子育てメモ「子育てほっとエピソード」12月号 お子様の気持ちを感じとりながらの微笑ましい親子のやりとり! りす組 ・歩行スイッチ ON!今までハイハイで進んでいた場面でも・・・ 「パパにこれ渡してき て~」と頼んだらひきずりながら1歩・2・3ドン(しりもち) 、1・2・3ドンハイハイ しないで到着です。 「すごいね~!」も嬉しいようで最高10歩!誉めてのびてるぞ~! ・お風呂に入るとき服を脱がせるため袖をぬいてあげて首を脱ぐ所は○○ちゃん! ズ ボンを脱ごうねと半分さげると脱ぐのではなくはこうとする仕草の○○ちゃん靴下も自分で ひっぱってくれます。少しずつ自分の事が出来るようになってきて嬉しいです! うさぎ組 ・夕食に卵を割ってると、 「○○もやりたい!」まだ大惨事になりそうなので「もう少し大き くなったらね」と話しましたが・・・「やりたい」と・・・「机にコンコンとしてゆっくり ~ね」というとパカッと割れ黄味もきれいなままご飯の上にかけて美味しく食べた○○でし た。 ・朝は特に機嫌が悪く毎日どうかな?とドキドキです。そんな時はあきらめてゆっくりと 一緒に行動していますが・・・ ほっこりとした時間が感じられますね。ありがとうございます。 子育てメモ「子育てほっとエピソード」11月号 研修会にて配布された資料の一部をお知らせしたいと思います。 「片づけて!」と言っているのにちっとも片づけない。これってどうして? 何回言っても言うことをきかない。よくありますよね。そのときの子どもの気持ちを 考えてみませんか? 1.聞こえてない? 遠くから怒鳴っていませんか?夢中に遊ぶ子どもには聞こえていないかも。 近くで注目させてから話してみましょう。 2.うっかり忘れている? 言われていてもすぐに忘れてしまううっかり屋さんもいます。 「何をやるんだっけ?」と確認を! 3.意味がわからない? 「片づける」の意味がわかっていない子もいます。 「○○をこの箱に入れようね」と具体的に! 4.わざと? 注目されたくて「わざと」やる子もいます。お母さんが好きなんですね。 良い行動をみつけてほめてあげましょう。 毎日忙しい子育て中はつい大人の立場から言葉がけしてしまいがちです。 何回言っても・・・?と感じる時には何か理由が!是非参考にしてみてくださいね 子育てメモ「いいのかな?考えてみませんか?」10月号 もうすぐ運動会です。お子様たちの運動発達にも個人差があります。 しかし近頃、気になる姿も多くなりました。大人にとっては便利な育児用品、でも子ども の育ちを妨げてしまう物が沢山あります。保育の現場から見てお子さまの育ちを重視して 考えると将来子ども達の身体が心配になることがあります。 かけっこが速い、逆上がりが出来た、ダンスが上手!親として嬉しいお子様の姿ですね。 でも、「その身体作りは出来ているかな?」「やってみたい!という意欲はある?」日頃の 遊びや生活がお子さまの身体の発達に与える影響を考えてみたいと思います。 だっこ紐・・・足が自由に動かない。視界が狭い(動きと逆行) ベビーカー・・立つ、歩く機会の減少。排気ガスや路面の埃を吸いやすい。 車での移動・・歩く機会の減少で足腰が育ちにくい いずれも、子ども達は受け身です。自らの動きが規制されてしまいます。 子ども達は、自ら興味関心を示し、気持ちが誘発されて意欲がわき行動を起こします。そ してその経験の積み重ねが育ちにつながります。便利な生活用品ですがお子様の運動面に 着目してみただけでも色々気になります。 紙オムツのみならず、時にはお子様の身になりこんな振り返りも大切ですね。 子育てメモ「子育てほっとエピソード」8月号 8月は親子・ご家族で過ごす時間が多かったことでしょう。お子様達にとって、大好き なご家族と一緒に過ごせることやお出かけなど日頃なかなか出来ない体験ができることは とても嬉しいことです。その喜びはお子様たちの表情・会話・遊び方など様々な姿から感 じられます。お母様たちにとってはいかがでしたか?寄せられたエピソードをお伝えした いと思います。 ばら組・久しぶりに公園に遊びにいきました。虫を見つけては図鑑で調べたり、石を拾 っては「これは宇宙の隕石だ!こんなに熱くなってるから!」子どもの知識や関心の広が りに成長を感じて驚きました(忙しく過ごす毎日、子どもとのゆったりとした時間は成長 を実感しますね) こあら組・ 「保育園いきたくな~い」「そんな悲しい顔したらママもお仕事いきたくなく なっちゃう困ったな・・・」しばらく膝の上でそんな会話をしていたら、「ママごめんね」 と気持ちを切り替えてくれましたが、かわいそうなことしたかな?(家族で過ごした後の 久しぶりの登園。素直な親子の会話が素敵ですね) 乳幼児の子育て中は何かと忙しく感じるものです。でも、子ども達の心の動きに時を合 わせ“ちょっと待ってみる”この気持ちは親の心にゆとりが生まれ、声掛けやかかわりに思い やりが加わります。お子様も安心するでしょう。 子育てメモ「こどものおもい?でも親の思いも!」7月号 先月の“子育てメモ”の内容について感想や相談などいくつか寄せられました。ありがとう ございます。忙しい毎日の中でわが子の思いをあまり意識せず振り回してしまっていた・ そんなにわかると思わなかった・意識してみるとよく分かっていてびっくりしたなど、お 子様の思いにあらためて関心を高めて頂き嬉しく思います。 しかし、子どもの思いを通してばかりでは生活が流れていきませんし、子どもの成長に もよくありません。親の思いもきちんと伝えていきましょう。 「○○は~がしたかったのね。でもお母さんもご飯作らないとみんな食べられなくなっちゃ う・・・こまったな。 」 「ここは危ないからやめて!」としっかり伝えた後で、 「あの○○がほしかったの?でも落ちたら怪我しちゃう」 「こんな所で遊ばないよ!」 「通る人の邪魔になるからね」 など、お子様の気持ちを確認しながらもきちんとこちらの思いも伝え、人の中で生活して いく力を育てていきたいものです。3歳児くらいになると、お父さんにしっかり社会との つなぎ役になってもらい、人の中で生きていく上でのルールを教えてもらうのもよいでし ょう。 そしてお母さんは、お子様の気持ちを受け止めながらもお父さんの叱る意味を、お子様に わかるように言い聞かせてあげるなどして、家族の気持ちを伝え合えるとよいですね。 子育てメモ「こどものおもい???」6月号 このところお子様たちとかかわっていると、ふと感じることがあります。 お子様達はきちんと心(思い)に向き合ってもらえているのかな?・・・と 保育園の生活の中で、 「もっと遊びたかったの?」「これが欲しかったのかな?」等とお 子様の意思を尋ねることがよくあります。「うん・・・」「ちがう。○○がいい!」としっか り答えてくれたり、言葉で答えられなくてもうなずいたり首を振るなどそれなりの意思表 示で返してくれるお子様が多いのですが、キョトンとした表情で自分の意思を尋ねられて いることがわからないのでは・・・そんなお子様も多くなりました。 1 歳にならない赤ちゃんでも鼻汁をふき取る時に、ちり紙を見せながら「お鼻きれいにし ようね」と声をかけると、顔をこちらに向けその気になって拭かせてくれます。 2 歳 3 歳ごろになると、 「だって先生が○○っていった~」と話した内容をよく覚えていて、 違うことに誘うと「そんな約束していない!」と言わんばかりに怒って泣きます。 大人はまだまだわからないだろうと思っていても、お子様達はよく見ています。よく聞い ています。一緒に生活しながらお子様なりに感じとり理解している事は多いようです。 お子様の思いを尋ねながら、“気持ちを伝え合う子育て”大切にしたいですね。 子育てメモ「こんなときどうしよう・・」5月号 保育園生活がはじまったばかりの1歳児、お家に帰ると抱っこばかり・・ お迎えの時にはいつも楽しそうなのに、登園の時にはいつも大泣き・・・ 子どもはなぜそうなっちゃうのかな? 大人は4月から新年度に入り生活が変わったことを認識していますが、お子様達にとって は「あれあれ・・・なんか今までとちがうな・・・」と今までの生活との変化に戸惑って いるのでしょう。 どうしたらいいの? 保育園では・・・一日も早く安心した生活の場所として受け入れてもらえるようお子様た ち一人ひとりの好きなことや不安なことに気付き、楽しい保育展開を心掛けます。 ご家庭では・・・無理に早く慣らそうと焦らず、お子様たちの話をじっくり聞いてあげた り、小さなお子様はスキンシップを多くしたりしながら、“家庭での安心感”を大切にかかわ ってあげてください。お子様達は、日々の積み重ねの中で経験的に生活を受け入れ安心に つながり柔軟に慣れていくようです。そして、意欲的な姿を発揮してくれるようになりま す。 子育てメモ「こんなときどうしよう・・」3月号 みんなとちがう?・・・ もうすぐ 2 歳になるのに言葉が少ない・・・ ばらさんになるのに文字や数字に関心がなくて・・・ お友達とちゃんと仲良く遊べているのかな・・・ ふと、わが子の姿を周囲のお子様と比べて不安になってしまうことありますよね。 お子様は一人ひとりみんな違います! 首座り・お座り・独歩と成長発達していく順序はほぼ同じですが、出来るようになるのは それぞれです。一人ひとりもって生まれた機能や育つ環境によって個人差があります。言 葉の発達や周囲への関心も同様です。お友達と仲良く遊べるように なることも、その前に必要な育ちの順序があります。 親はどうしたらいいの? まずは、愛情一杯に可愛がってあげましょう。なんで泣くのかな?なんで怒ってるんだ ろう?なにが楽しいのかな?とよく見て感じて、お子様の身になり考え一番の理解者にな ってあげてください。ご両親の愛情がお子様の安心につながり、しゃべる意欲・夢中にな って遊ぶ意欲・喧嘩しながらも相手を信じる心が生まれます。 “みんなと違ったって大丈夫!この子はこんなに素敵なところがあるから!” そう思える親でありたいですね。(私もいつも願っています。 )
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