別添1 「工事書類簡素化の方針」(建築(営繕)工事編) 1.概要 「簡素化一覧表」の削減・簡素化の対象書類(建築:30項目、電気・機械設備:31項目)の具 体的な方針や考え方を解説する。 【課税業者届出書】(共通:2) 記 載 頁 建設工事必携(仕様書編)1-1 関係基準等 群馬県建設工事執行規程第17条3 契約担当者は、第1項の規程により契約書を作成しようとするときは、契約の相 内 容 手方となる者から課税事業届出書(別記様式第6号の4)又は免税事業者届出書 (別記様式6号の5)を徴するものとする。 試 行 届出を不要とする。 契約担当者が受注者に必要に応じて確認する。 【再生資源利用(促進)計画書】(共通:11) 【再生資源利用(促進)実施書】(建築:57、電気・機械:53) 【建設副産物実態調査実施書データ】(建築71、電気・機械:66) 記 載 頁 建設工事必携(仕様書編)7-65 関係基準等 群馬県建設リサイクルガイドライン4.(3) 受注者は、再生資源利用計画書及び再生資源利用促進計画を作成した場合に 内 容 は、工事完了後速やかに実施状況を記録した「再生資源利用計画書(実施書)」 及び「再生資源利用促進計画書(実施書)を監督員に提出しなければならない。 建設副産物情報交換システム(COBRIS登録)をしている場合は提出不要とす 試 行 る。(登録証明書のみを提出する。) 【建設業許可標識掲示完了届】(共通:13) 記 載 頁 建設工事必携(仕様書編)7-78 関係基準等 群馬県土木工事標準仕様書第1編第1章第1節1-1-1-44 ~略~設置状況を写真に撮り(許可票をアップで撮影したものと設置した全体状 内 容 況が分かるものの2枚)、監督員の請求があった場合は、遅滞なく提示(別記様式 11号)するとともに、完成検査時に提出しなければならない。 様式11号は廃止し、提示、提出不要とする。(7-562) 試 行 ※監督員が現場で許可票の設置状況を確認する。 【総合施工計画書】(共通:16) 【工種別施工計画書】(共通:19) 建築工事標準仕様書(建築工事編)1-2-2 記 載 頁 建築工事標準仕様書(電気設備工事編)1-2-2 建築工事標準仕様書(機械設備工事編)1-2-2 関係基準等 工事の着手に先立ち、工事の総合的な計画をまとめた総合施工計画書を作成 し、監督職員に提出する。 内 容 品質計画、一工程の施工の確認を行う段階及び施工の具体的な計画を定めた 工種別の施工計画書を、当該工事の施工に先立ち作成し、監督職員に提出す る。 建築工事標準仕様書に記載のある内容については、施工計画書への転記は不 要。 試 行 工種別施工計画書について、当該工種の直接工事費が100万円以下のもの は、監督職員の承諾を受ければ、提出を省略できる。 -1- 【総合図】(建築:22) 記 載 頁 建築工事標準仕様書(建築工事編)1-2-3 関係基準等 内 容 監督員の指示により、必要に応じて総合図を作成し、監督員に提出する。 試 行 契約額5,000万円以下の工事については、提出不要とする。 【各種施工図】(建築:23) 【各種製作図】(建築:24) 【各種承認図】(建築:25) 記 載 頁 建築工事標準仕様書(建築工事編)1-2-3 関係基準等 内 容 施工図等を当該工事の施工に先立ち作成し、監督職員の承諾を受ける。 試 行 標準図面、カタログ等で発注仕様を確認できるものは、提出を省略できる。 【製作図・製作仕様書】(電気・機械:22、79) 【カタログ等】(電気・機械:23、80) 【各種承認図】(電気・機械:24、81) 建築工事標準仕様書(電気設備工事編)1-4-2 記 載 頁 建築工事標準仕様書(機械設備工事編)1-4-2 関係基準等 標準仕様書等及び特記仕様書の工種別の記載内容により、必要に応じ、製作 内 容 図・製作仕様書・カタログ・各種承認図等を提出し、監督員の承諾を受ける。 試 行 機器承認図を提出する。発注仕様を確認できれば、カタログ等で代用可能。 【見本・カタログ等】(建築:26) 記 載 頁 建築工事標準仕様書(建築工事編)1-4-2 関係基準等 標準仕様書等及び特記仕様書の工種別の記載内容により、必要に応じ、材料見 内 容 本・カタログ等を提出し、監督員の承諾を受ける。 試 行 工種別施工計画書に添付しているものは、再度の提出は不要。 【各種施工報告書】(建築:27) 【各種出来形管理図・管理表】(建築:28) 【各種試験成績書】(建築:29) 【材料使用量報告書】(建築:30) 記 載 頁 建築工事標準仕様書(建築工事編)1-2-4 関係基準等 工事の全般的な経過を記載した書面、試験結果記録、隠ぺい部分の施工記録に 内 容 ついて、必要に応じて、監督員に提出または提示する。 軽易なものについては、監督員の承諾を受ければ、提出は不要。 試 行 また、材料使用量報告書については、施工報告書に記載があれば、再度の提出 は不要。 【納品書・伝票・出荷証明等】(建築:31、電気・機械:27) 建築工事標準仕様書(建築工事編)1-4-2 建築工事標準仕様書(電気設備工事編)1-4-2 記 載 頁 建築工事標準仕様書(機械設備工事編)1-4-2 建設工事必携(現場編)1-8 関係基準等 群馬県建設工事の監督に関する規定第8条 使用する材料が設計図書に定める品質及び性能を有することの証明となる資料 内 容 を監督員に提出する。 試 行 工事用材料検査願を提出し、監督員の検査に合格していれば、提出は不要。 -2- 【月間工程表】(建築:34、電気・機械30) 建築工事標準仕様書(建築工事編)1-2-1 記 載 頁 建築工事標準仕様書(電気設備工事編)1-2-1 建築工事標準仕様書(機械設備工事編)1-2-1 関係基準等 内 容 実施(マスター)工程表の補足として、月間工程表を作成し、監督員に提出する。 試 行 契約工期が4ヶ月未満の工事については、監督員の承諾を受ければ、提出を省 略できる。 【実施済みマスター工程表】(電気・機械設備:31) 建築工事標準仕様書(電気設備工事編)1-3-1 記 載 頁 建築工事標準仕様書(機械設備工事編)1-3-1 関係基準等 内 容 毎月当初定例打合せ時に、実施済みマスター工程表を提出する。 試 行 提出を不要とする。 【週間工程表(3週)】(建築:36、電気・機械:32) 建築工事標準仕様書(建築工事編)1-2-1 記 載 頁 建築工事標準仕様書(電気設備工事編)1-2-1 建築工事標準仕様書(機械設備工事編)1-2-1 関係基準等 内 容 実施工程表の補足として、週間工程表を作成し、監督員に提出する。 契約額1,000万円以下の工事については、監督員の承諾を受ければ、提出を省 略できる。(建築) 試 行 軽易な工事については、監督員の承諾を受ければ、提出を省略できる。(電気・機 械) 【遅延回復措置書】(建築:38、電気・機械:34) 記 載 頁 建設工事必携(現場編)5-4 群馬県建設工事工程管理要領 関係基準等 工程報告書作成要領 設計金額2,000万円以上の工事については、工事工程報告書を毎月、月末まで 前 回 内 容 に監督員に提出する。また、20%以上工程が遅延している場合は、遅延回復措 置書を監督員に提出する。 試 建築工事・建築設備工事は設計金額3,000 万円以上)の工事については、要領第 行 4条により翌月5日までに課長は契約検査課長へ、所長は主務課長及び契約検査 課長に遅延回復措置書の写しを1部提出するものとする。 -3- 【施工体系図】(建築:42、電気・機械:38) 記 載 頁 建設工事必携(仕様書編)5-3 関係基準等 群馬県建設工事適正化指導要綱第3条 第3条契約担当者は、法に基づく適正な施工体制を確保するため、契約金額が 2,500万円以上(建築一式工事にあっては4,500万円以上)の工事を請け 負った元請業者に対し、~略 ~又、次の各号に掲げる書類を整備するよう指導し、当該建設工事の施工体制 前 回 内 容 を把握するものとする。 (1)施工体制台帳(様式第1号) ~略~ (2)施工体系図(様式第2号) ~略~ (2)施工体系図(様式第2号)については、作成不要とする。(建設業法に基づ 試 行 き、下請契約の請負代金の額の総額が3,000万円(建築一式工事にあっては 4,500万円)以上になるときのみ提出する。) 【工事現場状況等報告書】(建築:43、電気・機械:39) 記 載 頁 建設工事必携(仕様書編)5-3 関係基準等 群馬県建設工事適正化指導要綱第4条 第4条~略~施工体制台帳の写しの他に、下請契約書の写、施工体系図の写及 内 容 び工事現場状況等報告書(様式第4号)を提出させなければならない。~略~ 試 行 工事現場状況等報告書(様式第4号)は廃止し、提出不要とする。(施工体系図の 写と重複しており、現場での設置状況は監督員が確認できる。) 【下請施工状況変更届】(建築:45、電気・機械41) 【再下請契約通知書】(建築:46、電気・機械42) 記 載 頁 建設工事必携(仕様書編)5-4 関係基準等 群馬県建設工事適正化指導要綱第4条第2項 2 ~略~元請け業者から速やかに変更届を提出させなければならない。この場 内 容 合において~略~変更内容に応じた書類を添付させるものとする。 建築(営繕)工事においては、土木工事に比べ下請け業者の数が多いため、下請 試 行 施工状況変更届及びその添付書類については、当初、中間検査前、最終の3回 の提出で済むこととする。 【中間処理施設位置図】(建築:50、電気・機械:46) 【中間処理場写真】(建築:51、電気・機械:47) 【現場からの搬出写真】(建築:52、電気・機械:48) 【中間処理場での荷下ろし写真】(建築:53、電気・機械49) 【処理フロー図】(電気・機械:45) 建築工事標準仕様書(建築工事編)1-3-8 記 載 頁 建築工事標準仕様書(電気設備工事編)1-3-8 建築工事標準仕様書(機械設備工事編)1-3-9 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律 関係基準等 資源の有効な利用の促進に関する法律 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 特別な管理を要するもの、現場再利用できるもの、及び再資源化を図るもの以外 内 容 の発生材については、関係法令の規定に基づき、適正に処理し、監督員に報告 する。 産業廃棄物の適正処理については、運搬業・処分業許可証の写、委託契約書の 写、及びマニフェスト等にて確認し、これらを補足する資料については、必要最小 試 行 限とする。 ただし、解体工事を主要な工種とする工事については、これらの書類が主要な工 事監理書類となるため、適用しない。 -4- 【工事概要】(建築:59、電気・機械:55) 【中間施工検査用写真】(建築:60、電気・機械:56) 記 載 頁 建設工事必携(現場編)14-3 関係基準等 群馬県建設工事中間検査実施要領 内 容 中間施工検査用に、工事概要及び検査用写真を提出する。 試 行 提出を不要とする。 -5-
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