情報処理Iの内容を理解して

科目コード
学科
学年
科 目 名
単位・時間
必修・選択
単位種別
CS21
電子
3年・通年
プログラミング演習 Ⅱ : Computer Programming Workshop Ⅱ
1(50)
必修
履修単位
大和田 寛 : OHWADA Hiroshi
芝田 浩 : SHIBATA Hiroshi
教 員 名
授
業
概
要
副担当教員
①本科目では情報処理に関わる基礎技術を習得し、データ処理やプレゼンテーションに活用できる能力を身につける。②C言語を用いた構造化プ
ログラミングを念頭にしたアルゴリズム(算法)の理解・構成と、フローチャートによる表現ができるようにする。複数の関数を含む大きいプログラム
やさらにデータ構造、ポインタ、ファイルの入出力について学習する。③演習として、授業の内容を確実に理解するためのプログラミングを行う。④
本科目はソフトウエア工学Iの基礎となる。
到 達 目 標
評 価 方 法
(1) 配列を取り扱うことができる。
(2) 関数を作成することができる。
(3) 基本のデータ型、文字列型を取り扱うことができる。
(4) ポインタを理解し、利用することができる。
(5) ファイルの入出力を使うプログラムが書ける。
(6) 構造体および共用体が理解できる。
学習・教育目標
週
授
業
計
画
小テスト・提出物・学習態度を考慮に入れ、総合的に評価する。
C-(2)
JABEE基準
前 期
項 目
内 容
週
-
後 期
項 目
内 容
1
配列1
1次元配列の導入
16
文字列
文字列の基本
2
配列2
配列と繰り返し
17
文字列
文字列の配列と操作
3
配列3
配列の並び替え
18
ポインタ
ポインタの意味
4
配列4
多次元配列
19
ポインタ
ポインタと関数
5
関数1
ライブラリ関数
20
ポインタ
ポインタと配列
6
関数2
関数の定義と呼び出し
21
ポインタ
ポインタと文字列
7
関数3
関数の戻り値
22
ファイルの入出力
テキストファイルの読み込み
8
関数4
仮引数と実引数
23
ファイルの入出力
テキストファイルの書き込み
9
関数5
配列の受け渡し
24
ファイルの入出力
バイナリファイルの書き込み
10
関数の応用1
バブルソート
25
ファイルの入出力
バイナリファイルの読み込み
11
関数の応用2
逐次探索と2分探索
26
データ構造
構造体
12
データ構造
各データ型の2進数表現
27
データ構造
共用体
13
データ構造
実数型の誤差
28
プログラミング総合
プログラムの作成①
授
業
計
画
14
いろいろなプログラム switch文
29
プログラミング総合
プログラムの作成②
15
いろいろなプログラム 再帰
30
プログラミング総合
プログラムの作成③
授業方法
演習室にて演習を行う。
注意事項
(予習を含む)
情報処理Iの内容を理解していることが前提。予習として,それまでの授業内容をもう一度自分で学習してから次の
授業に臨むこと(積み上げ方式の授業なので、前の時間までの授業内容を理解するために復習を行い授業に臨む
こと)。暗記に頼るのではなく、自ら解を導く努力が大切である。
教科書・参考書
明解 C言語 入門編(柴田望洋、ソフトバンク)