユニット A:常にできている B:大体できている C:評価しない Ⅱ 職務遂行のための基本的能力 アパレル分野における教育訓練カリキュラム 訓 練 科 名 ( コ ー ス 訓 仕 練 上 目 が 標 り 職務名又は教科名 アパレル業実践科 (デザインコース) 訓練修了後 の関連職種 アパレル業におけるデザインの職 種 職業意識の啓発を促し、社会人としての常識や心構えを身につけ、アパレル業においてデザ イン関係の業務を遂行するために必要となる基本知識・技能を習得する。 像 アパレル全般について概要を理解し、デザインに係る基本的な業務ができる。 職務又は教科の内容 時 間 安全衛生作業 安全作業(5S活動、安全点検、保護具、KY活動)、衛 他作業 に包含 生管理実務、事故発生時の対応 デザイン実習 デザイン出し・デザインワーク、トワルチェック確認、仕 様書確認、サンプル加工依頼、サンプルチェック Off-JTの実 施主体 備考 ( 実 習 名 ) ) O J T 340 OJT計 340.0時間 職業能力基礎講習 10 安全衛生 5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)、安全作業(安全点 検、保護具、KY活動)、事故発生時の対応、救急対応 5 ファッション全般に関する知識、アパレル業の業界構 造・利益構造、アパレル関係用語(企画・設計・生産管 理・製造・販売に関する用語等)、デザイン(デザイン、 座 学 アパレル業の基本知識 シルエット、アイテム等)に関する基礎知識、プロダクト (素材、色彩、コーディネート等)に関する基礎知識、 学 科 法令知識(家庭用品品質表示法、不当景品類及び不 等 当表示防止法等) O デザインの種類、分類方法、シルエット基本知識、アイ f テム知識、ディテールデザイン知識、パターンメーキン f グ基礎知識、サイズに関する知識、服飾資材・服飾付 デザイン概論 属品関連知識、素材の試験・検査法(力学物性試験 J 等) T OJT前の基本知 識の付与 15 ( 有 期 実 習 型 訓 練 の 内 容 新規採用時研修 同等 働く意識と取組・責任感、コミュニケーション、ビジネス マナー、電話応対、顧客対応(挨拶、身だしなみ、態 度、言葉遣い)、PDCAサイクルの理解、企業活動(事 業領域、組織、経営理念、社是等)の理解、コンプライ アンス OJT前の基本知 識の付与 ― 20 ) 能力評価 オリエンテーション、ジョブ・カードによる能力評価(企 業評価、自己評価) 10 学科計 60.0時間 実 技 安全衛生作業 安全作業(5S活動、安全点検、KY活動)、衛生管理 実務、事故発生時の対応、救急法(心肺蘇生、AED操 作方法) 5 デザイン実技 ハンガーイラスト作成、デザイン画作成、指示書(指図 書)作成 20 実技計 25.0時間 座学等(Off-JT)計 85.0時間 有期実習型訓練合計 425.0時間 ジョブ・カード、各種マニュアル・ガイドライン等の資料 主要な設備 イラスト、デザイン用の筆記用具・画材 機器、教材 各種繊維素材のサンプル 10 OJT前の基本技 能・技術の付与 4 金属プレス加工業について (1) 概観 金属プレス加工業は、材料である金属の板を金型とプレス機械で変形させる業種 であり、その製品は自動車産業や電機・電子産業用部品として広く用いられていま す。そこで、「職業能力評価基準(金属プレス加工業)」では、以下の7職種(18 職務)について、その仕事に携わる方々に必要な職業能力を整理しています。 1) 研究開発テーマを設定し、新技術・新材料の研究開発及びその応用分野の開 拓や研究開発部門が開発した技術や顧客からの発注仕様書を踏まえ、製品化 に向けた具体的な設計を行う「開発・設計」(職務:「製品開発」、「製品 設計」) 2) 製品図面から、製品に要求される品質・機能を踏まえて、金型の設計を行う 「金型設計」(職務:「金型設計」) 3) 生産ライン及び製造設備を企画・開発・設計し、その製品を製造するために 必要な生産設備等を設計するとともに、その設備を改良しながら最適な条件 で安定稼働させ、改善・保全を行い、プレス加工機や周辺機械の点検・検査 などにより故障を排除し、設備を正常な状態に保つ「生産技術」(職務:「生 産技術」、「機械保全」、「工場インフラ保全」) 4) 設計された金型をもとに、組立・調整を行ってプレス加工用の金型を製作し 完成した金型を用いてプレス加工機で試作して、必要な修正作業を行い、そ の品質を確認する「金型製作」(職務:「金型製作」、「金型保全」) 5) プレス加工の材料、金型、加工機の特徴を理解し、定められた手順でプレス 製品の加工・測定を行う「プレス加工」(職務:「プレス加工段取り替え」、 「打ち抜き加工」、「曲げ加工」、「絞り加工」、「冷間鍛造加工」、「フ ァインブランキング」) 6) プレス加工製品として仕上げるために、必要な機器及び部品を準備し、工 具・機械等を用いて部品の溶接・組立・表面処理を行う「2次加工」(職務: 「2次加工段取り替え」、「溶接・組立」、「表面処理」) 7) 検査等により製品の維持向上を図る品質管理、 及び国際規格の取得などの品 質保証を行う「品質管理」(職務:「品質管理」) 今回、職業能力評価基準の職種のうち「生産技術」、「プレス加工」、「2次加 工」、「品質管理」を対象とし、訓練の職務は「機械保全」、 「プレス加工」、 「溶接・ 組立」、 「品質管理」について、モデル評価シート・モデルカリキュラム等を作成し ました。 (2) 検討体制 11 「金属プレス加工業」におけるモデル評価シート・モデルカリキュラム等につ いては、中央職業能力開発協会において、一般社団法人日本金属プレス工業協会(会 長 晝田 術士事務所 眞三)との連携のもと、基準策定普及委員会(座長 所長)を設置し、検討を行いました。 12 小松 勇:小松技 モデル評価シート『機械保全』 (抜粋) ジョブ・カード様式4〔評価シート〕 訓練の職務 機械保全(職業能力形成プログラム ○○○○型) 訓練参加者氏名 (氏 名) 上記の者の訓練期間における訓練職務内容と当社としての職業能力についての評価は、以下のとおりですので、 今後のキャリア形成の参考にしてください。 平成 年 月 日 実習実施企業 (評価責任者氏名・印) (代表者氏名・代表者印) Ⅰ 企業実習・OJT期間内における職務内容 期 間 区分 職 務 内 容 平成○○年○月○日~ 平成○○年○月○日 企業実習 又は OJT Ⅱ 職務遂行のための基本的能力 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B C 働く意識と取組(自らの職 業意識・勤労観を持ち職務 に取り組む能力) (1) 法令や職場のルール、慣行などを遵守している。 (2) 出勤時間、約束時間などの定刻前に到着している。 (3) 上司・先輩などからの業務指示・命令の内容を理解して従っている。 (4) 仕事に対する自身の目的意識や思いを持って取り組んでいる。 (5) お客様に納得・満足していただけるよう仕事に取り組んでいる。 Ⅲ 技能・技術に関する能力 (1)基本的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B コード C 技術者倫理の遵守 (1) 技術者としての自覚や社会的責任をもって仕事をしている。 B003101 (2) 日常の業務に関連する法的又は倫理的な問題について常に問題意識をもって取り組んでいる。 B003101 (3) 正当な理由なく業務上知り得た秘密を他に漏らしたり、盗用したりしない。 B003101 (4) 自分の職務や専門分野に関連する時事問題に関心をもち、日ごろから問題意識を高めている。 B003101 (5) 自らの専門分野における技術的問題について、それらの研究又は開発によってもたらされる地域社会や生産活動 への影響を認識している。 B003101 (2)専門的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) (評価基準の出所:モデル評価シート) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B コード C (1) 地球環境問題や地域の環境問題などに関心を持ち、環境保全への取組みの背景を理解している。 H340131 (2) 自社の企業理念や環境方針について、どのような環境保全に取り組まなければならないのか、行動指針として理 解している。 H340131 (3) 金属プレス加工業の特徴、自社の特徴をとらえ、自分の業務における環境負荷を理解している。 H340131 (4) 潤滑油の環境に与える影響について概略を理解している。 H340131 (5) 自分たちの業務において、著しい環境影響を与える業務を理解している。 H340131 (6) 自分の業務に適用される環境関連法規を理解している。 H340131 (7) 金属プレス加工業の特徴、自社の特徴をとらえた効果的な環境保全活動を実施している。 H340131 (8) 日常生活においても、省エネ・省資源などの環境に配慮した行動をとっている。 H340131 (1) 機械の電気部分の点検の種類と目的についての概要を理解し、作業手順書(作業マニュアル)に基づいて、上司 や先輩の指導のもと、点検活動を実施している。 H340131 (2) 電気及び電子計測器の種類と利用目的についての概要を理解している。 H340131 (3) 予防保全・改良保全・事後保全等の保全の種類と目的についての概要を理解している。 H340131 (4) 上司や先輩の指導のもと、機械の電気系統保全履歴を作成している。 H340131 (5) 上司や先輩の指導のもと、自社で定めた品質管理手法等を用いて保全作業を実施している。 H340131 環境保全への取組 電気系統保全 13 14 ○時間や場所に間に合うように準備をして いた ○周囲の模範とな って いた (1 ) 法 令 や 職 場 の ル ー ル 、 慣 行 な ど を 遵 守 し て い る 。 (2 ) 出 勤 時 間 、 約 束 時 間 な ど の 定 刻 前 に 到 着 し て い る 。 (2 ) 日常の業務に関連する法的又は倫理的な問題について常に問 題意識をもって取り組んでいる。 電気系統保全 環境保全への取組 能力ユニット 金属プレス加工業の特徴、自社の特徴をとらえ、自分の業務 における環境負荷を理解している。 自分たちの業務において、著しい環境影響を与える業務を理 解している。 日常生活においても、省エネ・省資源などの環境に配慮した 行動をとっている。 (8 ) ○自分の業務に適用される環境関連法規をおおむね理解し て いた ○保全の種類と目的を十分に理解して いた ○業務上の受け答えは的確だった ○保全履歴を常に指示通り に作成して いた ○業務は 正確・迅速に行って いた 上司や先輩の指導のもと、機械の電気系統保全履歴を作成し ている。 (4 ) ○計測器の種類と利用目的を十分に理解して いた ○業務上の受け答えは的確だった ○日常生活においても、省エネ・省資源な どの環境に十分配 慮した行動をして いた ○日常生活において、 自分な り に考え、工夫して 行動して い た ○点検の種類と目的を理解し、点検活動を常に指示通り実施 して いた ○業務は 正確・迅速に行って いた ○潤滑油の環境に与える影響について 概略をほとんど理解し ていな かった ○金属プレス加工業の特徴、自社の特徴をほとんど理解して おらず、 環境保全活動を実施して いな かった ○自分の業務に適用される環境関連法規をほとんど理解して いな かった ○保全履歴をおおむね指示通り に作成して いた ○業務遂行上、 特段の支障は な かった ○保全の種類と目的をおおむね理解して いた ○業務遂行上、 特段の支障は な かった ○計測器の種類と利用目的をおおむね理解して いた ○業務遂行上、 特段の支障は な かった ○保全履歴を指示通りに作成できな い場合が度々あった ○業務の遂行に支障をきたして いた ○保全の種類と目的をほとんど 理解して いなかった ○業務の遂行に支障をきたして いた ○計測器の種類と利用目的をほとんど理解して いな かった ○業務の遂行に支障をきたして いた ○点検の種類と目的を理解し、点検活動をおおむね指示通り ○点検の種類と目的の理解が不十分で、点検活動を指示通り に実施して いた に実施できな い場合が度々あった ○業務遂行上、 特段の支障は な かった ○業務の遂行に支障をきたして いた ○日常生活において も、省エネ・ 省資源な ど の環境におおむ ○日常生活において も、省エネ・省資源な どの環境に配慮し ね配慮した行動をして いた た行動をほとんど して いな かった ○金属プレス加工業の特徴、自社の特徴を十分に理解し、と ら ○金属プレス加工業の特徴、自社の特徴をおおむね理解し、 えた効果的な 環境保全活動を実施して いた 環境保全活動を実施して いた ○自分の業務に適用される環境関連法規を十分に理解して いた 予防保全・改良保全・事後保全等の保全の種類と目的につい ての概要を理解している。 電気及び電子計測器の種類と利用目的についての概要を理解 している。 ○潤滑油の環境に与える影響について 概略をおおむね理解 して いた ○潤滑油の環境に与える影響について 概略を十分に理解し て いた ○自分の業務における環境負荷をほと んど理解して いな かっ た ○自分たち の業務において 、著しい環境影響を与える業務を ○自分たちの業務において 、著しい環境影響を与える業務を ○自分たち の業務において 、著しい環境影響を与える業務を 十分に理解して いた おおむね理解して いた ほと んど理解して いな かった ○自分の業務における環境負荷について おおむね理解して いた ○金属プレス加工業の特徴、自社の特徴をとらえ、自分の業 務における環境負荷を十分に理解して いた (3 ) (2 ) 機械の電気部分の点検の種類と目的についての概要を理解 (1 ) し 、 作 業 手 順 書 ( 作 業 マ ニ ュ ア ル ) に 基 づ い て 、 上 司 や 先 輩 の指導のもと、点検活動を実施している。 金属プレス加工業の特徴、自社の特徴をとらえた効果的な環 境保全活動を実施している。 (7 ) (6 ) 自 分 の 業 務 に 適 用 さ れ る 環 境 関 連 法 規 を 理 解 し て い る 。 (5 ) (4 ) 潤 滑 油 の 環 境 に 与 え る 影 響 に つ い て 概 略 を 理 解 し て い る 。 (3 ) ○自社の企業理念や環境方針について 、どのような 環境保全 ○自社の企業理念や環境方針について 、どのような 環境保全 ○自社の企業理念や環境方針について 、ど のような 環境保全 に取り組まな ければな らな いのか、行動指針と して 十分に理 に取り 組まな ければな らな いのか、 行動指針として おおむね に取り 組まな ければな らな いのか、 行動指針として ほとんど理 解して いた 理解して いた 解して いな かった C ○地球環境問題や地域の環境問題な ど に関心が薄く、環境 保全への取組みの背景をほとんど理解して いな かった 自社の企業理念や環境方針について、どのような環境保全に (2 ) 取 り 組 ま な け れ ば な ら な い の か 、 行 動 指 針 と し て 理 解 し て い る。 B ○地球環境問題や地域の環境問題な どに関心を持ち 、環境 保全への取組みの背景をおおむね理解して いた ○世の中で起きた法的又は 倫理的な 問題について 無関心 で、重要性を理解して いな かった ○技術者として 最低限の約束事、規則な どを守らな いこと が あった C ○無断欠勤や遅刻すること があった ○夜更かしな ど生活リズ ムが不規則だった ○自分が遅刻すると周囲に迷惑がかかることを理解していな かった ○地球環境問題や地域の環境問題な どに関心を持ち 、環境 保全への取組みの背景を十分に理解して いた A C ○職場のルールが良く分かって いな かった ○ルールを破ることに抵抗感が無かった (抜粋) 地球環境問題や地域の環境問題などに関心を持ち、環境保全 (1 ) への取組みの背景を理解している。 職務遂行のための基準 判定ガイドライン ○日頃から日常の業務に照らして 、起こり うる法的又は倫理的 ○おおむね、業務に関連する法的又は 倫理的な 問題につい な 問題な ど 問題意識を持ち 仕事に取り組んでいた て は意識して 仕事に取り組んでいた B ○与えられた仕事に対し、技術者として 誠実に取り 組んでお り、特段の注意や指導は要さな かった ○与えられた仕事に対し、技術者として 最良の仕事ができる よう意欲的に取り 組んでいた 判定ガイドライン B ○日常業務でやって はいけな いこと を理解して いた ○ルール等に不明点がある場合には上司等に必ず確認して いた ○ど う対応したらよいか迷ったときは、周囲に相談して いた ○「 必ず5分前到着」な ど自らルールを決めて いた ○交通トラブルな ど遅れそうな ときは必ず一報を入れていた ○生活リズ ムを調え健康管理に配慮して いた 判定ガイドライン A (2)専門的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 技術者倫理の遵守 (1 ) 技 術 者 と し て の 自 覚 や 社 会 的 責 任 を も っ て 仕 事 を し て い る 。 職務遂行のための基準 A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 能力ユニット A ○ルール、法令の概要及びその理由について 理解して いた ○実態に即して ルールの見直しを提案して いた 職務遂行のための基準 Ⅲ 技能・技術に関する能力 (1)基本的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) 働く意識と取組(自ら の職業意識・勤労観を 持ち職務に取り組む能 力) 能力ユニット A:常にできている B:大体できている C:評価しない Ⅱ 職務遂行のための基本的能力 判定目安表(評価ガイドライン)『機械保全』 金属プレス加工業における教育訓練カリキュラム 訓 練 科 訓 名 ( コ 練 ー ス 名 目 ) 標 訓練修了後 の関連職種 金属プレス加工実践科 (機械保全コース) 金属プレス加工業における生産技術職種 職業意識の啓発を促し、社会人としての常識や心構えを身につけ、金属プレス加工業における製品や業務の流れ及び 労働安全衛生について理解するとともに、機械保全に必要な基本的知識と技能を習得する。 金属プレス加工業について概要を理解し、機械保全に係る基本的な業務ができる。 仕 上 が り 像 職務名又は教科名 金属プレス加工業に関する製品や業務の流れの理解及び機械保全に係る基本的な知識の習得によ り、監督者の助言・指導のもと、基本的・定型的作業を的確に遂行できる。また、難度がやや高い作業 においても監督者の助言・指導のもと、補助的に対応できる。 職務又は教科の内容 時 間 安全活動(5S、KYT、ヒヤリハット)、QC活動、労働安全衛生法、環境対 策、廃棄物処理 実 習 電気系統保全作業 電気系統の動作確認、点検項目・方法、整備方法、異常時対応方法 O J T 機械整備作業 プレス機械の動作確認、2次加工機械の動作確認、点検項目・方法、整備 方法、異常時対応方法 自動化装置保全作業 自動化装置の動作確認、点検項目・方法、整備方法、異常時対応方法 備考 他の実習 に包含 ( 安全衛生作業 Off-JTの 実施主体 340 ) 自企業で中心と なる作業毎に教 科及び内容を選 択・削除(カスタマ イズ)、時間を変 更し、設定する。 OJT計 340.0時間 有 期 実 習 型 訓 練 の 内 容 職業能力基礎講習 ビジネスマナー、コミュニケーション、チームワーク、企業活動(事業領域、 組織、経営理念、社是等)の理解、職業倫理とコンプライアンス、接遇(身 だしなみ、態度、CS(顧客満足))、ホスピタリティ 9 安全衛生 5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)、安全装置や保護具の用途と安全 作業(安全点検、KY)、QC、労働災害の防止、健康管理、メンタルヘル ス、リスクアセスメント、環境問題、製造物責任(PL) 3 学 科 機械整備の基本知識 ( 座 学 等 電気系統保全に関する知識(関連法令、安全基準、電気系統の動作確認、 点検項目・方法、整備方法、異常時対応方法) 自動化装置保全の基本知識 自動化装置保全に関する知識(関連法令、安全基準、自動化装置の動作 確認、点検項目・方法、整備方法、異常時対応方法) 能力評価 オリエンテーション、能力評価(企業評価、自己評価) ) J T プレス機械整備、2次加工機械整備に関する知識(関連法令、安全基準、プ レス機械の動作確認、点検項目・方法、整備方法、異常時対応方法) 電気系統保全の基本知識 ― O f f 新規採用時研修 と同等 24 OJT前の基本知 識の付与 10 学科計 46.0時間 実 技 安全衛生作業 安全活動(5S、KYT、ヒヤリハット)、QC活動、衛生管理実務、救急法(心 肺蘇生、AED操作方法)、安全囲い、安全装置 電気系統保全の基本実技 電気系統の動作確認、点検項目・方法、整備方法、異常時対応方法 プレス機械整備の基本実技 プレス機械、2次加工機械の動作確認、点検項目・方法、整備方法、異常 時対応方法 9 30 OJT前の基本技 能・技術の付与 自動化装置保全の基本実技 自動化装置の動作確認、点検項目・方法、整備方法、異常時対応方法 実技計 39.0時間 座学等(Off-JT)計 85.0時間 有期実習型訓練合計 425.0時間 ジョブ・カード、プレス機械、金型交換機(リフター、チェーンブロック、クレーン、フォークリフト等)、溶接機械(溶接機、トーチ、溶接ロボット等)、工作機械 主要な設備 (旋盤・フライス盤・研削加工・NC旋盤・マシニングセンタ等)、検査機器(ノギス、ダウンゲージ、シックネスケージ(すきまゲージ)、テスター等)、視聴覚 機器、教材 教材 その他 15 5 屋外広告業について (1) 概観 屋外広告業は、主として、広告板、立看板、広告塔、広告幕、ネオンサインなど を主な対象としていますが、現在は、その範疇を超えて、ポスターボード、屋外ビ ジョン、デジタルサイン、ラッピングバスなど屋外広告で用いられる広告媒体は多 様化しています。そこで、「職業能力評価基準(屋外広告業)」では、このことを踏 まえ、以下の4職種(5職務)について、その仕事に携わる方々に必要な職業能力 を整理しています。 1) 屋外広告の企画提案を取りまとめ、顧客への提案・折衝等の営業活動を推 進する「企画・営業」(職務:「企画・営業」) 2) 広告コンセプトを踏まえた屋外広告のデザイン作成を行い、これに基づき 広告物やその施工に向けた設計を行う「デザイン・設計」(職務:「デザイ ン・設計」) 3) 品質・原価・工程(納期)管理や安全・衛生に配慮しながら、製作・施工 現場作業を統括する「製作・施工管理」(職務:「施工管理」) 4) 設計図面に基づき様々な屋外広告物の製作を行ったうえで、製作した屋外 広告物の施工・取付け・設置・メンテナンス・解体等を行う「製作・施工」 (職務:「製作」、「施工・設置」) 今回、職業能力評価基準の職種のうち「企画・営業」、「デザイン・設計」、「製 作・施工」を対象とし、訓練の職務は「企画・営業」、 「デザイン・設計」、 「製作・ 施工」について、モデル評価シート・モデルカリキュラム等を作成しました。 (2) 検討体制 「屋外広告業」におけるモデル評価シート・モデルカリキュラム等については、 中央職業能力開発協会において、一般社団法人日本屋外広告業団体連合会(会長 髙橋 公比古)との連携のもと、基準策定普及委員会(座長 学芸術文化学部 教授)を設置し、検討を行いました。 16 武山 良三:富山大 モデル評価シート『デザイン・設計』 (抜粋) ジョブ・カード様式4〔評価シート〕 訓練の職務 デザイン・設計(職業能力形成プログラム ○○○○型) 訓練参加者氏名 (氏 名) 上記の者の訓練期間における訓練職務内容と当社としての職業能力についての評価は、以下のとおりですので、 今後のキャリア形成の参考にしてください。 平成 年 月 日 実習実施企業 (評価責任者氏名・印) (代表者氏名・代表者印) Ⅰ 企業実習・OJT期間内における職務内容 期 間 区分 平成○年○月○日~ 平成○年○月○日 企業実習 又は OJT 職 務 内 容 Ⅱ 職務遂行のための基本的能力 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B C 働く意識と取組(自らの職 業意識・勤労観を持ち職務 に取り組む能力) (1) 法令や職場のルール、慣行などを遵守している。 (2) 出勤時間、約束時間などの定刻前に到着している。 (3) 上司・先輩などからの業務指示・命令の内容を理解して従っている。 (4) 仕事に対する自身の目的意識や思いを持って、取り組んでいる。 Ⅲ 技能・技術に関する能力 (1)基本的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A B C A B コード C 技術者倫理の遵守 (1) 技術者としての自覚や社会的責任をもって仕事をしている。 B003101 (2) 日常の業務に関連する法的又は倫理的な問題について常に問題意識をもって取り組んでいる。 B003101 (3) 正当な理由なく業務上知り得た秘密を他に漏らしたり、盗用したりしない。 B003101 (4) 自分の職務や専門分野に関連する時事問題に関心をもち、日ごろから問題意識を高めている。 B003101 (2)専門的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) (評価基準の出所:モデル評価シート) A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 自己評価 企業評価 能力ユニット 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A 屋外広告に関する基本事項 の習得 デザイン・意匠設計 B C A B (1) 建築や看板、屋外広告物に関する基本的な用語や名称を理解し、日常の職務遂行に活かしている。 H480231 (2) 屋外広告物法や屋外広告物条例など関係法令の基本を理解し、日常の職務遂行に活かしている。 H480231 (3) 基本的な工具、広告材料、重機等の種類や用途等を理解し、日常の職務遂行に活かしている。 H480231 (4) 簡単な図面を誤りなく読み取っている。 H480231 (5) 安全規定に沿って、基本的な機器・工具等を決められた方法で正しく操作している。 H480231 (1) デザインを行う際に必要となるPCやデザイン用ソフトの基本的な操作法を身につけている。 H480231 (2) 上司や先輩の指示に従い、広告設置場所の写真撮影やビデオ撮影を行っている。 H480231 上司や先輩の指示・助言を参考に、広告レイアウトや広告デザイン等に関して自分なりのアイデアを提案して いる。 前例・類例がある広告物など比較的簡単なケースについては、上司や先輩の指示に従い、PCソフトを操作して (4) 与えられた範囲のデザイン作成を適切に行っている。 (3) 各種申請・登録・更新 H480231 H480231 (5) 上司や先輩からのデザインの修正指示や指摘に従い、速やかに対応している。 H480231 (1) 設計に必要なPCや設計用ソフト(CAD)の基本的な操作法を身につけている。 H480231 (2) 電気回路に関する初歩的な知識をもち、基本的な回路図を正しく読み取っている。 H480231 (3) 前例・類例がある広告物など比較的簡単なケースについては、上司や先輩の指示に従い、CADを操作して与えら れた範囲の図面の作成等を適切に行っている。 H480231 (4) 上司や先輩の指示に従い、設計後の試作品の作成や寸法の測定等の補助作業を適切に行っている。 H480231 (1) 上司や先輩の指示に従い、シートやフィルムをプリンタに誤りなくセットしている。 H480231 (2) 上司や先輩の指示に従い、プリンタへのインク補充など簡単な作業を適切に行っている。 H480231 (3) 上司や先輩の指示に従い、画像の出力を適切に行っている。 H480231 (4) 上司や先輩の指示に従い、出力前の材料のカットやデザイン仕様に沿った出力後の簡単なカットを適切に行っ ている。 H480231 (5) 上司や先輩の指示に従い、カットしたシートやフィルムを所定の位置に正しく貼り付けている。 H480231 (1) 上司や先輩の指示に従い、広告物を設置する地域の条例等について、確認している。 H480231 (2) 上司や先輩の指示に従い、定型的な届出(道路使用許可、道路占用許可、広告物申請等)については、過去の 届出記入例を参考にして作成している。 H480231 (3) 届出先(行政機関等)からの問い合わせ内容を正しく理解し、上司や先輩の指示に従い回答している。 H480231 実施・構造設計 画像出力・加工 コード C 17 18 ○時間や場所に間に合うように準備をし て いた ○周囲の模範と な って いた (2) 出 勤 時 間 、 約 束 時 間 な ど の 定 刻 前 に 到 着 し て い る 。 A (1) 法 令 や 職 場 の ル ー ル 、 慣 行 な ど を 遵 守 し て い る 。 職 務 遂 行 の た め の 基 準 ○ルール、法令の概要及びその理由について 理解し て いた ○実態に即し て ルールの見直しを提案して いた (2) デザイン・意匠設計 屋外広告に関する基 本事項の習得 C ○安全への配慮に欠ける行動が何度もあった ○基本的な 機器・ 工具について 、重大な 操作ミスが何 度もあった ○デザイ ンを行う際に必要と な るPCやデザイン用ソフ トの基本的な 操作法を十分に身につけて いな かった ○作業に時間がかかるな ど、習得不足により 業務に 支障をきた して いた ○広告設置場所の写真撮影やビデオ撮影ができな い こと が何度もあった ○撮影漏れや自分勝手な やり 方での撮影な ど 、問題 行動が何度もあった ○安全規定を踏まえ、基本的な 機器・ 工具等の操作 をおおむね適切に行って いた ○安全への配慮に欠ける行動や重大な 操作ミスは 特 段な かった ○デザイ ンを行う際に必要と な るPCやデザイン用ソフ トの基本的な 操作法をおおむね身につけて いた ○習得不足による業務上の支障は 特段な かった ○広告設置場所の写真撮影やビデオ撮影をおおむ ね適切に行って いた ○撮影漏れや不適当な 撮影な ど、業務上特段の支障 は な かった ○安全規定を常に遵守し、決められた 操作方法で基 安 全 規 定 に 沿 っ て 、 基 本 的 な 機 器 ・ 工 具 等 を 決 め ら れ た 方 本的な 機器・ 工具等を正しく操作し て いた 法で正しく操作している。 ○安全への配慮に欠ける行動や重大な 操作ミスは 殆 ど な かった ○デザイ ンを行う際に必要と な るPCやデザイン用ソフ デ ザ イ ン を 行 う 際 に 必 要 と な る PCや デ ザ イ ン 用 ソ フ ト の 基 トの基本的な 操作法を十分に身につけて いた 本的な操作法を身につけている。 ○操作は 迅速・ 確実であった (5) (1) (2) ○広告設置場所の写真撮影やビデオ撮影を常に適 上司や先輩の指示に従い、広告設置場所の写真撮影やビデ 切に行って いた オ撮影を行っている。 ○主体的に創意工夫を加えるな どの行動もみられた (4) 簡 単 な 図 面 を 誤 り な く 読 み 取 っ て い る 。 ○簡単な 図面であって も、読み違えること が何度もあっ た ○図面の読み取り 方を理解しようと する意欲や姿勢が みられな かった ○基本的な 工具、広告材料、重機等の種類や用途等 ○基本的な 工具、広告材料、重機等の種類や用途等 ○基本的な 工具、広告材料、重機等の種類や用途等 を十分に理解して いた をおおむね理解し て いた をあまり 理解し て いな かった ○理解不足による問題行動は な かった ○理解不足による重大な 問題行動は な かった ○理解不足によると 思われる問題行動が何度もあった ○簡単な 図面であれば、おおむね正しく読み取って いた ○簡単な 図面の読み違えるな ど 、業務上特段の支障 は な かった 基本的な工具、広告材料、重機等の種類や用途等を理解 し、日常の職務遂行に活かしている。 ○関係法令の基本をあまり 理解し て いな かった ○理解不足によると 思われる問題行動が何度もあった ○簡単な 図面であれば正確に読み取って いた ○やや複雑な 図面について も、ある程度読み取れ て いた (3) ○関係法令の基本をおおむね理解し て いた ○理解不足による重大な 問題行動は な かった 屋 外 広 告 物 法 や 屋 外 広 告 物 条 例 な ど 関 係 法 令 の 基 本 を 理 解 ○関係法令の基本を十分に理解して いた し、日常の職務遂行に活かしている。 ○理解不足による問題行動は な かった C (2) B 判定ガイド ライン ○建築や看板、屋外広告物に関する基本的な 用語や ○建築や看板、屋外広告物に関する基本的な 用語や ○建築や看板、屋外広告物に関する基本的な 用語や 建築や看板、屋外広告物に関する基本的な用語や名称を理 名称を十分に理解し て いた 名称をおおむね理解して いた 名称をあまり理解して いな かった 解し、日常の職務遂行に活かしている。 ○理解不足による問題行動は な かった ○理解不足による重大な 問題行動は な かった ○理解不足によると 思われる問題行動が何度もあった A (1) 職 務 遂 行 の た め の 基 準 A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す 能力ユニット B 判定ガイド ライン ○無断欠勤や遅刻すること があった ○夜更かし な ど生活リズ ムが不規則だった ○自分が遅刻すると 周囲に迷惑がかかること を理解し て いな かった ○職場のルールが良く分かって いな かった ○ルールを破ること に抵抗感が無かった C ○与えられた仕事に対し、技術者として誠実に ○技術者として最低限の約束事、規則などを守 ○与えられた仕事に対し、技術者として最良の 取り組んでおり、特段の注意や指導は要さな らないことがあった 仕事ができるよう意欲的に取り組んでいた かった A ○日常業務でやって は いけな いこと を理解して いた ○ルール等に不明点がある場合には 上司等に必ず確 認し て いた ○ど う対応した らよ いか迷った と きは 、周囲に相談して いた ○「 必ず5 分前到着」 な ど 自らルールを決めて いた ○交通トラブルな ど 遅れそうな と きは 必ず一報を入れ て いた ○生活リズ ムを調え健康管理に配慮して いた B 判定ガイド ライン (抜粋) ○日頃から日常の業務に照らして、起こりうる 日常の業務に関連する法的又は倫理的な問題について常に ○概ね、業務に関連する法的又は倫理的な問題 ○世の中で起きた法的又は倫理的な問題につい 法的又は倫理的な問題など問題意識を持ち仕事 問題意識をもって取り組んでいる。 については意識して仕事に取り組んでいた て無関心で、重要性を理解していなかった に取り組んでいた 技術者としての自覚や社会的責任をもって仕事をしてい (1) る。 職 務 遂 行 の た め の 基 準 (2)専門的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) 技術者倫理の遵守 能力ユニット A:常にできている B:大体できている C:評価しない 「評価を行わなかった」場合は/(斜線)でC欄を消す (1)基本的事項 (「職務遂行のための基準」ごとに、該当する欄に○を記載) Ⅲ 技能・技術に関する能力 働く意識と取組(自 らの職業意識・勤労 観を持ち職務に取り 組む能力) 能力ユニット A:常にできている B:大体できている C:評価しない Ⅱ 職務遂行のための基本的能力 判定目安表(評価ガイドライン)『デザイン・設計』 屋外広告業における教育訓練カリキュラム 訓 練 科 名 訓 ( コ ー ス 練 仕 上 名 ) 目 が 標 り 職務名又は教科名 実 習 屋外広告実践科 (デザイン・設計コース) 訓練修了後 の関連職種 屋外広告業におけるデザイン・設 計の職種 職業意識の啓発を促し、社会人としての常識や心構えを身につけ、屋外広告業においてデザ イン・設計関係の業務を遂行するために必要となる基本知識・技能を習得する。 像 屋外広告全般について概要を理解し、デザイン・設計に係る基本的な業務ができる。 職務又は教科の内容 時 間 安全衛生作業 安全作業(5S活動、安全点検、保護具、KY活動)、衛 他作業 生管理実務、事故発生時の対応(転落事故等) に包含 製作・施工現場実習 製作補助、施工補助 デザイン・意匠設計実習 法的規制調査、現地調査、デザイン、レイアウト 製図、施策模型作成、運搬・搬入 画像出力・加工実習 シート・フィルムのカット、機器のメンテナンス、画像出 力、シート・フィルムのカット、貼り付け ) 実施・構造設計実習 備考 各企業において、 訓練生に実習さ せる作業に応じ て、内容を選択・ 削除(カスタマイ ズ)、時間を変更 し設定する。 ( O J T Off-JTの実 施主体 340 各種申請・登録・更新実 届出書類作成(道路使用許可、道路占有許可、広告 習 物申請等) OJT計 340.0時間 有 期 実 習 型 訓 練 の 内 容 ( 座 学 等 安全衛生 5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)、安全作業(安 全点検、保護具、KY活動)、事故発生時の対応(転落 事故等)、救急対応、救急法(心肺蘇生、AED操作方 法) 屋外広告業の業界構造・利益構造、屋外広告関係用 学 語(建築、看板等)、知的財産権(著作権、意匠権 科 等)、工具・広告材料・重機等の種類・用途に関する基 屋外広告業の基本知識 礎知識、読図の知識、広告デザインに関する基礎知 識(景観論を含む)、関係法令(屋外広告物法・各自治 体の条例、景観・環境・都市計画関係法令) 新規採用時研修 同等 8 OJT前の基本知 識の付与 5 OJT前の基本知 識の付与 20 デザイン・設計概論 デザイン・設計の基本、景観との共生、コスト意識、 CADまたはデザイン・設計用PCソフトウェアの操作法 17 能力評価 オリエンテーション、ジョブ・カードによる能力評価(企 業評価、自己評価) 10 OJT前の基本知 識の付与 ― O f f 職業能力基礎講習 働く意識と取組・責任感、コミュニケーション、ビジネス マナー、電話応対、顧客対応(挨拶、身だしなみ、態 度、言葉遣い)、PDCAサイクルの理解、企業活動(事 業領域、組織、経営理念、社是等)の理解、コンプライ アンス ) J T 学科計 60.0時間 安全衛生作業 実 CAD操作実技 技 デザイン実技 安全作業(5S活動、安全点検、保護具、KY活動)、衛 生管理実務、事故発生時の対応(転落事故等)、救急 法(心肺蘇生、AED操作方法) OJT前の基本技 能・技術の付与 5 OJT前の基本技 能・技術の付与 PC操作、CADソフトウェア操作実技、 20 レイアウト実技、色彩コーディネート実技 実技計 25.0時間 座学等(Off-JT)計 85.0時間 有期実習型訓練合計 425.0時間 ジョブ・カード、各種マニュアル・ガイドライン等の資料 主要な設備 屋外広告の知識〈第1巻:法令編〉〈第2巻:デザイン編〉〈第3巻:設計・施工編〉 機器、教材 デザイン・設計用のPC、筆記用具・画材、ドローソフト、ペインティングソフト、画像加工 ソフト、CADソフト 19
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