業務委託仕様書

業務委託仕様書
件
名
平成２６年度千代田クリーンセンター焼却施設
プラント機器ダスト清掃業務
委託場所
業務の概要
山形県東置賜郡高畠町大字夏茂２９３３地内
平成２６年度の焼却施設の定期整備箇所の詳細把握及び長期整備計画に反映するため、
事前にプラント機器の内部点検を実施する必要があります。そのため、プラント機器内
部の清掃を行い点検が実施できる状態に各機器の清掃をするものです。
施設概要
１焼却炉形式
㈱タクマ製２５５ｔ/２４ｈ（８５ｔ/日×３炉）
２燃焼ガス冷却設備廃熱ボイラ㈱タクマ製Ｗ－ＳＥ型×３基
最大蒸発量 14.2ｔ/ｈ圧力 1.96MPa 温度 285℃
３余熱利用設備
蒸気タービン㈱新日本造機Ｃ５－Ｒ６－ＥＲ出力 1990kw
制御装置ウッドワード５０５
委託期間
契約締結日から平成２６年６月６日まで
業務実施日の詳細については、契約後協議するものとするが、４月２６日～５月６日の全
炉停止期間中とする。
業務内容
１焼却炉内清掃（ストーカ上）
【３炉分】
・ストーカ上を圧縮空気・ブラシ等で清掃
・溶着物を電動ノミ・タガネ等で除去
・堆積物の搬出（灰出しコンベヤ等を使用し灰ピットへ）
・炉壁の大きなクリンカの除去（仮設足場無しで届く範囲内）
２給じん装置下部清掃【３炉分】
給じん装置後部の蓋を開放し内部のダストを袋に詰めごみピットへ搬出
・内部の清掃・堆積物の搬出（ごみピットへ）
・レールへの給脂（グリースは支給）
３ストーカ下シュート内部清掃【３炉分】
シュート内部のダスト及び溶着物を下の要領で除去し清掃を行う。
・電動ノミ・タガネ等で除去
・圧縮空気・ブラシ等による清掃
・スライドプレートへの給脂（グリースは支給）
・堆積物の搬出（落下灰コンベヤを使用。下流側のコンベヤも運転し状況を把握しな
がら実施）
４節炭器内部清掃【３炉分】
内壁及び水管部を各マンホールより内部へ入り清掃を行う。
・圧縮空気による清掃
・堆積物の搬出（ダストコンベヤ及び下流側コンベヤを使用し灰ピットへ搬出）
５減温塔内部清掃【３炉分】
内部のダスト等を下の要領で除去清掃を行う。
・内部に仮設足場を設置し内部全面のダストを電動ノミ・タガネ、ケレン棒等で除去
清掃を行う。
・堆積物の搬出（ダストコンベヤ及び下流側コンベヤを使用し灰ピットへ搬出）
６減温塔出口ガスダクト内部清掃
・ガスダクト内部の堆積物をスクレパー、ブラシ等を用い除去しダストを搬出する。
（減温塔出口～ベンチュリー上部）
７灰出しコンベヤ内部清掃【３炉分】
・テール部及びヘッドシュート内の堆積物除去
・落口固着灰の除去
・灰分散機固着灰の除去
・堆積物の搬出（灰ピットへ）
８灰押出装置内部清掃【３炉分】
・装置内部のダスト清掃除去（排出シュート先端シュート含む）
・ガス抜き配管内部の清掃
・堆積物の搬出（灰出しコンベヤ等を使用し灰ピットへ）
実施条件
１上記作業は、機器の損傷及び摩滅状況を充分に確認できる状態の清掃とする。
２清掃時の各機器の操作については受注者側で行うこと。
３分解・開放後、清掃し本組合側による事前調査終了後、現状復旧すること。また、
復旧後に機器周辺の清掃を行うこと。
４作業の実施にあたっては、
「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防
止対策」
（平成１３年４月２５日基発第４０１号の２）を踏まえて、作業者のダイオ
キシン類ばく露対策及び、ダスト等が外部に飛散しないように充分に配慮し、事前に
ダイオキシン類ばく露防止計画書及び安全作業計画書を提出し協議を行うこと。事前
に作業者に対する安全教育を実施すること。
５施設内の真空掃除機、雑用エアー、炉内換気設備、エアーシャワー室、消火設備の
使用及び作業に必要な電気・水道は付与するものとする。
６除去ダスト搬出の際、コンベヤが使用できない部分については袋に詰めてごみ・灰
ピットへ投入すること。
７業務前に当組合職員と清掃箇所の状況確認を行い、状況に応じて清掃を行うこと。
法令順守、安全衛生管理
各種法令（廃棄物の処理及び清掃に関する法律、電気事業法、労働安全衛生法、ダイオキ
シン類対策特別措置法等）に基づいて作業を行うこと。また、受注者は、作業員の労働安全
衛生に関する安全教育に努め、関係法令に従い作業環境の良好な状態を保つこと。
提出書類等１作業前に提出するもの
・安全管理体制表
１部
・連絡体制表
１部
・現場組織表
１部
・有資格者名簿
１部
・ダイオキシン類飛散防止計画書
１部
２作業完了時に提出するもの
委託料の支払
・作業報告書
１部
・作業写真（清掃前、中、後）
１部
委託業務完了通知書が提出されてから検査合格後、支払うものとする。

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