2-7 公用車購入事業 判定結果 不要・凍結 国・県・広域 町要改善 町現行通り 町民判定員 0 0 7 4 仕分け人 0 0 5 0 【質疑・応答】 ▼成果指標の部分で、プラスになったというのは安く買った、マイナスは高く買ったということか。 ⇒はい。 ▼その仕様(スペック)は、同じ 1000CCの車に変えたということに限らず、軽自動車に変えればそれなり に安いので削減にカウントしていると。 ⇒そのとおりです。 ▼目的が必要台数を確保すること、P127 公用車更新等の考え方で基本的に各課 1 台は、最低限必要である と。それをベースに考えていると、本当にそうか確認したい。 ⇒公用車がないとそれに代わる代替えの交通機関が、阿見町にはありません。現在公用車は 75 台あります が、実情を見ながら考えていきたい。 ▼資料 NO23 供用車、26、44 各課管理者、63 など年間の稼働日数、走行距離が少ないものは、新しく購入 したから少ないのか。 ⇒そのとおりです。NO23 などは年度末に購入したので走行距離は少なくなっています。 ▼各課で持っていると自分たちで所有する意識が強いと思われる。自分の市ではすべて予約制度にしてある。 若干でも合理化出来ると思うが、どう考えるか。 ⇒そのとおりだと思います。そのため、供用車は予約にしています。その他各課管理車があり、その配分に ついて稼働率、走行距離など、まだデータはまとめていませんが、それをまとめて配分を変えたいと考え ています。 ▼稼働率は、どのように計算して出しているか。 ⇒昨年は役場の開庁日が平日 245 日なので、それを分母として実際使用した日から算出しています。 ▼1 日 5 分しか使わなくてもそのようにするのか。 ⇒はい。供用車については予約システムの中で予約して使っているため、1 日で 4~5 回、使用することもあ ります。現実的には 5 分ということもあると思います。 ▼各課所有の車両については、そのような可能性が高いということか。空き時間は把握しているか。 ⇒各課管理車は各課で管理しているので、現在空き時間の把握は出来ていません。今後はそのような資料に より、適正な配置を考えたい。 ▼近くに公共施設がある場合、エリアと捉えてそのところまで車を取りに行って、使用するということにつ いてはどう考えるか。各施設に必要分を配置しても、結局は 10%しか使用していないことも考えられる。 エリアごとの稼働率なども含めて考えないと、本当の必要台数は見えてこない。時間当たりと場所を勘案 して初めて必要量が出てくると思う。そこまでやらないと絶対数は減らない。1 台持つことによって、車 検、税金がかかってくる。そこは圧縮していかないと基礎的な額は減りません。今後はそこまでやったほ うがいいのではないか。 ⇒データを収集し検討したい。 ▼公民館と役場で資料を 1 日 1 回取りに行かなければならないようなことはあるか。公民館の車の稼動は概 ね 100 日、どのようなことに使用(目的)しているのか。 ⇒役場との事務連絡もあると思いますが、所管事業のために使用していると思います。 ▼本庁と出先の資料のやり取りがあると思われるが、委託して回収配達を行う手法も効率化のひとつかと思 う。 ▼P126、31~54 は出先機関、55~75 は本庁舎、1~26 供用車になっているが 27~29、55 以降の中で特殊 な車はあるか。 ⇒特殊な車はありません。 ▼秘書課は町長車だと思うが、それ以外の各課所有の車はなぜ供用車にならないのか。 ⇒これまで、補助事業等により購入した車は補助事業所管課で使用するようにしていました。現在は補助事 業期間であるということで、対応期間を過ぎれば供用車として見直していきたい。 ▼補助金で買ったかもしれないが、役場の職員が誰が乗ろうといいのではないか。総合的に見ていくことが 必要。 ⇒はい。 ▼稼働率について、1 日のうち 5 分でも使えは 1 日カウントしている。稼働率の単位も 2 時間単位や半日単 位で設定した場合はどうか。 1 ⇒そのような資料はありません。予約システムは 10 分単位の設定が出来るので予約システムを使用すれば 算定出来ると思います。意見は参考としたい。 ▼稼働率を高めて、税金の効率的な運用をお願いしたい。 ▼部署により 8 人乗りのバン、4 人乗りの車が必要という管財課の査定基準のようなものはあるか。 ⇒ライトバン、小型貨物車の買い替えについては購入金額や維持費が高いので軽貨物車にしたり、乗用車の 買い替えについても軽乗用車にしたりと経費の節減には努めています。これから買い換えする車について も、実態を考慮した車にしていきたい。 ▼5 年 10 年前から経費の節減の考えは、あったかと思う。あえてここに書いた(資料)のはなぜか。 ⇒管財課が出来たのは平成 23 年度で、従前については分かりません。管財課が出来てからは節減に努める 考えでやっています。 ▼13 年以上、15 万キロが買い替えの対象とある、17 万、19 万キロの車もあるがなぜ対象としないのか。 ⇒13 年で割り返すと年間 4~5 台の買い替えとなります。買い替えを平準化する考えがあり多少延ばせるも のは延ばしています。 ▼管財課が管理している車でも走行頻度にバラつきがある、原因はなにか。 ⇒現在、原因を把握していませんが買い替えの際は状況を確認したいと思います。 ▼P127、環境面に配慮するとある。75 台のうち環境に配慮した車は何台あるか。 ⇒台数の即答は出来ませんが、国土交通省の(基準)三つ星、四つ星を購入するようにしています。 ▼ハイブリットや電気自動車はどうか。 ⇒ハイブリットについてはプリウスが 3 台、アクアが 1 台あります。 ▼環境対応型にしていくという町の考えはあるか。 ⇒正式な考えはありませんが、管財課としてはそのようにしていきたい。燃費など維持管理を考えてそうし たい。 ▼環境計画というものがあるかと思う。行政自身も取り組む中で環境配慮型自動車への転換も目標としてや っていく必要がある。そのような中にあるのではないか。 ⇒勉強不足で申し訳ありません。環境計画はあるとは思いますがその中に公用車について載っているかを把 握していません。 ▼(環境計画の)事業者として載せてないとおかしいのではないか。 ⇒わかりました。 ▼町として環境に配慮した車の更新を進めている、成果として出すべきではないか。意見です。 ⇒参考にします。 ▼過去に町でリースを図った、P124 リース料年間 674,000 円/4 台とある、169,000 円/台。購入の場合 13 年間使用する 196,000 円×13 年で 2,200,000 円がリース料となる。購入した場合は購入費とランニングコ ストと併せ概ね幾らぐらいか。 ⇒正確ではありませんが 2,000,000 円弱かかると思われます。 ▼より安いコストで税金が無駄にならないよう検討をお願いしたい。 ▼色々な自治体で流行っている公用車の広告は、現在管財課としては検討する余地はあるか。 ⇒検討したことはありますが、実施はしていません。 ▼この事業は、購入だけではなく、使われ方や維持管理、そしてどう調達するかリースなのか購入なのかを 考える必要がある。そうしなければ購入事業の成果は図れないと思う。購入時の足し引きではなく、事業 仕分けなので無かったらどうか、ゼロならどうか、そこまでを考えなくてはいけないと思う。そもそも何 のために公用車があるか、職員の移動のため、どうすれば職員が効率的に移動できるのかを考えてやって いく必要がある。集団で動く、荷物がある、特別な任務などそこまでを踏まえないと今回の事業の判断は 難しいと思う。 ▼町の中や周辺にレンタル事業者はいるか。 ⇒町内にはありません。土浦市や牛久市にはあると思います。 ▼共有車のキャパを少なくする、借りることも含め、全体の 75 台が本当に必要なのかをチェックしたほう がいいと思う。 ▼地域がかなり広いので難しいかもしれないが、車ではなくバイク、自転車、町によってはタクシーという のもやっている。そこまで広げて全体の効率性が求められるかと思う。 仕分け人の評価作業シートコメント ・稼働率を含め、もっと細かな現状把握が必要。 ・共用車比率を増やし、管理システムをさらに進めることによる、車の稼働率の平準化を目指すこと。 ・公用車の共用化をより強く勧めて、台数削減と効率化を図るべきです。環境配慮の PR にもつなげること も良いと思います。 ・稼働率の見直しをし、時間単位で管理すべき。これで本当の必要時間が求められる。 2 ・エリアの把握→一定程度のエリアに1台など、施設間で共用する事も必要。 ・状況をよく調査し、適正な保有台数を示していくべきである。移動手段として、バイクや電動自転車もあ るのではないか。→業務を見直し、必要な台数、車種を選択していくべき。 ・共用車の考え方、稼働率の把握までを考慮して、効率的・効果的な管理運営方法を構築し、車両の更新計 画を作成されたい。レンタルも含めて検討を。 ・稼働日数をさらに細かく分析(時間当たり、場所当たり)したうえで、なるべく共用車化をはかり、台数 減に努めるべき。 ・委託、相乗り、タクシーチケットなど様々な選択肢を組み合わせて検討すべきか。 町民判定員のコメント ・75 台もあったことに驚いた。75 台という数字は本当に必要なのかというのを考えていただきたい。田舎 では一人 1 台なので必要なのかとも思うが、皆さん(職員)は自宅からほとんど車ですよね。会社(役場) の車は使っていいかと思うが、あまりこれに頼らずやっていただきたい。 ・他の自治体の所有台数、リースなどはどうか。職員数に対してどうか。 ⇒近隣自治体はほぼ購入です。つくば市だけはリース化しています。職員数が多いことや、市の区域が広範 囲であり、公用車の数も多いことでリースのメリットが出てくると考えています。 ・台数は。 ⇒把握していません。 ・職員数、出先機関の状況、そのようなのもがないと比較にならない、町民の方からも 75 台が多いか少ない か、なんとなくの議論にしかならないのでそのようなデータがあると説得力が増すかと思う。 町民判定員の評価作業シートコメント ・使用状況によって軽自動車や低燃費車に切り替えて運用している努力がみられているようです。経費削減 の観点から、この方針で継続して下さい。 ・更新についての考え方は良いと思うので、今後は共用車の割合を増やし、遊んでいる車の無いよう、適正 な管理をお願いしたい。 ・リースの方が安いならそうしてください。一部の整備事業者の保護よりも町全体の利益を。 ・引き続き改善をお願いします。また、15 万キロ以降も、車は使えます。 ・経済的かつ合理的な車両の管理運用をお願いします。→廃車車両のうち、程度の良いものを町民に払い下 げてはどうか。 ・公用車 75 台はちょっと多いのでは。 ・阿見町の役場全体で車を共有にして台数を削減して欲しい。 ・リース化を再度検討して、費用が削減できるなら、リース化して欲しい。 ・適正な管理をこれからも望む。 ・役場職員の機動性のことを考えると、各課配置は妥当ではないか。職員はサービスマンです。急用でない 場合に共用車を利用すれば良いのではないか。住民からの要請で何分以内で現場に行けますか。 ・有効に運用されていると思う。 3
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