3 月 27-29

110329
廃棄物資源循環学会「災害廃棄物対策・復興タスクチーム」
現場派遣一陣メモ(3 月 27-29 日)
文責:浅利
1. 活動場所:仙台市内及び多賀城市内
2. 活動内容:関係者への挨拶及び現地確認、現地への情報提供等
3. 現地の天候:いずれも晴れ
4. ポケット線量計着用記録:0.92μSv(27 日 10:00∼20:00)、1.04μSv(28 日 7:50∼22:25)、1.09
μSv(29 日 8:20∼22:20)
5. 感想や課題認識など
・ 仙台市役所内は、部局や担当を超えて、不眠(は少し解消されつつあるが)不休の対策・活動が進
められており、目まぐるしく進展している。東北の他都市のモデル・リーダーとして、先導すると
いう強い意志が感じられる。環境局の 9 階の入口近くに 3-4 名で陣取って作業しており、大変目ざ
わりと思うが、気持ちよくご挨拶やお声かけ頂き、大変温かく、感謝している。
・ 吉岡先生が加わられたこと、現場の状況をある程度つかめたこともあり、仙台市の方々と協議しな
がらの作業が進み始めた。
・ 学会のタスクチームの ML 等に情報・知見提供を依頼すると、多くの有用なレスポンスがあり、大
変心強い。
・ なお、仙台市内中心部は、コンビニや居酒屋、飲食店、ホテルなども開き始めている。ガスはまだ
である。
6. 主な活動内容及び記録写真
3 月 27 日
◆午前中
仙台市環境局にて、資料整理する。
JT 仙台支店のご厚意・ご協力により、タクシーを手配して頂き、港湾及び他市の状況を確認
◆15:00
するために出発する。ルートは、ほぼ、後のページのピンクの線の通りである。主な地点の写真を紹
介する。
◆19:00 市役所に戻って整理・議論する。
3 月 28 日
◆午前中
◆11:40
仙台市環境局にて、資料整理・情報収集する。
環境省東北地方環境事務所を伺い、小林香氏(所長)及び草川祐介氏(廃棄物・リサイクル
対策課長)を訪ね、ご挨拶と情報・意見交換をする。
◆午後
現状ベースのマニュアル作成に着手する。
3 月 29 日
◆午前∼
仙台市の目前の課題への提言として、タスクチームの方々の意見を集約し、現地での見解で
編集し、「海水を被った沿岸部津波廃棄物 110329」「沿岸部津波倒壊ごみの一時集積所について
110329」を作成し、提出した。
◆17:00
宮城県庁を伺い、後藤康宏氏(環境生活部参事兼環境政策課長)を訪ね、ご挨拶と現地支援
の依頼、情報交換をする。
◆19:50 京都市環境政策局等の現地本部(キャンプ地)である青葉区役所前ビル(サンクスの 2F)を
訪ね、横山克久隊長(施設管理課)や田中清秀副隊長(まち美化推進課)、田中哲也副隊長(右京ま
ち美化事務所)らから、廃棄物の持ち込み・運搬状況等に関する情報・意見交換をする。
7. 今後の活動予定(案)
3 月 27 日
3 月 28 日
現地確認(沿岸部続き、多賀城市)
吉岡先生と合流
方針の議論・検討、環境省訪問
3 月 29 日
仙台市向け提案作業、宮城県訪問
3 月 30 日
家庭ごみ系の現地確認
3 月 31 日
石巻現地確認
4月1日
マニュアル化作業
4月2日
平山移動日・京都市第 3 陣お見送り
4月3日
JT 社員様宅訪問(予定)
JT 社員様宅・石巻訪問(予定)
4月4日
4月5日
北の方の県視察
4月6日
4月7日
4月8日
4月9日
浅利移動日
◆写真
◇仙台(宮城野区)の新港
様々な会社の物流倉庫などが並ぶエリアも、壊滅的な被害を受けた。
◇多賀城市
仙台市のすぐ北の多賀城市も、沿岸部の住宅地で、津波により壊滅的な被害を受けているエリアもある。
おそらく田んぼだったと思うが、倒壊家屋なども流されてきている。
◆現場確認ルート