第2回 外部専門家委員会からの意見と岩見沢市及びエリアマネジメントチームの対応(赤字は市の対応 黒字は AMT の対応) 外部専門家委員会からの意見 岩見沢市及びエリアマネジメントチームの対応 ☆であえーる岩見沢に関する事項 1.集客向上(ソフト的施策) ○友の会などの会員制度を導入し、周知してはどうか。 ・ホームページ上でであえーるサポーターを募集したが10数名と、なかなかメリットをアピールでき ず伸び悩んだため、フェイスブックにであえーるビルのアカウントを作成し、イベントなどの周知を行 ない、なるべく多くの人にシェアしてもらうように方針を改めた。 ○市民のための公共施設として認知してもらう PR も効果的だと考える。 ・文化連盟の加盟団体に交流空間のリーフレットを配布した。 ・広報いわみざわ9月号に交流空間の利用周知を掲載した。 (市) ・市のホームページのリンク集にであえーる岩見沢を掲載した。 (市) ○持続させるためには、評価、課題の整理、検証、行動の PDCA に取り組んで いる現状を維持していくことが重要である。 (外部専門家委員会の継続的活用) ・外部専門家委員会の継続的活用及び外部専門家委員会の結果を中心市街地活性化協議会へ報告及び市 のホームページで公開することを通じて、事業の評価、課題の整理、検証、行動の PDCA に取り組 んでいく。 (市) ○シャワー効果(であえーる岩見沢の核テナントから他のテナント、施設へ人が 流れ効果)の事例としてとして北見の東急での取り組みを調査することも何か ヒントになるのではないか。 ・12 月 1 日に 3 階で行う親子向けイベントに当日限りの「親子であえーる券 500 円」を配布し、シ ャワー効果があるかどうか試験的に実施して今後の活用に生かしたい。 ・北見の事例も参考にしながら、地下1階の催事スペースを4階に変更することを検討。 (市) ・10月に中心市街地来街者アンケート調査で回遊性の調査を行う。 (市) 2.集客向上(ハード的施策) ○集客を狙うテナントしては、ペット関連が考えられる。ペット関連テナントは 人の出入りが多く、集客が見込める。但し、商圏人口から考えると現状の岩見 沢では厳しいと思うので、マーケティングをしっかり行った方が良い。 ○戦略を明確にしながら、テナント誘致をした方が良い。 ・4 階はITにこだわらず、小規模テナントやチャレンジオフィス、シェアオフィス等の可能性も検討 する。 ・地下に不足業種である雑貨店を中心にテナント誘致を図り、4階はシェアオフィス、催事スペース、 行政施設の一部移転を検討。 (市) ○IT にこだわらず、現状の社会サービス系の機能で絞っていき、機能の明確化を ・行政の福祉の窓口移転は現状では難しいが、ひなたっ子、子育て支援センター、地域包括支援センタ 図っても良いのではと思う。事例(福祉系施設)の都市としては富士宮市が良 ー、消費者協会、しごと広場がであえーるに移転し来訪者が増加しているので、今後も市民が必要と いと思う。 する機能を調査し誘致を検討していく。 (市) ○集客効果を狙うのであれば、自然発生的にまかせるものと計画的にてがけるも のの2つがあるので、計画的な部分において、福祉相談や集客テナントの誘致 など検討しても良いと考える。 外部専門家委員会からの意見 岩見沢市及びエリアマネジメントチームの対応 3.マーケティング方法 ○4月からの変化を見るためにロの字回廊、であえーる岩見沢などを利用する 人々の行動調査(トリップ調査)を行ってはどうか。 ○利用者の年齢層を検証した方が、次のテナントの方向性が見えてくると思う。 ・8月に平日と休日の入込み客数調査を行う。調査内容は、時間帯別、出入口別、年齢構成である。 (市) ・9月に1週間、ロの字回廊の通行量調査を行う。調査内容は、駅前通・1条通・栄通・4条通の歩行 者、自転車の通行量である。(市) ・10月に中心市街地来街者アンケート調査を行う。調査内容は、ロの字回廊内の6地点で聞き取りし、 どのような目的で中心市街地へ来たかなどである。 (市) ○多世代交流空間として機能しているかチェックする必要がある ・データでは高齢者利用が多いため、子育てサークルと連携し 12 月に親子イベントを開催し、施設の PRを行なう。 4.周辺商店街の活性化 ○商店街を活性化させるためには、小さな成功体験の積み重ねが重要である。そ のためには、インキュベーション施設(チャレンジショップ的な施設)的なも のをであえーる岩見沢内にあっても良いと考える。 ○商店街との連携したイベントなども効果的だと考える。 ・4 階にシェアオフィスやチャレンジオフィスの可能性を検討する。コンシェルジュをおけるような事 業性はないので、いかにコストを下げて安い使用料になるか検討する。 ・テナント会と 4 条通り商店街との共同年末売り出しをサポートしたい。 ・12月1日に4条通り商店街及びマザラボと共催で、コンサートを開催する。 ・4条通り商店街に委託を行い、商店街後継者対策事業として、インターンシップや店主が講師となる たくみ講座(5回)、起業塾(5回)を開催中。また、neeth㈱が主催となり市内商店街の協力の下、 商店街の次世代リーダー育成講座(6回)を開催している。 (市) ○であえーる岩見沢が主導権を握り、積極的に商店街と連携して行くことも良い と思う。 ・現在中心市街地で活動中の市商連や各通り商店街、街なかで活動中の諸団体は、それぞれに設立経緯 や歴史もあり、構成員それぞれに思いもある。その全ての方がであえーる岩見沢やエリアマネジメン トに協力的な訳ではなく、独自性を出そうとしているところが多い。無理に主導権を取るような事に なっても賛同を得られないだろうし、結果的に連携が取れなくなる。 ・それぞれの団体にサブマネージャーを参加させ、動きを把握する中でその活動をサポートしながら連 携していく方が、結果的に有機的な動きができると考える。 ☆駅前通りについて ○駅前通りについては、立替事業の連鎖が重要になるので、しっかりとした計画 を各街区で作成し、各街区間連携したものであって欲しい。 ・建設部、経済部、エリアマネジメントチームで定期的に打ち合わせを行い、それぞれの役割分担を明 確にしながら、各街区の整備計画を地権者とともに作成している。(市及びエリアマネジメントチー ム)
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