【論題】 台湾は原子力発電所をゼロにすべきである。 台湾の原子力発電所の稼働は1978年にスタートした。アジアでは、日本に次いで 2番目で、現在6基の原発が稼働中である。2015年の台湾における電力の総設備 容量における原子力の割合は14.1%である。 1999年には第四原発の第1号機と第2号機の着工が始まるが、1986年にチェルノ ブイリ事故が起きていたことなどから、反対運動が起き、ほぼ完成はしていたもの の、未だ稼働するには至っていない。 2011年に起きた東京電力福島第一原発の事故で台湾でも反原発の世論がさらに 高まった。そんな中、今年5月に原発ゼロを公約にした蔡英文政権が誕生した。蔡 政権は、2025年までに全原発を廃止する電気事業法の改正案を2016年10月に閣 議決定し、立法院で審議することとした。 しかし、原発に代わるものとして期待される再生エネルギーも今後10年間でどれ だけ開発できるかは未知数である。また、原発がなくなると電力不足、電気代の上 昇といった問題が起き、産業や人々の生活に深刻な影響を与える恐れもある。 以上のような状況下にある現在、原発の是非について台湾の将来を担う大学生 が真剣に向き合うことは大変重要であり、有意義であると考えられる。 [日時] 2017年 5月6日(土) 9:30 ~ 17:00 [場所] 東呉大学外雙溪校區第一教学研究大樓(R棟) [大会参加・申し込み方法] 2016年12月10日(正午)までに、「大学名」、「指導教員氏名」および「大会に参加する」との旨を、 下記の大会実行委員会のアドレスまでメールでお送りください。後日、メールに返信する形で大会 実行委員会より大会に関する情報をお知らせ致します。 ※1チーム最低4名(立論・質問・反駁・再反駁)で大会参加が可能となります。 大会実行委員会 E-mail: [email protected] [お問い合わせ] 〒111 台北市士林區臨溪路70號 東呉大学日本語文学系 TEL:(02) 2881-9471 #6524 (担当:楊欣沅) 《主催》東呉大学日本語文学系 《共催》公益財団法人 交流協会 (予定)
© Copyright 2024 Paperzz