◆講 師 郵便学者・ノンフィクション作家 内藤陽介 ◆開講日 10 月 16 日(金)19:00~20:30 ◆受講料 2,600 円+税 第二次大戦中、ポーランド南部のアウシュヴィッツ(ポーランド語名・オシフィエンチム)は、 ナチス・ドイツの強制収容所が置かれ、ユダヤ人を中心に 150 万人以上が犠牲となった悲劇 の地として知られています。 今回の講座では、収容者の手紙を中心に、第二次大戦以前の状況を物語る郵便物・絵 葉書、アウシュヴィッツを題材とした戦後の切手などもご紹介しつつ、さまざまな角度からアウ シュヴィッツを考えてみたいと思います。 20 世紀初頭の アウシュヴィッツ 市内中心部 アウシュヴィッツの 収容者が差し出した 葉書 ポーランドが発行した アウシュヴィッツ解放 30 周年の記念切手 講師プロフィール 内藤陽介(ないとう・ようすけ) 1967 年東京都生。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文芸家協会会員。フジインターナ ショナルミント株式会社・顧問。切手などの郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く 「郵便学」を提唱し研究・著作活動を続けている。主な著書に、 『解説・戦後記念切手』 (日 本郵趣出版、全 7 巻+別冊 1) 、 『外国切手に描かれた日本』 (光文社新書) 、 『事情のある国 の切手ほど面白い』 (メディアファクトリー新書)など。最新作は『日の本切手 美女かる た』(日本郵趣出版)。10 月末に『アウシュヴィッツの手紙』(えにし書房)が刊行予定。
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