遅 発 性筋 肉痛 お よび筋疲 労 感 に対 す る 鶏 胸 肉抽 出物(CBEX)摂 Effects of Chicken on Delayed Onset Breast 取 の影響 Muscle Extract Soreness (CBEX) Ingestion and Muscle Tiredness 体育学部体育学科 前村 公彦 MAEMURA, Department Faculty Hirohiko of Physical Education of Physical Education 日本 ハ ム(株)中 央研 究所 佐藤 三 佳 子 SATO, R & D Center, Nippon Meat Mikako Packers, 日本 ハ ム(株)中 央研 究所 森松 文毅 MORIMATSU, R & D Center, Nippon Meat Inc . Fumiki Packers, Inc . 筑波大学 高松 薫 TAKAMATSU, University キ ー ワ ー ド:カ ル ノ シ ン/ア ン セ リ ン,遅 発 性 筋 肉 痛,筋 Kaoru of Tsukuba 機能 Abstract : The purpose of this study was to examine the effects of consecutive chicken breast extract (CBEX) ingestion on delayed onset muscle soreness and muscle tiredness induced by squat exercise in human. Ten healthy male subjects performed two experimental trials (CBEX and placebo treatment) . Squat exercise consisted of 10 sets of 20 squats / set, with 1- min intervals between each set. The subjects were given 100m1 of experimental drink containing either 20g of CBEX or no CBEX 30 - min before, immediately after, 1, 2, 3 and 4days after squat exercise. The results obtained showed that consecutive CBEX ingestion decreased DOMS and muscle tiredness occurring for a few days after squat exercise . These results suggest that CBEX may be useful for muscle function recovery following exercise. Keywords : Carnosine / Anserine, DOMS, muscle function 近 年,サプ 肉痛 を 誘 発 す る 運 動,サ 遅 発 性 筋 肉 痛(Delayed DOMS)は,運 Onset Muscle 生 じ る メ カ ニ ズ ム に つ い て は,様 な 要 因 が 考 え ら れ る が,筋 プ リメ ン トの 種 類,摂 取す る 量 や タイ ミン グ な ど,研 究 に よっ て様 々 で あ る た め に, Soreness: 動 後 数 時 間 か ら1日 程 度 経 過 し て か ら発 現 す る 。DOMSが 対す る効果 に つ い て検 討 され て き て い る6・7・8・9・10)。しか し,筋 言 1.緒 リメ ン ト摂 取 に よ るDOMSに 々 活 動 に伴 っ て 生 じ る筋 お よ そ の 効 果 につ い て は 一 致 した 見 解 が 得 られ て い な い 。 一 方 ,鶏 肉 は,高 タ ン パ ク質,低 脂 肪,低 カ ロ リー で あ る た め に,ト ップ ア ス リー トか らス ポ ー ツ 愛 好 家 び 結 合 組 織 の 損 傷 と炎 症 反 応 が 主 要 な 要 因 と され て い ま で 幅広 い 層 の 人 々 に重 要 な 栄 養 源 と して 利 用 され て る1・2)。 ま た,そ い る。 特 に,ウ エ イ トリフ タ ーや ボ デ ィ ー ビル ダ ー は, レ ッ チ4),抗 の 予 防 策 と し て マ ッ サ ー ジ3)や 炎 症 薬5)な ス ト ど の 効 果 が 報 告 さ れ て い る が, トレー ニ ン グ に よ って 微 小 な 損 傷 を 受 けた 筋 線 維 内 の タ ンパ ク合 成 の た め に 鶏 肉 を毎 日の 食 事 に積 極 的 に取 り入 れ て い る。 ま た,鶏 肉 には,ア ミノ酸 や ペ プチ ド, ミネ ラル な どの栄 養源 を豊 富 に含 む こ と もわ か って い る。 我 々 は これ ま で に,鶏 胸 肉 か ら ヒス チ ジ ン含 有 の ジ 3.実 験デザ イ ン 本 研 究 は,ダ ブ ル ブ ラ イ ン ド ・ク ロス オ ー バ ー 法 を 用 い て 行 っ た。 第1回 目の 実 験 で は,約 半 数 の 被 検 者 は CBEX含 有 飲 料 を,そ の他 の被 検 者 はPlacebo飲 料 を摂 ペ フ.チドで あ るカ ル ノ シ ン とア ン セ リン を 豊 富 に含 む 取 した 。 実 験 期 間 を通 して どち ら の飲 料 を摂 取 して い エ キス(ChickenBrestExtract:CBEX)を るか は,被 検 者 お よ び実 験 協 力者 は 知 ら され な か っ た 。 抽 出 す る こ と に成 功 し,ラ 15)にCBEXを 効率 よく ッ ト11・12)および ヒ ト13・14・ 摂 取 させ る こ とに よ り,運 動 性 の筋 疲 労 が 軽 減 す る こ と を報 告 して い る 。 そ こで 本 研 究 で は,運 動 後4日 間 に わ た る継 続 的 な鶏 胸 肉抽 出物(CBEX)の 摂 取 が,運 動 後 に発 生 す る遅発 性 筋 肉痛 お よび 筋 疲 労 感 に及 ぼ す 影 響 につ い て 検 討 す る こ と を 目的 と し た。 そ の約8週 間後 の 第2回 検 者 は第1回 目 とは 異 な る飲 料 を摂 取 した 。 な お,試 験 飲 料 は,運 動 開始30分 前,運 動 直 後 お よび 運 動 翌 日か ら4日 間 各1本 摂 取 させ た 。 (1)運 ず つ の計6本 動 プ ロ トコル 筋 肉 痛 お よび 筋 疲 労 感 を誘 発 させ るた め の 運 動 に は,自 重 負 荷 に よ る ス ク ワ ッ ト運 動 を用 い た 。 被 検 者 に は,手 皿.実 目の 実 験 で は,そ れ ぞ れ の 被 を腰 に 当 て た 姿 勢 で2秒 ペ ー ス で 行 うよ うに指 示 し,20回 験 方 法 を1セ て 合 計10セ ッ ト行 わ せ た 。 な お,セ 1.被 検 者 は1分 被 検 者 に は,定 期 的 な トレ ー ニ ン グ を行 っ て い な い 健 常 な 男 子 大 学 生 お よび 大 学 院 生10名(年 3.1歳,身 長:174.8±5.9cm,体 脂 肪:20.6±3.1%)を 齢:25.0± ッ ト間 の 休 息 間 と し,動 作 の テ ンポ は メ トロ ノ ー ム の 音 定 項 目お よび 測 定 方 法 ス ク ワ ッ ト運 動 前(Pre),ス 用 い た。 本 研 究 は,ヘ ル シ ン キ ッ トと し に よ って 規 定 した 。 (2)測 重:70.7±8.Okg,体 に1回 の 48,72,96時 ク ワ ッ ト運 動24, 間 後 に筋 肉 痛 お よび 筋 疲 労 感 の程 度, 宣 言 の 精 神 に則 り実 施 され,被 検 者 に は あ らか じ め本 ス ク ワ ッ トジ ャン プ(squatjump:SJ)に 研 究 の 目 的,方 法 につ い て 詳 細 に 説 明 し,文 章 に よ る 跳 躍 高 お よび血 清 ク レア チ ン キナ ーゼ(CK)活 参 加 の 同意 を 得 た 。 ま た,本 研 究 は 日本 ハ ム 株 式 会 社 を測 定 した 。 ヒ ト試 験 に 関 す る倫 理 委 員 会 の 審 議 を受 け,承 認 を得 た 上 で 実 施 した 。 おける 性 筋 肉 痛 お よ び筋 疲 労 感 の程 度 は,visualanalog scale(VAS)法 を用 い て測 定 した。 この測 定 では, 10cmの 直 線 に メモ リを 付 し,無 痛 も し くは 疲 労 感 2.試 験飲 料の製造 鶏 胸 肉 よ りカ ル ノ シ ン と ア ン セ リン を豊 富 に含 む エ キ ス(ChickenBreastMeatExtract:CBEX)を 出 した 。CBEXは な し を"0"と "10"と した し,最 高 の 痛 み も し くは疲 労 感 を 。 抽 SJの 測 定 は,被 検 者 に手 を腰 に 当て た 姿勢 を と 独特 の強 い うま み と香 りを有 して お り, らせ,膝 関 節 角 度 を90。に規 定 した 状 態 か ら反 動 動 そ の ま ま 摂 取 させ る には 困 難 で あ った た め,1本(100 作 を用 い ず に全 力 で 上 方 に跳 躍 させ た 。 この 際 の ml)に 滞 空 時 間 をマ ッ トス イ ッチ(CT-916,武 約20gのCBEXを 配合 した飲 料 を製 造 し,こ れ を 試験 飲料 としたla14・15)。ま た,Placebo飲 料 は,CBEX 以外 の成 分 は ほ ぼ 同様 に し,味 を 出来 る限 りCBEX含 飲 料 と 同様 に調 整 した(表1)。 井機器社 製)を 用 い て 測 定 し,跳 躍 高 を 以 下 の 式 よ り算 出 有 した 。 跳 躍 高 二1/8・ 採 血 は,CK活 滞 空 時 間2・ 重 力加 速 度 性 の 日内変 動 お よび 直 前 の食 事 の影 響 を避 け る た め に,測 定 前 日 よ り約12時 間 の夜 間絶 食 後, 常 に 同 一 時 間(午 前9時)に 4℃,3000rpmに 行 っ た 。 採 血 後,血 液は て15分 間 遠 心 分 離 し,血 清 を 得 た 。 これ らは,そ の後 の測 定 ま で 一800Cに て 凍結 保 存 した 。 後 日,こ れ らの サ ン プル か らUV法 性 を 測 定 し た。 を用 い て血 清CK活 4.統 計 処理 図3に,SJの すべ て の測 定 値 は 平 均 値 ±標 準 誤 差(SE)で 示 した。 跳 躍 高 の 運 動 開始 前 に対 す る 相 対 値 の 経時 変 化 を示 した 。SJの 跳 躍 高 は,筋 肉 痛 お よび 筋 疲 測 定 値 の 時 間 経 過 に伴 う平 均 値 の 差 の検 定 には,反 復 労感 に伴 い両 条 件 と も に低 下 した が,CBEX含 測定 に よる二元 配置 の分 散 分析 を用 い,F値 取時 で はPlacebo飲 た 場 合 に は,Fisher'sPLSD法 が有 意 で あっ に よ り多 重 比 較 検 定 を 有飲料摂 料 摂 取 時 と比 較 して 運動 後24,48時 間後 にお い て有 意 に高 値 を 示 し た。 行 っ た。 な お,有 意 性 の 検 定 には,い ず れ も危 険 率5% 以 下 を採 用 し,す べ て の統 計 処 理 は,StatView5.0 (SASInstituteInc.)を 用 いて行 った。 皿.実 図1に,運 験 結 果 動 開 始 前 お よ び運 動24,48,72,96時 間後 の筋 肉 痛 の経 時的変 化 お よびそ の 曲線 の曲線 下 面積 (Areaunderthecurve:AUC)を そ れ ぞ れ 示 した。 筋 肉 痛 の経 時 変 化 で は,両 条 件 と も に運 動 翌 日 に ピー クを示 し,運 動 翌 日か ら漸 減 した が,CBEX含 取時 で は,Placebo飲 有 飲料 摂 料摂 取 時 と比 較 して運 動後48,72, 96時 間 後 に有 意 に低 値 を示 した。 ま た,AUCに もCBEX摂 おいて 取 時 に お い て 有 意 に低 値 を示 した 。 図2に,運 動 開 始 前 お よ び運 動24,48,72,96時 の筋 疲 労 感 の 経 時 的変 化 お よびAUCを 筋 疲 労 感 の 経 時 変 化 で は,筋 AUCに 低 値 を示 した 。 性 の 経 時 的 変 化 を 示 した 。血 清CK活 運 動 に よる有 意 な 変 動 は認 め られ ず,CBEX含 性 は, 有飲料摂 取 時 とPlacebo飲 料 摂 取 時 の2条 件 問 で の 有意 差 も認 め 間後 そ れ ぞ れ 示 した。 料 摂 取 時 と比較 間 後 に有 意 に低 値 を示 した 。 ま た, お い て もCBEX含 間後 N.考 察 肉 痛 と 同様 に 両 条 件 と も 有 飲料 摂 取 時 で は,Placebo飲 して 運 動 後72,96時 の血 清CK活 動 開 始 前 お よび 運 動24,48,72,96時 られ な か っ た。 に運 動 翌 日 に ピー ク を示 し,運 動 翌 日か ら漸 減 し た が, CBEX含 図4に,運 有 飲 料 摂 取 時 にお い て 有 意 に 本 研 究 に お け る最 も重要 な知 見 は,CBEX含 取 時 で はPlacebo飲 有飲料摂 料 摂取 時 と比 較 して,ス ク ワ ッ ト運 動 後 に お け る筋 肉 痛 お よ び 筋 疲 労 感 が 運 動 後24,48, 96時 間 後 に有 意 に 低 値 を示 した こ と,お 高 が運 動 後24,48時 間 後 に お い て 有 意 に高 値 を 示 した こ とで あ る。 こ の こ とは,CBEX含 取 は,ス よびSJの 跳 躍 有 飲 料 の継 続 的 な摂 減 させ,そ ク ワ ッ ト運 動 後 の 筋 肉痛 お よび 筋 疲 労 感 を 軽 の結 果,筋 機 能 の 速 や か な 回 復 に 貢 献 す る 可 能 性 を示 唆 す る もの で あ る。 近 年,サ プ リメ ン ト摂 取 に よ るDOMSに 対する効果 につ い て検 討 され て き て い る が6・7・8・9・10),筋 肉 痛 を誘 発 す る運 動,サ プ リ メ ン トの種 類,摂 取 す る 量 や タ イ ミ ン グ な ど,研 究 に よっ て 様 々 で あ るた め に,そ の効 果 につ い て は 一 致 した 見 解 が得 られ て い な い 。 ま た,DOMSは,収 縮 して い る筋 が伸 ば され る伸張 性(エ て い る18・19・20)。 一 方,カ ル ノ シ ン とア ンセ リン は,膜 キ セ ン トリ ッ ク)筋 活 動 を伴 う運 動 に よ っ て 生 じや す 脂 質 の酸 化 を抑 制 す る こ とが報 告 され て い る21)。これ ら い た め に1),ダ ウ ン ヒル ラ ンニ ン グ6)や エ キ セ ン トリッ の こ とを考慮 す る と,CBEX含 ク7・8・9)な 筋 収 縮 を伴 う運 動 形 態 を用 い てサ プ リメン ト運 動 後 のDOMSの ト摂 取 に よ るDOMSへ の 影 響 につ い て 検 討 して い る。 有飲 料摂 取 に よるス クワ ッ 軽 減 に は,CBEX中 に含 ま れ るカ ル ノ シ ン とア ン セ リン が 持 つROS消 去 作 用 に よ っ て, しか し,こ れ らの 研 究 の 多 くは,筋 損 傷 の指 標 で あ る 筋 お よ び結 合 組 織 の損 傷 を低 減 した結 果 と推 察 され る 。 血清CK活 性 に対す る効 果 は示 されて い るもの の,DOMS ま た,鶏 胸 肉 中 には,カ に対 す る効 果 は 示 され て い な い 。 こ の 理 由 と し て は, 成 分 も含 まれ て い る。 以前,我 々 はCBEXの これ らの 運 動 様 式 は 筋 に対 す る負 荷 が 高 す ぎ るた め に, い て,固 形 分 中の80%が タ ンパ ク 質 や ア ミノ酸 等 の窒 素 DOMSの 程 度 が各 種 サ プ リメ ン トの効 果 が 生 じ る範 囲 化 合 物 で あ る こ と,お よ び そ の 他 の成 分 と し て タ ウ リ を 上 回 っ て い る可 能 性 が 考 え られ る。 この こ と に 関 し ン,ク レアチ ンな どを含 む こ と を報告 して い る11)。した て,Shimomuraetal.は10),分 が っ て,こ れ らの 成 分 が複 合 的 に筋 の タ ンパ ク 合 成 の 岐鎖 ア ミノ酸(Branched- chainaminoacids:BCAA)摂 取 に よ るDOMSの 効 果 につ い て,運 動 負 荷 が 緩 や か な 自重 負 荷 に よ る ス ク 軽 減作用 を も た ら した 可 能 性 も考 え られ る。 しか しな が ら,CBEX含 軽 減 され た こ とを 分析 値 につ 促 進 お よび 分 解 の 抑 制 に 関 与 し,DOMSの ワ ッ ト運 動 を 用 い て 検 討 して お り,運 動 前 のBCAAの 摂 取 で ス ク ワ ッ ト運 動 後 のDOMSが ル ノ シ ン とア ンセ リン 以 外 の 有 飲 料 摂 取 に よ るDOMS軽 減 作 用 の 作 用 機 序 につ い て は,現 時 点 で は 不 明 な 点 が 報告 してい る。す なわ ち,サ プ リメン ト摂取 に よるDOMS 多 く,明 確 なデ ー タ に よ る立 証 は 行 え て い な い 。 ま た, へ の 効 果 に は,運 動 負 荷 の 程 度 が 関 与 して お り,筋 損 摂 取 す る タイ ミ ン グや 量 に よ って も効 果 は 異 な る こ と 傷 の 激 しい 条 件 下 で は 期 待 す る 効 果 が 得 られ な い 可 能 が 予 想 され る。 さ ら に,日 常 で の食 事 や 体 格,性 性 が 考 え られ る。 実 際,本 研 究 に お い て,筋 損 傷 の指 どDOMSに 標 で あ る血 清CK活 わ れ る 。 これ らの 可 能 性 に つ い て は,今 後 さ らな る検 性 は,ス ク ワ ッ ト運 動 に よる 上 昇 は 観察 され なか っ た(図4)こ とか も支 持 され るで あ ろ う。 差な 対 す る効 果 に影 響 を 与 え る要 因 に な る と思 討 が 必 要 で あ ろ う。 また,サ プ リメン トを摂取 す る タイ ミング と量 もDOMS を 軽 減 させ る 重 要 な要 因 と な る もの と考 え られ る。 野 坂 は7),混 合 ア ミノ 酸 摂 取 に よ るDOMSに 対 す る効 果 につ い て,摂 取 す る タ イ ミン グ と量 の 観 点 か ら検 討 し て お り,運 動30分 前 と運動 直 後 に摂 取 した際 にはDOMS 軽 減 作 用 は 認 め られ な か っ た の に 対 して,運 1) Armstrong RB (1984) Mechanisms -induced delayed onset muscular Med Sci Sports 動 後4日 間 にわ た る継 続 的 な 摂 取 にお い て は,DOMSの 用 が 認 め られ た こ とを 報 告 して い る 。DOMSは,運 軽減作 2) Maclntyre Delayed 負 荷 後 に起 こ る筋 お よび 組 織 の 炎 症 反 応 が 原 因 と され response て い る こ とか ら,DOMSの implications. メ ン ト摂 取 に よ る筋 の 炎 症 反 応 を 緩 和 させ る こ とが 重 て,ス の 一つ にCBEX含 くつ か の要 因 が 考 え られ るが,そ セ リン が 持 つ 活 性 酸 素(ROS)消 Sports harmful The inflammatory injury and its clinical Med 20, 24-40. 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