[戦評]関東リーグ 22 節 VS 専修大学

[戦評]
戦評]関東リーグ
関東リーグ 22 節 VS 専修大学
専修大学
*11/25(日) 13:50 Kickoff @味の素フィールド西が丘
前節の筑波大学戦では先制するも逆転を許し、1対3で敗れてしまった。
4位日体大も敗れたため、最終節日体大が引き分け以下で中大が勝利すれば、逆転でインカレ
出場を果たす。
試合の前々日、B1、B2 ともに最終戦。
B1 の4年生 関森翔胡、B2 の須田基太、坪井港、五十嵐龍之介はこの試合が大学生活ラストマッ
チ。
会場が違い応援は二会場に分かれたが、ともに素晴らしい応援であった。
五十嵐はチームをサポート、坪井は無失点に貢献した。
関森、須田はともに1得点2アシストの大活躍。
90分間勝利のために走り続け、最後の二人の1ゴールは4年間の中大への恩返しのゴールに思
えた。
応援も本気で喜び、ゴールが決 まった瞬間グランドに走りこみ抱き合い祝福した。
B1、B2 ともに素晴らしい試合での勝利だった。
関東大学リーグ最終節。
第一試合で日体大が敗れ、中大が優勝を決めている専修大に勝てばインカレ出場が決まる大
一番。
試合前のロッカールームはいつにない緊張があるように見えた。
しかし、サブ選手のサポートや宮崎コーチの素晴らしいモチベーションビデオのおかげで
中大の戦士は完全に戦闘態勢になった。
「今までやってきたことをブラさず、楽しくサッカーをし、見る人を感動させる。そして中大全員
で絶対インカレに行こう」
白須監督、奥山主将の一言でチーム一丸となり試合に臨んだ。
試合は前半20分、右サイドから川越にパスが入り、川越が六平におとし、六平が落ち着いて決
めて先制点。
応援団も凄まじい盛り上がりを見せた。
しかし直後の21分、専修大に右サイドから崩され同点とされてしまう。
会場は静まり返ったが、中大の応援が途切れることはなかった。
27分、左サイドやや中でボールを受けた安が個人技で強引に PA に侵入。
たまらず相手が安を倒し、PK を獲得した。
これを安がきっちり決めて再びリードの2対1とする。
後半は防戦一方。
何度もゴールをわられそうになるが、GK 岡西、DF 安田、今井の4年生を中心に体を張ったプレ
ーでゴールを割らせない。
応援団も声を枯らし、太 鼓が破れるほどの応援により中大ゴールを守った。
後半45分間、1点のリードを守りきり2対1で試合終了。
劇的な逆転でインカレ出場を決めた。
試合終了後、選手・スタッフ・応援みんなが抱き合い涙し、勝利を喜んだ。
裏方の仕事を行ってくれている学連や広報。
いつもしっかりとした準備をしてくれるマネージャー。
選手を人目憚らず本気で応援する応援団。
選手一人ひとりのことをしっかり見てくれ、信じてくれるスタッフ。
自分が出なくてもしっかりサポートするサブメンバー。
仲間を信じ、試合に出られない仲間を本気で思い、本気で戦う中大イレブン。
中大にかかわるすべての者が、勝利を信じ、本気で戦った結果がインカレ出場という結果にな
ったのだろう。
このチームに関われるだけで幸せに感じる。
このチームで日本一になりたい。
そのためにしっかり準備して、中大らしいサッカーをし、聖地国立で有終の美を飾ろう。
1年間戦評を読んでいただきありがとうございました。
関東大学リーグを最高の形で終わることができました。
引き続きインカレの戦評もがんばりますのでよろしくお願いいたします。
文責
4年サッカー部
平田直也
須田基太